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ウェビナーツールの乗り換えで録画と参加者データを生かすには

ウェビナーツールの乗り換えで録画と参加者データを生かすには

ウェビナーツールを別の製品へ乗り換えるときは、録画アーカイブと参加者の視聴データを解約前に出力し、MAやCRMとの連携を新しいツールで組み直すことが重要です。これらは営業やマーケティングの資産であり、移し方を誤ると過去の成果を次の施策に生かせなくなります。この記事では、ウェビナー・Webセミナーツールの乗り換えで把握したいデータ、連携の組み直し方、告知中のセミナーと過去動画の切り替え、視聴環境や契約の確認点を解説します。

この記事は2026年10月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

    ITトレンドがおすすめする製品・サービス

    ■連携先別
    ■視聴方法別
    ■録画・視聴データの活用別

    乗り換え前に把握したいウェビナーのデータ

    ウェビナーツールには、開催のたびに録画やアンケート、視聴の記録が蓄積されています。乗り換えの際は、各データの保存場所と出力形式を先に把握しましょう。解約後は旧ツールへのログインが制限される場合もあるため、出力期限の確認も必要です。

    録画アーカイブの保存場所と形式

    過去のウェビナーの録画は、旧ツールのサーバーに保存されている場合があります。まずは録画の本数と容量を把握し、動画ファイルの一括出力に対応しているか調べましょう。

    出力時の画質やファイル形式は、ツールによって異なります。本数が多い場合は、出力に時間がかかったり、ダウンロード回数に制限が設けられていたりするケースもあります。すべてを移行するのではなく、再公開する録画と社内記録として残す録画を分ければ、作業負担を抑えられます。チャットやQ&Aの記録も、録画とあわせて保存しておきましょう。

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    申込者と視聴ログのデータ

    申込者の情報と、誰がどのセミナーを何分視聴したかというログは、営業活動にとって重要なデータです。旧ツールから出力する際は、申込者一覧と視聴ログを人物単位で照合するための共通項目が含まれているか確認しましょう。

    出力項目には、申込日や参加の有無、視聴時間、途中退出の時刻などがあります。新ツールでは項目名や記録単位が異なる場合もあるため、新旧の対応表を作成しておくと、乗り換え前後のデータを比較しやすくなります。個人情報を含むため、出力したファイルの保管場所と閲覧権限も定めておきましょう。

    アンケートの設問と回答結果

    開催後のアンケートは、セミナーの改善や見込み客の関心を把握するための材料です。過去の回答結果を出力し、よく使っていた設問もテンプレートとして書き出しておきましょう。

    新ツールで同じ設問を作り直す際は、選択肢の表現を統一する必要があります。表現が変わると、乗り換え前後の満足度や関心の傾向を比較しにくくなります。設問形式によっては新ツールでの再現が難しい場合もあるため、候補を比較する段階で確かめておくと安心です。

    MA・CRMとウェビナーツールの連携を組み直す

    ウェビナーの申込者や視聴者の情報をMA(見込み客の育成を自動化する仕組み)やCRM(顧客管理システム)に送っている場合は、連携の再構築が乗り換えの中心です。連携方式によって作業量や必要な担当者が変わります。

    申込者情報の連携方式の確認

    連携方式には、ツールの標準機能、APIを使った独自連携、CSVファイルの手動取り込みなどがあります。まずは旧ツールで採用している方式を確認しましょう。

    新ツールが自社のMAやCRMとの標準連携に対応していれば、設定作業だけで済む場合があります。非対応の場合は、APIによる開発や連携を仲介するサービスの利用を検討します。切り替え中は申込者が見込み客リストに反映されない期間も想定されるため、手作業で補う手順と担当者を決めておきましょう。

    関連記事 【2026年版】ウェビナーツール選びで失敗しない!おすすめ13選を比較表で徹底解説|料金・機能・参加人数も紹介

    視聴時間を使った見込み客の判定

    MAでウェビナーの視聴時間やアンケート回答をもとに、見込み客の関心度を点数化している企業もあります。乗り換え時は、新ツールからMAへ同じ情報を引き継げるかが重要です。

    例えば、旧ツールでは視聴時間を分単位で送っていたのに、新ツールでは参加の有無しか連携されない場合、点数のルールを作り直す必要があります。営業部門に渡す見込み客の判定基準が変わると、営業活動にも影響が及びます。マーケティングと営業の担当者で判定ルールを確認し直してから切り替えましょう。

    告知中のセミナーと過去動画を切り替える

    ウェビナーツールの切り替えで外部への影響が大きいのは、告知済みのセミナーと公開中の録画です。申込者や視聴者に不便をかけないよう、新ツールでの開催開始時期と録画の移行日程を計画しておきましょう。

    申込み受付中のセミナーの扱い

    すでに申込みを受け付けているセミナーは、旧ツールのまま開催するのが安全です。途中で新ツールに移すと、申込者への参加URL変更の案内が必要となり、見落とした人が参加できなくなるおそれがあります。

    新ツールでの開催は、まだ告知していない回から始めましょう。そのため、旧ツールの契約は最後のセミナーを開催し、視聴ログの出力を終えるまで残しておく必要があります。最初の数回は社内勉強会など影響の小さいセミナーで試すと、操作確認も兼ねられます。

    過去動画の再公開とURLの変更

    オンデマンドで公開している録画は、新ツールへの移行に伴って視聴ページのURLが変わる場合があります。ホームページやメールマガジン、営業資料に掲載した視聴リンクを洗い出し、差し替えの計画を立てましょう。

    再公開の際は、録画内容が現在の製品やサービスと一致しているかも見直しておきたいポイントです。古い情報を含む録画は公開を終了するか、冒頭に注意書きを加える方法もあります。申込みが必要な録画については、新ツールで申込フォームを作り直し、視聴データが引き続き記録されるか確認しましょう。

    関連記事 ウェビナーの活用事例とは?導入を成功させるためのポイントも紹介!

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    乗り換え先で視聴者の環境を確かめる

    ウェビナーツールが変わると、視聴者の参加手順や必要な環境も変わります。特に法人向けセミナーでは、勤務先のパソコンやネットワークから参加するケースも多く、社内の設定によって視聴に支障が出る場合があります。

    ブラウザ視聴と専用アプリの違い

    ウェビナーツールには、ブラウザ視聴に対応するものと、専用アプリのインストールが必要なものがあります。勤務先のパソコンではアプリのインストールが制限されている場合もあるため、ブラウザへの対応状況は重要な確認項目です。

    旧ツールがブラウザ視聴で、新ツールがアプリ中心の場合は、視聴者の参加負担が増える可能性があります。アプリ限定の機能の有無も含め、視聴者の立場で参加手順を試しておきましょう。対応ブラウザやOSも、案内メールに記載する情報として整理しておきます。

    社内ネットワークとセキュリティの確認

    視聴者の勤務先のネットワークでは、特定の通信が制限されている場合があります。乗り換え先のツールが使用する通信方式や、許可が必要な接続先を把握し、問い合わせへの案内に備えておきましょう。

    自社側では、主催者アカウントのログイン方法や管理者の権限設定も見直します。シングルサインオンや多要素認証への対応状況、録画のダウンロード制限の有無などを、社内のセキュリティ規程に照らして確認しましょう。情報システム部門にも早めに相談しておくと安心です。

    関連記事 ウェビナー導入の手順とは?選定ポイントも解説!

    ウェビナーツールの契約と料金の単位を見直す

    ウェビナーツールの料金は、同時視聴者数や主催者アカウント数、開催回数など、さまざまな単位で決まります。乗り換えでは、旧ツールの解約時期と新ツールの契約内容を、実際の開催実績に照らして見直しましょう。

    旧ツールの契約期間と解約時期

    旧ツールが年間契約の場合、途中で解約しても残りの契約期間分が返金されないケースがあります。契約更新日と解約の申し出期限を確認し、乗り換えのスケジュールとあわせて検討しましょう。

    前述のとおり、最後のセミナーの開催と録画・視聴ログの出力が終わるまでは、旧ツールの利用環境を残す必要があります。更新日までに作業が完了しない場合に備え、月単位での契約延長に対応しているか確認しておくと、二重払いの期間を短縮しやすくなります。

    開催実績にもとづく料金単位の確認

    新ツールの料金プランを選ぶ際は、過去1年分の開催回数や最大視聴者数、主催者として操作する担当者数を整理しておきましょう。旧ツールで余っていた枠や不足していた枠を把握すると、適切なプランを選びやすくなります。

    録画の保存容量やMA連携が上位プランに限られる製品もあります。月額料金だけで判断せず、必要な機能を含めた総額で比較しましょう。見積もり時には、利用規模が拡大した場合の料金も確認しておく必要があります。

    録画や視聴データを生かせるウェビナーツール一覧

    乗り換え先を比較する際は、MA・CRMとの連携方法、録画の公開方法、視聴者の参加環境を確認しましょう。これまで蓄積したデータを引き継ぐうえでも重要なポイントです。この記事で取り上げるウェビナーツールの特徴を一覧にまとめました。

    製品名特徴
    ネクプロ視聴履歴などのデータのCSV出力に対応し、アーカイブ公開用のメディアサイトも構築可能
    ULIZA申込みページ訪問者数や視聴時間の分析に対応。過去の参加者への案内メール送信も可能
    Zoom Webinar出席者情報やアンケート結果の出力に対応し、HubSpotやSalesforceとの統合も可能
    GlobalMeet ウェブキャストMarketoやEloquaなどのCRM・MAと連携し、ライブとオンデマンドの両方に対応
    ON24 Intelligent Engagement Platformウェビナーとバーチャルイベントを統合し、主要CRM・MAツールとの連携に対応
    LOGOSWARE GigaCastオンデマンド配信で閲覧数や離脱箇所などのログを取得し、CSV形式で出力
    V-CUBE セミナー専用アプリのダウンロード不要で、参加URLから視聴するウェビナー配信基盤
    Adobe Connect最新のHTMLブラウザでほぼすべての機能を利用でき、アドインのダウンロードは不要
    Smart WebinarLPや登録フォームの作成から成果レポートまで一元管理し、流入経路の計測にも対応

    アーカイブと視聴データを引き継ぎやすいウェビナーツール

    旧ツールから出力した録画や参加者データの活用を重視し、乗り換え先の候補となるウェビナーツールを紹介します。MA・CRMとの連携状況や連携項目は、資料で事前に確認しておきましょう。

    ネクプロ

    株式会社ネクプロ
    《ネクプロ》のPOINT
    1. 多様な配信方法+豊富な機能で一元管理
    2. 視聴行動を把握し、CRMとも連携可能
    3. メディアサイト構築も簡単。会員制、有料制などにも対応

    過去のアーカイブを公開し続けたい企業には、株式会社ネクプロが提供する「ネクプロ」が候補です。ウェビナー、動画配信、イベント管理を1つで行うプラットフォームで、申込者や視聴者の状況、視聴履歴、離脱率などのデータを蓄積し、CSV形式で出力します。アーカイブ配信用のオリジナルメディアサイトは、プログラミングの知識なしで構築でき、会員制や有料制にも対応しています。ブラウザベースで動作するため、視聴者はアプリのインストール不要で参加可能です。

    ULIZA

    株式会社PLAY
    《ULIZA》のPOINT
    1. 配信の確かな安定性でお客様の動画ビジネスを継続的にサポート
    2. お客様の動画配信の目的を達成するための豊富な機能を搭載
    3. 習熟した専門スタッフによるストレスのない手厚いサポート

    視聴データを見込み客の判定に生かしたい場合は、株式会社PLAYが提供する「ULIZA」が選択肢です。国内で開発されたクラウド型の動画配信プラットフォームで、申込みページの訪問者数やアンケート回答、視聴人数、視聴時間をアナリティクス画面で把握できます。メールアドレスの入力やユニークURLの発行によって視聴者を特定し、個人別の視聴状況を分析する機能も備えています。過去のイベント参加者への案内メール送信や、登録者限定のオンデマンド配信にも対応しています。

    Zoom Webinar (ZVC JAPAN株式会社)

    《Zoom Webinar》のPOINT
    1. パネリスト最大100名、視聴者最大10,000名で開催可能。
    2. salesforceやHubSpotなどのマーケティングシステムと統合可能
    3. YouTube、Facebook Liveでのストリーミング配信可能

    GlobalMeet ウェブキャスト (プレミアコンファレンシング株式会社)

    《GlobalMeet ウェブキャスト》のPOINT
    1. タウンホールミーティングやHRなどさまざまな用途に対応
    2. CRMやMA、Cventと連携してよりリッチなイベントを開催
    3. 投票、Q&Aなど双方向コミュニケーション機能も充実

    ON24 Intelligent Engagement Platform (ON24合同会社)

    製品・サービスのPOINT
    1. 離脱率を低減し行動データを取得
    2. 豊富なテンプレートと柔軟な設定でブランド体験を構築
    3. 主要CRM/MAツールと連携し、データ活用を最大化

    LOGOSWARE GigaCast (ロゴスウェア株式会社)

    《LOGOSWARE GigaCast》のPOINT
    1. ライブ・オンデマンド・セミナー録画に対応
    2. 事前準備から事後処理までの支援機能をフル装備
    3. 用途に応じた柔軟な料金プラン

    V-CUBE セミナー (株式会社ブイキューブ)

    《V-CUBE セミナー》のPOINT
    1. 官公庁、医療・製薬などで年間5,000件の配信実績あり
    2. オンラインイベント専用のスタジオやプロのスタッフを用意
    3. V-CUBE セミナー、Zoomなど多数のプラットフォームで配信可能

    Adobe Connect (アドビ株式会社)

    《Adobe Connect》のPOINT
    1. 洗練されたデザイン機能でリッチな演出を実現
    2. 計画から配信、追跡まで網羅的にカバー
    3. eラーニングソリューションとしても利用可能

    Smart Webinar (デジタルエクスペリエンス株式会社)

    《Smart Webinar》のPOINT
    1. 設定画面のフローに従って必要な情報を入力するだけの簡単操作
    2. PDCAを回してより成果に繋がるウェビナーの改善を実現
    3. 1画面内で完結できる無駄のない配置で煩わしい操作を解決できる

    まとめ

    ウェビナーツールの乗り換えでは、録画アーカイブや申込者の視聴ログ、アンケート結果を解約前に出力し、MAやCRMとの連携を新ツールで組み直す必要があります。告知中のセミナーは旧ツールで開催し、過去動画のURL変更も計画的に進めましょう。視聴者の環境や社内のセキュリティ規程を確認し、開催実績にもとづいて料金プランを選ぶ点も重要です。連携先や視聴方法の違いを比較する際は、ウェビナー・Webセミナーツールの資料請求を活用してください。

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    10月19日(月)更新
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