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データバックアップサービスで解決したい課題別に見る選び方のポイント

データバックアップサービスで解決したい課題別に見る選び方のポイント

データバックアップサービスは、ランサムウェア被害からの復旧や誤削除の復元、災害対策、ストレージ容量不足など、企業が抱える課題によって重視すべき機能が変わります。この記事では、代表的な課題ごとに整理したうえで、それぞれの課題に対して確認しておきたい選び方のポイントを分かりやすく解説します。

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目次

    データバックアップサービスで解決できる代表的な課題

    バックアップに関する課題は、取り忘れによる抜け漏れや、復旧作業の属人化など多岐にわたります。自社がどの課題に当てはまるかを整理してから比較を始めると、必要な機能を見極めやすくなります。

    バックアップの取り忘れによる抜け漏れ

    手動でバックアップを行っている場合、担当者の作業漏れによって特定の期間のデータが保存されていないという事態が起こる場合があります。特に繁忙期は、他の業務を優先してバックアップ作業が後回しになりやすい傾向が見られます。

    この課題に対しては、スケジュールを設定して自動で実行できる機能が有効な選択肢になります。実行結果を管理者に通知する機能があれば、手動確認の手間を減らしながら、実行漏れにも気付きやすくなります。導入時は、通知の受け取り方法や頻度も確認しておくとよいでしょう。あわせて、実行結果を後から一覧で振り返れる機能があれば、抜け漏れの傾向をつかみやすくなります。

    関連記事 データバックアップの4つの機能とは?バックアップ方法も!

    復旧作業が特定の担当者に偏る属人化

    復旧作業の手順が特定の担当者しか把握していない場合、その担当者が不在のときに対応が滞る可能性があります。手順が文書化されていないと、代わりの担当者が対応する際に時間がかかる場合もあります。

    この課題に対しては、復旧手順を画面上でわかりやすく案内してくれる製品を選ぶことが有効な対策の一つです。加えて、社内で手順書を整備し、複数人で共有しておくことで、担当者が変わっても対応できる体制を築きやすくなります。定期的に手順を見直す機会を設けておくと、システム変更後も内容が古くならずに済みます。あわせて、複数人で分担できる体制を検討することも、負担の偏りを軽減する一助になります。

    ランサムウェア被害からの復旧に関する課題

    ランサムウェアの被害を受けた場合、データが暗号化されて利用できなくなる状況が発生します。バックアップからの復旧を早めるためには、バックアップデータ自体が保護されているかどうかが重要な確認点になります。

    暗号化されたデータの復旧を早める機能

    ランサムウェア被害からの復旧では、感染前の状態に戻せるバックアップデータが残っているかが重要です。世代管理の機能があれば、複数時点のデータを保持でき、感染前の状態を選んで復元しやすくなります。

    また、復元にかかる時間もあわせて確認したい項目です。データ量が多い場合、復元に長時間かかることもあるため、優先的に復旧したいデータから順に戻せる機能があるかを確認しておくと、業務再開までの時間を短縮しやすくなります。復元テストをあらかじめ実施できるかどうかも、いざというときの安心材料になります。定期的に復元テストを行っておくと、本番環境で想定外の不具合に直面するリスクを抑えやすくなります。

    バックアップ自体を守る仕組み

    ランサムウェアの中には、接続されているバックアップデータまで暗号化を試みるものがあるとされています。バックアップデータを変更・削除できないようにする、いわゆるイミュータブル機能があるかどうかは、確認しておきたいポイントです。

    あわせて、バックアップの保管先を業務ネットワークと分離できるかどうかも重要な点です。保管先を分離することで、被害が広がった場合でもバックアップデータが影響を受けにくくなる可能性があります。導入時には、こうした保護機能がどの範囲まで適用されるかをベンダーに確認しておくと安心です。

    誤削除やデータ復元の負担を軽減する仕組み

    誤って削除したデータの復元作業は、対応する担当者の負担になりやすい業務です。復元の仕組みを整えることで、対応にかかる時間や工数を軽減できる場合があります。

    誤削除の復元業務を仕組み化する

    誤削除が発生するたびに個別対応していると、担当者の負担が積み重なりやすくなります。利用者自身が過去の一定期間内であれば自分でファイルを復元できる機能があると、情シスへの問い合わせ件数を減らせる場合があります。

    この機能を導入する際は、利用者がどこまでの範囲を自分で復元できるのか、権限設計をどう行うかも確認しておきたい点です。誤って重要なデータまで復元・削除できてしまわないよう、権限の範囲を適切に設定することが望ましいといえます。定期的に権限設定を見直すことで、想定外の操作範囲が生じていないかを確認できます。

    関連記事 差分バックアップとは?増分データバックアップとの方式の違いも解説

    復旧にかかる時間や工数を減らす工夫

    復旧作業の工数を減らすには、対象データを素早く検索できる機能や、必要な部分だけを選んで復元できる機能が役立ちます。全データを復元してから必要な部分を探す方法では、余計な時間がかかる場合があります。

    あわせて、復旧作業の履歴を記録できる機能があると、同じような復旧作業が繰り返されていないかを振り返りやすくなります。復旧原因の傾向を把握できれば、根本的な対策を検討するきっかけにもなります。誤操作が起きやすい業務フローそのものを見直す機会にもつながります。

    ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料を取り寄せて機能や特徴をさまざまな製品を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でデータバックアップサービスの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。

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    災害対策(BCP)を踏まえたバックアップの検討ポイント

    地震や水害などで拠点自体が被災した場合、社内サーバーに保存されたデータも失われる可能性があります。災害対策の観点では、保管場所の分散と復旧までの時間の整理が重要な検討軸になります。

    拠点被災を想定したデータの保管場所

    自社サーバーのみにデータを保管している場合、拠点そのものが被災すると、バックアップデータごと失われる懸念があります。遠隔地やクラウド上にもデータを保管できるサービスであれば、被災時の影響を抑えられる場合があります。

    保管場所を検討する際は、データセンターの立地や、複数拠点への分散保管に対応しているかも確認したい項目です。あわせて、災害発生時にどの程度の時間でアクセス可能な状態に戻せるかも、事前にベンダーへ確認しておくとよいでしょう。停電や通信障害が起きた場合の代替アクセス手段が用意されているかも、確認しておきたい点です。

    関連記事 遠隔地にデータバックアップをする意義とは?BCPも一緒に解説

    復旧までの許容時間を整理する

    災害対策を検討する際は、業務停止をどこまで許容できるかを事前に整理しておくことが重要です。許容時間が短い業務ほど、復旧の速さを重視したサービス選びが必要になります。

    また、復旧の優先順位を決めておくことも欠かせません。すべての業務を同時に復旧させようとすると時間がかかるため、重要度の高い業務から順に復旧できる体制を事前に整理しておくことが望ましいといえます。優先順位は部署だけで決めず、経営層も含めて合意しておくと、災害時の判断がぶれにくくなります。

    ストレージ容量不足や保管場所の選び方

    データ量の増加にともない、想定していた容量では不足するケースが出てきます。容量の見直しと、保管場所をどこにするかの2つの観点から整理すると、選び方の判断がしやすくなります。

    容量不足を解消する

    容量不足が課題になっている場合は、増分バックアップに対応しているかを確認することが有効です。変更分だけを保存する仕組みであれば、全データを毎回保存する場合に比べて必要な容量を抑えられる場合があります。

    あわせて、契約後に容量プランを柔軟に変更できるかどうかも確認しておきたい点です。データ量の増加ペースを事前に見積もり、余裕を持ったプランを選ぶことで、契約途中での慌ただしい見直しを避けやすくなります。不要になった古いデータを整理する運用ルールをあわせて設けることも、容量管理には有効です。

    関連記事 データバックアップの種類とは?フル・増分・差分など方式別の特徴を解説

    自社サーバーとクラウドどちらで運用するか

    自社サーバーでの運用は、社内にデータを保持できる安心感がある一方、災害時のリスク分散という点では課題が残ります。クラウド型は遠隔地保管がしやすい一方、回線状況によって復元速度が変わる場合があります。どちらの方式にもメリットと注意点があるため、一方が優れているとは言い切れません。

    どちらか一方に限定するのではなく、重要度の高いデータは自社サーバーとクラウドの両方に保管する組み合わせも選択肢になります。自社の業務内容やデータの重要度に応じて、保管方法を使い分けることが有効です。判断に迷う場合は、情報システム部門やベンダーに相談しながら方針を検討するとよいでしょう。

    関連記事 クラウド型データバックアップとは?機能やメリット、選び方を解説

    課題別に検討したいバックアップ製品の候補

    ランサムウェア対策や誤削除の復旧、災害対策など、自社が抱える課題に応じて検討しやすい製品を紹介します。

    使えるデータプロテクト

    使えるねっと株式会社
    《使えるデータプロテクト》のPOINT
    1. 簡単!たった5分の設定でOSを含めた全てのデータを守ります。
    2. 安全!AES-256で暗号化しデータを転送。アクセスも厳重に管理。
    3. デバイスの一括管理、自宅から遠隔で会社PC操作で効率化

    使えるねっと株式会社が提供する「使えるデータプロテクト」は、10名以上1,000名未満の企業を対象としたデータ保護サービスです。イメージバックアップによりサーバーやパソコンを丸ごと保護できるほか、ランサムウェア対策やマルウェア防御、脆弱性診断などのセキュリティ機能を一つの管理画面でまとめて確認できます。バックアップ計画の自動化にも対応しており、取り忘れによる抜け漏れといった課題の軽減にも役立ちます。サポートは電話・メール・チャットに対応しているため、導入後の運用相談もしやすい体制です。

    PowerProtectCyberRecovery (デル・テクノロジーズ株式会社)

    《PowerProtectCyberRecovery》のPOINT
    1. サイバーボールトと論理エアギャップでデータを隔離。
    2. 保持ロック付きの不変コピーを自動生成・同期。
    3. 分析ツールで活動特定、復旧を迅速化。

    Rubrik (Rubrik Japan株式会社)

    《Rubrik》のPOINT
    1. Sicuraでランサムウェアから迅速復旧
    2. クラウド・オンプレ・SaaSの統合管理
    3. API設計で自動化・拡張性を実現

    瞬間復元 (ウィンバード株式会社)

    《瞬間復元》のPOINT
    1. UEFI対応で最新PC環境でも利用可能。
    2. 既存のウイルス対策ソフトと併用可能。
    3. サーバー機器不要で初期費用を大幅軽減。

    まとめ

    データバックアップサービスで解決したい課題は、ランサムウェア対策、誤削除の復元、災害対策、容量不足など会社によってさまざまです。自社が抱える課題を整理したうえで、必要な機能を優先順位付けして比較することが選定の第一歩になります。1つのサービスですべての課題を解決できるとは限らないため、優先度の高い課題から順に対応策を検討することが現実的です。複数の製品を比較する際は、資料請求を活用して具体的な機能を確認することをおすすめします。

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    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「データバックアップサービスで解決したい課題別に見る選び方のポイント」というテーマについて解説しています。データバックアップ製品の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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    09月14日(月)更新
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