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データバックアップサービスの機能を徹底解説|自動化から復元速度まで

データバックアップサービスの機能を徹底解説|自動化から復元速度まで

データバックアップサービスには、自動化やスケジュール管理、世代管理、復元速度、ランサムウェア対策など、さまざまな機能があります。機能ごとの役割を理解しないまま比較すると、必要な機能を見落とす場合があります。この記事では、代表的な機能を整理し、選定時に確認したいポイントを解説します。

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目次

    データバックアップサービスの主な機能を理解する

    まずはバックアップに関する基本機能と、復元に関わる機能を整理しておくことが比較の出発点になります。機能ごとの役割を理解しておくと、自社に必要な機能を見極めやすくなります。名称が似ていても製品によって仕様が異なる場合があるため、詳細な確認が欠かせません。

    バックアップの基本機能

    バックアップの基本機能には、対象データの選択、実行スケジュールの設定、実行結果の通知などがあります。これらの機能がどこまで自動化されているかによって、日々の運用にかかる工数が変わります。

    また、バックアップ対象を柔軟に選べるかどうかも確認したい点です。全データを一律に対象とするのではなく、重要度に応じて対象範囲を分けられる製品であれば、容量や処理時間の負担を抑えやすくなります。導入前に、自社のデータ構成に合わせた対象設定ができるかを確認しておくとよいでしょう。対象範囲の設定を後から変更できるかどうかも、組織変更や業務システムの追加があった際に影響する項目です。

    復元に関わる機能

    復元に関わる機能には、特定時点への復元、部分的なファイル単位での復元、復元履歴の確認などがあります。これらの機能が充実しているほど、トラブル発生時の対応がしやすくなる傾向があります。

    復元機能を確認する際は、実際にどの程度の時間で復元が完了するのか、どの範囲まで自分たちで操作できるのかをあわせて確認することが重要です。復元操作が複雑な製品では、緊急時に対応が遅れる可能性があるため、事前に操作性を確認しておくと安心です。トライアル環境などで実際に復元操作を試しておくと、緊急時の対応イメージをつかみやすくなります。

    自動化とスケジュール管理に関する機能

    自動化とスケジュール管理は、日々の運用負荷を左右する重要な機能です。決まった時間に自動でバックアップを実行できるかどうかは、比較の際に重視したい項目の一つです。

    決まったスケジュールでの自動バックアップ

    決まった時間や頻度で自動的にバックアップを実行できる機能があれば、担当者が毎回手動で作業する必要がなくなります。業務時間外に処理を実行できる設定であれば、業務への影響も抑えやすくなります。

    スケジュール機能を確認する際は、実行頻度を柔軟に設定できるか、複数のスケジュールを組み合わせられるかもあわせて確認したい点です。重要度の高いデータは高頻度に、それ以外は低頻度にといった使い分けができると、容量や処理時間の負担を調整しやすくなります。設定変更が管理画面から簡単にできるかどうかも、運用の負担を左右するポイントです。

    世代管理による複数時点の保持

    世代管理機能は、過去の複数時点のバックアップデータを保持できる仕組みです。誤操作やランサムウェア被害があった際に、被害前の状態に戻せる可能性が高まります。

    世代管理を比較する際は、保持できる世代数や期間、古い世代の自動削除の設定方法を確認しておくことが重要です。保持期間が短すぎると、必要な時点のデータがすでに削除されているという事態にもつながるため、業務内容に応じた保持期間を検討することが望ましいといえます。データの種類ごとに保持期間を変えられる製品であれば、容量とのバランスを取りやすくなります。

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    データ転送や保管に関する機能

    データ量が多い場合、転送にかかる時間やネットワーク負荷が課題になりやすくなります。増分バックアップや遠隔地保管の機能は、こうした課題への対応策として確認しておきたい項目です。

    増分バックアップによる転送量の抑制

    増分バックアップは、前回のバックアップから変更があった部分だけを保存する仕組みです。全データを毎回保存する方式に比べて、転送量や処理時間を抑えられる場合があります。

    ただし、増分バックアップは復元時に複数世代のデータを組み合わせて処理する必要があるため、復元にかかる時間が長くなる場合もあります。転送量を抑える利点と、復元にかかる時間のバランスを踏まえて選ぶことが有効です。定期的にすべてのデータをまとめて保存する仕組みと組み合わせている製品もあるため、あわせて確認しておくとよいでしょう。

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    遠隔地(オフサイト)保管の仕組み

    遠隔地にデータを保管できる機能があれば、拠点自体が被災した場合でもバックアップデータが失われるリスクを抑えられる場合があります。データセンターの立地や、複数拠点への分散保管に対応しているかを確認したい項目です。

    あわせて、遠隔地保管を利用する際の回線速度や、復元時のアクセス方法も確認しておくことが重要です。回線状況によっては、復元にかかる時間が想定より長くなる場合もあるため、事前に見積もりを取っておくと安心です。複数の保管先を併用できる製品であれば、片方に不具合が起きた場合の備えにもなります。

    関連記事 遠隔地にデータバックアップをする意義とは?BCPも一緒に解説

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    復元スピードに関わる機能

    いざというときの復元スピードは、業務再開までの時間に直結する重要な要素です。復元にかかる時間を左右する機能を確認しておくことで、緊急時の対応力を見極めやすくなります。

    復元(リストア)の速さを左右する要素

    復元の速さは、データ量、保管場所、通信回線の状況など複数の要因によって変わります。単一の要因だけで復元時間が決まるわけではないため、複数の観点から確認することが重要です。

    比較する際は、カタログ上の数値だけでなく、実際にどの程度のデータ量でどの程度の時間がかかるのか、具体的な条件を確認することが有効です。ベンダーに自社の想定データ量を伝えたうえで、目安となる復元時間を確認しておくとよいでしょう。条件が異なる数値をそのまま比較すると、実際の復元時間とかけ離れた印象を持ってしまう可能性があります。

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    部分的な復元や優先復元の機能

    全データを一括で復元するのではなく、必要なファイルやフォルダだけを選んで復元できる機能があれば、業務再開までの時間を短縮しやすくなります。優先度の高いデータから順に復元できる機能も有効です。

    この機能を活用するには、事前に復元の優先順位を整理しておくことが前提になります。どのデータが業務上特に重要かをあらかじめ把握しておくことで、緊急時にも落ち着いて対応しやすくなります。優先順位を関係部署とすり合わせておくと、緊急時の判断のばらつきも抑えやすくなります。

    ランサムウェア対策としてのイミュータブル機能

    ランサムウェア被害の増加を背景に、バックアップデータ自体を保護する機能への関心が高まっています。改ざんや削除ができない仕組みがあるかどうかは、確認しておきたい重要な点です。

    改ざん不可なバックアップの仕組み

    イミュータブル機能とは、一定期間内はバックアップデータの変更や削除ができないようにする仕組みです。ランサムウェアがバックアップデータまで暗号化しようとした場合でも、被害を抑えられる可能性があります。

    この機能を確認する際は、保護される期間や範囲、管理者権限であっても変更できない設定になっているかをあわせて確認することが重要です。設定次第では保護の効果が限定的になる場合もあるため、詳細な仕様をベンダーに確認しておくとよいでしょう。あわせて、保護期間中にどこまでの操作が制限されるかも具体的に確認しておくと安心です。

    関連記事 クラウドバックアップとは?初心者向けにセキュリティ対策とおすすめ製品を徹底解説

    導入時に確認したいポイント

    イミュータブル機能を導入する際は、通常運用への影響も確認しておきたい点です。保護期間が長すぎると、正当な理由でのデータ削除にも制限がかかる場合があるため、業務内容に応じた設定が必要です。反対に保護期間が短すぎると、被害発覚までの間にバックアップデータが上書きされてしまう可能性もあります。

    また、この機能だけでランサムウェア対策が完結するわけではありません。ネットワークの分離やアクセス権限の管理など、複数の対策を組み合わせることが被害を抑えるうえで有効です。定期的に対策の有効性を見直し、新しい手口にも対応できているかを情報システム部門やベンダーとあわせて確認しておくことも欠かせません。

    主な機能から比較したいバックアップ製品

    自動化や世代管理、復元速度、イミュータブル機能など、本記事で解説した機能面から検討しやすい製品を紹介します。

    使えるデータプロテクト

    使えるねっと株式会社
    《使えるデータプロテクト》のPOINT
    1. 簡単!たった5分の設定でOSを含めた全てのデータを守ります。
    2. 安全!AES-256で暗号化しデータを転送。アクセスも厳重に管理。
    3. デバイスの一括管理、自宅から遠隔で会社PC操作で効率化

    使えるねっと株式会社が提供する「使えるデータプロテクト」は、10名以上1,000名未満の企業を対象としたデータ保護サービスです。サーバーやパソコンを丸ごと保護するイメージバックアップに対応し、バックアップ計画やパッチ管理を自動化できるため、スケジュール設定や実行結果の確認にかかる手間を抑えられます。ランサムウェア対策やマルウェア防御、脆弱性診断などのセキュリティ機能も一つの管理画面にまとまっている点が特徴です。サポートは電話・メール・チャットに対応しています。

    Rubrik (Rubrik Japan株式会社)

    《Rubrik》のPOINT
    1. Sicuraでランサムウェアから迅速復旧
    2. クラウド・オンプレ・SaaSの統合管理
    3. API設計で自動化・拡張性を実現

    PowerProtectCyberRecovery (デル・テクノロジーズ株式会社)

    《PowerProtectCyberRecovery》のPOINT
    1. サイバーボールトと論理エアギャップでデータを隔離。
    2. 保持ロック付きの不変コピーを自動生成・同期。
    3. 分析ツールで活動特定、復旧を迅速化。

    瞬間復元 (ウィンバード株式会社)

    《瞬間復元》のPOINT
    1. UEFI対応で最新PC環境でも利用可能。
    2. 既存のウイルス対策ソフトと併用可能。
    3. サーバー機器不要で初期費用を大幅軽減。

    まとめ

    データバックアップサービスの機能は、自動化やスケジュール管理、世代管理、増分バックアップ、復元速度、イミュータブル機能など多岐にわたります。自社の課題や業務内容に応じて、優先したい機能を整理したうえで比較することが重要です。すべての機能を1つの製品で満たそうとせず、優先順位の高い機能から確認することが現実的な進め方です。複数の製品を比較する際は、資料請求を通じて具体的な機能の仕様を確認することをおすすめします。

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    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「データバックアップサービスの機能を徹底解説|自動化から復元速度まで」というテーマについて解説しています。データバックアップ製品の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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    09月14日(月)更新
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