【総合シェアTOP5】レビュー × ランキングで見る人気製品
まずは、レビュー件数のシェアと資料請求ランキングから、2026年の人気製品を紹介します。レビューは導入企業の評価が表れるデータ、ランキングは検討企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年のDDoS対策ツールはレビュー件数のシェアで「攻撃遮断くん」が70%を占めます。資料請求ランキング(2026年10月12日更新)では、Cloud DDoS Protection Servicesが1位、「攻撃遮断くん」が2位です。口コミが1製品に集まる一方、ランキング1位はレビューのない製品という点が特徴です。
次のグラフは、レビュー件数のシェアTOP3です。その下の表の総合順位は、レビューシェアと資料請求ランキングの順位の平均で並べています(TOP5外は6位として計算)。
| 総合順位 | 製品名 | レビュー件数シェア | 資料請求ランキング | 総合評価の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 「攻撃遮断くん」 | 70%(19件) | 2位 | 19件中11件が情報処理・SI・ソフトウェア業の企業で、導入の手軽さや運用の手間の少なさが好評。 |
| 2位 | 初めてでも使いやすいクラウド型WAF | 4%(1件) | 3位 | 口コミは1件のみだが、導入の手間とコストの少なさや、攻撃ログのわかりやすさが評価されている。 |
| 3位 | DDoS OWL(ディードスアウル) | 26%(7件) | 4位 | 7件すべてが2024年の投稿で、大規模な攻撃への備えや導入の速さが評価されている。 |
| 4位 | Cloud DDoS Protection Services | ー | 1位 | レビューはまだないものの、資料請求ランキングで1位に入り、検討企業の関心を集めている製品。 |
| 5位 | Ray-SOC WAF | ー | 5位 | レビューはまだないものの、資料請求ランキングで5位に入り、検討の候補に挙がっている製品。 |
※「レビューシェア」は、2026年10月までにITトレンドへ投稿されたレビュー27件に占める割合です。
※「ランキング」は、資料請求数にもとづく「ITトレンドの資料請求ランキング(2026-10-12更新)」です。
レビューとランキングを掛け合わせると何がわかる?
- ●レビューが多い=「導入後の評価を確かめやすい製品」
- ●ランキング上位=「いま比較の候補に挙がっている製品」
- ●両方で上位=「導入前の関心と導入後の評価の両方がある製品」
DDoS対策ツールでは、「攻撃遮断くん」がレビューシェア1位・ランキング2位と、両方で上位に入りました。一方、ランキング1位のCloud DDoS Protection Servicesと5位のRay-SOC WAFには、レビューがありません。レビューシェア2位のDDoS OWLは、ランキングでは4位です。口コミの多さと、いまの検討の動きが一致しない製品もあることがわかります。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
資料請求数をもとにした月間ランキングで、いま比較されているDDoS対策ツールを確認できます。
DDoS対策ツールの市場規模は?
調査会社のITRによると、国内のDDoS攻撃対策市場は2024年度に94億円で、前年度比12.3%増でした。2025年度も2桁成長を維持する見通しで、2024〜2029年度のCAGR(年平均成長率)は8.3%と予測されています。なお、同社の調査ではWAFは別の分野として集計されています。
ここからは、ITトレンドのレビューと資料請求ランキングから、製品ごとの動きを見ていきます。
[分析]2026年のDDoS対策ツール市場で起きている3つの変化
ここでは、ITトレンドの資料請求ランキング(2024年間〜2025年間と週間ランキング)、上位製品のタイプ、レビューとの関係から、市場の動きを整理します。
1.3回続いたDDoS OWLの首位に、別の製品が並ぶ
2024年間・2025年上半期・2025年間の資料請求ランキングでは、3回ともDDoS OWLが1位でした。いまの週間ランキングでは、2025年の2回で4位だったCloud DDoS Protection Servicesが1位、DDoS OWLは4位です。過去3回に名前のなかったRay-SOC WAFも、5位に入りました。集計期間が異なるため単純には比べられませんが、上位の顔ぶれに動きが出ていることがうかがえます。
2.WAFを掲げるクラウド型が多い
製品一覧の掲載内容を見ると、総合TOP5のうち提供形態の掲載がある4製品はすべてクラウドに対応しています。3製品は、製品名や紹介文に「WAF」を掲げる製品です。参考価格は2製品が金額で示し、2製品は「別途お問い合わせ」でした。Webサイトを守るWAFとあわせて、DDoS対策を検討する動きがうかがえます。
3.口コミは「攻撃遮断くん」に集中、首位の製品は評価がこれから
レビューの7割は「攻撃遮断くん」に集まり、その口コミは2020年8月〜2024年1月の投稿です。DDoS OWLの7件は、すべて2024年7〜9月の投稿でした。一方、週間ランキング1位のCloud DDoS Protection Servicesには、まだ口コミがありません。導入後の評価が集まる製品と、いま検討される製品が分かれつつあることがうかがえます。
シェア上位製品はどれを選ぶべき?タイプ別のおすすめ
- ■専任の担当者がいなくても、Webサイトの攻撃対策を手軽に始めたい企業
- 「攻撃遮断くん」 / 初めてでも使いやすいクラウド型WAF
- ■大規模なDDoS攻撃への備えを重視し、短い期間で導入したい企業
- DDoS OWL
- ■資料請求ランキングの上位から、候補を広げて比べたい企業
- Cloud DDoS Protection Services / Ray-SOC WAF
同じDDoS対策ツールでも、WAFでWebサイトを守るのか、大規模な攻撃への備えを重視するのかで、合う製品は変わります。改善点では、料金の高さやプランの選択肢を挙げる声が、複数の製品で見られました。特に、守りたいサイトの数や想定する攻撃の規模に合う料金プランがあるかは、資料で確認しておきたいポイントです。
レビューとランキングをどう活かす?シェアを見るときの注意点
- ●レビューシェアは口コミの集まり具合を示す目安で、利用企業の数を表すものではない
- ●週間ランキングと上半期・年間のランキングは集計期間が異なり、順位を単純には比べられない
- ●レビューは3製品の27件と少なく、ランキング1位と5位の製品にはまだ口コミがない
レビューシェアとランキングは、候補を絞り込むための材料として役立ちます。投稿時期の古い口コミは、いまの機能や料金と異なる場合もあります。最終的には、守りたいWebサイトやサーバーの数、社内の運用体制に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合うDDoS対策ツールを比較検討しよう
この記事では、レビュー27件と資料請求ランキングをもとに、DDoS対策ツールの人気の傾向を紹介しました。気になる製品は資料請求して機能や料金を一覧で比較し、自社の環境に合うかを確かめてみてください。
以下の記事では、DDoS対策ツールのおすすめ製品と、自社に合った選び方を紹介しています。あわせてご覧ください。

