製品比較表を使って比較
ここでは、この記事で紹介している一部製品の比較表を紹介しています。
各製品の詳細情報については、後ほど紹介していますので、気になる製品をチェックしてみてください。また、ITトレンドでは実際の資料請求数を元に人気製品をランキング形式で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
小規模オフィス・企業向けUTMのおすすめ11選!
小規模利用に適したUTM(Unified Threat Management、統合脅威管理)にはどのような製品があるのでしょうか。おすすめのUTMを11個紹介します。
株式会社ピーエスアイが提供するアプライアンス型製品です。
ファイアウォールや不正侵入を防止するIPS、ウイルス・マルウェア対策、スパムメール対策、Webフィルタリング、アプリケーション制御など基本的なUTMの機能を網羅的に備えています。
株式会社ピーエスアイが提供するアプライアンス型式のUTMです。
ファイアウォールやウィルス対策、スパムメール対策、Webフィルタリングなど基本的な機能を備えつつ、さまざまな脅威を視覚化するレポート機能も豊富に搭載されています。また、事前設定することなく設置するだけで使い始められるのも魅力です。不正ログインを検出するアンチボット機能もあります。
ウェアポータル株式会社が提供しているアプライアンス型の製品。
マルウェアやフィッシング、スパムなどの脅威を、端末に到達する前にゲートウェイ上で排除します。また、「Command Center」機能を使うことで、管理下にある機器を遠隔で一元管理できます。そのほか、世界中で稼働しているUntangleから情報収集し、サイバー脅威を分析できるのも特徴です。
製品・サービスのPOINT
- 【多機能】多彩なセキュリティ機能の中から自由に選択可能!
- 【簡単】1台の専用機器をレンタルにて提供!
- 【安心】ワンストップのサポート体制を実現
株式会社 USEN ICT Solutions社が提供元のアプライアンス/ソフトウェアUTMです。
ルータ機能を基本機能とし、そのほかファイアウォールやウィルス対策、Webフィルタリングなどのサイバー攻撃対策機能が提供されています。また、「24時間運用監視」「24時間オンサイト保守」などのサポートが標準提供されているのも特徴です。
《<SOPHOS>XGS Firewall》のPOINT
- NSS Labs推奨、マジッククアドラントのリーダーなどの高い評価
- すぐれた費用対効果と業界最高レベルのパフォーマンスを両立
- スモールビジネスから大規模データセンターまで幅広く対応
ソフォス社が開発、株式会社ジャパンコンピューターサービスが提供するアプライアンス型製品です。
高機能なファイアウォールが特徴のUTMで、そのほかにもWebサイトを保護するWAFやIPS、サンドボックスなど非常に多くのセキュリティ機能を備えています。また、直感的に操作できる管理コンソールやレポート機能なども、オプションではなく無料で提供されています。
UTMソリューション 小規模オフィス向け
Check Point Software Technologies社が開発、シャープマーケティングジャパン株式会社が提供するアプライアンス型の小規模オフィスむけのUTMです。
IPSやアンチウイルス、アンチボットなど社内外からの脅威を遮断します。また、アプリケーション制御とWebフィルタリングによりネットワーク利用を制限することもできます。そのほか、導入・運用に際してベンダーから設定や保守などのサービスを受けられるのも魅力です。
Check point 620 アプライアンス
Check point 620は、Check Point Software Technologies社が開発、名電通株式会社が提供するアプライアンス型製品です。
社内外からの脅威を防ぐIPS・アンチウイルス・アンチスパム・アンチボットのほか、Webフィルタリングとアプリケーション制御機能を備えています。パソコン10台以下の小規模利用に適しています。
RICOH サイバーセキュリティパック
リコージャパン株式会社が提供する次世代ファイアウォールとエンドポイントセキュリティのクラウド型サービスです。
リコージャパン株式会社は導入設置やオンサイト対応、遠隔監視などのサービスも提供します。その際に使われるのが、ソフォス社が開発した次世代型ファイアウォールのXG105とIntercept Xを組み合わせたものです。ファイアウォールをすり抜けた脅威は最新のAIが検出し、ネットワーク遮断と隔離・修復・復旧により対処します。
SS3000 Std
サクサ株式会社が提供するアプライアンス型製品です。
エンドポイントセキュリティによりウイルスやスパイウェアなどの脅威を排除します。また、パソコン集中管理機能により、ウイルス定義を更新しているかと言ったパソコン管理に関する作業を自動で行ってくれます。そのほか、パソコンの利用時間統計や各種ログの集計など内部統制機能が充実しているのも魅力です。
Cyberoam 小規模向けモデル
ソフォス社が開発、ジェイズ・コミュニケーション株式会社が提供しているアプライアンス型のUTMです。
高いUTMスループットを実現し、次世代ファイアウォール機能による堅牢な防御と1200種類以上もの詳細なレポート生成機能が特徴のUTMです。小規模利用向けモデルにもいくつかの種類が用意されており、それぞれスペックが異なるため自社に適したものを選定できます。
UTM(統合脅威管理)ソリューション
株式会社明光商会が提供するアプライアンス型製品。
スパムメールやウイルス、DoS攻撃などの被害を防止します。また、ネットワークトラフィックやWeb利用など多種多様なログを可視化できます。さらに、UTM導入後5年間にわたってオンサイト保守や運用サポート、ヘルプデスクなどのさまざまなサポートを受けられるのも魅力です。
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小規模オフィス・企業向けUTMの選び方は?
小規模オフィス・企業向けのUTMを選ぶ際、どのような点に留意すればよいのでしょうか。
自社に必要な機能が搭載されているか
UTMに搭載されている機能は製品によって異なります。代表的な機能は以下のとおりです。
- ■ファイアウォール
- ■IPS/IDS
不正侵入防止/不正侵入検知
- ■ウィルス対策機能
- ■スパム対策機能
- ■アプリケーション制御
危険または業務利用以外のアプリケーションを禁止
- ■Webフィルタリング
業務上不適切なWebサイトを見せなくする
ただし、上記の機能がすべて自社に必要とは限りません。たとえば、ウイルス対策用のソフトを導入しているのであれば、UTMにはその機能がなくても問題ないでしょう。逆に、現状補えていない機能があるのなら、UTMはその機能を搭載した製品を選ぶべきです。
UTMの機能はすべてがオールインワンになっていることもあれば、オプションで選択できるケースもあります。自社に必要な機能は搭載されているのか、不要な機能は省けるのかといったことに着眼しながら製品を選定しましょう。
自社に合った導入形態か
UTMの導入形態には主に以下の3種類があります。それぞれの特徴を踏まえて自社に適したものを選びましょう。
- 【クラウド型】
- インターネットを介してUTMのサービスを受ける形態です。機能やスペックの変更が簡単で柔軟に利用できます。初期設定や運用の負担が少ないのも特徴です。インターネットさえあれば利用できるため、複数拠点での運用も容易です。
- 【アプライアンス型】
- UTMのソフトウェアがインストールされた専用の機器を導入して使う形態です。ソフトウェアとハードウェアが一体化された状態で導入されるため、短期間で運用を開始できます。
- 【インストール型】
- サーバにUTMのソフトウェアをインストールして利用する形態です。専門的な知識を要するため、ITスキルに長けた人材がいない限りはほかの形態を選んだほうが無難です。
スペックはどれくらいか
UTMのスループット(時間当たりの処理能力)が不足していると通信に遅延が生じ、業務に支障が出る可能性があります。自社の利用人数や利用環境を踏まえ、十分なスペックを有するUTMを選びましょう。
また、現状としてスループットが足りていても将来どうなるかは分かりません。事業規模が大きくなり従業員が増えれば、その分高いスペックが求められるようになります。したがって、導入後に容易にスペックを変更できるUTM製品を選ぶのが望ましいでしょう。
小規模オフィス・企業向けUTMを導入し、安全性を向上!
一言にUTMといってもさまざまな製品が存在します。小規模オフィス・企業で利用する場合は、その規模に適した製品を選ばなければなりません。
小規模利用向けのUTMを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- ■自社に必要な機能が搭載されているか
- ■自社に合った導入形態か
- ■スペックはどれくらいか
以上を踏まえ、自社に最適なUTMを導入してください。