会員管理・ポイント管理システムの市場規模は?
会員管理・ポイント管理システムは、会員の情報や会費、ポイントをまとめて管理する製品です。この分野に限った市場規模は、公開されている統計や調査会社の発表では確認できません。
そこで、ITトレンドの掲載状況から市場の広がりを見ると、12製品が掲載され、提供企業も12社と、1社に偏らず多くの企業が参入しています。製品は、団体やスクールの会員・会費の管理と、店舗のポイントカードや顧客分析に分かれます。ITトレンドから資料請求できるのは1製品で、残る11製品は情報のみの掲載です。会員管理・ポイント管理システムの選び方や機能については、会員管理・ポイント管理システムの選び方とは?機能も解説をご覧ください。
ここからは、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、会員管理・ポイント管理システムの動きを見ていきます。
ITトレンドに掲載されている主な会員管理・ポイント管理システム
まずは、ITトレンドに掲載されている会員管理・ポイント管理システムを紹介します。資料請求ランキングは、製品を比較・検討している企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年10月時点の会員管理・ポイント管理システムは団体やスクールの会員・会費を管理する製品が12製品中7製品を占めます。資料請求できるのは、ランキング1位でスポーツチームや学会などの団体に向けたぜぶらるの1製品です。店舗のポイントカードや顧客データの分析を担う製品も並ぶ点が特徴です。
次の図は、掲載されている製品のうち主な10製品を、製品ページの掲載内容をもとに用途で分けたものです。その下の表では、ITトレンドから資料請求できるかどうかもあわせて示しています。
| 製品名 | 提供企業 | 資料請求 | 製品の特徴 |
|---|---|---|---|
| ぜぶらる | 株式会社インターナショナルスポーツマーケティング | できる(1位) | 初期・月額無料のクラウド型。会員管理やオンライン決済、メール配信、入金管理を備える。 |
| 戦略会議NEXT | 株式会社リゾーム | 情報のみ掲載 | 商業施設向けの顧客分析システム。カード会員の購買分析をクリック操作で行える。 |
| spohabi(スポハビ) | CREFIL株式会社 | 情報のみ掲載 | スポーツクラブ向けに、集客・管理・決済までを一括で管理できる。 |
| Sgrum | 株式会社ユーフォリア | 情報のみ掲載 | スポーツスクールや習い事向け。会員管理や出欠、請求・決済、保護者連絡を一元化。 |
| 月謝管理forスクール | ファボック株式会社 | 情報のみ掲載 | 学習塾・教室向けのクラウド型。月謝の請求・入金や生徒・クラスを一元管理。 |
| Nice!Members | ウェッジソフトウェア株式会社 | 情報のみ掲載 | 会員情報の修正履歴を残せる。会費の請求・入金管理やコンビニ払いにも対応。 |
| COMSBI | 株式会社ソニックムーブ | 情報のみ掲載 | LINEアカウントをポイントカードにし、そのデータをもとにLINEでの販促を行える。 |
| ポイントシステム | サイオステクノロジー株式会社 | 情報のみ掲載 | 会員管理やポイントの発行・管理、メール配信をそろえたポイント管理のASP。 |
| ミニラボ | リーバル株式会社 | 情報のみ掲載 | QRコードカードとタブレットで使うクラウド型ポイントカード。プリペイド管理も。 |
| fanUP! | 株式会社広済堂ネクスト | 情報のみ掲載 | 顧客・会員情報を一元管理し、EC・イベント・決済・メルマガでファン化を促す。 |
※「資料請求」の順位は、資料請求数にもとづくITトレンドの資料請求ランキング(2026年10月19日更新)です。
※「製品の特徴」は、ITトレンドの製品ページの掲載内容をもとにまとめています。
※「情報のみ掲載」の製品は、ITトレンドから資料請求できません。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
いま資料請求が集まっている会員管理・ポイント管理システムは、月間ランキングで確認できます。
[分析]2026年の会員管理・ポイント管理システム市場の3つの傾向
ここでは、ITトレンドに掲載されている12製品の製品ページと資料請求ランキングから、市場の傾向を整理します。
1.団体・スクールの会員と会費を管理する製品が中心
掲載12製品のうち7製品は、団体やスクールの会員と会費・月謝をまとめて管理する製品です。spohabiはスポーツクラブ、Sgrumはスポーツスクールや習い事、月謝管理forスクールは学習塾・教室に向けた製品です。対象とする団体や教室の種類で、製品が細かく分かれていることがうかがえます。
2.店舗向けはポイントカードと顧客データの活用
残る5製品は、ポイントカードの運用や顧客データの活用を担う製品です。COMSBIはLINEアカウントを、ミニラボはQRコードカードをポイントカードとして使います。戦略会議NEXTは、カード会員の購買データの分析に特化しています。会員の管理だけでなく、販促や分析まで見すえた製品がそろっています。
3.決済まで担う製品が多く、資料請求できるのは1製品
製品ページで決済の機能に触れる製品は5製品あり、会費や月謝の集金までを1つで済ませたい需要がうかがえます。一方で、ITトレンドから資料請求できるのはぜぶらるの1製品だけです。レビューも戦略会議NEXTの1件だけで、口コミで比べられる段階にはありません。
どれを選ぶべき?目的別のおすすめ
- ■スポーツチームや学会など、団体の会員と会費をまとめて管理したい企業・団体
- ぜぶらる / Sgrum / Nice!Members
- ■スポーツクラブや学習塾など、教室の運営や月謝の管理を効率化したい企業
- spohabi(スポハビ) / 月謝管理forスクール
- ■店舗のポイントカードや顧客データを、販促に生かしたい企業
- COMSBI / ポイントシステム / ミニラボ
同じ会員管理でも、団体の会費を集める製品と、店舗のポイントで来店を促す製品とでは目的が違います。会員の種類で候補が変わるため、管理したいのが団体の会員か、店舗の顧客かを先に決めておくと比べやすくなります。
掲載製品をどう活かす?比較するときの注意点
- ●情報のみ掲載の製品はITトレンドから資料請求できないため、各社に直接問い合わせる必要がある
- ●資料請求できるのはぜぶらるの1製品で、レビューも戦略会議NEXTの1件だけと少ない
- ●スポーツクラブや学習塾など、対象の団体や業種を絞った製品が多いため、自社の業態に合うかを確かめる
掲載製品の顔ぶれは、どんな種類の製品があるかを知る手がかりとして役立ちます。最終的には、会費やポイントの集め方、会員とのやり取りの方法に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合う会員管理・ポイント管理システムを比較検討しよう
この記事では、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、会員管理・ポイント管理システムの市場の様子を紹介しました。気になる製品は資料請求や製品ページで内容を確かめ、自社の会員の管理に合うかを比べてみてください。
以下の記事では、ポイント管理システムを比較し、選び方も紹介しています。あわせてご覧ください。

