ウェビナーとは
ウェビナーとは、オンライン上でセミナーやイベント、講演会などを配信することです。「Web(ウェブ)」と「Seminar(セミナー)」を組み合わせた造語です。オンラインセミナーやWebセミナーとも呼ばれます。
ウェビナーの配信方法には、以下の2つがあります。
配信方法 |
特徴 |
リアルタイム配信 |
指定の日時に開始されたセミナーをそのままオンライン上で配信する方法です。ライブ配信や生配信などとも呼ばれます。主催者と視聴者がリアルタイムにつながるため、講師と参加者双方でのやりとりが可能です。臨場感や一体感の高いウェビナーを提供できます。 |
オンデマンド配信 |
事前に撮影したセミナー映像を後日配信する方法です。録画配信とも呼ばれます。動画の撮り直しや編集ができるため、より充実したコンテンツの提供が可能です。録画したウェビナー動画は繰り返し配信したり、社内外の資料に再利用したりできます。 |
ウェビナーを録画する3つの方法
ウェビナー配信の録画方法には、以下の3つがあります。
録画方法 |
特徴 |
配信システムで録画する |
ウェビナーツールやWebセミナーツールなど、ウェビナーを配信するシステムの録画機能を活用する方法です。手動での録画設定のほか、自動録画に対応した製品もあります。 |
パソコンやスマホで画面録画する |
ウェビナーを撮影するデバイスの画面録画機能を利用する方法です。パソコンをはじめ、スマホやタブレットでも録画が可能です。 |
録画アプリを利用する |
パソコンやスマホにインストールした録画アプリ・ソフトを活用する方法です。動画の編集機能をもつ製品が多くあります。 |
ウェビナー映像をオンデマンド配信するには、ウェビナーツールの録画機能を活用するのが効率的です。録画データの編集から配信までワンストップで行えます。さっそく製品情報が知りたい方は以下をクリックしてご覧ください。
▶録画機能のあるウェビナーツールの紹介へジャンプ!
ウェビナーを録画するメリット
ウェビナーを録画する主催者のメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- ■開催コストを削減できる
- 録画したウェビナー動画は何度も繰り返し配信できるため、配信作業にかかる設備や人件費などのコスト削減が可能です。参加者にはURLなどで簡単に動画共有でき、情報発信の手間も省けます。
- ■視聴者数を増やせる
- オンデマンド配信なら、参加者は時間や場所を問わずいつでも動画が見られます。スケジュールがあわず参加を見送っていた人も視聴できるようになるため、イベントの集客率を高められます。
- ■営業資料やマーケティングに活用できる
- ウェビナーの録画データを用途にあわせて編集し、営業やマーケティングに役立つコンテンツとして利用可能です。ブランディングの一環として企業サイトや公式SNSにウェビナー動画をアップしたり、ウェビナー映像をWeb資料として活用したりできます。
ウェビナーを録画する際の注意点
ウェビナーを録画するうえで、以下の3つの点に注意しましょう。
- ●参加者から録画の同意を得る
- ●動画を保存するためのストレージ容量を確保する
- ●パソコンのスペックが十分か確認する
セミナー映像に参加者の顔や氏名などが含まれる場合、無断で配信すると著作権侵害や肖像権侵害に該当する恐れがあります。トラブルを避けるためにも、イベント申込時に録画の許可を得るなどして事前に告知したうえで、ウェビナー録画を行いましょう。
また、ウェビナーを配信・録画するパソコンの空き容量やスペックにも注意してください。空き容量が不十分な場合、途中で録画が途切れたり保存できなかったりする可能性があります。加えて、パソコンのスペックが低く処理能力が追いつかないと、録画データの編集やオンデマンド配信がスムーズに行えません。
録画した動画をパソコンに保存する際は、HD画質(1280×720の解像度)にしておくことをおすすめします。パソコンの空き容量が少ない場合は、クラウドストレージの併用も検討すると安心です。
録画機能のあるウェビナーツールを紹介
ここからは、ウェビナーを録画できるおすすめツールを紹介します。
《EventHub》のPOINT
- 優れた操作性・シンプルなデザインで、誰でも簡単に利用可能
- 名刺交換やチャット等でコミュニケーションを活性化、成果が向上
- 参加者の行動をリアルタイムで把握、様々なデータを一元管理
株式会社EventHubが提供する「EventHub」は、高いシェアを誇るイベント管理ツールです。営業やマーケティング、採用を目的としたイベント開催など、幅広いニーズで利用されています。イベントページ作成から参加者管理、配信、データ分析まで一貫して行えます。
《Cocripo》のPOINT
- 面倒な設定は不要!とにかく簡単にウェビナーを始められる!
- チャットやアンケート機能で双方向のコミュニケーションを実現!
- ウェビナー導入実績多数!初めての企業様でも安心のサポート体制
株式会社コクリポが提供する「Cocripo」は、セミナーやカスタマーサポート、人事・採用説明会など多用途に活用できるウェビナーツールです。操作の簡便さを追求したシンプルなインターフェイスが特徴。録画もボタン一つで利用でき、国産ツールならではの手厚いサポートも充実しています。
《ネクプロ》のPOINT
- 多様な配信方法+豊富な機能で一元管理
- 視聴行動を把握し、CRMとも連携可能
- メディアサイト構築も簡単。会員制、有料制などにも対応
株式会社ネクプロが提供する「ネクプロ」は、ブラウザベースのウェビナー・動画配信プラットフォームです。ライブ配信、疑似ライブ、オンデマンド配信と多様な配信形式に対応。視聴者管理機能を利用すれば、参加状況や視聴履歴をリアルタイムで把握でき、CRMツールとも連携可能です。
《Bizibl》のPOINT
- ウェビナー開催業務をワンストップ化し、手間を最小限に
- アーカイブを自動で配信し、コンテンツを有効活用可能
- あらゆるウェビナー参加情報を最大限に活用
株式会社Bizibl Technologiesが提供する「Bizibl」は、セミナーから個別商談や交流会へとシームレスにつなぐオンラインセミナー開催ツールです。企画・告知から申込管理、ウェビナー開催、参加者分析までワンストップで実現します。取得した視聴ログやアンケート回答などを継続的に分析することで、商談化率や申込率を向上させます。
《Zoom Webinar》のPOINT
- パネリスト最大100名、視聴者最大10,000名で開催可能。
- salesforceやHubSpotなどのマーケティングシステムと統合可能
- YouTube、Facebook Liveでのストリーミング配信可能
ZVC JAPAN株式会社が提供する「Zoom Webinar」は、
参加者100人以下は無料で利用可能な配信ツールです。ウェビナーはローカルまたはクラウドに自動保存され、クラウドに保存した画像・音声データはURLによる共有が可能です。アンケートやQ&A、挙手や投票などコミュニケーション機能も充実しています。
より多くのウェビナーツール・Webセミナーツールから比較・検討したい方には、以下の記事もおすすめです。各製品の価格や機能を一覧表にわかりやすくまとめています。
まとめ
ウェビナーを録画すると、「コスト削減できる」「視聴者数を増やせる」「営業資料やマーケティングに再利用できる」などのメリットがあります。録画するパソコンのスペックが低いと動画が途中で切れたり保存できなかったりするため、処理能力や容量に注意して録画しましょう。
ウェビナー動画の編集・配信を一貫して行いたい場合は、ウェビナーツールやWebセミナーツールの録画機能を活用するのが便利です。以下のボタンより各社製品の一括資料請求ができるので、どのようなツールがあるのか知るためにぜひご利用ください。