資料請求リスト
0

ファイアウォールの選び方とは?他のセキュリティ製品との違いも解説

ファイアウォールの選び方とは?他のセキュリティ製品との違いも解説

この記事ではファイアウォールの選び方について解説します。ファイアウォールは不正なアクセスを検知し遮断する役割を持っています。次々に新たな脅威が発生する中、ファイアウォールはどのように進化したのでしょうか。今回は他の不正アクセス防止ツールとファイアウォールとの関係kから、選択の際のポイントに焦点をあててご紹介します。

\ 無料で一括資料請求!/

ファイアウォールとは

まずはファイアウォールの役割を正しく理解しましょう。ここではファイアウォールの意味や役割について確認していきます。

企業ネットワークが外部と接続された1990年代、外部からの不正アクセスを防御するツールとしてファイアウォールが定着しました。ファイアウォールは日本語で防火壁と訳され、外部ネットワークと内部ネットワークの間でセキュリティの壁の役割を果たします。

具体的には、外部からのアクセスを規制する監視機能と内部からのアクセス(アドレス)を隠すNAT機能によってセキュリティを高めることができます。また以下の記事ではファイアウォールの機能について詳しく解説していますので参考にしてください。

▼あわせて読みたい!
参考記事:ファイアウォールの基本的な機能や仕組みとは?

ファイアウォールの選び方とは

次にファイアウォールの選び方についてみていきましょう。

他のセキュリティ製品との違いを理解し導入目的を明確にする

ファイアウォールを選ぶ下準備として、他のセキュリティ機器との違いを明確にすることが大切です。ファイアウォールで防御できると思っていた攻撃が、実は防御対象外だったとならないためにも知識を整理しましょう。

ファイアウォールと次世代ファイアウォール

ファイアウォールは、送信元情報と送信先情報(IPアドレス、ポート番号)を元に不正アクセスを発見して遮断します。しかし不正アクセスは時代とともに悪質化し、アプリケーションを装ってネットワーク内部に入り込むようになってきました。

そこで、アプリケーションを監視し制御する機能が盛り込まれたのが「次世代ファイアウォール」です。具体的にはP2P型のファイル交換ソフトなどが監視できるものです。次世代ファイアウォールを利用するとTwitterやFacebookなどのSNSツールを一般社員に対しては禁止し、広報担当者のみに利用できるようにするなどの制御もできます。

つまりファイアウォールに、アプリケーション監視と制御機能を加えたものが次世代ファイアウォールです。

ファイアウォールとWAF

WAF(Web Application Firewall)とは、Webアプリケーション用のファイアウォールです。 インターネットがビジネスに利用されるようになり、さまざまなサイトが公開され、サービスを提供するWebシステム(アプリケーション)が構築されました。

しかし、このアプリケーションの脆弱性を攻撃するアクセスにはファイアウォールは対応できません。その対策として開発された製品がWAFです。つまりファイアウォールとWAFは補完関係にあると言えます。

ファイアウォールとIPS/IDS

不正アクセスの中には一見健全なアクセスに見えて、システムに入ってから悪意のある行動をする攻撃があります。特にIPアドレスとポート番号を元に監視するファイアウォールはこのアクセスを解読できませんでした。

そこで開発されたのがIPS/IDSです。IPS/IDSはパケット内容まで解析し検知・自動遮断します。つまりファイアウォールとIPS/IDSは補完関係にあることを意味します。

ファイアウォールとUTM

UTMは多くのセキュリティ機能を搭載したアプライアンス製品です。もちろんUTMにはファイアウォールや次世代ファイアウォールも機能として含まれています。このようにUTMは単体で多くのセキュリティ対策が可能となるため、コストパフォーマンスに優れいると言えるでしょう。

また次世代ファイアウォールとUTMを同じ製品として扱っている提供事業者もあり、近い位置付けとなっています。

アプリケーションの可視化と制御を行う

次世代ファイアウォールはアプリケーションを可視化・識別できますが、あらゆるアプリケーションに対応できるわけではありません。つまり検出できるアプリケーションの種類を確認して、自社で監視したいアプリケーションに対応しているかを知っておくことが必要です。また次々と登場するアプリケーションにどれだけ対応していけるのか、どこまで制御できるかなども確認しましょう。

ファイアウォールのパフォーマンスを確認する

すべてのアクセスがファイアウォールを通過するため、ファイアウォールには高いパフォーマンスが求められます。特にファイアウォールのパフォーマンスがVPNの通信速度を下げるといったこともあるので注意しましょう。

またファイアウォールのパフォーマンスは価格に比例するので検証が必要です。自社の状態に最適なファイアウォールを見つけるためにもパフォーマンスという視点は外せないと言えるでしょう。

ファイアウォールのスケーラビリティを確認する

常に同じ量のトラフィックが続くわけではありません。スケーラビリティもチェックする必要があります。

ここでいうスケーラビリティとは、どれほどの負荷に対応できるだけの拡張性を有しているかの度合いです。この度合いによっては膨大なトラフィックに対応できなくなるといった事態もおこりかねないため注意しましょう。

アプライアンスか仮想アプライアンスかを選ぶ

従来ハードウェアアプライアンスの形が一般的でしたが、クラウドから仮想アプライアンスで提供されることが多くなっています。クラウドの場合、スケーラビリティや運用性に優れているのでコストも合わせて比較してみましょう。

最適なファイアウォールで自社のセキュリティを高めよう!

ここまでファイアウォールの選び方について確認してきましたが、製品の特徴という視点だけでなくベンダーの導入実績や技術力にも注目するとよいでしょう。ぜひとも的確なアドバイスを得て、最適なファイアウォールを導入してください。

\ 無料で一括資料請求!/
この記事を読んだ人は、こちらも参考にしています

話題のIT製品、実際どうなの?

導入ユーザーのリアルな体験談

電球

IT製品を導入しDXに成功した企業に

直接インタビュー!

電球

営業・マーケ・人事・バックオフィス

様々なカテゴリで絶賛公開中

私たちのDXロゴ
bizplay動画ページリンク
動画一覧を見てみる
IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「ファイアウォールの選び方とは?他のセキュリティ製品との違いも解説」というテーマについて解説しています。ファイアウォールの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
このページの内容をシェアする
facebookに投稿する
Xでtweetする
このエントリーをはてなブックマークに追加する
pocketで後で読む
カテゴリー関連製品・サービス
カテゴリー関連製品・サービス
次世代ファイアウォール
パロアルトネットワークス株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
3.8
ビジネスセキュリティ(VSR)
株式会社 USEN ICT Solutions
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
3.7
MRB-Cloud
株式会社アンペール
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
0.0
Sophos Firewall
ソフォス株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.0
SRX シリーズ ファイアウォール
ジュニパーネットワークス株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
3.5
ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
ファイアウォールの製品をまとめて資料請求