【総合シェアTOP5】レビュー × ランキングで見る人気製品
まずは、レビュー件数のシェアと資料請求ランキングから、2026年の人気製品を紹介します。レビューは導入企業の評価が表れるデータ、ランキングは検討企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年のID管理ツールはレビュー件数のシェアでOkta Workforce Identityが91%を占めます。資料請求ランキングでもOkta Workforce Identityが1位で、2位はIIJ IDガバナンス管理サービス、3位はKeyspiderです。口コミは1製品に集まる一方、検討段階では複数の製品が比べられている点が特徴です。
次のグラフは、レビュー件数のシェアTOP2です。その下の表の総合順位は、レビューシェアと資料請求ランキングの順位の平均で並べています(TOP5外は6位として計算)。
| 総合順位 | 製品名 | レビュー件数シェア | 資料請求ランキング | 総合評価の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Okta Workforce Identity | 91%(10件) | 1位 | 10件中7件が1,000名以上の企業で、1つのIDで複数のサービスに入れるシングルサインオンが好評。 |
| 2位 | IIJ IDガバナンス管理サービス | ー | 2位 | レビューはまだないものの、資料請求ランキングで2位に入り、検討企業の関心を集めている製品。 |
| 3位 | Gluegent Gate(グルージェント ゲート) | 9%(1件) | 6位 | 口コミは1件のみで、Google Workspaceと連携したシングルサインオンが評価されている。 |
| 4位 | Keyspider | ー | 3位 | 2024年間ランキングで1位、2026年上半期も3位に入り、検討企業の関心が続いている製品。 |
| 5位 | GMOトラスト・ログイン | ー | 4位 | 2025年間の3位に続き、2026年上半期も4位に入り、検討の候補に挙がっている製品。 |
※「レビューシェア」は、2026年10月までにITトレンドへ投稿されたレビュー11件に占める割合です。
※「ランキング」は、資料請求数にもとづく「ITトレンド上半期ランキング2026」です。
レビューとランキングを掛け合わせると何がわかる?
- ●レビューが多い=「導入後の評価を参考にしやすい製品」
- ●ランキング上位=「いま比較検討の候補に挙がっている製品」
- ●両方で上位=「導入前の関心も導入後の評価も集める製品」
ID管理ツールでは、Okta Workforce Identityがレビューシェアとランキングの両方で1位です。一方、ランキング2〜5位の4製品には、まだレビューがありません。レビューのあるGluegent Gateも、ランキングでは6位でした。口コミが1製品に集まる中で、検討段階では多くの製品が候補に挙がっていることがわかります。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
資料請求数をもとにした月間ランキングで、いま比較されているID管理ツールを確認できます。
ID管理ツールの市場規模は?
調査会社のITRによると、国内のIDaaS市場は2024年度に303億5,000万円で、前年度比23.9%増でした。2024〜2029年度のCAGR(年平均成長率)は9.5%と予測されています。クラウドで提供するID管理の市場で、ID管理ツール全体の数字ではありません。
ここからは、ITトレンドのレビューと資料請求ランキングから、製品ごとの動きを見ていきます。
[分析]2026年のID管理ツール市場で起きている3つの変化
ここでは、ITトレンドの資料請求ランキング(2024年間〜2026年上半期の4回分)、上位製品のタイプ、レビューとの関係から、市場の動きを整理します。
1.Oktaが2回続けて1位、IIJが2位に浮上
資料請求ランキングでは、2025年間からOkta Workforce Identityが2回続けて1位です。2026年上半期は、IIJ IDガバナンス管理サービスが5位から2位に上がりました。ランキング入りした製品も、2024年間の5製品から9製品に増えています。1位が入れ替わっていた2025年上半期までと比べ、上位は固まりつつ、比較の候補も広がっていることがうかがえます。
2.9製品中7製品がクラウド対応、オンプレミス専用は1製品
製品一覧の掲載内容を見ると、2026年上半期にランキング入りした9製品のうち7製品がクラウドに対応しています。提供形態がオンプレミスだけの製品は1製品で、1製品は掲載がありません。参考価格は7製品が金額で示していますが、「60円〜」から「1,200,000円〜」まで幅があります。クラウド型を中心に、料金の体系を確かめながら比べる形といえそうです。
3.口コミはOktaにほぼ集中、ほかの上位製品は評価がこれから
レビュー11件のうち10件はOkta Workforce Identityで、その口コミは2023年5月〜2024年5月の投稿です。7件が1,000名以上の企業で、大規模な組織での利用がうかがえます。一方、ランキング2〜4位の3製品には、まだレビューがありません。導入後の評価が蓄積された製品は限られ、多くの候補は口コミがこれから集まる段階です。
シェア上位製品はどれを選ぶべき?タイプ別のおすすめ
- ■多くのクラウドサービスへのログインを、1つのIDにまとめたい企業
- Okta Workforce Identity
- ■Google Workspaceと連携して、シングルサインオンを進めたい企業
- Gluegent Gate(グルージェント ゲート)
- ■資料請求ランキングの上位から、候補を広げて比べたい企業
- IIJ IDガバナンス管理サービス / Keyspider / GMOトラスト・ログイン
同じID管理ツールでも、連携したいサービスや社内の運用によって、合う製品は変わります。Oktaの改善点では、ライセンス費用や、管理画面・マニュアルが英語主体である点を挙げる声がありました。特に、自社で使うサービスと連携できるか、管理者が運用しやすいかは、資料やデモで確認しておきたいポイントです。
レビューとランキングをどう活かす?シェアを見るときの注意点
- ●レビューシェアは口コミの集まり具合を示す目安で、利用企業の数を表すものではない
- ●資料請求ランキングの上位でも、自社のシステム環境や運用に合うとは限らない
- ●レビューは2製品の11件だけで、ランキングに入った9製品のうち7製品はまだ口コミがない
レビューシェアとランキングは、候補を絞り込むための材料として役立ちます。口コミが少ない製品は、資料やデモで使い勝手を確かめるとよいでしょう。最終的には、連携したいサービスの種類や利用者の数、管理者の運用体制に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合うID管理ツールを比較検討しよう
この記事では、レビュー11件と資料請求ランキングをもとに、ID管理ツールの人気の傾向を紹介しました。気になる製品は資料請求して機能や料金を一覧で比較し、自社の環境に合うかを確かめてみてください。
以下の記事では、企業向けのID管理システムを、目的や機能別に比較して紹介しています。あわせてご覧ください。

