資料請求リストに製品が追加されていません。


IT製品の比較サイト|ITトレンド

資料請求リスト

資料請求
0件
  • ホーム
  • カテゴリーから探す
  • ランキングから探す
  • 記事を読む
  • セミナーを探す
  • はじめての方へ
  1. IT製品 比較TOP
  2. その他のセキュリティ
  3. 暗号化ソフト
  4. 暗号化ソフトの関連記事一覧
  5. 暗号化の「DES」とは?今後の主流となるAESもあわせて解説!

暗号化の「DES」とは?今後の主流となるAESもあわせて解説!

Share
Tweet
Hatena
Pocket
2019年11月28日 最終更新
暗号化ソフトの製品一覧
暗号化の「DES」とは?今後の主流となるAESもあわせて解説!

DESとは何なのでしょうか。暗号化に関する言葉だと知っていても、具体的に何を指すのか知らない人は多いでしょう。自社のセキュリティを考えるうえで、DESについて知っておきたくありませんか。

この記事ではDESの概要や仕組み、種類、そして現在DESに代わって主流となっているAESについて解説します。

暗号化ソフト の製品を調べて比較
製品をまとめて資料請求! 資料請求フォームはこちら
暗号化ソフトの資料請求ランキングで製品を比較! 今週のランキング第1位は?

DESとは

DESの概要を見ていきましょう。

共通鍵暗号方式による暗号化の1つ

DESは「Data Encryption Standard」の略で、共通鍵暗号方式によるデータ暗号化のアルゴリズムの1つです。アメリカ連邦政府標準が公募によって暗号化方式を募集した結果、1977年にDESが採用されました。

DESという名称は旧米国立標準局における標準規格を指す言葉です。そのため、DESのアルゴリズムそのものはDEAと呼んで区別することもあります。

64bit単位で暗号化するアルゴリズム

一定の長さのデータをまとめて暗号化する方法をブロック暗号といいます。DESは64bit単位にデータを区切り、それをまとめて暗号化するブロック暗号です。鍵長は56bitですが、パリティチェック用の8bitを加えて64bitとして扱います。

パリティチェックとは、データの送信が適切に行われたかを確認する仕組みです。DESでは合計64bitの鍵を使い、データを64bit単位で暗号化し出力します。

DESの仕組み

DESでは64bitのデータを半分(LとR)に分割し、同じような処理を繰り返す過程があります。この繰り返しの単位をラウンドと言います。繰り返すと言っても、変換処理に使う鍵は元になる鍵からラウンドごとに算出され、同じものは使いません。

半分に分割したデータは、まずRだけが変換処理されてLと合成されます。そして、その合成結果を新たなRとし、先ほどのRを今度はLとして、同じ処理を行います。データ全体を一度にまとめて処理せず、ラウンドごとの処理の負担が軽いのが特徴です。

このような処理方式をファイステル構造と呼びます。DESの場合はこの繰り返しを16回行います。ファイステル構造は暗号化と復号のアルゴリズムが同じになることから、DES以外の暗号方式でも利用されるようになりました。

DESの種類

DESは安全性の高い暗号化方法として採用されましたが、やがて脆弱性が見つかりました。その脆弱性を補う目的で工夫された方法が2つあります。見ていきましょう。

暗号化処理を2回行う「二重DES」

二重DES(2DES)は、その名のとおりDESの処理を2回行って安全性を高めようとしたものです。

DESの脆弱性の1つは、鍵の長さが56bitと短いことでした。二重に処理すれば56bitの鍵を2つ使うことになるため、合計112bitになり、安全性が高まると考えられたのです。実際、総当たり攻撃に対しては効果がありました。

ところが、中間一致攻撃によって簡単に解読されてしまうことが判明しました。中間一致攻撃とは、2回のDES処理の中間の値を特定する攻撃手法です。この攻撃に弱いことから、二重DESはすぐに姿を消しました。

暗号化と復号を3回行う「トリプルDES」

二重DESに続いて登場したのがトリプルDES(3DES)です。これはDESの処理を3回繰り返す方法です。しかし、暗号化を3回繰り返すのではありません。暗号化→復号→暗号化の順に繰り返すのが特徴です。

普通に上記の順の処理を行うと、初めの暗号化は次の復号で無駄になり、結果的に1回しか暗号化していないのと同じです。そこで、トリプルDESでは、それぞれの処理で異なる鍵を使います。

中間一致攻撃は2回の処理の中間値を特定する方法です。トリプルDESは処理を3回繰り返すため、中間一致攻撃でもその一部しか特定されず、安全性を維持できます。

ただし、同じ処理を繰り返すのはコンピュータにとって大きな負担です。そのため、DESとは異なる仕組みの暗号化アルゴリズムが求められるようになりました。

現在主流となっている「AES」とは

DESは脆弱性があるため、現在は利用が推奨されていません。DESの中でもっとも安全性の高いトリプルDESも、米国立標準技術研究所が2023年以降の使用禁止を提案しています。

どのような暗号化アルゴリズムにも絶対的な安全はありません。コンピュータの性能向上に伴い、古いアルゴリズムでは安全性を維持できなくなります。DESも、やがては使われなくなることを前提に採用された方式です。

現在、DESに代わってアメリカの標準規格となっているのはAES(Advanced Exception Standard)です。共通鍵暗号方式である点はDESと同じですが、具体的な仕組みは異なります。AESの鍵長は128・192・256bitから選択可能で、DESの56bitより長く安全性が高くなっています。

さらに、AESは処理速度も優れていることから現在では広く使われています。

DESよりもセキュリティ強度が高いAESを利用しよう

DESは1977年にアメリカ政府に採用された共通鍵暗号方式の暗号化アルゴリズムです。しかし、DESには鍵が短いという弱点があり、それを克服するために登場したのが二重DESやトリプルDESです。

一方で、時代と共に新しい方法も求められるようになりました。そして登場したのがAESで、現在の主流となっています。

以上を踏まえ、今後の暗号化にはAESを利用しましょう。

暗号化ソフト 製品を調べて比較
製品をまとめて資料請求! 資料請求フォームはこちら
暗号化ソフトの資料請求ランキングで製品を比較! 今週のランキング第1位は?
こちらもおすすめ!
暗号化ソフト 選び方ガイド
製品を選ぶときのポイントがわかる!
どんな企業が導入すべきかがわかる!
お役立ち資料ダウンロード
選び方ガイドのダウンロードはこちら

このカテゴリーに関連する記事

暗号化のAES方式とは?ほかの種類との違い・実施方法を解説!

暗号化のAES方式とは?ほかの種類との違い・実施方法を解説!

公開鍵・秘密鍵とは?暗号化の仕組みから必要性までわかりやすく解説

公開鍵・秘密鍵とは?暗号化の仕組みから必要性までわかりやすく解説

RSA暗号とは?仕組みや応用事例を初心者にもわかりやすく解説!

RSA暗号とは?仕組みや応用事例を初心者にもわかりやすく解説!

DH(Diffie-Hellman)法とは?仕組みや問題点を徹底解説!

DH(Diffie-Hellman)法とは?仕組みや問題点を徹底解説!

パスフレーズとは?パスワードとの違い・作り方のポイントを紹介!

パスフレーズとは?パスワードとの違い・作り方のポイントを紹介!

ハッシュ化とは?暗号化との違いや利用シーンを詳しく解説!

ハッシュ化とは?暗号化との違いや利用シーンを詳しく解説!

暗号化の基本知識「平文」とは?初心者向けにわかりやすく解説!

暗号化の基本知識「平文」とは?初心者向けにわかりやすく解説!

初期化ベクトルとは?暗号化で知っておくべき基礎知識を解説!

初期化ベクトルとは?暗号化で知っておくべき基礎知識を解説!

暗号化におけるアルゴリズムとは?種類や強度について詳しく紹介!

暗号化におけるアルゴリズムとは?種類や強度について詳しく紹介!

IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「暗号化の「DES」とは?今後の主流となるAESもあわせて解説!」というテーマについて解説しています。暗号化の製品導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。

お役立ち資料ダウンロード
暗号化
基本情報から選ぶ時のポイント、ITトレンドおすすめの製品情報をまとめてご紹介します。
関連製品・サービス
株式会社DataClasys
株式会社DataClasys
追加
アプリを問わず暗号化!操作変わらず漏洩防止!DataClasys・データクレシス
Microsoft Word/Excel、一太郎、AutoCADなど、あらゆる文書をファイル単位で暗号化。個人情報保護法、不正競争防止法、SOX法などの内部統制強化に対応したファイル管理・文書管理を実現します。
飛天ジャパン株式会社
飛天ジャパン株式会社
追加
かんたんに高度な暗号と自動パスワードの付与を実現SecureCoreSFE
「SecureCoreSFE」は、かんたんに高度な暗号化と自動パスワードの付与を実現するツールです。短期・低価格での導入が可能です。
ペンタセキュリティシステムズ株式会社
ペンタセキュリティシステムズ株式会社
追加
Oracle/Microsoft SQL Serverの商用DB暗号化ソリューション D'Amo
D'Amoは商用データベースOracle・Microsoft SQL Server専用の暗号化ソリューションです。アプリケーションのクエリー変更せずに導入でき、カラム単位で機密情報を選択的に暗号化できます。
タレスDIS CPLジャパン株式会社
タレスDIS CPLジャパン株式会社
追加
PCIDSS 準拠と情報漏洩対策【SafeNet トークナイゼーションマネージャー】
クレジットカードデータ等をトークン化する事で、データベースそのものをPCI DSSの監査対象から外すことができ、監査コストを大幅に削減できる新しいソリューション
サイエンスパーク株式会社
サイエンスパーク株式会社
追加
標的型サイバー攻撃の出口対策!Driverware NonCopy 2
業務ファイルの安全な活用を実現するセキュリティソフトウェアです。 保護ファイル操作中はインターネット接続を遮断&ファイルの暗号化により、マルウェアによるファイルの不正な持ち出しを防止
タレスDIS CPLジャパン株式会社
タレスDIS CPLジャパン株式会社
追加
エンタープライズ暗号鍵管理(EKM)ソリューションKeySecure(暗号化)
SafeNet KeySecure は、暗号鍵とアプリケーションの一元的な中央集中管理を可能にするエンタープライズ暗号鍵管理(EKM)ソリューションです。
タレスDIS CPLジャパン株式会社
タレスDIS CPLジャパン株式会社
追加
クラウド/仮想環境データ暗号化SafeNet ProtectV(暗号化)
ProtectV は、仮想データセンターおよびクラウド内のデータを安全に保護する業界初の包括的な高信頼性ソリューションを提供します。
飛天ジャパン株式会社
飛天ジャパン株式会社
追加
人的ミスによる情報漏洩を防ぐ 暗号化ソフトSecureCoreDSE
リスク根絶・オペレーション軽減の為に生まれたのが、情報漏洩ソリューション「Secure Core DSE」です 。ユーザの手を煩わすことなく、バックグラウンドで自動暗号化を実現します。
タレスDIS CPLジャパン株式会社
タレスDIS CPLジャパン株式会社
追加
世界で圧倒的な実績のデータベース暗号化ソリューションSafeNet ProtectDB
マルチベンダー対応のデータベース暗号化製品。カラム単位でのきめ細かい暗号化と、専用アプライアンスによる暗号鍵管理により、ハイレベルなセキュリティを実現します。
サイエンスパーク株式会社
サイエンスパーク株式会社
追加
Box,OneDriveのマルウェア/標的型攻撃対策CFKeeper
CFKeeperは、クラウドストレージと同期する特定のローカルフォルダのセキュリティ強化(コピーガード機能と強固な暗号化)を行います。
ペンタセキュリティシステムズ株式会社
ペンタセキュリティシステムズ株式会社
追加
OSS データベースに特化した透過型暗号化ソリューションMyDiamo
MyDiamo(マイ・ディアモ)は、OSSデータベースに最適化されたデータ暗号化ソリューションです。暗号化機能に、アクセス制御や監査ログ機能を併せたオールインワンのパッケージで導入できます。
タレスDIS CPLジャパン株式会社
タレスDIS CPLジャパン株式会社
追加
最高レベルの暗号鍵管理Hardware Security ModuleSafeNet HSM
HSMはデータ暗号処理及び暗号鍵を格納する専用ハードウェアです。SafeNetのHSMは、FIPSやコモンクライテリアにより、高いセキュリティレベルが第三者によって評価・認定されています。
タレスDIS CPLジャパン株式会社
タレスDIS CPLジャパン株式会社
追加
クラウドデータ暗号化プラットフォームSafeNet Data Protection On Demand
ハードウェアやソフトウェアに対する先行投資不要なクラウドベースのデータ保護プラットフォームです。複数クラウドの暗号鍵管理をクラウドHSMで一元管理し、暗号化サービスを提供します。
資料請求ランキング
1月25日(月) 更新
第1位
  • アプリを問わず暗号化!操作変わらず漏洩防止!DataClasys・データクレシス
  • 株式会社DataClasys
第2位
  • 最高レベルの暗号鍵管理Hardware Security ModuleSafeNet HSM
  • タレスDIS CPLジャパン株式会社
第3位
  • PCIDSS 準拠と情報漏洩対策【SafeNet トークナイゼーションマネージャー】
  • タレスDIS CPLジャパン株式会社
一覧を見る
  • ログイン
  • 新規会員登録
ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
新着記事
  • RSA暗号とは?仕組みや応用事例を初心者にもわかりやすく解説!
    RSA暗号とは、素因数分解の難しさを利用した暗号ア...
  • 公開鍵・秘密鍵とは?暗号化の仕組みから必要性までわかりやすく解説
    暗号化に使われる公開鍵・秘密鍵についてご存知で...
  • 暗号化のAES方式とは?ほかの種類との違い・実施方法を解説!
    AESとは、無線LANなどに用いられる暗号化アルゴリ...
  • パスフレーズとは?パスワードとの違い・作り方のポイントを紹介!
    情報資産を守るためセキュリティ強化に取り組む企...
  • 暗号化の種類・特徴とは?暗号アルゴリズムも分かりやすく解説!
    暗号化にはどのような種類があるのでしょうか。一...
  • 導入前にチェックしたい暗号化ソフトの基本機能とは?
    紛失や盗聴などによる情報漏洩リスクから企業の大...
  • 暗号化ソフトの選び方とは?暗号化範囲からサポートまで解説!
    マイナンバー制度が施行されることもあり、ファイ...
  • 暗号化ソフト導入後にまずやること?3ステップでカンタン理解!
    情報漏えいの防止はもちろん、内部統制やコンプラ...
  • 暗号化とは?仕組み・種類・方法など基礎知識をわかりやすく解説!
    暗号化はメールや通信など、やり取りを行う際に情...
  • 自己暗号化ドライブとは?メリットや注意点もあわせて解説!
    自己暗号化ドライブとはどのようなドライブなので...
ページトップへ
ITトレンドについて
ITトレンドとは|
ご利用規約|
レビューガイドライン|
プライバシーポリシー|
クッキーポリシー|
運営会社|
サイトマップ|
お問い合わせ|
IT製品を探す
カテゴリーから探す |
ランキングから探す
IT製品を知る
用語集
IT製品を掲載する
掲載について
関連サービス・サイト
BIZトレンド |
List Finder |
Urumo! |
Seminar Shelf

Copyright (C) 2021 IT Trend All Rights Reserved.

暗号化ソフトの製品をまとめて資料請求
資料請求フォームはこちらplay_circle_outline
0件の製品が資料請求リストにあります。
リストの製品に資料請求するplay_circle_outline すべての製品に資料請求するplay_circle_outline