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HTML5とは?バージョンアップによる変更点や歴史、アプリ開発を解説

2023年01月24日 最終更新

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HTML5とは?バージョンアップによる変更点や歴史、アプリ開発を解説

Webページにおいて重要な役割を担う「HTML5」。現在では、Webページ以外にもWeb上で動くアプリ開発が活発になっています。Web開発に取り組んでいくためにはHTML5が必要になるでしょう。

そこで、この記事ではHTML5の概要や、バージョンアップによる変更点などを紹介していきます。

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HTML5とは

HTML5とは、Webページを開発するための言語である「HTML」の最新バージョンのことです。

前バージョンであるHTML4は1999年の12月に登場し、HTML5は2014年の10月に登場したため約15年ぶりのバージョンアップとなりました。従来のHTML4は長い期間更新されないほど充実していましたが、HTML5になることでより便利になっています。

HTML5が登場した頃は、HTML5に対応していないブラウザを使用しているユーザーが多かったため、浸透するのに時間がかかりました。旧バージョンのブラウザがサポート終了し、時代とともにGoogleChromeのユーザーが増えたことで、HTML5を使うユーザーは増えたのです。

HTML4からHTML5へのバージョンアップで変わった点

HTML4からHTML5へのバージョンアップでは何が変化したのか、具体的に見ていきましょう。

文書構造が簡素になった

HTML5の最大の特徴は、文書構造が簡単になったことで、必要なタグの種類が大幅に減りました。例えば、doctype宣言の場合、従来は非常に長い情報を入力する必要がありました。しかし、HTML5では<!DOCTYPE html>のタグを入力するだけで完了します。

Webページを開発する際に、タグを入力する手間が減り、文書構造がシンプルになり見やすいです。また、ブラウザ・検索エンジンに対しても文書の意図を明確に伝えられるようになります。これにより、SEO効果も向上するようになりました。

動画や音声を埋め込みやすくなった

従来のHTML4ではFlash Playerを利用していましたが、初心者が扱うには難易度が高いです。また、セキュリティの脆弱性が多く発見されたため、Flash Playerは2011年にサポートが終了しています。

HTML5ではHTML4と違い、<video><audio>というタグを使うことで、動画や音声を埋め込みやすくなりました。また、HTML5では、新しくCanvasが登場しました。Canvasは、図形やグラフィック、アニメーションを追加する技術仕様のことです。

これにより、動画や音声が扱いやすくなっただけでなく、デバイスに関係なく再生できるようになったのも大きな変化です。

Webアプリケーションの作成が容易になった

HTML5からは新しいAPI(Application Programming Interface)が追加されました。APIとは、アプリケーションをプログラミングする際のルールのことです。これにより、Web上で起動するアプリの開発が容易になったのです。

今までもブラウザ上のアプリは開発できました。しかし、APIを活用し従来は難しかった機能の追加も容易になることで、HTML5の登場により高度なゲームを作れるようになったのです。機能が充実した実際のアプリに近い「HTML5ゲーム」が多く登場するようになったのです。

HTML5の変遷

つづいて、HTML5が登場してから現在までどのように変遷したのか見ていきましょう。

HTML5.1:機能の実装がより手軽に

HTML5.1では、今まで以上に機能の実装が手軽に行えるようになっています。具体的には、閲覧しているデバイスのサイズに応じて画像を表示できるタブが登場しました。画像のタグは<picture>で、その中に要素<source>を加えsrcset属性にできます。

ほかにも、複数の見出しをアコーディオン形式で開閉できる機能があり、縦長のWebサイトでもコンパクトに表示することが可能です。

HTML5.2:新要素の追加で記述がよりシンプルに

HTML5.2では<dialog>要素が追加され、シンプルな記述で新要素を追加できるようになりました。この<dialog>で囲んだ要素は、モーダルウィンドウとして表示されるため、Webページに動きをつけることができます。

今までも同じように表示させることはできましたが、HTMLだけでなくCSSやJavaScriptの要素が必要でした。HTML5.2へアップデートすることで、複雑なページへの開発もしやすくなりました。

HTML5の現状

HTML5は登場した当時に対応しているブラウザは少なかったですが、今ではほぼすべてのブラウザに対応しています。しかし、使用するブラウザのバージョンが古いと使えないことがあるため、最新版かどうか確認するようにしましょう。

HTML5と同様にWebサイト制作にはCSSが必要であり、最新バージョンはCSS3です。CSSはもともとHTMLのレイアウトを指定する言語です。最新のCSS3になることで、複数の画像を指定できるようになったのです。

このように今後、Webページを作成する際にはHTML5とCSS3への対応が必須となります。

HTML5とは何かを知り、最新のバージョンに備えよう

Webサイトの開発を行う際には、HTML言語への対応が必要です。このHTML言語の最新バージョンがHTML5であり、今までのバージョンよりも機能が充実しています。現状ではほとんどのブラウザがHTML5に対応しているため、開発も行いやすいでしょう。

また、ITトレンド内ではHTML5やCSS3に対応した開発ツールを多数紹介しているため、参考にしてください。

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