rakumoボードとは
Google Workspaceに機能を追加するアドオンツール「rakumoシリーズ」の1つで、rakumoボードは社内掲示板機能を追加します。Googleグループと連携することでユーザーやグループを一元管理できるようになります。掲示板のカテゴリ単位で権限を設定でき、セキュアかつ柔軟なやり取りが実現します。
rakumoボードでできること
rakumoボードの代表的な機能を紹介します。
【優れたビジュアル表現機能】
投稿されたメッセージは、付箋を張り付けたようなカード型のインターフェースで表示されます。ポップな色を使い分けることによって情報を整理できるため、投稿された情報が自分にとって必要なのかどうかを一目で見分けられます。未読の投稿だけを表示させるなど、フィルタ機能も充実しているため、目的の情報にすぐにたどり着けます。
投稿できるのは文章だけではありません。Googleドライブと連携することで、画像や添付ファイルを一緒に投稿できます。さらに、HTMLを使えば見た目に美しいリッチなコンテンツも作成可能です。
【コミュニケーション促進】
単なる情報共有ではやり取りとして味気なく、積極的に使おうという気にならないかもしれません。しかし、rakumoボードにはそこから深いコミュニケーションに発展させるための仕組みが多く備わっています。たとえば、投稿に対するコメントは履歴として残り、後から話題を振り返ることが可能です。また、投稿だけでなくコメントに対しても「グッジョブ!」という、いわゆる「いいね」を付与できるため、和気あいあいとしたやり取りが実現します。
【ピンポイントでの情報伝達】
掲示板の弱点として、見る側がアクションを起こさなければ情報を共有できない点があります。メールやチャットなら自分宛のメッセージである以上閲覧するはずですが、掲示板はそうはいきません。そこで、rakumoボードには投稿する情報ごとにメール通知や公開期間の設定を行う機能が搭載されています。見てほしい人にはピンポイントで連絡できるうえ、誰が情報を閲覧したのか確認することも可能なため、伝達漏れを防げます。
rakumoボードの強み
rakumoボードには、同シリーズ製品やGoogle Workspaceと連携できるからこその強みがあります。
【新しいGoogleサイトへの移行に対応】
Googleサイトの機能が2022年1月にリニューアルされ、従来の「ページレベルの権限設定」「サイト訪問者のコメント」という2つの機能が失われます。この2つの機能をカバーする機能がrakumoボードには搭載。掲示板のカテゴリごとに閲覧・編集権限を設定できるほか、投稿ごとに訪問者がコメントを追加できます。
【情報統制・情報漏洩対策が充実】
アクセス権限設定機能が搭載されており、カテゴリ画面やボード作成画面から設定できます。必要な人に確実に情報を届けつつ、そうでない人には見えないようにすることで情報漏洩を防げます。
【カレンダー連携】
rakumoカレンダーと連携することで、部署単位や会社単位でのイベントを管理できます。カレンダー側でスケジュールを作成すると同時にボードへ投稿すれば、計画と周知をまとめて行えます。rakumoカレンダーとrakumoボードは「rakumo Basicパック」でまとめて利用することも可能です。