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システムバックアップとは?データバックアップとの違いも解説

システムバックアップとは?データバックアップとの違いも解説

万が一のときのためにデータをバックアップしますが、BCP対策としてはシステムバックアップも必要です。システムバックアップとは、OSやアプリケーションなどバックアップすることで、システムバックアップをとっておくとサーバにトラブルが生じた際の復旧作業がスムーズになります。

データバックアップとシステムバックアップは意味が異なるので、正しく使い分けて安全性を高めましょう。

この記事ではシステムバックアップとデータバックアップの違いをわかりやすく解説します。

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バックアップの種類

まずは、バックアップの種類を見ていきましょう。

システムバックアップ

システムバックアップとは

システムバックアップは、OSやアプリケーションなどを含むシステムを丸ごとバックアップする方法です。イメージバックアップとも呼ばれます。

消失したデータを復元する目的なら、データの複製だけ保管すれば良いでしょう。しかし、災害や障害が発生して既存システムの稼働が止まってしまえば、OSの再インストールやネットワーク設定、セキュリティパッチの適用などを行う必要があり、簡単に復旧できません。

そこで、遠隔地などに同じシステムのバックアップがあると、面倒な作業が不要で復旧がスムーズになります。つまり、システムバックアップは、サーバの不具合などで事業が停止する恐れがある場合の対策として有効です。

なお、システムバックアップは専用のソフトウェアを用いて行われます。また、リアルタイムではなく、システム稼働時やパッチ適用時に実行されます。

データバックアップ

データバックアップとは

データバックアップは、データのみをバックアップする方法です。業務で利用しているデータが消失した場合でも、バックアップを取っていれば複製データが残っているので復旧がしやすくなります。データバックアップには3種類あり、その特徴は以下のとおりです。

フルバックアップ
フルバックアップは、データを全てバックアップする方法です。どの方法でも最初の1回は必ずフルバックアップになります。全てのデータを保存するため安心してデータを保管できます。しかし効率が悪く、時間と容量を大幅に消費するのが難点です。
差分バックアップ
差分バックアップは、一定期間毎に変更された内容を都度保存していく方法です。復元したい地点を指定できますが、データ量は徐々に増えていくため、定期的に整理しなければなりません。
増分バックアップ
増分バックアップは、増えたデータのみをバックアップする方法です。保存するデータ容量に無駄はありませんが、一部分しか保管できません。
関連記事 データバックアップサービス比較10選!タイプ別の選び方も解説

システムバックアップを実行する2つの方法

つづいて、システムバックアップを実行する2つの方法を見ていきましょう。

オンラインバックアップ

オンラインバックアップとは、システムやサーバが稼働している状態でバックアップを取る方法です。バックアップの度にシステムを停止しなくて良いため、業務に与える影響は小さいでしょう。

主にユーザーデータのような更新頻度の高いデータと相性が良いです。ほかにも24時間体制で稼働しているシステムのバックアップにも向いているでしょう。ダウンタイムを最小限に抑えられますが、バックアップにかかる時間は長くなるため注意してください。

オフラインバックアップ

オフラインバックアップは、システムから全てのユーザーがログアウトし、停止した状態で行います。システムの稼働中に作成されたバックアップデータは、破損するなど復元できない状態になるリスクがあります。

一方オフラインバックアップの場合は、完全に停止した状態でバックアップを行い、確実性が高いことが特徴です。全てのデータをバックアップするので、データが破損したときでも取得した時点へ完全に復元できます。

主にOSやアプリケーションといった、更新頻度が低いデータに適しています。

システムバックアップのメリットとデメリット

最後に、システムバックアップのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット:OSを丸ごと復元できる

システムバックアップを行う最大のメリットは、OSごと元に戻せるため、即時復旧に対応できることです。したがって、災害が発生しメインのシステムが停止しても、短時間で業務の再開が可能です。

データのみをバックアップしている状態でメインのシステムが停止してしまうと、復旧に時間がかかります。例えば、システムを初期化してソフトをインストールし、OSを設定する必要があるでしょう。

システムバックアップではOSから業務のデータまで、全てを丸ごと復元できます。

デメリット:復元のために同じOSが必要

システムバックアップのデメリットは、環境を構築するために同じOSを用意しなければならないことです。同じOSがなければ完全に復元することができません。したがって、転送用サーバを用意して常に同期する必要があります。

メインシステムと同じスペックの環境を用意するため、かかる費用も大きいです。システムバックアップは保険のようなもので、普段の業務で利用することはありません。障害が発生しなければ用意しただけ無駄になるケースもあります。

したがって、費用とのバランスを考えることが重要です。また、バックアップファイルが壊れると全てのデータが消失するため注意しましょう。

システムバックアップを理解して実行しよう!

システムバックアップは、データを含めたシステムを丸ごと複製する方法です。データバックアップと違い、メインのシステムに障害が発生しても即座に復旧できます。

実行するにはオンラインバックアップとオフラインバックアップがあるため、適した方を選びましょう。OSを復元できるメリットがありますが、環境を整えるにあたり同じOSが必要になるというデメリットもあります。

以上を理解し適切なバックアップを行いましょう。

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