- 顧客の属性情報に基づいたパーソナライズされたコンテンツの配信
- AIを使って顧客行動を読み解き、メール配信を最適化
- ドラッグ&ドロップで直感的に反応の得れる顧客セグメントを抽出
広範囲なマーケティングキャンペーンから高度な個人宛メッセージまで、顧客のデータに基づいてメールの配信が可能です。
※出典元: IDC社、『Worldwide Semiannual Software Tracker』(2021年4月)
2025年01月29日 最終更新
製品概要
対象従業員規模 | 全ての規模に対応 | 対象売上規模 | 全ての規模に対応 |
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提供形態 | クラウド | ||
参考価格 | 別途お問い合わせ |
製品詳細
メールでビジネスの成功を加速させる
顧客データに基づいたパーソナライズコンテンツでエンゲージメントを向上
顧客に紐付いたデータを基にマーケターが直感的に抽出条件をドラッグアンドドロップで設定。
何百万にも及ぶ顧客属性情報のフィルタリング結果を、数秒かからず確認ができるため、即時に対象人数を把握でき、必要に応じ直感的な条件の編集も可能。
顧客の属性情報を基にメールの文面や画像の出し分けができる他、ABテストも容易に実施でき、配信結果と照らし合わせた高速なPDCAを回すことが可能です。
また、配信したメールから、Marketing Cloud側に作成したキャンペーンやアンケートページに遷移させることで、顧客の情報をシームレスに取得し、その結果を利活用して、より高度にパーソナライズされたコミュニケーションも可能です。
カスタマージャーニーを直感的に書き、キャンペーンを自動化
会員登録したお客様のウェルカムキャンペーンや購買御礼メールなど、日々多くのバリエーションに富んだメール配信を伴ったジャーニーを、ドラッグアンドドロップで簡単に自動化できます。
ジャーニーを作成する中で、ステップ毎のメール配信における顧客行動を基に分岐条件を書いたり、AI側でそれぞれの顧客に最適な時間帯でのメール配信を自動化することで、マーケターは、よりクリエイティブな業務に時間を使うことができ作業効率も上がります。
またジャーニーは、必要に応じて簡単に更新ができるため、ABテストへの活用やパフォーマンスに応じた更新も可能となり、より高速なPDCAサイクルを回すことができます。
メールの到達率は必須条件
Marketing Cloudには、これまで到達率が悪いと言われている中国向けの配信に特化した機能や、日本の独自ドメインに対しての配信をより円滑に実施できる機能もご用意。
Salesforceに所属する製品実装チームやパートナー企業の製品資格保持者がメールの到達率を向上させる観点からもサポート致します。
|今後の展開も見据えることができる包括的なプラットフォーム
Marketing Cloudは、メールの配信のみならずモバイルアプリやLINE、SMS、ソーシャルリスニング、広告、キャンペーンページの作成までデジタルマーケティングに必要な機能を幅広く網羅した包括的なプラットフォームであり、メール機能はごく一部の機能に過ぎません。
企業は、デジタルを中心としたチャネルの増加に対応する一方、それぞれのチャネルにおける一貫したコミュニケーションを行うことも、合わせて求められてきます。
企業の成長に併せて、利用するチャネルや製品を統合していくことで、ノウハウの蓄積されたコンテンツを他のチャネルでも流用できるようになり、理想とされるコミュニケーションを多角的に行うことが可能になります。
仕様・動作環境
補足スペック | |
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対応デバイス | PC / SP |
API連携可否 | 不可 |
導入企業カスタム有無 | 不可 |
導入効果
導入事例
カード会社の場合:課題は「デジタル戦略の拡大」
BtoBtoCの事業ではあるものの、時代の流れとしてデジタル戦略の拡大を目的として導入された、カード会社の事例です。
こちらの会社では、入会時・継続利用時・更新時など、顧客の状況を10分割されており、
それぞれの担当部署が動いていました。
そこでまずは各部署が協力してカスタマージャーニーを把握し、
細かいプロセス単位で顧客の期待するものや現在の施策について洗い出しを行いました。
まず最初に着手されたのは、「入会初期」の顧客に対するメールでした。
カスタマージャーニーと顧客の期待を細かく分析することにより、いくつかの課題が見つかったため、
入会初期に送信するシナリオメールを改善したところ、稼働率が5%・利用額が10%ほど向上したそうです。
未利用の顧客にはメールの分岐を設定し、休眠化を防ぐ取り組みを行われています。
現在顧客がメインカードとサブカードのどちらで利用しようとしているのかを判断することにより、
さらに個別のアプローチへつなげていきたいそうです。
人材派遣会社の場合:課題は「ユーザーに新しい視点を提供したい」
こちらの人材派遣会社では、求人のエントリー時に会員登録が必須です。
派遣という就労形態を選択する方は、同じ就労形態で仕事を探す方が多いそうです。
そのため、会員登録をしたユーザーとは長期的な関係を築きたいと考えていました。
既にメールでの施策は追求されていたものの、効果の引き上げが頭打ちになってきていました。
また、ユーザーのタイミングを見計らったコミュニケーションによる、
新たなリピーター獲得の必要性も感じられていました。
そこで「Marketing Cloud」を導入し、「初めて利用するユーザー」と「リピーター」に分類を行いました。
更に、両方のカスタマージャーニーに重複し、モチベーションの高い求職者に対するアプローチに着手しました。
また、メールテンプレートごとの開封率やメール内リンクのクリック数といった行動データをユーザーごとに蓄積し、
一人ひとりに異なるメールを送信する施策も実施されました。
結果、CVRを130%改善することに成功されました。
今後は、潜在的にモチベーションの高い人へ情報を届けることに挑戦したいそうです。
企業情報
会社名 | 株式会社セールスフォース・ジャパン |
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住所 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー(Salesforce Tower) |
設立年月 | 2000年4月 |
資本金 | 4億円 |
事業内容 | 事業内容: クラウドアプリケーション及びクラウドプラットフォームの提供 |
代表者名 | 代表取締役会長 兼 CEO 小出 伸一 |
メール配信システム
メール配信システムとは?
メール配信システムは、メールマガジンなど大量のメールを効率的に配信するシステムです。効果測定、開封率やクリック率などのデータを分析し、配信戦略を改善できます。スマートフォンやタブレットにも対応し、幅広い顧客にアプローチできます。主にマーケティング部門で活用され配信コンテンツ管理、ターゲットを絞ったセグメント配信、ステップメール機能、HTMLメール作成機能やテンプレート、ABテスト機能などを利用すれば、効果的なメールマーケティングを効率的に展開できます。
比較表つきの解説記事はこちら【2025年】おすすめメール配信システム20選比較!目的別タイプを図解
『Marketing Cloud』とよく比較されているメール配信システム
IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。こちらのページは、株式会社セールスフォース・ジャパンの 『マルチチャネルでパーソナルなコミュニケーションを実現Marketing Cloud』(メール配信システム)に関する詳細ページです。製品の概要、特徴、詳細な仕様や動作環境、提供元企業などの情報をまとめています。気になる製品は無料で資料請求できます。