Automation 360とは
Automation 360は、AIを活用したRPAプラットフォームです。従来の「Enterprise A2019 プラットフォーム」から進化を遂げ、より高度な業務自動化が可能になりました。
Automation 360でできること
Automation 360を使うと、企業は以下のことができるようになります。
◇ディスカバリー
業務は何でも自動化すれば良いというものではありません。自動化による効果が大きい業務を見極める必要があります。そこで、プラットフォーム「Discovery Bot」は、ユーザーの操作アクティビティを記録。ビジネスプロセスを文書化し、差異を分析することで、自動化すべき業務を特定します。
◇デジタル化
文書処理を担う機能「IQ Bot」は、RPAと事前にトレーニングを積んだAIモデルを組み合わせることで、高度な文書処理を実現します。ビジネス文書から電子メール、非構造化・半構造化データまで最小限の時間で自動的に分類・抽出・検証できます。
◇自動化
これはAutomation 360が持つ機能の要です。最新のWebベースのアプリケーションから、旧式のレガシーシステムまで簡単に自動化。散在していたプロセスを接続し、業務を統一的に管理できます。ノンコードやローコード、独自コードによる開発が可能で、誰もがRPAを利用できます。
◇最適化
自動化に成功しても、まだ改善の余地があるかもしれません。そこで活躍するのがBot Insightです。実行した作業内容や発生した出来事を細かく記録し、いつでも社内で閲覧できるようにします。マウスを中心とした簡単な操作でデータを分析できるため、特別な技術は必要ありません。また、分析機能はカスタマイズ可能で、多くのニーズを満たすことができます。
Automation 360の強み
Automation 360では、「Automation Anywhere University」という学習サービスが展開され、RPAに関するe-ラーニングコンテンツが提供されています。無料の動画コンテンツで学習でき、日本語で提供されている教材も多くあります。
代表的なコンテンツをいくつか見てみましょう。
◇ボット開発者
RPA開発者向けの学習トレイルです。クラウドプラットフォーム上でRPAを作成し、インストール、デプロイ、保守することでビジネス要件を満たす方法を学べます。
◇ビジネスアナリスト
ビジネスアナリスト向けの学習トレイルです。ビジネスプロセスの分析からRPAの導入方法、自動化が有効なケースなどを学習できます。
また、「Automation Anywhere University」で特定の講座を受講すると、AA認認定アドバンスドRPAプロフェッショナルの資格試験を受けられます。