コンテンツマーケティングツールの市場規模は?
コンテンツマーケティングツールは、記事や動画などのコンテンツで見込み客を集める活動を支える製品・サービスです。同じくWebでの集客を支える分野では、電通が「2025年 日本の広告費」を発表しています。2025年のインターネット広告費は4兆459億円で、前年比110.8%と伸びました。広告に使われた費用で、コンテンツマーケティングそのものの数字ではありません。
出典:株式会社電通「2025年 日本の広告費」(2026年3月5日)
ITトレンドには、コンテンツマーケティングツールとして35製品が掲載され、提供企業は32社です。そのうちITトレンドから資料請求できるのは1製品で、残る34製品は情報のみの掲載です。コンテンツマーケティングの意味やメリットについては、コンテンツマーケティングの意味やメリットとは?デメリット、注意点も解説をご覧ください。
ここからは、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、コンテンツマーケティングツールの動きを見ていきます。
ITトレンドに掲載されている主なコンテンツマーケティングツール
まずは、ITトレンドに掲載されているコンテンツマーケティングツールを紹介します。資料請求ランキングは、製品を比較・検討している企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年10月時点のコンテンツマーケティングツールは戦略から制作・運用までを支援するサービスが35製品中16製品を占めます。資料請求できるのは、SEO記事の制作を支えるAIライティングツールのDeepEditorの1製品で、資料請求ランキングの1位です。支援サービスに加え、制作ツールや写真素材のサービスまで幅広く並ぶ点が特徴です。
次の図は、掲載されている主な10製品を、製品ページの掲載内容をもとに用途で分けたものです。その下の表では、ITトレンドから資料請求できるかどうかもあわせて示しています。
| 製品名 | 提供企業 | 資料請求 | 製品の特徴 |
|---|---|---|---|
| DeepEditor | 株式会社ipe | できる(1位) | キーワード調査から本文の生成、ファクトチェックまで支援するAIライティングツール。 |
| ferret | 株式会社ベーシック | 情報のみ掲載 | サイト制作や分析、メール送信、顧客管理、AIコンテンツ制作をまとめたBtoB向けツール。 |
| tami-co | CROCO株式会社 | 情報のみ掲載 | 検索ユーザーのニーズを分析し、SEOの知識がなくても記事の構成案を作れる。 |
| メディア博士 | 株式会社博士.com | 情報のみ掲載 | テンプレートやAI機能で動画を制作・編集し、配信や活用、内製化まで支援。 |
| ニュートラルワークスのオウンドメディア制作・構築 | 株式会社ニュートラルワークス | 情報のみ掲載 | 戦略設計からSEO、制作、効果測定まで、オウンドメディアの構築・運用を支援。 |
| LIG | 株式会社LIG | 情報のみ掲載 | オウンドメディアの戦略立案から、企画・編集・SEO・執筆代行まで記事制作を支援。 |
| CINCのコンテンツマーケティングコンサルティング | 株式会社CINC | 情報のみ掲載 | ビッグデータを使った独自の手法で、戦略策定から効果検証まで一貫して支援。 |
| MOLTS | 株式会社MOLTS | 情報のみ掲載 | オウンドメディアの戦略設計からコンテンツ制作、SEO、サイト構築まで支援。 |
| Appmart | Appmart株式会社 | 情報のみ掲載 | 企画立案から制作、数値分析・改善まで支援し、広告に頼らない集客を目指す。 |
| プロクルコンテンツ | 株式会社エンファクトリー | 情報のみ掲載 | 専門家による記事制作の支援で、発注から納品までオンラインで完結する。 |
※「資料請求」の順位は、資料請求数にもとづくITトレンドの資料請求ランキング(2026年10月12日更新)です。
※「製品の特徴」は、ITトレンドの製品ページの掲載内容をもとにまとめています。
※「情報のみ掲載」の製品は、ITトレンドから資料請求できません。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
いま資料請求が集まっているコンテンツマーケティングツールは、月間ランキングで確認できます。
[分析]2026年のコンテンツマーケティングツール市場の3つの傾向
ここでは、ITトレンドに掲載されている35製品の製品ページと資料請求ランキングから、市場の傾向を整理します。
1.制作・運用を支援するサービスが中心
掲載35製品のうち16製品は、戦略づくりから記事の制作、運用までを支援するサービスです。ニュートラルワークスやLIGのように、オウンドメディアの立ち上げから運用までを担う製品が目立ちます。内製化の支援を掲げる製品も5製品あり、社内に運用のノウハウを残す使い方も想定されています。
2.AIで制作を効率化するツールも
制作を効率化するツールも8製品あり、資料請求できるDeepEditorはAIで記事の本文まで生成します。tami-coはSEO記事の構成案づくりを、メディア博士は動画の制作を支えます。AIの活用を掲げる製品は、支援サービスも含めて6製品あります。
3.周辺の製品も幅広く、資料請求できるのは1製品
写真・動画素材のサービスやMAツール、広告など、周辺の用途の製品も掲載されています。レビューはferretに8件、tami-coに2件あり、ほかの製品にはまだありません。ITトレンドから資料請求できるのは、DeepEditorの1製品です。
どれを選ぶべき?目的別のおすすめ
- ■オウンドメディアの立ち上げや運用を、戦略から任せたい企業
- ニュートラルワークスのオウンドメディア制作・構築 / LIG / MOLTS
- ■SEO記事の制作を、AIやツールで効率化したい企業
- DeepEditor / tami-co
- ■サイト制作からメール配信、顧客管理までをまとめて行いたいBtoB企業
- ferret
同じコンテンツマーケティングツールでも、制作を任せるサービスと、自社で作るためのツールでは役割が違います。コンテンツを社内で作るのか、外部に任せるのかを先に決めておくと比べやすくなります。
掲載製品をどう活かす?比較するときの注意点
- ●情報のみ掲載の製品はITトレンドから資料請求できないため、各社に直接問い合わせる必要がある
- ●資料請求できるのは1製品で、レビューも2製品にしかない
- ●支援サービス・制作ツール・素材など種類が幅広く、同じ「コンテンツマーケティング」として単純に比べない
掲載製品の顔ぶれは、どんな種類の製品があるかを知る手がかりとして役立ちます。最終的には、作りたいコンテンツの種類や、社内で担える制作・運用の範囲に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合うコンテンツマーケティングツールを比較検討しよう
この記事では、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、コンテンツマーケティングツールの市場の様子を紹介しました。気になる製品は資料請求して一覧で比較し、自社の目的に合うかを確かめてみてください。
以下の記事では、おすすめのコンテンツマーケティングツールを比較し、メリットや種類も紹介しています。あわせてご覧ください。

