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無料PaaSを比較!無料製品の選び方や注意点も徹底解説

無料PaaSを比較!無料製品の選び方や注意点も徹底解説

PaaSを利用すれば開発に不可欠なインフラの準備や環境構築が不要となり、工数の削減が期待できるため、近年多くの企業で導入が進んでいます。コストを抑えて導入したい場合は、無料のRPAツールを検討するケースもあるでしょう。

この記事では、無料版PaaSの比較や選び方の解説し、おすすめの無料版PaaSを紹介します。関連製品の一括資料請求も可能なため、各サービスをしっかりと比較・検討したい方はぜひご利用ください。

この記事は2024年1月時点の情報に基づいて編集しています。
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PaaSとは

PaaSとは、「Platform as a Service」の略語で、システムやアプリケーションの開発・実行・管理を行えるプラットフォームを提供するクラウドサービスです。

このプラットフォームには、ハードウェア・ソフトウェア・インフラストラクチャーなど、ソフトウェア開発に必要な環境が整えられています。ユーザーは機器の準備や環境構築をする必要がなく、アプリケーションやシステムの開発に専念できます。

PaaSの詳しい説明については、以下の記事を参照してください。

関連記事 PaaSとは?開発での利用メリットやSaaS/IaaSとの違い

無料版PaaSの選び方

PaaSを利用する際は、開発するシステムやソフトウェアの要件にあわせて、各ポイントを考慮しましょう。

また、無料版PaaSを選ぶ際は、特にサービスの制約や条件に留意することが重要です。制約により、無料版が自社の求める基準を満たさない可能性があります。

検討する際は、以下の項目に注意してください。

  • ●必要な機能が含まれているか
  • ●ストレージは十分か
  • ●処理数は多くないか
  • ●手厚いサポート体制が必要か

必要な機能が含まれているか

無料版では、多くの機能に制限が設けられています。多くのPaaSでは、事前に設定したプログラミング言語のみがサポートされていますが、無料版は有料版よりもさらに対応言語数が限られます。

仮にプログラミング言語「Ruby」を使用する場合、無料版PaaSに「Ruby」が含まれていなければ、有料版へのアップグレードが必要です。そのため、自社で使用を予定している言語が無料版PaaSで利用可能か、事前に確認しておくのが重要です。

プログラミング言語以外にも、多要素認証やドメイン認証、データ可視化ツールとの連携など、無料版では利用できない機能もあります。無料版と有料版での機能差を十分に理解し、自社のニーズに合った選択を行いましょう。

ストレージは十分か

無料版PaaSの多くは、利用できるストレージの容量が限られています。

小規模開発には十分な容量かもしれませんが、中規模以上のプロジェクトでは不十分な場合があります。一例として、無料で使えるおすすめPaaSの各ストレージは以下のとおりです。

PaaS名ストレージ
Google App Engine5GB(米国リージョンのみ)
Zoho Creator 250MB
Dokku構築先に依存

処理数は多くないか

無料版ではインスタンス数やトラフィック数など、使用量に上限が設定されていることがほとんどです。

時間あたりのインスタンス数に上限が設定されていたり、トラフィック数に上限が設定されていたりするため、あまり多くの処理を走らせられません。例えば、APIを利用して外部アクセスを行うシステムやアプリケーションを開発する場合は、無料版をおすすめできないでしょう。

手厚いサポート体制が必要か

無料版PaaSを検討する際は、サポート体制も重要なポイントです。

多くの無料版PaaSでは、リアルタイムのサポートが提供されていない場合があります。開発中に生じた疑問や操作に関する質問が発生したとしても、メールでのやり取りが主なサポート方法となるでしょう。

対して、有料版ではWebチャットサービスや技術的なサポートが利用でき、スピーディーな解決が望めます。限られたサポート体制では、工数が増加してしまう可能性もあるため、プロジェクトのニーズにあわせた適切なサポートレベルのPaaSを選ぶのが大事です。

有料版も含めたPaaSの選び方については、以下の記事を参照してください。

関連記事 PaaSの選定ポイントと確認事項を解説

おすすめの無料で使えるPaaSを紹介

ここでは、無料で使えるPaaSを紹介します。自社で開発予定のシステムやアプリケーションにあわせて、活用できるか検討してみましょう。

Google App Engine

「Google App Engine」は、Google が提供するサーバーレスサービスの 1 つです。

インフラストラクチャーの管理やデプロイ構成が不要で、主な開発言語やデベロッパーツールがサポートされています。

Googleが提供しているGmailやGoogle検索エンジンなど、既存サービスを活用できるのが特徴です。

Zoho Creator

「Zoho Creator」は、Zoho Corporation が提供するローコードアプリケーション開発プラットフォームです。

直感的な操作が可能なUIを備えており、必要な項目をドラッグ&ドロップするだけで社内のシステムが作成できます。

英語ベースではありますがテンプレートも充実しているため、素早く社内システムを構築できるでしょう。

Dokku

「Dokku」は、Docker が提供するオープンソースのPaaSです。

ご自身でDokkuをハードウェアにインストールする必要がありますが、「Docker」をベースとした機能を利用したい場合は便利です。

シンプルな構成でPaaSを提供しているため、スケールアウトを考えているシステムやアプリケーションの開発には向いていませんが、小規模のシステムやアプリケーションの開発においては使いやすいでしょう。

PaaS導入のメリット

PaaSは整備された開発環境のプラットフォームを提供して、準備にかかる工数を削減したり、迅速に開発に着手できたりする点がメリットです。さらに、インフラ環境の管理や保守に必要な人員が不要となる点も大きなメリットです。

PaaSの詳しいメリットについては、以下の記事を参照してください。

関連記事 PaaSのメリット・デメリットは?SaaS・IaaSとの違いも解説

PaaS導入のデメリット

PaaSにはいくつかのデメリットも存在します。まず、PaaSはIaaSやオンプレミスと比べると開発環境の自由度が低いのが難点です。

あくまで企業側が構築した環境のもと開発を行う必要があるため、開発環境はPaaS側に依存しがちです。

そのほか、セキュリティがPaaS提供企業に依存してしまうため、セキュリティ対策をしっかりと行っているか確認しておく必要があります。

無料版PaaSと有料版PssSの違いを把握しておこう

PaaSを導入すれば、開発環境の構築やインフラの管理などのコストを削減し、システムやアプリケーションのスピーディーな開発を望めます。

しかし、無料版と有料版には利用できる機能に差があったり、ストレージの上限が違ったりするため、自社の要件を満たしているか事前に確認しておくのが大切です。

自社のニーズに合ったPaaSの導入を検討している方は、以下のボタンよりさっそく資料を取り寄せ、無料版だけでなく、有料版も含めて比較・検討をはじめてみませんか。

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