ナレッジマネジメントとは
ナレッジマネジメントとは、個人がもつ「知識」や「ノウハウ」を文書や写真などを用いて組織で共有し、業務の効率化を図るとともに、コミュニケーションを円滑にすることです。専門的な言葉で説明すると、「暗黙知」を「形式知」に変えることをナレッジマネジメントといいます。
ナレッジマネジメントや暗黙知・形式知については、以下の記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
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ナレッジマネジメントツールのメリット
ノウハウやナレッジを蓄積するツールを導入すると、以下のようなメリットがあります。
- ●ナレッジの収集や検索の効率化
- ●社員のスキルアップ、属人化の防止
- ●部署間での情報共有がスムーズ、企業競争力の強化
- ●顧客対応力の強化、顧客満足度の向上
さらに情報を発信・共有することで、コミュニケーションが活発化し社員同士の交流も生まれます。
ただし、現場に合っていないツールを選定してしまうと、うまくナレッジを蓄積できず使われなくなってしまうため注意が必要です。導入の際は複数の製品を比較して、自社に最適な製品を選定しましょう。
ナレッジマネジメントツールのタイプ
ナレッジマネジメントの方法はいくつかあり、ナレッジマネジメントツールもそれぞれ得意分野が異なります。この記事では、ナレッジマネジメントツールを以下の4つのタイプに分類して紹介します。
- ■ナレッジの蓄積や共有に特化
- ナレッジを蓄積して経営戦略などに役立てたい場合におすすめのタイプ。資料を作成する際に適したナレッジを自動で表示するなど、部署間でナレッジを簡単に共有できます。
- ■FAQや社内Wikiを作成できる
- 社内の問い合わせを削減したいという場合におすすめのタイプ。よくある質問を集約することで自己解決を促すほか、業務マニュアルとしても活用できるため社員教育にも役立つでしょう。
- ■ヘルプデスクをサポートする
- 問い合わせ対応の効率を上げたい場合におすすめのタイプ。AIチャットボット型が多く、顧客や社内からの問い合わせに自動で対応できるものや、オペレーターがFAQを検索しやすい製品があります。
- ■情報検索の効率を上げる
- 全文検索やファイル内検索など検索機能に優れたエンタープライズサーチタイプ。曖昧なキーワードで検索しても、すぐに目的の情報にたどりつけることがメリットです。
自社の課題や導入目的を明確にし、最適なタイプの製品を導入することが重要です。
なお、人気のナレッジマネジメントツールから検討したいという方は、ITトレンドの月間ランキングをご覧ください。
ナレッジマネジメントツールの選び方
まずは、導入目的に応じて適したタイプのナレッジマネジメントツールを導入すべきですが、ほかにも以下のような選定ポイントがあります。
- ■社員全員が使いこなせるか
- ■モバイルデバイスに対応しているか
- ■セキュリティ対策がされているか
- ■スモールスタートできるか
それぞれの選定ポイントについて詳しく解説します。
社員全員が使いこなせるか
ナレッジマネジメントツールは、ITツールを使い慣れていない人でも直感的に操作できるものでなければ、想定する導入効果を得られません。HTMLの知識がなくてもFAQページを作成できる、AIの事前学習の手間がないなど、誰もが使いやすいツールを導入することが望ましいでしょう。
無料トライアルを実施している製品もあるため、実際に使用してみてから導入を検討することをおすすめします。
モバイルデバイスに対応しているか
PCだけではなく、スマートフォンやタブレット端末に対応しているかも重要な選定ポイントです。営業職など職種によっては、外出先でナレッジを確認できると助かる場合があるでしょう。社員がどこにいても情報にアクセスでき、知識を共有できる環境を作ることがナレッジの蓄積、共有に結びつきます。
セキュリティ対策がされているか
特にクラウド型のナレッジマネジメントツールを利用する際に注意したいのが、セキュリティ対策です。顧客情報や機密情報などを含む社内のナレッジをベンダーが運用するサービスに蓄積していくので、情報漏えいなどのリスクを回避しなければなりません。データセンターの信頼性や、サーバ監視体制などを確認しておきましょう。
スモールスタートできるか
ナレッジマネジメントツールを導入したばかりの時期は、ツールに蓄積されている情報が少なく、問い合わせの件数が減らないというケースもあるでしょう。まずは一部の部署やメンバーでテストしてみるなど、スモールスタートで運用を開始するとその後の運用がスムーズになります。
そのため、利用規模や機能を拡張できるツールが望ましいでしょう。また、ベンダー側でAIチャットボットの初期設定を代行してくれるサービスもあるので、サポート体制を確認しておくと運用後も安心です。
ナレッジの蓄積や共有に特化したナレッジマネジメントツール
まずは基本的なナレッジマネジメントツールから検討したいという方におすすめのツールを紹介します。
▼各製品の提供形態や価格を一覧で見たい場合はこちら!
ナレッジの蓄積や共有に特化したナレッジマネジメントツールの比較表
《flouu》のPOINT
- 強力な全文検索機能により欲しい情報がすぐに見つかる!
- 見やすい履歴管理機能でナレッジの更新を簡単に把握!
- 情報シェア・アクセス管理機能により確実なナレッジ共有を実現!
プライズ株式会社が提供する「flouu」は、リアルタイムで情報共有が可能なツールです。1つのドキュメントに複数人がアクセスして同時編集できるので、オンライン会議などで活躍するでしょう。ドキュメントを見ながらコメントしたり、flouu上で共有したりできます。無料トライアルが用意されているので導入前にぜひお試しください。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
月額500円~/ユーザー |
無料トライアル |
〇 |
flouuのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
Flouuの良さは、2段階認証やIP制限、データバックアップ機能などセキュリティが強化されており、安心した情報共有を行える点にあります。またUIに検索機能も搭載されているので、データ検索にも時間がかかるず、資料作成が行えます。それに加えて、初回導入検討するに当たっても無料トライアル14日の期間を設けているので、自社で利用メリットがあるかどうかの判断できるのも検討時には、うれしいサービスです。 |
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
flouuの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
特に感じませんが、情報共有画面のカスタマイズをもっとわかりやすくスムーズに出来るようにしてくれると、助かるかなと思いました。 |
《Knowledge Explorer》のPOINT
- AIがあなたのパートナーとなり、必要な資料をPUSH通知でお知らせ
- 現在のシステム、業務プロセスを変えずに情報共有・活用を促進。
- DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を強力にサポート!
「Knowledge Explorer」は、株式会社図研プリサイトが提供するAI実装フルオート型ナレッジ活用ソリューションです。仕様書や提案書など文書を作成している最中に、文書作成において必要な資料をAIがピックアップし通知するので、ナレッジをもれなく活用できます。また、ほかのユーザーの検索行動や判断を可視化する機能や、ドキュメントに評価・コメントをつける機能、ファイルをドロップして類似文書を検索する機能などナレッジ活用に役立つ機能が豊富なツールです。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
Knowledge Explorerのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
膨大なデータがある場合、目的のファイルを見つけ出すのはなかなかの手間であり、また昔の資料を探すとなるとかなりの作業時間を要することになるが、この製品によりその作業負荷が軽減した。また、Officeのアドインやブラウザから検索できるのは扱いやすくて良い。 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
Knowledge Explorerの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
関連する資料をPush通知で教えてくれるが、その周期が短すぎる(最長で30分)ため、作成している資料の作成が進んでいなくても、資料を探しにいく。資料を探す頻度するライセンスの価格(同時Push5名で〇円など)が異なるため、もう少し長い周期を設定できるようにして欲しい。 |
《Google Workspace》のPOINT
- どこからでも仕事ができる!リモートワーク環境実現にも貢献
- 共同で資料作成!複数名で同時に編集可能。履歴も確認できる
- タイムリーに共有!グループチャットやファイル共同管理が可能
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社が提供する「Google Workspace」は、ビジネス向けのグループウェアです。ブラウザ上でひとつのプラットフォームでファイルを共有できるため、ナレッジの蓄積や共有にも役立つでしょう。ドキュメントやスプレッドシートなどのファイルは同時に編集ができます。さまざまな形式のデータを保存できるドライブでは、アクセス権限の設定機能も便利です。さらにWeb会議ツールやチャット機能で、どこにいてもコミュニケーションを図れるでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
Business Starter:月額680円/ユーザー Business Standard:月額1,360円/ユーザー Business Plus:月額2,040/ユーザー |
無料トライアル |
◯(14日間) |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
Google Workspaceのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
ビジネスで必要なツールは全て揃っているので、これさえあれば他のツールは不要だと思います。共有も簡単にできる点、共同作業できる点が他ツールと比べて特に優れていると思います。 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Google Workspaceの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
新しいソフトのインストールやアップグレードの手間が要らない反面、こちらの思うようにカスタマイズする柔軟性には欠ける。 |
《サイボウズ Office》のPOINT
- チームのコミュニケーションを助ける誰でもかんたんに使える機能
- パソコン、タブレット、スマートフォンなど様々なデバイスに対応
- ユーザーのニーズに合わせて進化しつづけ、累計導入70,000社突破
サイボウズ株式会社が提供する「サイボウズ Office」は、中小企業向けのグループウェアです。スケジュールや掲示板、メッセージなどの社内情報を円滑に共有できる機能を搭載しているため、ナレッジの蓄積や共有に活用することも可能です。パソコンやタブレット、スマートフォンなどさまざまな端末に対応し、外出先でも掲示板やメッセージなど社内コミュニケーションやスケジュールを確認できます。また、システムを開いた際のトップページはユーザーごとにカスタマイズできるため、タスク管理など運用しやすいレイアウトに設定できることも嬉しいポイントです。
対象企業規模 |
250名未満 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
初期費用無料 スタンダードコース:月額500円/ユーザー プレミアムコース:月額800円/ユーザー |
無料トライアル |
◯(30日間) |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
サイボウズ Officeのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
サイボウズofficeは、カレンダーやメール、ワークフロー、プロジェクト管理、ファイル共有などの機能が一つのシステム内に統合されていている、統合されたシステムなので効率的な業務プロセスを実現することができると思います。 |
業種 | 人材サービス |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
サイボウズ Officeの改善してほしい点 |
★ ★ ☆ ☆ ☆ 2 |
都度パスワード等を入力する必要があるため、より簡素化したログイン方法を希望する。
また、カスタマイズを更に直感的に出来るようにして欲しい。 |
《AppSuite》のPOINT
- データ化した情報は簡単に共有・検索・編集ができます
- アプリ同士を連携させて様々な業務のデータ収集が可能
- アプリはテンプレートの他、独自アプリの作成もできます
「AppSuite」は、株式会社ネオジャパンが提供する業務アプリ作成ツールです。グループウェアの「desknet's NEO」を利用しているユーザー向けのツールで、さまざまな業務をシステム化するアプリを自由に作成できます。アプリ内に蓄積されたデータを集計してグラフ化したり、グループウェア上で共有したりできるので、社内ナレッジ共有アプリとしても活用できるでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / パッケージソフト |
参考価格 |
クラウド版:初期費用無料、月額720円/ユーザー オンプレミス:70,800円~/5ユーザー |
無料トライアル |
◯(30日間) |
業種 | 教育・教育学習支援関係 |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
AppSuiteのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
このサービスの最大の特徴はオリジナルのアプリを作れることです。
同じような類のサービスはたくさんあるが、自社の様々な事情にマッチできるこのサービスはとても良いと思う。 |
AppSuiteの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
分析集計機能がもう少し簡単に多角的に分析できるよう設定できるともっと便利に利用できるのにと感じています。 |
《Microsoft Whiteboard》のPOINT
- 無料で使用可能
- セキュアな環境で保存
- Microsoft Teamsと組み合わせて使うことも可能
「Microsoft Whiteboard」は、日本マイクロソフト株式会社が提供するホワイトボード機能です。複数人で、図やテキストなどを書き込みながら会議を進められます。付箋やドキュメント挿入、写真の投稿など、アイデアの共有に役立つさまざまな機能を搭載。また、Microsoftのアカウントを持っていれば、無料で利用できることもポイントです。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
Microsoftアカウントがあれば無料 |
無料トライアル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Microsoft Whiteboardのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
オンラインでの打ち合わせで共有で同時に編集できるホワイトボードです。書くだけでなく、ファイルの貼り付けなども可能で履歴も残るので、あとで確認することができます。 |
Microsoft Whiteboardの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
動作が重いことが気になります。また、作成したものをパワーポイントでそのまま使えると便利。エクスポート機能を充実して欲しい。 |
《esa》のPOINT
- 3,000を超える組織での導入実績あり
- WIPの記事を全員でブラッシュアップ
- 履歴管理からいつでもロールバック可能
合同会社 esaが提供する「esa」は、社内での知識・情報の共有を円滑化するツールです。気軽にアイデアを投稿しチームなどの複数名で共有・編集しながら、そのアイデアをブラッシュアップしていくことを目的としています。同時編集機能やカテゴリ分け、スライドショーなどさまざまな機能を有しており、チャットワークやSlackなどのツールと連携も可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / SaaS / ASP |
参考価格 |
月額500円/ユーザー |
無料トライアル |
〇(2か月) |
esaのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
少し独特なシステムや仕様ですが、使いこなしている方の記事はとても面白いです!
エンジニアも営業担当も、誰でも個性を出せるので、社員同士のコミュニケーションや情報共有がより充実します。 |
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
esaの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
作成途中の記事を閲覧不可の設定ができるようにしてほしい。ノウハウが合っているか定かでない状態で他の人に見られて参考にされてしまうと困ってしまうため。 |
《NIKKEI The KNOWLEDGE》のPOINT
- 日々の情報収集が圧倒的に楽に!浮いた時間を別業務に回せます。
- チームの興味・関心が分かる!良い情報をきっかけに情報交換も。
- 商談率アップ!業界のトピックから人事異動まで、幅広いネタを。
株式会社日本経済新聞社の「NIKKEI The KNOWLEDGE」は、月額固定料金のナレッジマネジメントツールです。日経コンテンツや業界専門紙・ビジネス誌・Webコンテンツなど豊富な情報ソースを揃えており、必要なデータをAIが抽出してバインダー機能でまとめてくれます。バインダーは組織内で共有され、アイデアやナレッジなどをメモしてシェアやコメントも可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
サービス |
参考価格 |
初期費用無料 ミニマムプラン:月額35,000円/5名 6~19名:ミニマムプラン+月額7,000円/追加1ユーザー 20~39名:月額6,000円/ユーザー |
無料トライアル |
◯(30日間) |
業種 | 公務員(教員を除く) |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
NIKKEI The KNOWLEDGEのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
日本経済新聞のツールなので情報収集を行う際。情報の密度をひしひしと感じる。またデザインも簡潔なので必要な情報かまスラスラと頭に入る。 |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
NIKKEI The KNOWLEDGEの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
アカウントを持っている人間の範囲でのみ情報共有が可能なので、オプションサービスでも良いので情報共有範囲の拡大、PDF可による情報の共有が可能になると尚良い。 |
《rakumoボード》のPOINT
- 新しいGoogleサイトに対応
- 情報漏洩防止機能が充実
- パック購入でシリーズ製品をまとめて利用可能
rakumo株式会社が提供する「rakumoボード」は、Google Workspaceに掲示板機能を追加するアドオンツールです。Googleグループとの連携により、グループやメンバーを一元管理します。投稿は色分けされたカード型のメッセージで表示され、情報整理がしやすいこともポイント。ほかにも、アクセス権限設定機能が搭載されており、情報漏えい対策にも役立ちます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
月額150円/ユーザー Basicパック:月額390円/ユーザー Suiteパック:月額780円/ユーザー |
無料トライアル |
〇(30日間) |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
rakumoボードのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
rakumoボードで社員がナレッジを投稿として発信することができる。投稿に対するリアクションもいいねやコメントですることができ、発信を促す。 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
rakumoボードの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
集計時刻がリアルタイムで行われるとさらによい。申請提出日などの締め切り前は時間が計算しづらく、残業時間の調整に少しタイムロスが発生する時もみられる。 |
《Evernote》のPOINT
- テキストだけでなく画像、音声など様々な形式で保存可能
- グループウェアと連携でさらに便利に
- オフラインでも作業でき、オンラインになった際に同期
エバーノート株式会社提供の「Evernote」は、チームでの情報共有を可能にしたメモアプリです。議事録や社内wikiなど幅広く活用でき、ノートを取るような手軽さでメモできます。また、履歴やタスクの管理ができる機能や手書きメモにも反応する高度な検索機能も搭載。さらにMicrosoftTeamsやGoogleドライブ、Googleカレンダーと連携できる点もポイントでしょう。無料プランも提供しています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
PERSONAL:月額680円/ユーザー PROFESSIONAL:月額850円/ユーザー Evernote Teams:月額1,100円/ユーザー ※無料プランあり |
無料トライアル |
〇 |
Evernoteのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
とにかく多機能性。メモ、ノート、リスト、画像、音声など、さまざまな形式の情報を統合的に管理できます。また、クラウドベースのアプリケーションなので、個人のデバイス間(パソコンとiPhoneなど)での同期がスムーズに行えるので、データの管理が一元化できてとても良い |
業種 | 介護・福祉 |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
Evernoteの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
いろいろなクラウドサービスがありますが、このソフトは主にメモを主軸として使用しているため、その他のサービスに関しては使用できていない部分が大きいです。どの機能がより効率的に活用できるかのアドバイスなどがポップアップなどであれば良いかと思います。 |
《QiitaTeam》のPOINT
- 共同編集機能でドキュメントをブラッシュアップ
- アクセス制限やSSL化でセキュアな環境を確保
- コメント・メンション機能で活発なコミュニケーションが可能
Qiita株式会社が提供する「QiitaTeam」は、日報やマニュアル、目標管理などさまざまなドキュメントの共有をサポートするシステムです。高度な検索機能が搭載されているため、情報の蓄積に整理や工夫は必要ありません。また、Slackやタスク管理ツールのTrelloと連携も可能。さらに5,000以上ものチームに導入された実績も魅力です。
対象企業規模 |
すべての規模 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
Personal:月額500円/1ユーザー Micro:月額1,520円/3ユーザーまで Small:月額4,900円/7ユーザーまで Medium:月額7,050円/10ユーザーまで Large:月額15,300円~/17ユーザー以上 |
無料トライアル |
〇(30日間) |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
QiitaTeamのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
やはり、マークダウン方式で記述できるところがとても気に入っている。マークダウンだと、コードだけでなく、ワークフローや社内の基本情報もすべてQiitateamに蓄積できるようになり、Qiitateamさえ見れば何とかなる、という状況を作れている。
|
業種 | その他 |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
QiitaTeamの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
記事の投稿やコメントのやり取りなどの知識共有に必要な基本的機能はあるが、タスク管理機能がもっと強化されると使いやすくなると感じました。そして、カラーのフォントの変更などの細かい設定もできるようになれば良いと思います。 |
《commmune》のPOINT
- コミュニケーションを補うためのわかりやすいプラットフォーム
- 工数を大幅に削減することによって、作業時間を効率化
- ユーザーの問題解決を促進して運営効率をサポートする
「commmune」はコミューン株式会社が提供している、カスタマーサービスの業務をサポートするためのナレッジマネジメントのプラットフォームです。企業と顧客をつなぐ顧客ポータルをノンプログラミングで構築でき、コーディネーターによるシステム構築のサポートがあるため自社内にエンジニアは不要です。顧客からの問い合わせをコミュニティの中で解決しながら、ナレッジを蓄積できるので効率的でしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
commmuneのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
ノーコード&簡単な操作でコミュニティサイトを構築できる。
自社商材を活用するためのマニュアル・ナレッジの公開や、機能開発アンケート・イベント実施など、顧客満足度を高めるカスタマーサクセス業務に活用している。 |
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
commmuneの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
機能的に不便な点はなく、操作も慣れれば使いやすいですが、慣れるまでに若干時間がかかるのでより直感的な操作になると色々なユーザーが使いやすくなると思います。 |
《Cmosy》のPOINT
- 1ユーザーあたり月額500円~のローコスト
- UDPを使用した高速アップロードが可能
- Google Cloud Platform上で堅牢なセキュリティ性を実現
吉積情報株式会社が提供する「Cmosy」は、Google Workspaceの拡張アドオンサービスで、ファイル共有を支援するツールです。ファイルストレージにはGoogleドライブが使われるため快適で使いやすく、さらにGoogle Cloud Platformにサービスが構築されるため、セキュリティも安心です。アップロードやファイル送信はもちろん、Googleアカウントを持っていない人とも共有できる機能も搭載しています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
月額500円~/ユーザー |
無料トライアル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
Cmosyのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
Googleドライブにあるファイルを簡単にメール添付することができるので、いちいちファイルをローカルにダウンロードしてから添付する手間がないのがよいです。 |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Cmosyの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
機能的には問題ないため改善点は特に無いのですが、強いて言うならばダウンロード画面などのUIを好きにアレンジできるようになるとそれぞれの使い方によりフィットすると思います。 |
《Dropbox Paper》のPOINT
- カレンダーと連携して情報を管理
- 動画や音楽も共有可能
- プレゼンテーション資料作成にも使える
「Dropbox Paper」は、Dropbox Japan株式会社が提供する共同編集ドキュメントツールです。テキスト以外にも動画や音楽、PDFなどのファイル共有ができ、作成済みのドキュメントはそのままプレゼン資料にも変換可能。ドキュメント上にコメントを挿入できるフィードバック機能や、YouTubeやPinterest、Googleマップなどとリンクできる機能も備えています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
Plus:月額1,200円 Family:月額2,000円 Professional:月額2,000円 Standard:月額1,250円/ユーザー Advanced:月額2,000円/ユーザー |
無料トライアル |
〇 |
Dropbox Paperのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
リモートワークのため、同期や上司との情報共有は必須なのですが、dropboxpaperで共有されたものを、複製して自分用にメモ等追加して使用してます。仕事内容的に画像を簡単に追加できる点が非常に助かってます。 |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Dropbox Paperの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
タスクの管理で、実施しなかったけどログを残したい場合に、グレーアウトしたいケースがあり、セルの彩色でグレーがあったらいいなと思いました。 |
《CiscoWebexBoardシリーズ》のPOINT
- 強力な4Kカメラによる鮮やかな映像
- 作成したコンテンツはクラウド環境上に保存
- スマートフォンやタブレットと同様のタッチパネル
シスコシステムズ合同会社提供の「CiscoWebexBoardシリーズ」は、プレゼンやWeb会議に必要なホワイトボードはもちろん、マイクやスピーカーなど必要なツールを一通り揃えています。指で直接書き込めるホワイトボードで使い勝手がよく、4Kカメラや12個ものマイクアレイによる高品質な映像も魅力でしょう。なおWeb会議を行うには、Cisco Webex Teamsアプリが必要です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
ハードウェア / サービス |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 金融・証券・保険 |
従業員規模 | 5,000名以上 |
CiscoWebexBoardシリーズのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
複数のデバイスから書き込み・削除ができ、皆んなで1つの画面を見て会議を進めることができるため、メンバーにリモート参加の人がいる時でもやり取りがスムーズにできる点。また、スライドを一々保存する手間もなくなった。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
CiscoWebexBoardシリーズの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
ホワイトボード機能で、簡単な表やチェックボックスなど自動で作れるツールがほしいです。またスマホやPCに入っている写真や画像をホワイトボードにシームレスに貼り付けられる機能があったらありがたいです。 |
《Kibera》のPOINT
- PlantUMLに対応しダイアグラムを作成
- Qiita TEAMやesa、DocBaseなどからデータをインポート
- Google Workspaceのシングルサインオンに対応
「Kibera」は、株式会社ビットジャーニーが提供する情報共有効率化に役立つナレッジマネジメントツールです。誰にでも使いやすい操作性と充実のテキストエディタ機能で、記事の作成・投稿をサポートします。複数人での共同編集ができ、テンプレート保存も可能。さらに「いいね」などのコメント機能搭載で、コミュニケーション活性化にも役立ちます。またユーザー数5人まで・グループ作成数4グループまでであれば無料プランも用意されています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
無料プラン:5ユーザー・4グループ・1GB/ユーザー スタンダードプラン:月額550円/ユーザー(6人~・5GB/ユーザー) エンタープライズ:月額1,650円/ユーザー(6人~・20GB/ユーザー) |
無料トライアル |
〇(最大2カ月) |
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
Kiberaのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
情報のみやすさ、投稿のしやすさが優れていて社内掲示板として利用しています。
特に新入社員が日報を投稿し、社員がみな閲覧できるようになっており、リモートワーク下でも社内のつながりを深められるツールになっています。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Kiberaの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
記事をクリックすると別タブで開かれてしまうので、別タブで開くかどうかは設定で変えられるようにして欲しいです。 |
FAQや社内Wikiを作成できるナレッジマネジメントツール
つづいて、社内FAQや社内Wikiを作成できるナレッジマネジメントツールを紹介します。問題や疑問が生じた際に自己解決を促せます。
▼各製品の提供形態や価格を一覧で見たい場合はこちら!
FAQや社内Wikiを作成できるナレッジマネジメントツールの比較表
製品・サービスのPOINT
- リックソフトはAtlassian Platinum Solution Partnerです
- ナレッジの整理・共有を効率化、働き方を改革
- 業界・職種問わず活用できる優れた操作性と拡張性
リックソフト株式会社が提供している「Confluence(コンフルエンス)」は、情報の発信、整理、検索を効率化する企業向けWikiシステムです。ファイルサーバやメール、ローカルなどバラバラに保存されている情報を一元管理し、社内で共有しやすくします。Microsoft Wordのような操作性で、動画や画像などを挿入した資料も作成できるので、情報発信にも使いやすいでしょう。
対象企業規模 |
従業員規模:10名以上 売上規模:すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
参考価格 |
クラウドプラン:月額690円/ユーザー |
無料トライアル |
〇 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Confluence(コンフルエンス)のいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
WikiのようなGUIを利用して、各部署のナレッジや情報を集約し公開することができます。また、画像や他のアプリケーションと連携や階層構造でページを作成するといった柔軟な情報の一元管理が可能です。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Confluence(コンフルエンス)の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
基本的なページ作成・編集機能は日本語対応しているのですが、一部の高度な機能は英語でしか対応していない場合がある。 |
《Qast》のPOINT
- 55,000人以上が利用中。ナレッジプラットフォーム
- 必要な情報と人に効率よくアプローチできる
- AIでナレッジの蓄積と活用を自動化
any株式会社が提供する「Qast」は、Q&Aとメモを蓄積していくナレッジ共有ツールです。匿名で質問したり、テンプレートを使って回答を投稿したり、気軽にナレッジを蓄積できる仕組みです。SlackやTeamsと連携することで、コミュニケーションの内容も蓄積されます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
スタンダードプラン:月額600円/ユーザー エンタープライズプラン:900円/ユーザー |
無料トライアル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 教育・教育学習支援関係 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
Qastのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
全社的に共有したい情報・ナレッジなど、チャットなどでは流れてしまって困るものを1つの場所に集約することができます。
また、日々どの程度閲覧されているかなども随時確認することができるので、ナレッジの認知度なども検討することが可能です。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Qastの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
投稿がある程度溜まって来ると、知りたい情報が探しにくくなってくるので、投稿のフォルダ分けや同じ内容の投稿はチェック付けなどして上位に表示されないなどの機能があれば、より良いです。 |
《kintone》のPOINT
- クラウド上に社内の知識・データやノウハウを集約
- 全文検索機能で添付資料の中身まで検索
- 話題やプロジェクトごとに整理できるコミュニケーションスペース
「kintone」はサイボウズ株式会社が提供しており、社内の情報を集約して情報共有しやすくするサービスです。社内FAQを作成したり、文書や画像などのファイルを管理したりできます。社内FAQに関連リンクの記載や資料の添付をすれば、業務マニュアルとしても活用可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド |
参考価格 |
ライトコース:月額780円/ユーザー 月額1,500円~/ユーザー |
無料トライアル |
◯(30日間) |
業種 | 人材サービス |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
kintoneのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
業務の簡素化でkintoneを取り入れました。複数ある支店にコメント欄を使ってやり取り出来たり、一斉にお知らせを配信出来る機能は便利だと思います。 |
業種 | 介護・福祉 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
kintoneの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
外部拡張を使えばみんなのシフトの確認はしやすいのですが、それをkintone単体でも簡単にできるようになってほしい。 |
アルファスコープ
株式会社プラスアルファ・コンサルティング 東証プライム上場 《アルファスコープ》のPOINT
- クラウドサービスのため、自宅からでも瞬時にアクセス
- 社内の欲しい情報がすぐ手に入る豊富な検索機能
- 社員の利用状況まで見える化する充実の分析機能
株式会社プラスアルファ・コンサルティングの「アルファスコープ」は、FAQ・ナレッジソリューションです。カテゴリ検索やキーワード検索、文章検索などに対応しているほか、新着FAQや参照の多いFAQが表示されるので検索が容易でしょう。FAQ作成機能や、PV数・ログイン数などの分析機能も搭載しており、社外向けのFAQサイトとしても利用可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
月額100,000円~ |
無料トライアル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
アルファスコープのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
システム導入以前は曖昧だったルールや明確に決まっていなかったことなどもFAQシステムとしてまとめることによりルールなどがきちんと可視化され、社内にしっかりと新たなルールとして定着し、社員の判断や処理のスピードなどが向上しました。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
アルファスコープの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
チャットボット検索において、Enterキーで送信とならないところの改善。(現在は、送信ボタンをクリックする必要がある) |
《Colletie》のPOINT
- 短時間で最大効果を実現するナレッジマネジメントシステム
- あらゆるデータを一元管理して、社内のコミュニケーションを促進
- すべての過去を現在「いま」に繋げるColletie
「Colletie」は、テクノブレイブ株式会社が提供するナレッジマネジメントシステムです。社内の情報伝達やノウハウ継承に必要な機能が豊富で、蓄積される膨大なナレッジや議事録を投稿日やタグ、ユーザーなどで検索し抽出します。FAQツールでは、閲覧数の多い投稿をピン留めできるため、重複した質問の防止につながるでしょう。さらに、案件の進捗状況をリアルタイムで共有するなどタスク管理も可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
月額260円~/ユーザー |
無料トライアル |
◯(30日間) |
《NotePM》のPOINT
- 社内版ウィキペディアでマニュアル作成・ナレッジ管理しやすい
- 強力な検索機能で「ほしい情報がすぐ見つかる」
- フォルダ構造で階層構造で整理でき、アクセス制限機能が柔軟
「NotePM」は、株式会社プロジェクト・モードが提供する社内Wiki作成ツールです。高機能エディタとテンプレート機能を搭載しており、Web上で簡単にナレッジを蓄積できます。また、ファイルの中身まで検索対象となり、全文検索に対応しています。アクセス制限の設定により、社外関係者にもナレッジの共有が可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
月額4,800円~ 初期費用、サポート費用 0円 |
無料トライアル |
◯(30日間) |
業種 | 不動産 |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
NotePMのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
セキュリティはしっかりとしており多くの企業での導入実績があります。データ検索機能は使いやすいですし、マニュアルなどを共有することもできます。また比較的すっきりとしたUIで管理もしやすい印象ですね。 |
業種 | 通信サービス |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
NotePMの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
TOPページのカスタマイズ機能がほしいです。
ログインして最初のページなので、簡易的な通達や共有事項等により活用できるようにしたいです。 |
《Notion》のPOINT
- ドラッグアンドドロップでドキュメントを管理
- オリジナルのタグを設定可能
- ほかのツールの内容をNotion内に埋め込み可能
「Notion」は、株式会社ノースサンドが提供する情報の記録と共有を行うITシステムです。会議メモやプロジェクト管理に活用できるほか、メンバーが自由に内容を編集できる社内wikiの構築にも役立ちます。また、GoogleドライブやGoogleマップ、Twitter、Figmaなど、500以上ものツールと連携可能な点も嬉しいポイントです。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
パーソナルプロ:月額4ドル チーム:月額8ドル/ユーザー ※無料プランあり |
無料トライアル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Notionのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
社内ポータルサイトとしても使え、他者への公開ページにも出来て、自分用・チーム用・社用のタスク管理・目標・議事・MTGアジェンダにもなり、未知に活用できる。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名未満 |
Notionの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
エクセルからの添付、csvからの添付をもう少し、簡単にして欲しい。どちらかというと、添付だと容量を取るので、一部をテーブルとして載せたい。 |
情報検索の効率を上げるナレッジマネジメントツール
最後は、大量のデータから必要な情報を取り出せず悩んでいる場合におすすめのツールを紹介します。
▼各製品の提供形態や価格を一覧で見たい場合はこちら!
情報検索の効率を上げるナレッジマネジメントツールの比較表
《QuickSolution》のPOINT
- [売上シェアNo.1 四冠達成] 発売から22年 5000サーバの導入実績
- 企業内に埋もれる情報の活用/共有の第一歩は検索から
- ChatGPTとの連携(RAG対応)で社内用生成AIとしても利用可能
住友電工情報システム株式会社が提供する「QuickSolution」は、大量のデータから検索する際に最適な全文検索システムです。50TBのファイルサーバから2~3秒で検索でき、50TB以上の規模でも分散検索により対応可能です。AIを搭載しており、自動的に絞り込みキーワードを提示してくれます。そのためキーワードを入力せず、クリックだけで検索ができます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / その他 |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
ー(無料デモあり) |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
QuickSolutionのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
様々な形式のファイルの検索に対応しており、Office系のワード、エクセルなどはもちろん、PDFなどのファイルにも対応しているため、役立っています。
検索から結果が出るまでが非常に速いのも特徴で、1分もかからずに検索が可能です。 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
QuickSolutionの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
特に改善してほしい点はありません。
強いて言うならば、AIを搭載し画像認識で文字を認識してPNGやJPGなどの画像データも検索ができるようにしてほしいです。 |
《Liferay DXP》のPOINT
- ERPやSFAなどの連携が可能で統合力に優れている
- カスタマイズ性が高い
- 信頼度の高いセキュリティ
「Liferay DXP」は、日本ライフレイ株式会社が提供するポータル作成ツールで、大企業の自社ポータルにくわえ、顧客やパートナー企業との情報共有にも最適です。サーバーインスタンス単位での料金設定など、ユーザー数の増加や大規模な利用でも予算が立てやすいといえるでしょう。ERPやSFAなど他システムと連携し統合が可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
Liferay DXPのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
ポータルサイトを簡単に作れるところがこの製品の良い点です。弊社ではERPやSFAなどのシステム・ツールが非常に多くあるのですが、それらをポータルサイトに集約することで、事務業務の効率化を図ることができました。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Liferay DXPの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
改善してほしい点は、Liferayを立ち上げる際の起動時間が遅いということ。
Liferayを使用する意欲が減退し、開発や制作のスピードが遅くなります。 |
【比較表】おすすめナレッジマネジメントツール一覧
この記事で紹介したナレッジマネジメントツールの提供形態と参考価格が一目でわかる比較表です。「オンプレミス型で導入したい」「できるだけコストを抑えたい」などの要望がある場合は、この表で製品を比較してみると選びやすいでしょう。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
▼ナレッジの蓄積や共有に特化した製品へジャンプ!
▼社内FAQや社内Wikiを作成できる製品へジャンプ!
▼情報検索の効率を上げる製品へジャンプ!
ナレッジマネジメントツールの運用における注意点
ナレッジマネジメントツールを導入したら、ツールのメリットを最大限に活かすために適切な運用を行う必要があります。ここからは、ナレッジマネジメントツールの運用にあたって気をつけるべきポイントを紹介します。
ナレッジマネジメントの必要性を社員に理解してもらう
ナレッジマネジメントツールには、次の2つの役割が求められます。
- ・ナレッジコントリビューター(提供者)
- ・ナレッジユーザー(利用者)
ナレッジを提供し、ナレッジを活用しなくてはなりませんが、ツールを積極的に使ってもらうためには何かしらの働きかけが必要です。
まずはナレッジマネジメントツールの必要性を社員に理解してもらい、日常業務に少しずつナレッジマネジメントツールを組み込みましょう。社内情報を共有する際もナレッジマネジメントツールに集約するようにルール化し、次第に浸透していくよう働きかけることが重要です。
運用体制を整える
ナレッジマネジメントツールをうまく運用するには、社内の情報共有を奨励する風土が必要です。
各部署で業務を采配している社員が、優れたナレッジを保有する社員に知識の共有を促し、優れた知識を共有した社員を正しく評価する。そんな仕組みづくりを会社として醸成できるかどうかが、重要な鍵となります。
営業部署で高い成績を残している社員の営業手法や、処理の早い事務社員が行っている業務のコツなど、優れた暗黙知を持っている社員が、その知識を進んで形式知として共有するマインドを醸成する必要があります。
ナレッジ共有ならGoogleドライブやMicrosoft 365でも可能か
ナレッジ共有について「わざわざツールを導入するほどでもないのでは」と思っている方もいるかもしれません。実は、GoogleドライブやMicrosoft 365のドキュメント管理機能などを用いて、ナレッジの蓄積や共有を行う方法もあります。
ツールを利用するより少し複雑になりますが、普段利用しているGoogleドキュメントやExcelを活用しながら、格納するファイルや書き方などのルールを決めることで、ナレッジマネジメントが行えます。
無料でナレッジマネジメントを行いたいという方は、無料トライアルや無料プランがあるツールもあるので活用してみてください。ただし、無料ツールは機能制限などがあるので本格的な運用には向いていないことを念頭に置きましょう。
複数の製品を比較し最適なツールを導入しよう
ナレッジマネジメントツールは多種多様です。社内FAQを作成できたりヘルプデスクに活用できたり、製品によって得意分野が異なります。自社で蓄積したナレッジをどう活用したいのかを明確にし、操作性やサポート体制などに注目して複数の製品を比較することがおすすめです。
まずは気になる製品の資料請求をしてみて、ナレッジマネジメントツールについて詳しく知ることからはじめてみましょう。