【総合シェアTOP5】レビュー × ランキングで見る人気製品
まずは、レビュー件数のシェアと資料請求ランキングから、2026年の人気製品を紹介します。レビューは導入企業の評価が表れるデータ、ランキングは検討企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年のメールセキュリティはレビュー件数のシェアでIIJセキュアMXサービスが64%を占めます。資料請求ランキングの1位はまるっとメールセキュリティ for Outlook、2位はMicrosoft 365 with IIJです。レビューシェア2位のOneOfficeメールソリューションを含め、口コミの多い製品はランキングでは中位にとどまる点が特徴です。
次のグラフは、レビュー件数のシェアTOP4です。その下の表の総合順位は、レビューシェアと資料請求ランキングの順位の平均で並べています(TOP5外は6位として計算)。
| 総合順位 | 製品名 | レビュー件数シェア | 資料請求ランキング | 総合評価の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | IIJセキュアMXサービス | 64%(35件) | 5位 | 直近30件の半数超が50〜299名の企業で、迷惑メールの遮断や誤送信対策が評価されている。 |
| 2位 | まるっとメールセキュリティ for Outlook | ー | 1位 | 資料請求ランキングで1位に入り、検討段階の企業から高い関心を集めている製品。 |
| 3位 | 使えるメールバスター | 4%(2件) | 3位 | 口コミは2件で、迷惑メールやウイルス対策を手軽に導入できた点に触れる声がある。 |
| 4位 | Microsoft 365 with IIJ | ー | 2位 | 他の用途の口コミを含むため集計外だが、資料請求ランキングで2位に入る製品。 |
| 5位 | OneOfficeメールソリューション | 27%(15件) | 7位 | 口コミの半数超が50〜299名の企業で、スパム対策やシンプルな画面が評価されている。 |
※「レビューシェア」は、2026年10月までにITトレンドへ投稿されたレビュー55件に占める割合です。
※「ランキング」は、資料請求数にもとづく「ITトレンド上半期ランキング2026」です。
※複数のカテゴリに掲載され、口コミを共有している製品(Microsoft 365 with IIJ)は、他の用途の口コミを含むため集計から除いています。
レビューとランキングを掛け合わせると何がわかる?
- ●レビューが多い=「導入後の使い心地が多く語られている製品」
- ●ランキング上位=「いま比較の候補に挙がりやすい製品」
- ●両方で上位=「導入前と導入後のどちらでも名前が挙がる製品」
メールセキュリティでは、使えるメールバスターがレビューシェア4位・ランキング3位と、両方で上位に入りました。一方、ランキング1位の製品にはレビューがなく、2位の製品は集計外です。反対に、レビューシェア1位・2位の製品は、ランキングでは5位と7位でした。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
資料請求数をもとにした月間ランキングでは、いま検討されているメールセキュリティを確認できます。
メールセキュリティの市場規模は?
JNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)の調査によると、国内の「メール・セキュリティ対策製品」の市場は、2023年度の推定実績で620億800万円です。前年度比10.6%増で、2025年度は709億9,300万円になると予測されています。
出典:JNSA「2024年度 国内情報セキュリティ市場調査報告書」(2025年7月7日)
ここからは、ITトレンドのレビューと資料請求ランキングから、製品ごとの動きを見ていきます。
[分析]2026年のメールセキュリティ市場で起きている3つの変化
ここでは、ITトレンドの資料請求ランキング(2024年間〜2026年上半期の4回分)、上位製品のタイプ、レビューとの関係から、市場の動きを整理します。
1.まるっとメールセキュリティ for Outlookが順位を上げ、初の1位に
資料請求ランキングでは、まるっとメールセキュリティ for Outlookが3位、3位、2位と推移し、2026年上半期に1位となりました。2024年間と2025年間に1位だったMicrosoft 365 with IIJは、2位です。新たにAironWorks:PhishDetectAIが6位に入り、ランキング入りした製品は2024年間の6製品から9製品に増えています。上位の入れ替わりと候補の広がりが、同時に進んでいることがうかがえます。
2.クラウド型が中心で、料金の示し方は製品によって分かれる
製品一覧の掲載内容を見ると、2026年上半期TOP10の9製品のうち、掲載のある8製品すべてがクラウドに対応し、オンプレミスにも対応するのは1製品です。対象の企業規模は6製品が「全ての規模に対応」でした。参考価格は4製品が金額で示し、残る4製品は「別途お問い合わせ」です。クラウド型を中心に、料金の示し方は製品ごとに分かれています。
3.口コミの多い製品は中位に、上位には口コミのない製品が並ぶ
レビューシェア上位2製品の口コミは、いずれも2022年以前の投稿が中心です。一方、ランキング1位と4位の製品にはレビューがなく、2位の製品は集計外です。口コミが多い製品とは別の製品に、いま検討が集まっていることがうかがえます。
シェア上位製品はどれを選ぶべき?タイプ別のおすすめ
- ■50〜299名の企業で、迷惑メール対策と誤送信対策をあわせて行いたい企業
- IIJセキュアMXサービス / OneOfficeメールソリューション
- ■迷惑メールやウイルスへの対策を、手軽に導入したい企業
- 使えるメールバスター
- ■いま資料請求の多い製品から候補を探したい企業
- まるっとメールセキュリティ for Outlook / Microsoft 365 with IIJ
同じレビューシェア上位でも、口コミで評価されている点や企業規模は異なり、合う製品は変わります。改善点では、取引先のメールが迷惑メールと判定される、管理画面が使いづらいといった声も見られました。特に、必要なメールまで隔離されないか、誤検知時の確認方法は、資料やデモで確認しておきたいポイントです。
レビューとランキングをどう活かす?シェアを見るときの注意点
- ●レビューシェアは利用企業の数ではなく、口コミの集まり具合を示す目安
- ●ランキング1位・2位の製品は、レビューがないか集計外のため、口コミでは比べにくい
- ●レビューは計55件と少なく、その9割が上位2製品に集まっている
レビューシェアとランキングは、候補を絞り込むための材料として役立ちます。最終的には、自社のメール環境や、守りたい範囲(受信・送信)に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合うメールセキュリティを比較検討しよう
この記事では、レビュー55件と資料請求ランキングをもとに、メールセキュリティの人気の傾向を紹介しました。気になる製品は資料請求して機能や料金を一覧で比較し、自社のメール環境に合う製品を見極めましょう。
以下の記事では、メールセキュリティの機能や料金を比較して紹介しています。あわせてご覧ください。

