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クラウド構築とは?メリットや導入手順、注意点を紹介

クラウド構築とは?メリットや導入手順、注意点を紹介

クラウド構築の意味やメリット、手順について解説します。システム構築前に知っておきたいクラウド環境の種類や注意点も紹介。自社システムのクラウド移行やクラウド構築を検討中の方に、おすすめの記事です。クラウド構築サービスの一括資料請求も可能なため、外部依頼に興味のある方はぜひご利用ください。

この記事は2023年7月時点の情報に基づいて編集しています。
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クラウド構築とは

ITシステムを構築する際には、オンプレミスとクラウドのいずれかを選択する必要があります。クラウドは、サーバやストレージを自社で所有せずにネットワークを通じて利用する形態です。

クラウド構築とは、インターネット上のサーバを利用して、業務システムなど自社システムを運用できる状態にセットアップすることです。

クラウド構築を自社で担うことも可能ですが、システム開発会社やクラウド構築サービス事業者などに依頼する方法があります。クラウド構築事業者の多くは、新規構築はもとより、自社サーバで管理運用していた情報システムのクラウド移行などにも対応します。

クラウドサービスを利用する企業は年々増加しており、最新の調査では7割を超える企業が何かしらのクラウドサービスを利用。さらに導入企業の8割強が効果を感じたと回答しています。

参考:令和4年通信利用動向調査の結果|総務省

クラウド構築のメリット

クラウド構築のメリットをオンプレミスと対比して解説します。クラウド導入やクラウド移行を検討している企業は、参考にしてください。

導入コストの削減

オンプレミスの場合、サーバやネットワーク機器など物理的なITリソースが必要になるため、導入コストが高額になりがちです。一方、クラウドは自社でITリソースを手配する必要がないため、導入コストを抑えられるメリットがあるでしょう。

メンテナンスが不要

クラウド構築の場合、自社で保守・メンテナンスをする必要がありません。自社で運用・管理を行わなければならないオンプレミスは、手間を要するだけでなく、人件費や設備の維持費もかかります。

ネットワーク環境があればいつでも利用可

クラウド構築により、インターネット環境さえあれば、時間や場所に左右されることなくシステムを利用できます。隙間時間の活用やテレワークなど、多様な働き方にも対応できるでしょう。業務効率化にもつながります。

自社の目的に適ったクラウド構築サービスを選定したい方には、一括資料請求の利用がおすすめです。複数企業のサービス情報を手間なく入手でき、特徴や違いも把握しやすいでしょう。

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クラウド構築のタイプ

クラウド環境は3種類に分けられます。クラウド導入によるシステム構築の際は、各メリットやデメリット、違いを押さえたうえで自社に適したタイプを選択しましょう。

パブリッククラウドプライベートクラウドハイブリッドクラウド
特徴クラウド事業者の提供するサーバを不特定多数のユーザーが利用独自のクラウドサーバを構築し特定のユーザーだけが専有パブリッククラウドとプライベートクラウドなどタイプの異なるサーバを併用
メリット導入負担が少ない自社に適したシステムを構築できセキュリティも強化できる各サーバタイプのいいとこ取りができリスク分散も可能
デメリット障害発生時に自社で対応できない構築・運用のコストがかさむ管理・運用が難しい

パブリッククラウド

パブリッククラウドとは、パブリック=公共という言葉の意味どおり、クラウド事業者の提供するサーバを不特定多数のユーザーが利用する形態を指します。独自のサーバ環境構築を必要としないため、短期間での導入も可能です。

従来データセンターやオンプレミスで所有していたシステムを、パブリッククラウドを通じて運用するため、コスト削減や包括的な利用も期待できるでしょう。

ただし、クラウドサービス提供事業者の定めるセキュリティレベルでしか対応できないため、自社のセキュリティポリシーが厳しい場合や個人情報を取り扱う企業にとっては、リスクが高いでしょう。また、サーバ障害などが発生した場合、自社で対応できない点も注意が必要です。

プライベートクラウド

プライベートクラウドとは、不特定多数のユーザーと共有しない、企業や組織専用のクラウドサーバを構築する形態です。ゼロから各企業にあわせてクラウド構築するため、業務内容や独自の利用方法、特有のセキュリティポリシーにあわせたカスタマイズが可能です。

クラウド事業者によってある程度決められたインフラしか利用できないプライベートクラウドと違い、より自由で高度なセキュリティ環境が期待できます。

難点は、クラウド上とはいえ独自のシステムを構築するため、専門的な知識が求められる点です。またパブリッククラウドと比べて、納入までの時間とコストを要する点もデメリットでしょう。

ハイブリッドクラウド

ハイブリッドクラウドとは、パブリッククラウドやプライベートクラウド、物理サーバなど、タイプが異なる複数のサーバを併用する形態のことです。自社のニーズや状況にあわせて適したサーバの使い分けができます。

テスト用環境にはパブリッククラウドを利用し、既存のオンプレミスサーバはプライベートクラウドで運用するなどの使い方が可能です。また、データを分散して管理・運用できるため、特定サーバへの依存を避けられ、セキュリティ面におけるリスク対策としても有効でしょう。

デメリットは、利用するサーバが増えるため管理・運用が煩雑化することです。それぞれの環境に知見のある人材が必要になり、場合によってはコストがかさむでしょう。

クラウド構築の手順

クラウド構築の流れを簡単に説明します。

まずはネットワーク構成図を作成しましょう。ネットワーク構成図とは、ネットワークに接続された機器同士のつながりを可視化したものです。どこに何があるかが明確化しネットワークの現状を把握できるため、クラウド環境に必要なリソースが予測しやすくなります。決定したリソースにもとづいてクラウドサービス内で設定を済ませ、あとは稼働状況を確認するだけです。

クラウド構築の注意点

クラウド構築には専門的な知識が必要です。社内に高いスキルをもつインフラエンジニアやクラウドエンジニアがいない場合、システム開発会社やクラウド構築サービスを利用するのが無難です。

外部依頼する際は、自社が希望するクラウド環境の構築に対応しているかを確認し、サポート体制や実績もチェックしましょう。導入コンサルティングから運用支援まで任せられるオールインワンタイプのクラウド構築サービスもあれば、構築支援だけに特化したサービスもあります。依頼する業務範囲も明確にしたうえで、自社の導入目的にあったサービスを選びましょう。

以下の記事では、おすすめのクラウド構築サービスを紹介しています。新規構築や既存システムのクラウド化を検討している方はぜひ役立ててください。

関連記事 クラウド構築サービスを比較!選ぶ際のポイントも解説

クラウド構築でコスト削減や業務効率化を実現しよう

クラウドの導入により、コスト削減や利便性の向上、業務効率化などが期待できます。クラウド構築は自社での対応も可能ですが、専門知識に加え導入工数がかかる形態もあります。人的リソースに不安のある企業や導入をお急ぎの場合は、クラウド構築サービスを利用するのがよいでしょう。

クラウド構築サービスは、クラウド構築に特化したものから、導入・運用・セキュリティ支援まで担うオールインワンタイプまで幅広く登場しています。まずは、自社がどのようにハードウェア運用をしていて、クラウド構築にあたり何を優先したいのかを明確にしたうえで、それに適したサービスを選択しましょう。各社サービスの詳細情報をまとめて入手できる一括資料請求もぜひお役立てください。

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