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IDS・IPSの使いやすさをどう比べるか|通知の読み取りやすさや初期設定、サポート範囲の確認手順

IDS・IPSの使いやすさをどう比べるか|通知の読み取りやすさや初期設定、サポート範囲の確認手順

IDS・IPSは導入後に通知を確認し、必要に応じて設定を調整する作業が続きます。使いやすさという言葉のままでは製品を比べられないため、確認できる項目へ分解することが出発点です。この記事では、通知や画面の分かりやすさ、初期設定の作業量、調整の方法、サポート範囲という区分で確認手順を解説します。

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目次

    IDS・IPSの使いやすさを分解する

    IDS・IPSは、ネットワークを流れる通信を監視し、不正な侵入と考えられる通信を検知したり遮断したりする仕組みです。専門的な内容を扱うため、何をもって使いやすいとするかを先に定めておきましょう。

    判断が難しくなる理由

    IDS・IPSの画面には、通信の内容や判定の条件など専門的な情報が並びます。日常的に扱う機会が少ない担当者にとっては、表示された内容が何を意味するのかを読み取ること自体に時間がかかります。

    製品資料の「直感的な操作」といった表現は、判断の材料としては不十分です。自社の担当者が実際に行う作業を書き出し、それぞれ何を見て何回の操作で終わるかを確かめる形へ置き換えておきましょう。この準備をしておくと、デモの場で条件をそろえた比較ができます。

    確認する場面の切り分け

    使いやすさが問われる場面は、大きく3つに分かれます。導入時の初期設定、日々の通知確認、状況が変わったときの設定調整です。それぞれ触れる画面も必要な知識も異なります。

    導入時は一度きりの作業ですが、通知の確認は毎日続きます。頻度の高い作業ほど負担の差が積み重なるため、日々の確認画面を重点的に見ておくと判断を誤りにくくなります。実際に運用する予定の担当者に試してもらうと、判断がずれにくくなります。想定される作業を一覧にまとめ、各製品で同じ内容を試す進め方にすると、比較の結果を社内で共有しやすくなります。

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    通知や管理画面の分かりやすさ

    日々の運用で最も多く触れるのが通知と管理画面です。ここでは、確認しておきたい3つの要素を整理します。実際の画面を見ながら確かめることをおすすめします。

    通知内容の読み取りやすさ

    通知には、検知した通信の情報と、判定に使われた条件が示されます。この内容が専門用語だけで構成されていると、担当者が意味を調べる時間が必要になります。

    確認したいのは、何が起きたのかを日本語で説明する記載があるか、想定される影響が示されるか、次に何をすればよいかの案内があるかという点です。案内が添えられていると、経験の少ない担当者でも判断の手がかりを得られます。参考となる情報へのリンクが用意されているかもあわせて確かめておきましょう。

    重要度の判別のしやすさ

    通知の件数が多いと、どれから対応すべきかの判断に時間がかかります。重要度が段階で示されるか、その基準が公開されているかを確認しておきましょう。

    重要度の基準は製品によって異なるため、他の製品と同じ表記でも意味が一致するとは限りません。自社にとって優先すべき通知を上位に表示できるか、重要度の低い通知をまとめて確認できるかも確かめておくと、日々の確認にかかる時間を見積もれます。デモの際は、1日あたりに想定される通知の件数を伝えたうえで、実際の画面がどう見えるかを確かめておくとよいでしょう。

    記録の確認と絞り込み

    過去に起きた事象を振り返る場面では、記録の中から目的の情報を探す作業が発生します。期間、通信元、判定の種類などで絞り込めるかを確認しておきましょう。

    絞り込みの条件を保存して繰り返し使えると、定期的な確認の手間を減らせます。報告のために記録を出力する場合は、対応している形式と、出力できる項目の範囲もあわせて確かめておきましょう。件数が多い状態での表示速度についても、デモの場で確認できると判断材料が増えます。

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    初期設定にかかる作業

    導入時の負担は、公開までにどれだけの作業が発生するかで決まります。設定が簡単だと案内されていても、自社側で準備する内容が多ければ立ち上げに時間がかかります。

    導入形態による作業の違い

    自社に機器を設置する方式では、設置場所の確保、電源や配線の準備、通信の経路を変更する設定が必要です。クラウド上のサービスとして利用する方式では、機器の準備は不要になる一方、通信を経由させる設定が生じる場合があります。

    どちらの方式でも、自社のネットワーク構成を把握したうえで作業を進める必要があります。構成図が整理されていない場合は、その作成から始まることも想定しておきましょう。ベンダーがどこまで作業を支援するのか、案内にとどまるのか代行まで含むのかを契約前に確認しておくことをおすすめします。

    初期の設定値の考え方

    導入直後の設定をどう決めるかは、その後の運用に影響します。標準の設定が用意されている製品であれば、そこから始めて自社の環境にあわせて調整する進め方が現実的です。

    見ておきたいのは、標準の設定がどのような考え方で作られているかという点です。検知を優先する設定では通知の件数が多くなり、絞り込んだ設定では確認の負担が減る代わりに見落としの可能性が生じます。自社の運用体制にあう水準を、ベンダーへ相談しながら決めていきましょう。

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    運用開始後の調整のしやすさ

    IDS・IPSは、業務で使う仕組みが増えたり通信の内容が変わったりすると、設定の調整が必要になります。調整にかかる手間も、使いやすさを判断する要素の一つです。

    除外設定の変更方法

    業務で必要な通信が検知の対象になった場合、その通信を対象から外す設定を行います。この操作を管理画面から自分で行えるか、ベンダーへの依頼が必要かは製品によって異なります。

    自分で変更できる場合でも、設定を誤ると必要な監視まで外れる可能性があります。変更内容を事前に確認できる仕組みや、元の状態へ戻せる機能があるかを確かめておきましょう。誰がいつどの設定を変えたかを記録できると、想定と異なる動きが起きた際の確認に役立ちます。

    更新の適用方法

    検知に使う条件は、新しい攻撃の手法にあわせて更新されます。この更新が自動で適用されるのか、担当者が操作して適用するのかを確認しておきましょう。

    自動で適用される構成では手間が減る一方、更新の内容によって通知の傾向が変わる可能性があります。更新の内容が事前に案内されるか、適用後に問題が起きた場合に戻せるかもあわせて確認しておきましょう。更新の履歴を確認できると、状況の変化を把握しやすくなります。更新にあわせて動作の確認を行う時期をあらかじめ決めておくと、担当者が交代しても同じ手順を続けられます。

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    サポートで受けられる範囲

    サポートという言葉が指す範囲は製品によって異なります。専任の担当者がいない企業ほど、どこまで任せられるかが運用を続けられるかどうかに関わります。

    支援内容の区分の把握

    支援には段階があります。操作手順をまとめた資料の提供、問い合わせ窓口での案内、初期設定の進め方の案内、設定作業の代行、運用方針の相談では、費用も対応の深さも変わります。

    「設定を支援します」という説明が、案内までを指すのか作業の代行まで含むのかは分かれます。自社に設定を担当できる人がいない場合は、どちらに当たるかを契約前に書面で確認しておきましょう。通知の内容について相談できるかも、日々の運用に関わる確認項目です。

    問い合わせ方法と対応時間

    問い合わせの手段には、メール、電話、専用の窓口などがあり、契約するプランによって使える手段が異なります。急いで確認したい場面が想定されるため、対応の手段は具体的に確かめておきましょう。

    受付時間と回答までの目安時間も確認しておきたい項目です。攻撃と考えられる通信は業務時間内に限らず発生するため、夜間や休日の扱いを把握しておく必要があります。追加費用で対応範囲を広げられる場合もあるため、必要性とあわせて相談してみてください。実際に問い合わせた際の回答の分かりやすさは、契約前のやり取りからもある程度うかがえます。

    監視を委託する選択肢

    社内で通知の確認を続けることが難しい場合、外部の事業者が監視と一次対応を行うサービスを利用する方法があります。夜間や休日を含めた対応を任せられる点が特徴です。

    利用する場合は、任せる範囲を明確にしておく必要があります。通知の確認までなのか、遮断の判断まで含むのか、自社への連絡はどの基準で行われるのかを契約前に確認しましょう。責任の範囲があいまいなままでは、実際に事象が起きた際に対応が滞る可能性があります。

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    設計や運用の負担を抑えられるIDS・IPS

    初期設定の作業量と、任せられる範囲は製品ごとに違います。専任の担当者を置きにくい場合に確認しておきたい製品を紹介します。

    ビジネスセキュリティ(VSR)

    株式会社 USEN ICT Solutions
    製品・サービスのPOINT
    1. 業界最多クラスのセキュリティ機能の中から独自のカスタムが可能
    2. 管理者負担軽減!導入から運用、保守まですべて一括対応。
    3. 24時間365日の障害検知・切り分けから復旧対応までサポート!

    株式会社 USEN ICT Solutionsが提供する「ビジネスセキュリティ(VSR)」は、導入から運用、管理、監視、障害対応までを一括で請け負うマネージド型のサービスです。導入前のコンサルティングと初期設定の作業が含まれるため、社内で設定を担当する人を確保しにくい場合でも進めやすくなります。問い合わせは電話とメールで受け付け、機器に障害が起きた際は24時間365日体制のオンサイト保守に対応します。機器はレンタルで提供される方式です。

    Total Security Function Service (株式会社東計電算 / Toukei (Thailand) Co., Ltd.)

    製品・サービスのPOINT
    1. 企画から運用まで一貫したワンストップ支援
    2. 振る舞い検知で未知の脅威にも対応
    3. 自社データセンターを活用したクラウド提供

    TiFRONT (トライポッドワークス株式会社)

    《TiFRONT》のPOINT
    1. 不正通信を自動ブロックし内部拡散を防止
    2. ネットワーク挙動からマルウェア拡散を検知・遮断
    3. クラウド型で複数拠点の有線・無線を統合管理

    まとめ

    IDS・IPSの使いやすさは、通知の読み取りやすさ、重要度の判別、初期設定の作業量、調整の方法、サポートで受けられる範囲という項目に分けると比較できます。特に日々続く通知の確認は負担の差が積み重なるため、実際の画面を見て確かめることが大切です。候補が絞れたら資料請求で条件を確認し、比較検討を進めてみてください。

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