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PaaSの選定ポイントと確認事項を解説

PaaSの選定ポイントと確認事項を解説

PaaSは、アプリケーションの開発環境や実行基盤(プラットフォーム)一式を提供するクラウドサービスです。すでに、市場には有力ベンダーのサービスがめじろ押しとなっています。

PaaSを最大限に活用するためには、どこに着目して選択すればいいのでしょうか。ここでは、開発環境、ターゲット層と分野、料金プラン、セキュリティ、信頼性などについて取り上げながら、PaaSの選び方を紹介します。

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PaaS選定ポイント1 自社にマッチした開発環境

PaaSの開発環境において重要になるポイントが「ソフトウェアリソース」「開発目的」の2つです。それぞれのポイントを紹介します。

ソフトウェアリソースがマッチしているか

最初に確認したいのがソフトウェアリソースです。自分の望むOSやミドルウェアが揃っていないと、アプリケーションの開発に着手できません。

■OS(オペレーティングシステム)
多くの場合、OSはWindowsかLinuxが準備されています。
■ミドルウェア
ミドルウェアでは、RDBソフトがポイントとなります。
PostgreSQL、MySQL、Oracleが一般的、Amazon RDSやMongoDBを使うことのできるサービスもあります。また、RDBの移行が可能かも確認しておきます。アプリケーションサーバの確認も忘れてはいけません。
■開発言語
代表的なものにはRuby、Java、Python、PHP、Node.jsなどがあります。中にはRubyに特化したPaaSもあります。ここで気を付けなければいけないのは、独自言語を提供しているサービスです。後から他のサービスに移行できずロックインされる危険性があります。
アプリケーションフレームワークの有無で開発の効率性が大きく異なってきます。開発環境に即したフレームワークの用意を確認します。
■ウィルス対策
ウィルス対策ソフトも準備されているか、チェックしましょう。

開発目的がマッチしているか

PaaSにはユーザのターゲット層を絞り込んでいるところも多くあります。大規模な商用に適しているところ、新規事業に適したところ、開発初心者、ヘビーな個人ユース、トライアル的なOSS、などがありますので確実に確認しておきます。

また分野としては、Webサイト、業務アプリケーション、モバイル、ソーシャルなど、得意分野があります。たとえば業務アプリケーションでは、テンプレートや自動生成の機能が用意されており、簡単に開発できるメリットがあります。分野がわからない場合は、実績を確認しましょう。似たような業種が多いのであればノウハウや資料が蓄積されていると考えることができます。

ターゲット層や分野を間違えると、移行しなければならなくなりますのでご注意ください。

PaaS選定ポイント2 料金プラン

料金体系も各社各様です。月額なのか、従量制なのか、アプリケーション数なのか、構成課金なのかを確認します。中には無料もあります。無料とはいえ、一定のリソースを超えると課金が発生するので、スモールスタートやトライアルでの利用に適しています。また、無料期間を設けているところもあります。

価格相応のパフォーマンス(CPU、メモリ、ディスク容量、セキュリティ、稼働率など)が得られるかどうか検討してください。そのほか、標準支払い通貨、最小構成の内訳、料金の課金単位も確認しておきましょう。

PaaS選定ポイント3 セキュリティ

PaaSに限らず、クラウドを利用する場合、セキュリティのチェックは必須となります。セキュリティにどれだけ注力しているかを確認します。

脆弱性への対処、パッチ対応、ウィルス対策、外部機関によるセキュリティ監査・認証、データ暗号化、閉域網サービスとの接続、サイバー攻撃に対する監視などがチェックポイントとなります。

PaaS選定ポイント4 信頼性

信頼性で使われるのが「稼働率」という数字です。99.9%あるいは99.99%などという数字で保証されています。

●稼働率99.9%の意味

年間365(日)×24(時間)= 8,760(時間)× 0.1% = 8.76時間(=約8時間45分)

つまり、年に8時間45分以上は止まらないという保証です。これで満足できるかどうかは利用者しだいです。もっとも、本当に止まらないわけではありません。止まったらお金を返すという契約です。また、この99.9%にはメンテナンスのための計画停止が含まれていない場合もあります。これも確認しておきましょう。

PaaS選定時の確認事項

その他、確認事項は下記の通りとなっています。

■契約

 利用開始時の申込方法、構成変更時の指示方法、最低契約期間、利用開始までの期間

■保守サポート

 受付方法、受付時間、対応時間、サポート言語、資料の言語、セミナーの有無

■操作性

 コントロールパネルの使い勝手、など

■データセンター

 立地、設備、など

■実績関連

 日本国内における法人ユーザ数、全世界における法人ユーザ数、業種、など

■ハードリソース

 最小構成(CPU、メモリ、HDD、ネットワーク帯域)、最大CPUコア数、
 最大メモリ容量、ディスクI/Oの保証、など

自社にマッチしたPaaSを導入しよう!

PaaS選定の際にカギとなる項目をまとめました。こちらを参考に、ニーズに合ったPaaSの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

また、製品によって料金形態やサポート体制は異なります。細かな機能や仕様はサービス1つ1つを比較しないとわからない場合が多くあります。PaaSサービスに興味がある方は無料で資料請求を行ってみてはいかがでしょうか。

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IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「PaaSの選定ポイントと確認事項を解説」というテーマについて解説しています。PaaS(Platform as a Service)の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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