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WAFの市場規模はどのくらい?導入のための現状と将来の展望を解説!

WAFの市場規模はどのくらい?導入のための現状と将来の展望を解説!

WAFは便利なセキュリティ対策ツールですが、市場規模はどのくらいなのでしょうか。業界内での普及状況によっては検討の余地も出てくるため、ぜひ確認しておきたいところです。

そこで、この記事では、WAFの市場規模について詳しく解説します。今後の動向やWAFの選び方もあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてください。

目次

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    WAFの市場規模

    WAFとはWebアプリケーションファイアウォールのことで、専門知識や経験なしでは運用できないシステムです。ノウハウがない状態で自社運営しようとすると、アップデートやチューニングで膨大な負荷がかかってしまうでしょう。

    加えて、2020年以降は新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりオンラインショップ、インターネットバンキングなどWebアプリケーションの利用シーンが増加しました。Webサービスへの依存度が高まったことに伴い、Webアプリケーションを狙ったサイバー攻撃による情報漏えいも増えています。

    その対策として、業種や従業員規模を問わずWebセキュリティ対策としてWAFのサービス需要が年々増加しています。WAFはサイバー攻撃を防ぎつつ安定してWebアプリケーションを稼働させるために欠かせないといえるでしょう。

    ITRの調査レポートによると、近年の需要の高まりを受けWAF市場の2020年度における売上金額は、前年度比15.9%増の104億9,000万円を記録しました。

    WAF市場における今後の動向

    WAFの市場規模は、2027年度には170億円規模にまで拡大すると予想されています。

    そして、これからメインで普及していくのは、WAFとほかの機能(API保護・分散型サービス拒否保護など)を組み合わせた、クラウドベースの「WAAP」だとも言われています。このサービスは、Webアプリケーションのみを保護対象としている現在のWAFよりも広い範囲をカバーすることが可能です。

    また、自社に専門知識のある人物がいなくても安心な運用監視付きのサービスも主流となります。そのため、より高いセキュリティを効率的に構築したい企業を中心に導入が進んでいくでしょう。

    参考:ITRがWAF市場規模推移および予測を発表 | ITR

    WAFを選ぶ際のポイント

    WAFの導入を検討する際の具体的な選び方のポイントは以下の通りです。

    • ・保護する範囲を明確にする
    • ・自社に適した導入形態を選択する
    • ・高い拡張性を備えているか確認する
    • ・サポートの範囲と質を確認する

    それぞれのポイントについて詳しく解説します。

    保護する範囲を明確にする

    WAFは製品によって、保護できる範囲が異なります。そのためまずは、WAFによるセキュリティ対策でどこまでWebアプリケーションを守るのかを決めましょう。

    セキュリティ対策の範囲が定まれば、WAFに求める機能が明確になり、自社に最適な製品を選びやすくなります。たとえばWebアプリケーションの脆弱性のみが心配な場合、WAFで保護する範囲は限定的です。そのため、導入するWAFの機能も限定的でかまいません。この場合に機能性を重視すると、無駄なコストが発生してしまいます。

    自社に適した導入形態を選択する

    WAFの導入形態には、「ソフトウェア型」「ネットワーク型」「クラウド型」の3種類があります。それぞれの特徴があるため、用途に応じて最適なものを選びましょう。

    ソフトウェア型は、自社サーバにWAFをインストールするタイプです。簡単に導入できますが、設定や運用などを、すべて自社で行わなくてはなりません。

    ネットワーク型は、新たなネットワークを構築する専用ハードウェアとしてWAFを配置するタイプです。独立したネットワークなため、Webサーバのリソースを消費しません。ただし、WAFに不具合がでるとネットワークに接続できなくなるため、急なアクシデントに弱いです。また、導入コストも高めです。

    クラウド型は、インターネット上でWAFサービスを提供するタイプです。利用料金を払えばすぐに利用でき、専用ハードウェアの設置なども必要ありません。サービスを提供するベンダー側が保守・点検してくれるため、初心者の方でも安心です。

    高い拡張性を備えているか確認する

    Webサイトやシステムの事業規模は、将来的に変動する可能性があります。そのため、それらを保護するWAFにも、保護範囲を拡充・縮小できる、高い拡張性が必要です。拡張性が低いと、急な事業転換についていけず、コスト負担も大きくなります。

    また、保護すべき範囲が広がったにも関わらずWAFの拡充が間に合わないと、サイバー攻撃の対象にもなるでしょう。新たに発生した脆弱性からマルウェアが感染すると、事業の活動自体が困難になります。

    サポートの範囲と質を確認する

    WAFの運用開始後は、常に外部からの攻撃を守る防御態勢を最新に保つ必要があります。しかし、専門知識や経験が浅い場合、自社だけで高いセキュリティレベルを保つのは困難です。

    たとえばWAFでは、「ブラックリスト方式」と「ホワイトリスト方式」という2種類の防御形式があります。前者はシグネチャ・後者はパラメータに関する細かな設定が必要なため、ある程度の知識と経験がなければ適切に対応できません。

    そのため導入の際は、機能面のほかに、ベンダーによる導入・運用サポートの有無も確認しましょう。サポート体制が充実していれば、自社だけで対応できない部分を、効率的にカバーできます。ベンダーと協力体制をとれば、WAF全体のセキュリティレベルも高く保たれるでしょう。サポートの範囲は製品やベンダーによってさまざまのため、事前に確認してください。

    WAFの必要性を認識し、最適な製品を導入しよう

    WAFの市場規模は年々拡大しており、今後も成長が見込まれます。導入を検討している方は、導入形態や保護できる範囲、拡張性やサポート体制の充実度に注目してください。上記基準はいずれも、WAFを安全かつ効率的に活用するための重要な要素です。

    以下のページでは人気のWAFを紹介しています。参考にしてみてください。

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    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「WAFの市場規模はどのくらい?導入のための現状と将来の展望を解説!」というテーマについて解説しています。WAF(Web Application Firewall)の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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