【比較表】小規模オフィス・企業におすすめのUTM製品
ここでは、この記事で紹介している一部製品の比較表を紹介しています。
各製品の詳細情報については、後ほど紹介しているため、気になる製品をチェックしてみてください。
小規模オフィス・企業向けのUTM製品を比較
ここでは、小規模オフィス・企業での利用に適したUTM(統合脅威管理)製品について詳しく紹介します。
製品・サービスのPOINT
- 業界最多クラスのセキュリティ機能の中で独自のカスタムが可能
- 管理者負担軽減!導入から運用、保守まですべて一括対応。
- 24時間365日の障害検知・切り分けから復旧対応までサポート!
「ビジネスセキュリティ(VSR)」は、株式会社 USEN ICT Solutions社が提供するアプライアンス/ソフトウェアUTMです。ルータ機能を基本機能とし、そのほかファイアウォールやウイルス対策、Webフィルタリングなどのサイバー攻撃対策機能が提供されています。また、「24時間運用監視」「24時間オンサイト保守」などのサポートが標準提供されているのも特徴です。
参考価格:お問い合わせください。
《MRB-Cloud》のPOINT
- 専用ハードウェアは不要ですぐに導入・利用開始できる
- ネットワーク攻撃やウイルス等様々な脅威に対応するセキュリティ
- 場所を選ばず接続できてテレワークにも最適です
株式会社アンペールが提供する「MRB-Cloud」は、インバウンドとアウトバウンド両方のセキュリティ機能を備えたクラウドサービスです。ファイアウォール、迷惑メール、ウイルスの3種類の防御で外部からの脅威を防ぎます。また、外部への通信もIPやURLの危険性をチェックし、情報流出を防止します。
参考価格:お問い合わせください。
《<SOPHOS>XGS Firewall》のPOINT
- NSS Labs推奨、マジッククアドラントのリーダーなどの高い評価
- すぐれた費用対効果と業界最高レベルのパフォーマンスを両立
- スモールビジネスから大規模データセンターまで幅広く対応
「<SOPHOS>XGS Firewall」は、ソフォス社が開発し、株式会社ジャパンコンピューターサービスが提供するアプライアンス型製品です。高機能なファイアウォールが特徴で、Webサイトを保護するWAFやIPS、サンドボックスなど多くのセキュリティ機能を備えています。
参考価格:お問い合わせください。
製品・サービスのPOINT
- 高度な機械学習技術で未知のマルウェアの振る舞いも検知・保護
- 危険なサイトへのアクセス歴や高度な脅威をグラフで可視化
- 社外からもセキュアに社内ネットワークへリモートアクセス
株式会社リューズが提供する「3Qクラウド ネットワーク安心対策」は、Sophos XGS Firewallを活用したオフィスITサービスです。既存のUTMやファイアウォールを簡単に置き換え、保守運用の負担を軽減します。また、ファームウェアの更新が不要で、操作方法やセキュリティに関する問い合わせにも対応します。
参考価格:初期費用無料、月額13,900円~
《FLESPEEQ UTM》のPOINT
- 快適、安全なインターネット接続をワンストップで提供
- 複数のセキュリティ対策機能を集約し、運用管理の負担を軽減
- 導入支援からアフターフォローまでトータルでサポート
日本通信ネットワーク株式会社が提供する「FLESPEEQ UTM」は、複数のセキュリティ機能を統合したUTM(統合脅威管理)です。導入支援から保守サポートまで、総合的な支援を受けられます。24時間365日の監視オプションもあり、安心なセキュリティ体制を整えます。
参考価格:お問い合わせください。
製品・サービスのPOINT
- ネットワークとセキュリティの機能を用途に合わせて選択可能
- 最小50ユーザから利用できるシンプルで低コストの料金プラン
- IIJが運用するため、面倒なネットワーク機器の運用は不要
「IIJセキュアアクセスサービス」は、株式会社インターネットイニシアティブが提供するネットワークセキュリティサービスです。クラウド型リモートアクセスとUTMを組み合わせているのが特徴です。50ユーザーから利用でき、Webゲートウェイやファイアウォールなど必要な機能を選択可能。運用管理も任せられます。
参考価格:お問い合わせください。
UTMソリューション 小規模オフィス向け
Check Point Software Technologies社が開発、シャープマーケティングジャパン株式会社が提供するアプライアンス型の小規模オフィス向けのUTMです。IPSやアンチウイルス、アンチボットなど社内外からの脅威を遮断します。また、アプリケーション制御とWebフィルタリングによりネットワーク利用を制限することもできます。そのほか、導入・運用に際してベンダーから設定や保守などのサービスを受けられるのも魅力です。
参考価格:お問い合わせください。
Check point 620 アプライアンス
Check point 620は、Check Point Software Technologies社が開発、名電通株式会社が提供するアプライアンス型製品です。社内外からの脅威を防ぐIPS・アンチウイルス・アンチスパム・アンチボットのほか、Webフィルタリングとアプリケーション制御機能を備えています。パソコン10台以下の小規模利用に適しています。
参考価格:お問い合わせください。
Cyberoam 小規模向けモデル
ソフォス社が開発、ジェイズ・コミュニケーション株式会社が提供しているアプライアンス型のUTMです。高いUTMスループットを実現し、次世代ファイアウォール機能による堅牢な防御と1200種類以上もの詳細なレポート生成機能が特徴です。小規模利用向けモデルにもいくつかの種類が用意されており、それぞれスペックが異なるため自社に適したものを選定できます。
参考価格:お問い合わせください。
\ UTM(統合脅威管理) の製品を調べて比較 /
製品をまとめて資料請求!
資料請求フォームはこちら
小規模オフィス・企業向けUTMの選び方
小規模オフィス・企業向けのUTMを選ぶ際、どのような点に留意すればよいのでしょうか。ここでは、小規模オフィス・企業でUTM製品を選定する際に考慮すべき点について詳しく解説します。
自社に必要な機能が搭載されているか
UTMに搭載されている機能は製品によって異なります。代表的な機能は以下のとおりです。
- ■ファイアウォール
- ■IPS/IDS
- ■ウイルス対策機能
- ■スパム対策機能
- ■アプリケーション制御
- ■Webフィルタリング
ただし、上記の機能がすべて自社に必要とは限りません。例えば、ウイルス対策ソフトを導入しているのであれば、UTMにはウイルス対策機能がなくても問題ないでしょう。逆に、現状不足しているセキュリティ機能がある場合は、その機能を搭載したUTM製品を選ぶべきです。
また、UTMの機能はすべてがオールインワンになっていることもあれば、オプションで選択できるケースもあります。自社に必要な機能は搭載されているのか、不要な機能は省けるのかといったことに着眼しながら製品を選定しましょう。
UTMの機能については、以下の記事でより詳しく解説しています。どのような機能があるか理解を深めてから導入を検討したい方は、あわせて参考にしてください。
自社に合った導入形態か
UTMの導入形態には主に以下の3種類があります。それぞれの特徴を踏まえて自社に適したものを選びましょう。
- ■クラウド型
- インターネットを介してUTMのサービスを受ける形態です。機能やスペックの変更が簡単で柔軟に利用できます。初期設定や運用の負担が少ないのも特徴です。インターネットさえあれば活用できるため、複数拠点での運用も容易です。
- ■アプライアンス型
- UTMのソフトウェアがインストールされた専用の機器を導入して使う形態です。ソフトウェアとハードウェアが一体化された状態で導入されるため、短期間で運用を開始できます。
- ■インストール型
- サーバにUTMのソフトウェアをインストールして利用する形態です。専門的な知識を要するため、ITスキルに長けた人材がいない限りはほかの形態が無難です。
スペックはどれくらいか
UTM製品のスペックを判定する際には、時間当たりの処理能力を表すスループットに注目するとよいでしょう。スループットが不足していると通信に遅延が生じ、業務に支障が出る可能性があります。自社の利用人数や利用環境を踏まえ、十分なスペックを有するUTMを選びましょう。
また、現状ではスループットが足りていても、将来的に事業規模が大きくなり従業員が増えれば、より高いスペックが求められます。したがって、導入後に容易にスペックを変更できるUTM製品を選ぶのが望ましいでしょう。
中小企業におけるUTMの必要性や選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
サイバー攻撃の被害が拡大している近年では、小規模なオフィスや企業でも十分なセキュリティ対策の実施が求められます。自社のセキュリティ対策に不安がある方は、この機会にUTMの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
下のボタンから、ITトレンドがおすすめするUTMの各社製品資料を一括請求できます。自社への導入検討にぜひご活用ください。