ITトレンドがおすすめする製品・サービス
- ■無料で始める目的別
- まず無料プランで操作感を試したい:formzu、ヘルプドッグフォーム
- 無料のまま問い合わせ受付に使いたい:ヘルプドッグフォーム
- 独自ドメインで公開したい:WiLL Form、フォームメーラー
- 料金プランの種類を事前に確認したい:FormFactory
無料で使えるフォーム作成ツールの提供形態
フォーム作成ツールの無料には、いくつかの提供形態があります。どの形態かによって、使える期間や機能の範囲が変わるため、最初に見分けておきます。
無料プランが用意されたクラウド型
クラウド型には、有料版とは別に無料プランを用意する製品があります。登録すればすぐに使い始められ、フォーム数や回答数、保存できるデータ量に上限が設けられている場合があります。
上限の内容は製品ごとに異なります。機能そのものが制限されるケースと、数量だけが制限されるケースがあるため、公式の料金表で確認しましょう。
期間限定の無料トライアル
無料トライアルは、一定期間だけ有料版の機能を試せる仕組みです。無料プランと違い、期間が終わると利用できなくなったり、有料契約に切り替わったりします。
自動更新の有無や、期間中に作ったフォームと回答の扱いは、申し込み前に確認が必要です。本番の問い合わせ受付に使うのは避け、検証用途にとどめると安心です。
表計算サービスや自前構築で作る方法
表計算サービスのフォーム機能や、自社サーバに設置する形のソフトを使う方法もあります。ライセンス料がかからない場合でも、サーバの用意や設置、更新、障害対応は自社で担う必要があります。
運用の担当者が限られる会社では、費用だけでなく保守にかかる時間も見ておきましょう。担当者が替わったときに引き継げるかも判断材料です。保守を外部に頼む場合は、その費用も含めて比較しましょう。
無料のフォーム作成ツールで制限されやすい項目
無料のフォーム作成ツールで見落としやすいのは、使い始めてから気づく制限です。登録前に確認したい項目を、運用への影響とあわせて整理します。
フォーム数と回答数の上限
無料プランでは、作成できるフォーム数や、月間または累計の回答数に上限がある製品があります。キャンペーンなどで回答が急に増えると、上限に達して受付が止まるおそれがあります。
上限に達したときの挙動も確認点です。新しい回答を受け付けない場合と、受け付けても閲覧できない場合があるため、取りこぼしの有無を事前に確かめましょう。キャンペーンの前には、想定回答数に対して上限が足りるかも試算しておくと安心です。
ロゴ表示とデザインの自由度
無料プランでは、フォームの下部に提供会社のロゴが表示される場合があります。自社のサイトに埋め込む場合は、見た目や信頼感にどう影響するかを、公開前に画面で確認しておきます。
デザインの変更範囲も製品によって異なります。配色やフォントを調整できるか、独自ドメインで公開できるかは、有料版との違いとして表れやすい項目です。
連携とデータ保管の範囲
外部サービスとの連携や、回答データの書き出しが有料版に限られる場合があります。回答を顧客管理システムへ自動で渡したい場合は、無料プランで連携できるかが分かれ目です。
データの保管期間も確認しておきたい点です。一定期間を過ぎると回答が削除される製品もあるため、定期的に書き出す運用が必要かを見ておきましょう。
社内利用と顧客向け公開で変わる確認点
同じ無料でも、フォームを誰が入力するかによって、気をつける内容が変わります。個人情報を預かる場面では、料金以外の条件が重要です。社内の規程と照らして、利用してよい範囲を最初に確認しておきましょう。
社内アンケートや出欠確認の場合
社内向けのアンケートや出欠確認なら、回答者が限られ、無料プランで足りるケースがあります。ただし、従業員の個人情報や評価に関わる内容を扱う場合は、保管先と閲覧できる人の範囲を決めておくことが大切です。
作成者のアカウントを個人のものにすると、退職や異動でフォームが見られなくなるおそれがあります。部署共有のアカウントや、権限を移せる設定があるかを確認しましょう。
問い合わせや資料請求など顧客向けの場合
顧客から氏名や連絡先を受け取るフォームでは、通信の暗号化、アクセス権限、ログの確認などの管理が求められます。入力された内容が誰に見えるのかを、運用の前に整理しておくことが大切です。無料プランでこうした機能が使えるかは、製品によって異なります。
個人情報保護法に沿った取り扱いが必要なため、社内の情報システム部門や法務部門に相談しながら選びましょう。利用規約でデータの取り扱いがどう定められているかも確認が必要です。
セキュリティ面で確認したい項目
無料のツールでも、確認できる範囲は少なくありません。通信の暗号化、管理者のアクセス制限、二段階認証の有無、データを保管する場所の説明が公開されているかを見ておきます。
確認できない項目があれば、提供会社に問い合わせるのが確実です。回答が得られない場合は、顧客向けの用途には使わない判断も考えられます。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料請求して、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でフォーム作成ツールの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。
有料版に切り替える目安と料金の構成
フォーム作成ツールを有料に切り替えるのは、無料プランの制限が業務の足かせになったときです。料金は製品によって異なるため、構成要素から理解しておきます。
切り替えを考えるサイン
回答数が上限に近づいた、ロゴ表示を外したい、外部システムと連携したい、複数人で管理したいといった状況が重なったら、切り替えを検討するタイミングです。
無料プランの運用で手作業が増えている場合は、その作業時間も判断材料です。担当者の負担が大きい場合は、有料版の費用と比べて検討しましょう。作業時間を月ごとに記録しておくと、社内で費用対効果を説明しやすくなります。
有料版の料金を構成する要素
有料版の料金は、月額の基本料金に加え、利用者数、フォーム数、回答数、オプション機能で変わる製品があります。初期費用がかかる製品や、サポート費用が別になる製品もあります。
具体的な金額は製品や契約条件で異なります。資料請求や見積もりで、自社の想定する利用量にあわせた総額を確認することが重要です。
年払いや従量課金による費用の変動
月払いと年払いで料金が異なる製品や、回答数に応じて費用が増える製品があります。回答の多い時期とそうでない時期の差が大きい場合は、課金の単位によって年間の費用が変わる点に注意が必要です。
見積もりの際は、想定する最大の回答数でも試算してもらうと、予算超過を防ぎやすくなります。回答数の見込みは、過去の申込件数や広告の計画から幅を持たせて見積もりましょう。
無料のまま使い続けるための運用ルール
無料のフォーム作成ツールを使い続ける場合も、ルールを決めておくと事故を減らせます。小さな運用の工夫で、制限による影響を抑えられます。ここでは、担当者が替わっても続けやすい取り組みを紹介します。
データの書き出しとバックアップ
無料プランでは、サービス終了や仕様変更でデータが取り出せなくなる可能性も考えられます。回答を定期的に書き出し、社内の共有場所に保管する習慣をつけておきましょう。
書き出しの頻度は、回答数や重要度で決めます。担当者の休暇や異動があっても続けられるよう、手順を文書に残しておくことが大切です。
フォームの管理台帳をつくる
無料で手軽に作れるため、フォームが部署ごとに増えて把握できなくなる場合があります。フォームの名称、用途、管理者、公開状況を台帳にまとめておくと、不要なフォームの整理や情報漏えいの防止に役立ちます。
個人情報を扱うフォームには、削除する時期も記載しておくと管理しやすくなります。
仕様変更や提供終了への備え
無料プランの条件は、提供会社の判断で変更される場合があります。利用規約や案内メールを担当者が確認できる体制にして、変更があれば早めに社内へ共有しましょう。
無料のまま使い続けることが難しくなったときや、提供が終了したときの移行先も、あらかじめ候補を挙げておきます。フォームの設計内容を文書で残しておくと、別のツールで作り直す際の手間を減らせます。
無料プランと有料版を見比べるフォーム作成ツール一覧
無料プランの有無や有料に移ったときの機能を確かめやすいよう、候補をまとめました。無料で試せる範囲は、各社の資料で最新の条件を確認してください。
| 製品名 | 特徴 |
|---|---|
| WiLL Form | 応募フォームやLPを専用エディターで作成。独自ドメインに対応 |
| コラボフォーム | ExcelやPDFの申込書をWebフォーム化し、社内ワークフローへ連携 |
| formzu | 無料プランと商用向けの有料プランを用意するクラウドサービス |
| ヘルプドッグフォーム | 月額0円から使える無料プランがあり、迷惑営業のブロックにも対応 |
| formrun | 問い合わせフォームと対応状況の管理を一体化。Slack等へ通知 |
| フォームメーラー | クラウド型のフォーム・LP作成サービス。独自ドメインに対応 |
| FormFactory | フォーム作成とメールマーケティングを一つで。料金プランは2種類 |
無料の範囲と有料への切り替えで選ぶ候補
無料のまま使い続けるか、有料版へ切り替えるかで、見るべき点は変わります。無料プランを持つ製品と、有料での運用を見据えた製品を分けて紹介します。
WiLL Form
- 専用エディターを使用し初心者でも簡単操作でフォーム作成が可能
- PCとスマホの表示を自動的に切り替えるレスポンシブデザイン
- SSL対応・AWS採用のため多くの個人情報を扱うフォームでも安心
株式会社サパナが提供する「WiLL Form」は、応募フォームやランディングページの作成に特化したクラウド型のフォーム作成システムです。専用エディターで作成でき、スマートフォンの表示にも自動で対応します。独自ドメインやGoogleアナリティクス連携に対応しているため、無料のツールから有料のシステムへ切り替えて、公開環境を整えたい場合に検討できます。
コラボフォーム
- Excelで作った申込書を見た目そのままWebフォーム化
- 入力内容が社内ワークフローに連携され、転記や再入力が不要に
- 申込書や申請書類をかんたん操作でペーパーレス化
株式会社コラボスタイルが提供する「コラボフォーム」は、社内のワークフローとつながるWebフォーム作成ツールです。ExcelやPDF形式の申込書を見た目そのままにWebフォーム化し、受け付けた内容を転記や再入力なしで社内ワークフローへ連携できます。社外から受け付ける申込や申請をペーパーレス化し、申請後の回覧や承認までを一つの流れにしたいときの選択肢です。
formzu (フォームズ株式会社)
- 専門知識不要、短時間でフォーム作成・公開可能。
- 無料プランで充実機能を利用可。
- 商用利用に適した機能を有料プランで提供。
ヘルプドッグフォーム (noco株式会社)
- 誰でも簡単にフォームを作成し、最短30秒で公開可能
- EFO標準搭載で離脱率改善とコンバージョン向上
- 特定IPやフリーメールをブロックし悪質な営業フォームを防止
formrun (株式会社ベーシック)
- 問合せ対応における一連の流れを効率化!
- 問合せフォームの作成時間を大幅削減!
- 外部機能との連携で更に便利!
フォームメーラー (SATORI株式会社)
- プログラミング不要で初心者も簡単にフォーム・LPを作成可能。
- セキュリティ・モバイル対応が充実。
- チーム管理、独自ドメイン、決済機能を備え、柔軟に利用可能。
FormFactory (エンバーポイント株式会社)
- デザインテンプレートやエディタがフォーム作成を支援
- データの管理方法を柔軟に選べる
- 収集データを活用したメールマーケティングが可能
まとめ
無料のフォーム作成ツールは、小規模で個人情報を扱わない用途なら十分に役立ちます。一方で、回答数やロゴ表示、連携、データ保管の制限が業務に影響するなら、有料版を検討する時期です。料金は構成要素と利用量で変わるため、複数製品に資料請求して比較してみてください。

