資料請求リストに製品が追加されていません。


IT製品の比較サイト|ITトレンド
ITトレンドNo.1ヘッダー

資料請求リスト

0件
  • ホーム
  • 製品を探す
  • ランキングから探す
  • 記事を読む
  • はじめての方へ
  • 掲載について
  • ITトレンドEXPO
  1. IT製品 比較TOP
  2. 設計開発
  3. 開発ツール
  4. 開発ツールの関連記事一覧
  5. オブジェクト指向とは?関連用語やメリットをわかりやすく解説

オブジェクト指向とは?関連用語やメリットをわかりやすく解説

#設計開発
2023年01月25日 最終更新
開発ツールの製品一覧
Twitterでツイートする
Facebookでシェアする
Pocketで後で読む
ITトレンド 編集部
IT製品の比較サイト
ITトレンド 編集部
オブジェクト指向とは?関連用語やメリットをわかりやすく解説

オブジェクト指向とはどのような考え方なのでしょうか。オブジェクト指向は難解な考え方であるため、理解できずに困っていませんか。

この記事ではオブジェクト指向を初心者にもわかりやすく解説します。クラス・インスタンスなどの関連用語も解説しますので、オブジェクト指向への理解を深める参考にしてください。

開発ツール人気ランキング | 今週のランキング第1位は?

オブジェクト指向とは?

オブジェクト指向とは、データや処理手順を1つのまとまりがあるモノと見なし、それらを組み合わせてシステムを構築する考え方のことです。このまとまりがあるモノをオブジェクトと呼びます。

オブジェクト指向の考え方をプログラミングに適用したものを、オブジェクト指向プログラミング(OOP)といいます。単にオブジェクト指向と言った場合も、OOPを指すことが多いです。

特定の機能を持ったオブジェクトをプログラミングで作成し、それを操作することで円滑な開発を実現します。オブジェクト指向とは、「モノを操作する」ことによるプログラミング方式とも言えます。

ただし、オブジェクト指向には明確な定義がなく、熟練のエンジニア間でも認識が別れることがあります。具体的な手法を指す用語ではなく、おおまかな概念を指す言葉だと考えましょう。

オブジェクト指向の関連用語

オブジェクト指向を理解するうえで必要となる関連用語を3つ紹介します。

クラス

クラスはオブジェクトの定義で、オブジェクトを作成するための設計図として用いられます。クラスには以下の要素が記述されます。

プロパティ
属性
メソッド
振る舞い

プロパティはオブジェクトが持つ性質のことです。たとえば、オブジェクトがスマホであれば、サイズやメモリ容量などがプロパティに該当します。一方、メソッドはオブジェクトの機能のことです。スマホであれば、通話や文章入力がメソッドに該当します。

インスタンス

インスタンスとはクラスをもとに作られるものです。スマホの例でいえば、実際に作成したスマホ自体がインスタンスです。クラスからインスタンスを作る工程をインスタンス化と呼びます。

オブジェクトとインスタンスに明確な違いはなく、同じ意味で用いられることもあります。ただし、インスタンスという用語はクラスを実体化する文脈上で用いられるのが一般的です。

メソッド

メソッドはオブジェクトが実行する一連の処理のことです。クラスに記述され、インスタンスとして実現されます。スマホのメソッドが通話であるのは身近な例ですが、プログラミングにおいてメソッドは関数として表現されます。

また、メソッドにはオブジェクトが自発的に行う「privateメソッド」と、ほかのオブジェクトでも実現可能な「publicメソッド」があります。スマホの例でいえば通話はprivateですが、スマホ本体を持ち運ぶ行為はほかのオブジェクトでも可能なためpublicに該当します。

オブジェクト指向のメリット

オブジェクト指向にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

記述するコードの量が少なく変更に対応しやすい

オブジェクト指向では、プログラム変更時の工数が少なく済みます。なぜなら、オブジェクト指向は頻繁に変更される部分をクラスに抽出してプログラミングする方法であるためです。

オブジェクト指向ではクラスとして設計図を起こし、それを基にオブジェクトを作成します。クラスを記述する際には、変更が想定される部分を抽出します。その結果、将来プログラムに変更が必要になった際、クラスの一部に変更を加えるだけで済むのです。

また、継承によって記述コード量が少なく済むのも特徴です。継承とは、ほかのオブジェクトの機能を引用することです。一度記述したコードは継承によってほかのオブジェクトでも使えます。

大きな案件では開発工数が削減できる

オブジェクト指向は設計が大変で時間がかかり、工数が増えることがあります。しかし、大規模な案件であれば逆に工数の削減が可能です。

なぜなら、オブジェクト指向は手続き型の開発に比べ、設計思想やシステムの構成を他者に伝えやすいためです。手続き型とは複数の処理をひとまとめにして扱う考え方のことです。

手続き型では一連の処理の流れを把握する必要がありますが、オブジェクト指向であれば各オブジェクトで実現する機能だけを理解すれば済みます。

大勢で開発を行う案件では意思疎通が円滑になり、開発工数が削減するでしょう。特に、開発終盤で多発しがちな不具合の発生を抑えられます。

オブジェクト指向のデメリット

続いて、オブジェクト指向のデメリットを2つ解説します。

設計が難しく、知識や経験が必要になる

上述したように、オブジェクト指向は設計思想を他者に伝えやすいのが特長です。しかし、逆に言えば伝わりやすく設計しなければならないということです。

そのためには綿密に設計を考える必要があり、工数が増大します。開発するソフトウェアの規模が小さく、設計思想を伝えやすい場合はオブジェクト指向は不向きです。

また、設計には知識や経験が求められるため、オブジェクト指向に熟練した人材を確保する必要があります。オブジェクト指向の考え方に精通していないと、かえってコードが複雑になるでしょう。

特に難しい技術を採用する場合は、開発スタッフ間で考え方や知識をよく共有することが大切です。

処理速度が落ちる場合がある

オブジェクト指向でプログラミングした場合、インスタンスの生成に時間がかかるため処理速度が低下するのが難点です。

クラスの中には不要なプロパティが含まれることもあります。それらを含めてインスタンスを生成しなければならないため、無駄に時間がかかり、メモリの消費も大きくなります。

さらに、メソッドの多重呼び出しによって処理速度が低下することもあります。1度呼び出せばよいメソッドを複数回呼び出さないように、プログラムを工夫しましょう。

メリットとデメリットを理解してオブジェクト指向を使おう!

オブジェクト指向とは、データや処理手順を1つのまとまりのあるモノ(オブジェクト)と見なし、複数のオブジェクトを組み合わせることでシステムを構築する方法です。

オブジェクト指向のメリット・デメリットは以下のとおりです。

【メリット】
  • ■変更への対応が容易
  • ■大規模案件では開発工数を削減可能
【デメリット】
  • ■設計が難しく人員確保が困難
  • ■処理速度が低下するおそれがある

以上を踏まえ、適切にオブジェクト指向を活用しましょう。

開発ツール人気ランキング | 今週のランキング第1位は?
こちらもおすすめ!
開発ツール 選び方ガイド
電球 製品を選ぶときのポイントがわかる!
電球 どんな企業が導入すべきかがわかる!
お役立ち資料ダウンロード
選び方ガイドのダウンロードはこちら arrow

このコンテンツの専門家

ITトレンド 編集部
IT製品の比較サイト
勤怠管理・就業管理
CRM
開発ツール
経歴・実績
ITトレンドはイノベーションが2007年より運営している法人向けIT製品の比較・資料請求サイトであり、2020年3月時点で、累計訪問者数2,000万人以上、1,300製品以上を掲載しています。サイトを閲覧し利用する企業内個人であるユーザーは、掲載されている製品情報や口コミレビューなどを参考に、自社の課題に適したIT製品を複数の製品・会社から比較検討ができ、その場で資料請求が一括でできるサイトです。
ITトレンド 編集部

このカテゴリーに関連する記事

要件定義とは?何をすべき?流れ・必要なスキルをわかりやすく解説!

要件定義とは?何をすべき?流れ・必要なスキルをわかりやすく解説!

クロスプラットフォームとは?種類や代表的な開発手法を紹介!

クロスプラットフォームとは?種類や代表的な開発手法を紹介!

ステージング環境とは?概要と構築の際に気を付けるべき点を解説!

ステージング環境とは?概要と構築の際に気を付けるべき点を解説!

AR開発を行えるソフトウェア6選!初心者向け基礎知識、注意点も解説

AR開発を行えるソフトウェア6選!初心者向け基礎知識、注意点も解説

システム開発を効率化させる方法とは?失敗する原因もあわせて紹介!

システム開発を効率化させる方法とは?失敗する原因もあわせて紹介!

クラウドアプリケーション開発とは?普及背景やメリットを解説!

クラウドアプリケーション開発とは?普及背景やメリットを解説!

バッチファイル(BATファイル)とは?作り方や書き方を初心者向けに解説!

バッチファイル(BATファイル)とは?作り方や書き方を初心者向けに解説!

ミドルウェアとは?役割や機能、種類をわかりやすく解説!

ミドルウェアとは?役割や機能、種類をわかりやすく解説!

ヒープ領域とは?スタック領域との違いや具体的な管理方法を解説!

ヒープ領域とは?スタック領域との違いや具体的な管理方法を解説!

SQL文とは?基本命令文と書き方をわかりやすく解説!

SQL文とは?基本命令文と書き方をわかりやすく解説!

IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「オブジェクト指向とは?関連用語やメリットをわかりやすく解説」というテーマについて解説しています。開発ツールの製品導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。

お役立ち資料ダウンロード こちらをクリック
開発ツール
基本情報から選ぶ時のポイント、ITトレンドおすすめの製品情報をまとめてご紹介します。
カテゴリー関連製品・サービス
資料請求で
比較表が作れる!
株式会社Zero Divide
株式会社Zero Divide
IBMi用設計書自動作成&システム調査ツールTrinity
「IBM i(System i、AS/400)」で開発されたシステムのソースから開発や運用にも便利に活用できる一味違った設計書を自動作成できるWindowsソフトです。
インクレディビルドジャパン株式会社
インクレディビルドジャパン株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
5
開発サイクルを超高速化させるIncrediBuild
ビルドやコンパイル、テストにいたるまでの開発サイクルを90%高速化。よりスピーディーな開発を目指すことができます。
株式会社セールスフォース・ジャパン
株式会社セールスフォース・ジャパン
☆☆☆☆☆
★★★★★
4.5
アプリの構築、運用監視、CRM連携に役立つクラウドプラットフォームHeroku
Heroku はアプリの構築、運用監視、拡張に役立つクラウドプラットフォームで、アイデアから運用開始までのプロセスを迅速に進めることが可能です。また、インフラ管理からも解放されます。
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
3.9
ローコード開発プラットフォームMagic xpa Application Platform
1つの開発手法で、Web、モバイル、RIA(Rich Internet Application)、クライアント/サーバのビジネスアプリケーションをコーディングすることなく短期間で開発できるプラットフォームです。
株式会社ラネクシー
株式会社ラネクシー
多機能・高精細ビューイングエンジンPrizmDoc (プリズムドック)
クライアント不要の高機能ビューアーを簡単実装 様々なファイルをノンクライアントでユーザーの元へお届けします
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
4.7
ノン・コーディングでデータ連携と自動化Magic xpi Integration Platform
企業内やクラウドを含む様々なビジネス・アプリケーションをノン・コーディングで連携させるデータ連携プラットフォームです。短期間、低コストでの連携を可能にします。
住友電工情報システム株式会社
住友電工情報システム株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
3.6
部品組み立て型の純国産ローコード開発プラットフォーム楽々Framework3
超高速にシステム開発可能なWebアプリ開発ツールです。業務にそのまま適用できる多数の部品を持ち、それらを組合わせノンコーディングでシステムを完成させます。アジャイル開発にも最適です。
サイエンスパーク株式会社
サイエンスパーク株式会社
Driverware セキュリティSDK
APIを使用した簡易インターフェースを提供することにより、アプリケーションに依存しないドライバレベルでのセキュリティを組み込むことができます。
株式会社フロリダ
株式会社フロリダ
RPGシステムをJavaに変換する日本製のソフト Florida
Floridaは、RPGシステムをJavaへ変換するツールです。RPGから直接Javaへ変換するのではなく、一度Miami言語(EXCEL形式)へ変換してから、Javaへ変換します。
アステリア株式会社
アステリア株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
4.3
ノーコードで高速開発を実現するASTERIA Warp
「ASTERIA Warp」は企業内のデータ連携基盤として様々なシステムを連携。 スピード経営や業務の効率化、企業の情報戦略を支援します。
株式会社ワークスアプリケーションズ
株式会社ワークスアプリケーションズ
☆☆☆☆☆
★★★★★
4.3
脱Notes支援特別パック実施中!Notes移行ラストソリューションArielAirOne
企業規模1000名以上の導入比率 90%! Notesと同等以上の機能と拡張性を持つ業務開発プラットフォームです。 Notes資産を活用し、小さな移行負荷で、大きな移行効果を得ることができます。
カテゴリー資料請求ランキング
1月30日(月) 更新
第1位
  • 部品組み立て型の純国産ローコード開発プラットフォーム楽々Framework3
  • 住友電工情報システム株式会社
第2位
  • 多機能・高精細ビューイングエンジンPrizmDoc (プリズムドック)
  • 株式会社ラネクシー
第3位
  • ローコード開発プラットフォームMagic xpa Application Platform
  • マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
4位以下のランキングはこちら
ログイン ログイン
新規会員登録 新規会員登録
ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
レビュー用バナー
新着記事
  • ソフトウェア開発におけるトレンドは?言語・手法・方法別に紹介!
    ソフトウェア開発をどのような言語や手法で行うべ...
  • アジャイル開発の進め方を3ステップで理解!効率化の方法は?
    アジャイル開発はウォーターフォール型と違い、綿...
  • 開発工程とは?参考になる開発体制・具体的な流れを詳しく解説!
    開発工程を守ることで、開発を計画的に進められま...
  • スクレイピングとは?活用方法や注意点、確認すべきことを解説!
    スクレイピングとはインターネットに散在する有用...
  • スクリプト言語とは?概要やどんな種類の開発に向いているかを紹介
    スクリプト言語とはどのようなプログラミング言語...
  • MySQLとは?情シス担当者が知っておきたい基礎知識、操作方法の概要も
    MySQLとはどのようなものなのでしょうか。動的なコ...
  • テスト駆動開発の概要とは?メリット・デメリット・注意点などを解説!
    テスト駆動開発とはどのようなソフトウェア開発方...
  • アジャイル開発とウォーターフォール開発の違いと効率化を徹底解説!
    システムやアプリの開発では、人的リソースの配分...
  • アジャイル開発が失敗する原因とは?成功させるポイントを解説!
    アジャイル開発は仕様変更に対応しやすい手法です...
  • スクラム開発とは?手順や課題、流れを徹底解説!失敗しない方法とは
    アジャイル開発でよく使われる開発手法である「ス...
ページトップへ
ITトレンドについて
ITトレンドとは|
ご利用規約|
レビューガイドライン|
プライバシーポリシー|
クッキーポリシー|
運営会社|
サイトマップ|
お問い合わせ
IT製品を探す
製品を探す |
ランキングから探す |
専門家一覧
IT製品を知る
用語集
IT製品を掲載する
掲載について
関連サービス・サイト
List Finder |
Urumo! |
bizplay |
Sales Doc

Copyright (C) 2023 IT Trend All Rights Reserved.

開発ツールの製品をまとめて資料請求
0件の製品が資料請求リストにあります。
資料請求リストをリセットします。
よろしいですか?