ITトレンドがおすすめする製品・サービス
- ■目的別
- 販売促進・広告:デジサイン、FiT サイネージ、リコーデジタルサイネージ
- 施設案内・受付:FiT サイネージ、KI Sign、サイネージ・リレーション
- 社内の情報共有:デジサイン、KI Sign、Scala
- ■表示方式別
- 一方向に流す配信型:リコーデジタルサイネージ、デジサイン、FiT サイネージ
- タッチパネルで操作する双方向型:KI Sign、FiT サイネージ、SIGNESS®、StellarSign、サイネージ・リレーション
デジタルサイネージの主な目的は3つ
デジタルサイネージは、誰に何を伝えるかによって、大きく3つの目的に分けられます。来店客に向けた販促、来訪者に向けた案内、従業員に向けた情報共有です。それぞれの目的で期待される役割を見ていきましょう。
来店客への販売促進
最も広く知られている目的は、商品やサービスの販売促進です。店頭や売り場のディスプレイに新商品やキャンペーンの動画を流し、通りがかった人の関心を引きます。動きのある映像は、静止したポスターより目にとまりやすいといわれています。
天候や時間帯にあわせて表示を切り替えれば、その場にいる人に関係のある情報を届けられます。また、駅や商業施設のように人が多く集まる場所では、画面を広告枠として外部の企業に販売し、広告収入を得る目的で設置されることもあります。自社の販促に使う場合と広告媒体として使う場合では、求められる管理の仕組みも異なります。
施設内の案内と待ち時間の活用
2つ目の目的は、施設を訪れた人への案内です。受付での来訪者案内、フロアマップの表示、病院や役所の呼び出し番号の表示などが当てはまります。紙の案内図と違い、工事や催し物にあわせて案内内容をすぐに変えられます。
待合室やロビーでは、待ち時間に施設のサービスやお知らせを流すことで、待つ人の退屈を和らげる効果も期待できます。訪日外国人が多い施設では、言語を切り替えて表示し、案内を担当するスタッフの負担を減らす目的で導入されることもあります。ホテルや観光施設では、周辺の観光情報を紹介する用途で使われる例も見られます。
従業員への情報共有
3つ目の目的は、社内での情報共有です。オフィスや工場、店舗のバックヤードにディスプレイを置き、社内のお知らせや安全に関する注意喚起、生産の進み具合などを表示します。
メールや社内ポータルに掲載した情報は、忙しい従業員に読まれないことがあります。人が毎日通る場所に表示すれば、パソコンを使わない現場の従業員にも情報が届きやすくなります。経営方針や表彰の紹介など、組織の一体感を高める目的で使われる場合もあります。社内向けのデジタルサイネージは、来訪者向けとは異なり、伝わったかどうかを従業員へのアンケートなどで確かめやすい点も特徴です。
目的ごとに違うデジタルサイネージの設置場所
同じディスプレイでも、置く場所によって見てもらえるかどうかが変わります。目的ごとに、伝えたい相手がどこで画面を見るのかを考えて設置場所を決めましょう。ここでは、3つの目的それぞれに向く置き場所の考え方を紹介します。
販促は購入を決める場所の近くに置く
販売促進が目的なら、来店客が商品を選ぶ場所の近くに置くと効果が期待できます。例えば、商品棚の横やレジ待ちの列付近に設置し、その場で手に取れる商品を紹介する方法があります。
店頭に置く場合は、店の前を通る人に入店してもらうことが目的です。歩きながらでも内容がわかるよう、短い動画や大きな文字で伝える工夫が必要です。屋外や窓際に置く場合は、日差しで画面が見えにくくならないよう、明るさの仕様も確認しましょう。屋外に設置するデジタルサイネージは、防水や防じんの性能を備えた機器を選ぶ必要があります。
案内は動線の分かれ目に置く
案内が目的なら、来訪者が行き先に迷う場所に置くと役立ちます。入口やエレベーターホール、通路の分かれ目など、どちらに進むかを判断する地点が候補です。
呼び出し番号や待ち時間の表示は、待っている人の正面から見える位置に置く必要があります。高齢の方や車いすの方も見やすい高さかどうかも確認しておきましょう。自治体の庁舎では、窓口の案内とあわせて、防災情報を表示する目的で設置される例もあります。案内の画面は、遠くからでも目に入るよう、周囲の掲示物に埋もれない大きさを選ぶことも大切です。
社内共有は人が集まる場所に置く
社内の情報共有が目的なら、従業員が毎日通る場所や、一定時間とどまる場所に置きます。出入口や休憩室、エレベーターホール、工場の朝礼を行う場所などが候補です。
ただし、来訪者の目に触れる場所に社内向けの情報を表示すると、外部に知られたくない数値や計画が見えてしまうおそれがあります。表示する内容によって、設置場所を社内の関係者だけが立ち入れる範囲に限るなど、情報の扱いにも注意しましょう。工場の現場に置くデジタルサイネージは、ほこりや振動に耐えられるかも確認が必要です。
デジタルサイネージの目的によって必要な機能
デジタルサイネージの製品は、目的によって重視される機能が異なります。必要な機能を目的から逆算して整理しておくと、製品を比べる際に迷いにくくなるでしょう。ここでは、3つの目的ごとに確認したい機能を紹介します。不要な機能まで含む製品を選ぶと、費用がかさむ点にも注意が必要です。
販促向けの時間帯配信と拠点別の出し分け
販売促進が目的なら、時間帯や曜日ごとに表示を切り替えるスケジュール機能を確認しましょう。朝と夕方で客層が変わる店舗では、時間帯にあわせた商品を紹介できます。
複数の店舗がある場合は、全店共通の内容と、店舗ごとの内容を分けて配信できるかも確認します。キャンペーンの終了日を登録しておけば、終わった案内が流れ続けることも防げます。表示した回数を記録できる製品であれば、売上と照らしあわせて効果を確かめられます。
案内向けのタッチパネルと多言語表示
案内が目的なら、来訪者が自分で操作できるタッチパネル型の製品も候補です。行き先を選ぶと館内の地図が表示されるなど、必要な情報だけを調べてもらえます。
訪日外国人を案内する場合は、表示言語を切り替えられるかを確認しましょう。災害時に表示を緊急情報へ切り替える機能があるかどうかも、施設案内では確認しておきたい点です。不特定多数の人が触れる画面は、操作のしやすさや画面の清掃のしやすさもあわせて考えます。車いすの方でも操作できる高さに画面を置けるかどうかも、設置前に確認しておきましょう。
社内向けの外部データの自動表示
社内の情報共有が目的なら、ほかのシステムの情報を自動で表示できるかが比較のポイントです。例えば、スケジュールや生産の実績、売上の数値などを取り込んで表示できれば、担当者が毎回コンテンツを作り直す手間を減らせます。数値が自動で更新されるデジタルサイネージは、朝礼や会議の資料を印刷する手間の削減にもつながります。
天気やニュースを自動で流せる製品もあり、更新が止まりがちな社内掲示を続けやすくなります。外部データを取り込む場合は、社内のシステムとの連携方法や、表示する情報の閲覧権限についても、情報システム部門に確認しておくと安心です。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料請求して、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でデジタルサイネージの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品の比較検討を進めましょう。
1台で複数の目的を兼ねるときの注意点
限られた台数で、販促と案内など複数の目的を兼ねたい場合もあります。1台で兼ねること自体は可能ですが、表示の配分を誤ると、どの目的も中途半端になるおそれがあります。兼用する際に気をつけたい点を2つ紹介します。
主な目的の決定と表示時間の配分
複数の目的を兼ねるときは、まずその画面の主な目的を1つ決めます。入口の画面なら案内、売り場の画面なら販促というように、場所から主な目的を決めると判断しやすくなります。
そのうえで、主な目的の表示に多くの時間を割り、ほかの情報は合間に流す程度に抑えます。画面を分割して複数の情報を同時に表示する方法もありますが、1つあたりの表示が小さくなり、離れた位置から読みにくくなる場合があります。実際の設置場所から見え方を確かめましょう。表示時間の配分は、運用を始めた後も来訪者の反応を見ながら調整していくことが大切です。
社外向けと社内向けの情報の切り分け
来訪者向けの案内と、従業員向けのお知らせを同じ画面で流すことは、なるべく避けましょう。社内向けの情報が来訪者の目に触れると、意図しない情報が外部に伝わるおそれがあります。
どうしても兼用する場合は、来訪者が少ない時間帯だけ社内向けの情報を流す、表示してよい情報の範囲をあらかじめ決めておく、といったルールが必要です。目的ごとに画面を分けたほうが運用ルールを単純にできるため、台数を増やす費用とあわせて検討するとよいでしょう。配信を管理するソフトウェアで画面ごとに内容を分けられる製品であれば、目的別の運用もしやすくなります。
目的にあう機能がわかる製品一覧
販売促進、施設案内、社内共有という目的ごとに、向いている製品を比べられるよう一覧にしました。
| 製品名 | 特徴 |
|---|---|
| リコーデジタルサイネージ | 時間帯別の配信や複数拠点への一括配信、防災情報の自動配信に対応 |
| KI Sign | タッチコンテンツの作成や、CSV・Excelのデータ表示に対応 |
| デジサイン | 再生装置から配信ソフトまで提供し、店舗と社内の両方で使える |
| FiT サイネージ | 放映用とタッチ操作用の動作モードを使い分けられるクラウド型 |
| SIGNESS® | タッチ対応コンテンツやニュース・天気の配信機能を備えたクラウド型 |
| StellarSign | 画像・動画・PDFの表示やスケジュール設定、タッチパネルに対応 |
| サイネージ・リレーション | 多言語に対応し、時間帯によりタッチパネル表示へ切り替えられる |
| Scala | 制作から配信までを一元管理し、Excel等の外部データと連携できる |
販促から社内共有まで目的別の製品
目的ごとに重視する機能が異なるため、案内や配信の特徴がわかる製品を紹介します。
リコーデジタルサイネージ
- Webブラウザで作成から時間帯別配信設定まで完結
- 約600種の業種別テンプレートで簡単にデザイン
- 設置工事から保守まで全国対応ワンストップ
リコージャパン株式会社が提供する「リコーデジタルサイネージ」は、店舗や病院、自治体施設などでの案内や告知を想定したクラウド型のサービスです。時間帯にあわせた表示の切り替えや拠点ごとの個別配信ができ、ニュースや天気予報の自動配信にも対応します。販促用の表示を店舗別に出し分けたい場合や、防災情報を流したい施設で、目的にあう機能を確かめる際の候補です。
KI Sign
- 専門知識なしで、現場担当者もすぐ使える簡単操作
- 案件や運用環境に合わせ、柔軟にカスタマイズ
- スタンドアロンからLAN・クラウドまで柔軟に拡張
株式会社カテナスが提供する「KI Sign」は、案内や社内向け情報の表示に使えるデジタルサイネージソフトです。案内・フロアガイドなどタッチ操作のコンテンツを作成できるほか、認証が必要な社内ポータルや業務ダッシュボード、食堂メニューのようなCSV・Excelの情報も表示できます。施設案内と社内共有のどちらにも使いたい場合に、機能を比べやすい製品です。
デジサイン
- 「スタンドアロン」「クラウド」「オンプレミス」の3種を提供
- Androidの低価格STB~Windowsの高機能・高耐久STBをラインナップ
- コンテンツ運用を支援する様々な機能を搭載
サイバーステーション株式会社が提供する「デジサイン」は、店舗での集客と、社内での情報共有の両方を想定したデジタルサイネージです。ランチタイムのメニュー表示やキャンペーンなど、時間を指定した配信ができ、休憩室や食堂で従業員へのお知らせを流す使い方にも向いています。目的を絞り込む前に、販促と社内共有を一つの仕組みで試したい企業が検討できます。
FiT サイネージ
- 利用シーンに合わせた3つの動作モードを搭載
- 充実した機能を低価格で、高いコストパフォーマンス
- 直感的に操作できる専用管理コンソールで端末を一元管理
株式会社アイ・エス・ビーが提供する「FiT サイネージ」は、商品紹介を流す電子看板と、タッチ操作でマップや製品検索を使える案内端末の両方に使えるクラウド型のデジタルサイネージです。Androidのスマートフォンやタブレットを表示に使い、放映とタッチ操作を切り替えるミックスモードも備えています。販促と案内を1台で兼ねたい場合の選択肢です。
SIGNESS® (株式会社ACCESS)
- コンテンツ制作から配信まで6ステップで操作可能。
- 本部から複数拠点のディスプレイへ一斉配信に対応。
- タッチ対応コンテンツやニュース・天気配信機能を提供。
StellarSign (株式会社ステラリンク)
- 専門知識不要で、簡単に操作できるサイネージ運用ソフト。
- 画像や動画など多様なコンテンツ表示に対応。
- 用途に応じたカスタマイズと運用サポートを提供。
サイネージ・リレーション (株式会社ミノタウロス)
- 1000台超の端末でもコンテンツ管理が可能。
- カテゴリとスケジュール管理機能付き
- 多言語対応、時間帯でタッチパネルに切替可
Scala (京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社)
- 制作から配信までを一元管理できるシステム。
- Excel等の外部データと連携し自動更新が可能。
- 複数拠点をネットワーク経由で遠隔管理可能。
まとめ
デジタルサイネージの目的は、来店客への販売促進、施設内の案内、従業員への情報共有の3つに大きく分けられます。目的によって、販促は購入を決める場所の近く、案内は動線の分かれ目、社内共有は人が集まる場所というように、置き場所も必要な機能も変わります。まず画面ごとの目的を決め、それに沿った機能を備えた製品を選びましょう。目的にあうデジタルサイネージを比較したい方は、一括資料請求を活用してください。

