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仮想デスクトップ(VDI)におけるプールとは?概要を初心者向けに解説!

#仮想化
2023年01月30日 最終更新
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仮想デスクトップ(VDI)におけるプールとは?概要を初心者向けに解説!

仮想デスクトップ(VDI)におけるプールとはどのようなものなのでしょうか。物理的な環境と違い、イメージが掴みづらくて困っていませんか。また、自社の仮想デスクトップ環境を見直したい人も多いでしょう。

この記事では、VDIにおけるプールの概要や、VDIの割り当て方法、作成方法などを解説します。ぜひ参考にして、VDIへの理解を深めてください。

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仮想デスクトップ(VDI)におけるプールとは

仮想デスクトップ(VDI)とは、1台のパソコン(ディスプレイ)に対して複数個展開されるデスクトップのことです。そして、これらのVDIは、プールと呼ばれる単位で管理されます。

企業においては部署ごとに分けるのが一般的です。5つのVDIのうち、3つは営業部用、2つは総務部用といったようにグループ(プール)に分けます。そして、ユーザーはパソコンを利用する際、該当のプールの中から空いているVDIを割り当てられます。

仮想デスクトップ(VDI)の割り当て方法

プールに存在するVDIは、ユーザーに対してどのように割り当てられるのでしょうか。

専用割り当て方式

永続プールとも呼ばれる方式で、1人のユーザーに対してあらかじめ決まったデスクトップが割り振られます。1人1台のパソコン本体が割り当てられるのと同じような感覚で利用できます。ソフトウェアのインストールなども可能で、ユーザーの自由度が高い方式です。

この方式では、人数分のVDIが必要です。一度ユーザーが決まったVDIをほかのユーザーは使えません。また、すでにVDIを割り振られたユーザーが、別のVDIを使うことも不可能です。

新しいユーザーがプールにアクセスした場合は、まだ誰にも使われていないVDIが割り当てられます。

また、VDIを使っているパソコンからログオフしても、デスクトップ状態が保持されるのが特徴です。あるパソコンでログオフしても、ほかのパソコンからログオンすれば、前回のログオフ時の状態から利用できます。

流動割り当て方式

非永続プールとも呼ばれる方式で、ユーザーとパソコンが紐づけられません。そのため、ログオンするたびに、プール内の空いているVDIからどれかが割り当てられます。

この方式では、ソフトウェアのインストールなどは行えません。そのVDIを次回利用するのが自分とは限らないためです。ユーザーによって業務に異なるソフトウェアが必要な場合は向いていません。

ただし、最低限のユーザー情報は保持できます。VDI上ではなく、ファイルサーバなどに別途保存しておけば、なくなりません。この方式では、ログオンするたびにデスクトップ環境を初期状態に戻すのが望ましいでしょう。リフレッシュという機能によってそれが実現します。

仮想デスクトップ(VDI)の作成方法

VDIの作成方法を見ていきましょう。

フルクローン方式

フルクローン方式とは、1つのVDIを親として、そのクローン(コピー)を作成する方式です。物理的なパソコンを複数台用意するのと同じ感覚で使えるため、分かりやすいのが特徴です。

ただし、容量もすべて同じになるため、ディスクに「VDI×1つ分の容量」ほどの空き容量が必要です。容量を節約したい場合には不向きといえます。

リンククローン方式

リンククローン方式は、一部はプール内で共有し、それ以外の部分だけクローンを作成する方式です。一般的には、OSは共有部分として残し、個人で設定するような内容はクローンで対応します。

この方式の特徴は、使用容量を抑えられることです。OS部分はクローンを作らず1つで済むため、その分フルクローン方式より少ない容量で済みます。

ただし、OSの環境を個別に変更することはできません。たとえば、共有OSをアップデートすると、利用者全員にそれが適用されます。容量を節約できる分、自由度は低いといえるでしょう。

割り当て方法と作成方法の組み合わせ

2種類ずつあるVDIの割り当て方法と作成方法は、どのように組み合わせるのでしょうか。

専用割り当て・フルクローン型

専用割り当て方式は、フルクローン型と組み合わせるのが一般的です。

この組み合わせでは、VDIの状態も、割り当て方法もユーザーに紐づいています。専用割り当て方法のため、一度割り当てられたデスクトップが他者に使われることはありません。OS部分も含めてすべて独立しています。

したがって、自由に利用できます。ユーザーごとに業務に利用するソフトウェアやOS環境が異なる場合などに向いているでしょう。また、仕組みがシンプルで特別なソフトウェアが必要ないため、小規模展開したい場合にも適しています。

ただし、人数分のVDIが必要になり、それらの容量も丸々用意しなければなりません。大規模な運用には不向きです。

流動割り当て・リンククローン型

流動割り当て方式は、リンククローン型と組み合わせるのが一般的です。

空いているVDIからその都度割り当てられるため、人数分のVDIは必要ありません。たとえ利用者が10人いても、同時に使うのが3人なら3つ用意すれば事足ります。そのうえリンククローンで一部を共有しているため、リソースは最小限で済みます。

管理者にとって手間がかからないのも特徴です。たとえば、OSをアップデートする場合は、共有しているOSに実施するだけで済みます。フルクローン式であれば、複数あるVDIのOSそれぞれをアップデートしなければなりません。

あまりVDIの利用頻度が高くなく、できるだけリソースや管理負担を抑えたい場合に向いているでしょう。

仮想デスクトップ(VDI)を構築する際の注意点

VDIを構築する際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

はじめから高度なシステムにしない

VDIは、1つのサーバ上に複数の仮想的環境を構築する方法です。そのため、そのサーバに障害が発生した場合、すべてのVDIが影響を受けることになります。一括管理は手間がかからない反面、問題発生時のリスクも大きいです。

このリスクを抑えるため、初めから高度なシステムにしないようにしましょう。復旧までに時間がかかり、広範囲に長時間悪影響を及ぼすためです。障害時に対応しやすい環境を作り、サーバ冗長化などの障害対策を行いましょう。

ネットワーク環境に配慮する

VDIは、パソコン内に存在するのではありません。サーバ上にあるVDIにアクセスする形で利用します。つまり、遠隔操作をしている状態のため、その経路であるネットワークの影響を受けます。

したがって、通信が遅延することも珍しくありません。オフィスで使う場合は問題なくても、自宅から利用する場合はタイムラグが生じることがあります。キーボードやマウスなどすべての動作に遅延が生じ、ユーザーはストレスを感じるでしょう。

遅延が発生しやすい無線LANは控えるなど、ネットワーク環境に配慮しなければなりません。

プールの仕組みを理解し、最適なVDI環境を構築!

ユーザーはプールにアクセスすることで、VDIを割り振られます。割り当て方式には、以下の2種類があります。

  • ■専用割り当て方式
  • ■流動割り当て方式

また、VDI作成方法には以下の2種類があります。

  • ■フルクローン方式
  • ■リンククローン方式

環境構築の際には、以下の2点に注意しましょう。

  • ■初めから高度なものにしない
  • ■ネットワーク環境に配慮する

ぜひ参考にして、最適な環境を構築してください。

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