資料請求リストに製品が追加されていません。


IT製品の比較サイト|ITトレンド
ITトレンドNo.1ヘッダー

資料請求リスト

0件
  • ホーム
  • 製品を探す
  • ランキングから探す
  • 記事を読む
  • はじめての方へ
  • 掲載について
  • ITトレンドEXPO
  1. IT製品 比較TOP
  2. ネットワークセキュリティ
  3. ファイアウォール
  4. ファイアウォールの関連記事一覧
  5. OSI参照モデルとは?ファイアウォールの種類をわかりやすく解説

OSI参照モデルとは?ファイアウォールの種類をわかりやすく解説

2023年01月17日 最終更新
ファイアウォールの製品一覧
Twitterでツイートする
Facebookでシェアする
Pocketで後で読む
OSI参照モデルとは?ファイアウォールの種類をわかりやすく解説

通信機能を階層に分けて定義する「OSI参照モデル」。ファイアウォールなどネットワーク関連のセキュリティ対策を行うときには、階層について知ることが重要です。OSI参照モデルのような階層を理解しておくことで、ファイアウォールの種類も選びやすくなります。

この記事では、OSI参照モデルとはどのようなものか、ファイアウォールの種類もあわせて紹介していきます。

ファイアウォール人気ランキング | 今週のランキング第1位は?

OSI参照モデルとは

OSI参照モデルのOSIは「Open Systems Interconnection reference model」の略です。ファイアウォールやネットワーク関連では頻出用語のため、理解しておくと良いでしょう。では、OSI参照モデルとはどのようなものなのでしょうか。

ここからはファイアウォールのOSI参照モデルについて説明していきます。

ネットワークを階層化したもの

このOSI参照モデルは国際的に統一されたネットワークモデルの規格です。

この規格はネットワークを階層化したもので、7階層まであります。この階層(レイヤー)は通信機器などのシステムの通信機能を分割して定義しているものです。どの階層で脅威をブロックするかでファイアウォールの種類は変わります。

TIP/IPモデルとの違いは「階層」

OSI参照モデルのようなネットワークの階層はほかにも種類があります。似ているモデルの「TIP/IPモデル」は、OSI参照モデルと違って全4階層で構成されているものです。

また、階層以外にも規格を定義している元が異なります。

OSI参照モデルはISO(国際標準化機構)が決めている規格です。それに対してTCP/IPモデルはDARPA(米国国防高等研究計画局)が決めています。TIP/IPモデルはOSI参照モデルよりも階層が少ないため、大まかな対策を行うことが可能です。

OSI参照モデルの階層

細かく階層が分かれているOSI参照モデルを理解するためには、各階層の役割を知ることが大切です。OSI参照モデルは全7階層までありますが、その各階層にはどのような役割があるのでしょうか。また、各階層によってカプセル化される単位も異なります。

ここからはOSI参照モデルの階層について解説していきます。

レイヤー1:物理層

階層の1段階目は「物理層」です。

ハードウェアに最も近い部分であり、電気信号やアナログ信号などによる通信を行っています。主にLANケーブルなどの回線を使って通信を行っています。カプセル化されたデータの単位は「ビット」です。

レイヤー2:データリンク層

階層の2段階目は「データリンク層」です。

同一ネットワーク上での通信を行う階層で、直接的に接続された通信のための規定です。この通信規定により、LANやWANの間の通信を実現できます。カプセル化されたデータの単位は「フレーム」です。

レイヤー3:ネットワーク層

インターネットでの通信を実現するものが、第3階層である「ネットワーク層」です。

この階層ではネットワーク間の通信に関する取り決めが行われています。主にIPアドレスが使われ、ルータによって通信が管理されている階層です。カプセル化されたデータの単位は「パケット」であり、この階層からファイアウォールで通信を制御しています。

レイヤー4:トランスポート層

データ通信の制御を行うのは第4階層の「トランスポート層」です。

このデータ転送の内容を制御することにより、信頼性を確保するために定められています。主にデータ通信のエラーの訂正や、大きなデータを小さいデータに分割する役割がある階層です。カプセル化されたデータの単位は「セグメント」と呼ばれます。

レイヤー5:セッション層

第5階層の「セッション層」は、プログラム間で行われるデータ通信の接続手順を規定しています。

主に通信プログラム間の通信の確立から維持、終了までの規定を定めています。カプセル化されたデータの単位は「データ」であり、第7階層まで統一です。

レイヤー6:プレゼンテーション層

第6階層は「プレゼンテーション層」です。

この階層では、文字コードなどのデータの表示形式について規定しています。ツールによって文字コードが違っても正しく表現されているのは、この階層で変換処理を行っているためです。

レイヤー7:アプリケーション層

第7階層は「アプリケーション層」です。

アプリケーション間のデータ通信を規定している階層であり、処理の手順やデータ形式が決まっています。Webや電子メールなど、さまざまなアプリケーションのプロトコルを決めているのが第7階層です。

OSI参照モデルで区分したファイアウォールの種類

ここまで説明してきたように、OSI参照モデルは各階層が区分されています。ファイアウォールにはその階層ごとに種類が分かれているため、その特徴を把握しておくと良いでしょう。

では、OSI参照モデルで区分されたファイアウォールの種類にはどのようなものがあるのでしょうか。

パケットフィルタリング:レイヤー3・4で動作

パケットフィルタリング型のファイアウォールは「ネットワーク層」「トランスポート層」で動作します。

レイヤー3の情報である「送信元IPアドレス」「宛先IPアドレス」をもとに判断することが可能です。このタイプのファイアウォールは構成がシンプルで、ほかの種類よりも処理が速いという特徴があります。

しかし、安全性はほかの種類よりも低く、フィルタリングの設定が煩雑になることがデメリットです。

サーキットゲートウェイ:レイヤー5で動作

セッション層で動作するファイアウォールが「サーキットゲートウェイ型」という種類です。

先程のパケットフィルタリングの動作に加え、ポート指定や制御ができます。使用するアプリケーションごとに細かく通信の制御を設定することが可能です。

アプリケーションレベルゲートウェイ:レイヤー5・6・7で動作

比較的新しいタイプのファイアウォールが「アプリケーションレベルゲートウェイ」です。

主にレイヤー5から7までで動作を行い、アプリケーションレベルのデータをもとに通信を判断します。細かい単位で通信を判断するため、高度な識別が可能です。従来のファイアウォールよりも通信速度が少し落ちますが、なりすましなどの対策ができます。

階層とファイアウォールの関係を押さえよう!

いかがでしたでしょうか。今回はOSI参照モデルの階層とファイアウォールの種類について紹介してきました。

ネットワークには各階層が分かれているため、その特徴を理解することが大切です。各階層に合ったファイアウォールとOSI参照モデルを理解することで適切な対策ができます。まずはネットワークの階層とファイアウォールの関係を押さえましょう。

ファイアウォール人気ランキング | 今週のランキング第1位は?
こちらもおすすめ!
ファイアウォール 選び方ガイド
電球 製品を選ぶときのポイントがわかる!
電球 どんな企業が導入すべきかがわかる!
お役立ち資料ダウンロード
選び方ガイドのダウンロードはこちら arrow

このカテゴリーに関連する記事

【2023年版】ファイアウォールおすすめ製品比較!失敗しないポイントも解説

【2023年版】ファイアウォールおすすめ製品比較!失敗しないポイントも解説

ファイアウォールとルータの違いは?どちらも導入すべき?

ファイアウォールとルータの違いは?どちらも導入すべき?

ステートフルインスペクションとは?ファイアウォールの仕組みを理解しよう!

ステートフルインスペクションとは?ファイアウォールの仕組みを理解しよう!

ファイアウォールの基本知識をわかりやすく解説!

ファイアウォールの基本知識をわかりやすく解説!

ファイアウォールの種類とは?違いや特徴、メリットを解説!

ファイアウォールの種類とは?違いや特徴、メリットを解説!

ファイアウォールのアウトバウンド通信・インバウンド通信とは?

ファイアウォールのアウトバウンド通信・インバウンド通信とは?

ファイアウォールとDMZ(非武装地帯)の関係を解説!

ファイアウォールとDMZ(非武装地帯)の関係を解説!

ファイアウォールを減価償却する際に設定すべき耐用年数は?

ファイアウォールを減価償却する際に設定すべき耐用年数は?

ファイアウォールのデメリットとは?防げない攻撃も解説!

ファイアウォールのデメリットとは?防げない攻撃も解説!

ファイアウォールのホワイトリスト・ブラックリストについて解説!

ファイアウォールのホワイトリスト・ブラックリストについて解説!

IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「OSI参照モデルとは?ファイアウォールの種類をわかりやすく解説」というテーマについて解説しています。ファイアウォールの製品導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。

お役立ち資料ダウンロード こちらをクリック
ファイアウォール
基本情報から選ぶ時のポイント、ITトレンドおすすめの製品情報をまとめてご紹介します。
カテゴリー関連製品・サービス
資料請求で
比較表が作れる!
バルテス株式会社
バルテス株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
4
脅威が見える 攻撃からまもるサイバー攻撃可視化ツールPrimeWAF
クラウド型のセキュリティ対策サービスだから専門知識がなくても、常に最新のセキュリティ対策を実装できて安心! 設定も簡単なので皆さまに初めてのセキュリティ対策として選ばれています。
株式会社 USEN ICT Solutions
株式会社 USEN ICT Solutions
☆☆☆☆☆
★★★★★
3.7
ネットワークセキュリティ対策をこれ一台で!ビジネスセキュリティ(VSR)
ファイアウォール、ウィルスプロテクション等、外部の脅威に対抗するセキュリティ機能を「VSR」と呼ばれる1台のUTMアプライアンスに搭載しています。
株式会社ピーエスアイ
株式会社ピーエスアイ
☆☆☆☆☆
★★★★★
4.2
【リプレイスでお困りの方】最新FortiGateシリーズ
リプレイス提案 古いOSはメーカーのサポートも終わってしまっています。 最新の脆弱性情報もアナウンスは英語サイトのみ、困っている方に分かりやすくご説明させて頂きます。
JBCC株式会社
JBCC株式会社
次世代ファイアーウォール月額サービス スタンダード
次世代のファイアーウォール機器を貸出し、セキュリティ運用監視サービスを合わせ月額提供致します。 機器対象のセキュリティ監視(IPS)、イベント早期発見に加え、日々の運用を代行いたします。
株式会社アンペール
株式会社アンペール
クラウド型UTMでスピーディな導入と簡単運用を実現!MRB-Cloud
MRB-Cloudは、インターネットを利用する全てのユーザを保護し、既存ルーターでVPN接続すればすぐに利用できるクラウド型UTMサービスです。
株式会社日本オフィスソリューション
株式会社日本オフィスソリューション
【無料お試しあり】テレワークに最適!クラウド型セキュリティどこでもUTM
テレワークや外出先など働く場所を選ばない新時代。 いつでも、どこからでも安全なインターネット接続を実現! セキュリティ対策に求められる多層防御をクラウドで利用可能です。
カテゴリー資料請求ランキング
1月30日(月) 更新
第1位
  • 【リプレイスでお困りの方】最新FortiGateシリーズ
  • 株式会社ピーエスアイ
第2位
  • クラウド型UTMでスピーディな導入と簡単運用を実現!MRB-Cloud
  • 株式会社アンペール
第3位
  • ネットワークセキュリティ対策をこれ一台で!ビジネスセキュリティ(VSR)
  • 株式会社 USEN ICT Solutions
4位以下のランキングはこちら
ログイン ログイン
新規会員登録 新規会員登録
ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
レビュー用バナー
新着記事
  • ファイアウォールのゾーンとは?背景や設定のポイントも紹介!
    ファイアウォールのゾーンとはどのようなものでし...
  • ファイアウォールの基本知識をわかりやすく解説!
    この記事では外部のネットワークから不正アクセス...
  • ファイアウォールポリシーとは?設定項目や策定のポイントを解説!
    ファイアウォールポリシーとはどのようなものでし...
  • ファイアウォールの「スクリーンサブネット」とは?わかりやすく解説
    ファイアウォールの構造のひとつ「スクリーンサブ...
  • ファイアウォールを減価償却する際に設定すべき耐用年数は?
    ファイアウォールを減価償却する際の耐用年数が何...
  • ファイアウォールの必要性とは?役割と仕組みを分かりやすく解説!
    セキュリティ対策として効果的な「ファイアウォー...
  • ステートフルインスペクションとは?ファイアウォールの仕組みを理解しよう!
    ステートフルインスペクションは、パケットフィル...
  • ファイアウォールのアウトバウンド通信・インバウンド通信とは?
    インターネットのセキュリティにおいて重要な「フ...
  • ファイアウォールとDMZ(非武装地帯)の関係を解説!
    DMZとはインターネットとイントラネットの間に置か...
  • 【2023年版】ファイアウォールおすすめ製品比較!失敗しないポイントも解説
    ファイアウォールとは、不正アクセスやサイバー攻...
ページトップへ
ITトレンドについて
ITトレンドとは|
ご利用規約|
レビューガイドライン|
プライバシーポリシー|
クッキーポリシー|
運営会社|
サイトマップ|
お問い合わせ
IT製品を探す
製品を探す |
ランキングから探す |
専門家一覧
IT製品を知る
用語集
IT製品を掲載する
掲載について
関連サービス・サイト
List Finder |
Urumo! |
bizplay |
Sales Doc

Copyright (C) 2023 IT Trend All Rights Reserved.

ファイアウォールの製品をまとめて資料請求
0件の製品が資料請求リストにあります。
資料請求リストをリセットします。
よろしいですか?