管理会計コンサルとシステム導入を一体で推進し、部門別採算の「見える化」を実現
北海道農業共済組合様は、組織合併に伴い、組合ごとに異なっていた管理会計ルールや賦課金単価の差、会計伝票の起票単位統一などにより管理ルールの統一と財務健全化が課題となっていました。京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は、管理会計コンサルティングとAmoeba Proのシステム導入を一体で支援し、集計作業の負荷軽減と部門別採算の見える化を実現しました。導入後は集計時間の短縮や現場の採算意識向上などの効果が出ています。
この事例のポイント
01
組合合併を機にした管理会計ルールの統一
組合の合併を機に、異なっていた管理会計のルールを統一し、組織全体を同じ基準で把握できる環境を整備
02
脱Excelによる集計期間の短縮と部門別採算の可視化
Excel中心の管理会計業務を見直し、集計期間を1週間以上から約1日に短縮・部門別採算の可視化を実現
03
業務整備コンサルとシステム導入を一体で推進
コンサルティングとAmoeba Proを組合せ、業務整備からルール設計、システム反映まで一体で推進
導入企業プロフィール
社名北海道農業共済組合
業種農林水産/鉱業
部署区分その他
従業員規模1,000名以上 5,000名未満
創業2022
事業内容農業保険事業
本社所在地北海道札幌市
導入前の課題
•5つの組合の合併後も会計伝票の処理単位や管理方法が異なっており、組織全体の経営状況を統一した基準で把握することが困難でした。
•支所・診療所単位への会計伝票の分解や、会計データ・労働時間の集計をExcelで行っており、集計に1週間程度を要していました。
•Excelの巨大化や複雑な数式によって業務が特定の担当者に属人化し、継続的な管理会計の運用に課題がありました。
導入を決めた理由
•管理会計の仕組みを単にシステム化するのではなく、管理会計の制度や運用方法の設計から支援を受けられる点を評価しました。
•KCCSが支所や診療所の業務を実際に調査し、収益の計上方法や補助金の配分方法など、実態に即した管理ルールを設計できる点が決め手となりました。
•現場の活動と採算を結び付ける管理会計ルールを設計し、その内容をAmoeba Proのシステムへ反映できることを評価しました。
導入後の効果
※導入から6ヶ月の成果集計業務の効率化と採算意識の向上
✓1週間以上かかっていた管理会計の集計業務を約1日に短縮し、集計業務の大幅な効率化を実現しました。
✓部門別の採算や数字の内訳・明細をAmoeba Pro上で確認できるようになり、職員のコストや採算に対する意識が高まりました。
✓事業や地域ごとの効率を比較できるようになったほか、部門を越えて管理会計の運用状況を確認するなど、組織横断で数字を活用する動きが生まれました。
活用している主な機能・工夫点
データに基づく業務改善と運用定着
✓会計データなどをAmoeba Proに取り込み、部門別の収益・経費・採算や数字の内訳を確認できるようにしています。
✓労働時間あたりの採算などを確認することで、事業や地域による効率の違いを把握し、業務改善につなげています。
✓各センターに運用プロジェクトメンバーを配置し、共通ルールの整備や説明会を実施することで、システム導入後の運用定着を進めています。
コンサルティングによる管理会計ルールの統一と、正確なシステム設計への反映
✓業務整備のコンサルティングを通じて、補助金や共通経費の振り分けなどの複雑化していた管理会計ルールを、汎用的な形で統一しました。
✓統一された管理会計ルールをシステム設計に正確に反映しています。集計結果は、誰でもリアルタイムに閲覧可能です。
✓業務が特定の担当者に再び属人化することを防ぐため、システム導入で終わらせず、組織全体で継続的に運用できる体制づくりを進めています。
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