ITトレンド厳選!クラウドサーバー3選
まずはITトレンド編集部おすすめのクラウドサーバーを見ていきましょう。スモールスタートで活用できたり、安定性に定評がある製品、サポートが充実している製品などが人気の理由です。※製品は7月1日時点の情報です。
R-Cloud仮想プラットフォームサービス
株式会社両備システムソリューションズ
- check熟練した運用担当者が大切な情報を守る
- check幅広い運用のサービスを提供
- check【堅牢】【高セキュリティ】なデータセンター
R-Cloud仮想プラットフォームサービスは、高い信頼性を求められる重要な業務にも利用できるクラウドサーバーです。初期費用や運用コストを削減できるだけでなく、仮想化することでリソースを無駄にしません。
スモールスタートも可能であり、将来的には必要な分だけ規模を拡張させることもできます。
ActCLOUD
株式会社ケイティケイソリューションズ
- checkマネージドサービスを標準装備!
- check豊富なオプションにより柔軟な環境構築が可能
- checkサイボウズ等の専用グループウェアサーバーとしても構築可能
ActCLOUDはカスタマイズ可能なサーバーであり、自社に合ったシステムを構築しやすいです。サーバーの利用料金にはサーバーの監視や障害対応といったメンテナンス代も含まれています。利用するクラウドサーバーには担当のエンジニアがつき、運用を任せることも可能です。
Oracle IaaS
Oracle IaaSは標準で大容量のメモリを搭載しており、高い性能を発揮しやすいクラウドサーバーです。利用するサーバーは仮想化されたものではなく、物理リソースが割り当てられているため、ほかの利用者の影響は受けません。
高速処理が求められる業務に対応し、システムの安定稼働を実現します。
企業・法人向け!クラウドサーバー14選
その他人気のクラウドサーバーを見ていきましょう。※製品は7月1日時点の情報です。
Qicクラウドサービス
Qicクラウドサービスはサーバーの稼働率が99.99%を超える、安定したクラウドサーバーです。このサーバーは冗長構成だけでなく仮想サーバーの自動フェイルオーバーを採用しており、高い安定性を実現しています。
止めることができない重要度の高いシステムを、クラウド環境で構築する場合におすすめです。
Amazon EC2(AWS)
Amazon EC2は柔軟性が高く、サーバーの規模の拡大・縮小を行いやすいWebサービスです。高性能なインフラ環境にシステムを構築し、手間をかけずに必要な機能を設定できます。
また、Amazon EC2は障害に耐性があるため、非常時にも稼働することが求められるシステムの構築に向いています。
Virtual Machines(Microsoft Azure)
Virtual MachinesはLinux・Windowsの仮想環境を短時間で構築するクラウドサーバーです。幅広い言語に対応しており、自社の環境に合わせたシステムの構築が可能。従量課金制のため、コストは使った分しかかかりません。
ウイルス対策や、データ・通信の暗号化にも対応しており、セキュリティレベルが高いです。
Compute Engine(GCP)
Google Compute Engineは、Googleのデータセンターで運用されている仮想化クラウドサーバーです。この製品の特徴は高速起動が可能なことであり、安定した稼働を実現します。使用用途の幅は広く、処理速度が求められるシステムでも柔軟に対応可能。
秒単位で課金され、実際に利用した分しか費用はかかりません。
IBM Cloud IaaS
IBM Cloud IaaSは対応の幅が広いIaaSサービスであり、自社のインフラ環境をクラウド化できます。高性能なサーバーであるため、膨大な量のデータ分析や大規模な計算処理も可能。スムーズに利用できるように運用体制を構築します。複雑なクラウド環境にも対応しています。
Alibaba Cloud
Alibaba Cloudはアリババグループが提供しているクラウドサーバーです。仮想サーバーからビッグデータの分析、IoTビジネスといった幅広い業務に対応。セキュアな環境で自社システムを構築したい企業におすすめです。
オリンピックの公式クラウドサービスでもあるため、信頼性は高いといえるでしょう。
FLEX クラウドサーバー
FLEX クラウドサーバーはプライベートクラウド環境を手軽に利用できるサービスです。仮想環境とベアメタルサーバーを併用した構成であり、高速な処理が求められる環境にも対応します。すでに構築しているオンプレミス環境から容易にクラウド移行が可能です。
さくらのクラウド
さくらのクラウドは、自社の事業規模に合わせて自由に構築できる無駄のないクラウドサーバーです。サーバーのコントロールパネルは直感的で分かりやすく、インフラの管理を簡単に行えます。データ転送量による費用はかからないため、コストの算出は容易です。
物理環境との連携も行いやすく、自社に最適なインフラ環境を構築できます。
ニフクラ
ニフクラはWebサイトの構築や社内システムのバックアップなど、幅広い用途に利用できるクラウドサーバーです。ロードバランサーや複数のサーバーを使った構成で、安定した運用を実現。自社に合った料金プランを選べるため無駄がありません。
既存のオンプレミス環境からもスムーズにクラウド環境へ移行できます。
IDCF Cloud
IDCF Cloudは1ヶ月500円で利用できる、業界の中でも非常に低価格なクラウドサーバーです。堅牢性が高い自社データセンターで管理しており、冗長化によって安定稼働を実現しています。
コストパフォーマンスが良いだけでなく、24時間365日体制のサポートも充実しているため、安心して運用できます。
Enterprise Cloud
Enterprise Cloudは柔軟性・セキュリティ対策に優れたハイブリッドクラウドです。既存のシステムや、新たに構築した環境も一元管理できるため、自社の運用を最適化します。海外の技術を積極的に取り入れており、最先端技術でシステム開発やサーバー運用をサポートしています。
ALTUS
ALTUSはWebサイトや開発環境の構築に向いているクラウドサーバーです。利用するリソース単位で費用が発生するため、従量課金型よりも無駄が発生しにくく、コストを下げられます。
サーバー運用に必要な、ファイアウォールやロードバランサーといった機能を標準搭載しています。
Z.com Cloud
Z.com Cloudは自社のあらゆる事業に対応し、自社に最適なインフラ基盤を構築できるクラウドサーバーです。サポート体制は充実しており、導入前の設計段階から構築・運用・監視まで任せられます。
24時間365日のサポートがあり、コールセンターも稼働しているため安心して運用できるでしょう。
ホワイトクラウド ASPIRE
ホワイトクラウド ASPIREは最新型の仮想化基盤をベースにしており、稼働率99.999%を実現したクラウドサーバーです。既存のオンプレミス環境からクラウドサーバーへ容易に移行が可能。ネットワーク設計の自由度が高く、既存の構成を変更せずにクラウド化できます。
国産のサーバーであるため、日本語のサポートが充実しており運用しやすいです。
クラウドサーバーの選び方
自社にとって最適なクラウドサーバーを選ぶためにも、どのような選び方があるか見ていきましょう。
料金体系で選ぶ
利用するのにどれくらいの料金が発生するのかは重要なポイントになります。クラウドサーバーを選ぶ際は、将来的に見込めるアクセス量を試算して選ぶことが大切です。基本的にクラウドサーバーの料金形態は従量課金制で、サーバーのアクセス量に応じて料金が変わります。
安価で利用できるクラウドサーバーもありますが、アクセス量の制限があります。利用規模が大きくなると費用が高額になる場合もあるため、直近の利用料が安ければ良いというものではないことに注意しましょう。
また、サーバーが持つ機能や特徴から費用対効果がどれくらい見込めるのかも計算してください。
サーバーのタイプや特徴で選ぶ
クラウドサーバーにはいくつかのタイプがあるため、利用用途に適した種類のサーバーを選ばなければなりません。
ブラウザベースのクラウドサーバーであれば、外部とのデータ・ファイルの共有に優れています。取引先が複数あり、Web上で取引を完結させることが多い場合におすすめです。
社内と同じ環境をクラウド上に構築したい場合は、Windowsベースのクラウドサーバーが良いでしょう。社内にサーバーを設置する必要なく、社内専用のファイルサーバーとして活躍します。
ほかにも、クラウドサーバーによって、容量や搭載しているCPUが異なります。もし、大量のアクセスが予想される場合は、高速処理が可能なサーバーを選びましょう。
サポート体制で選ぶ
クラウドサーバーはサービスの提供元がサーバーを管理・運営しています。トラブルが発生した際の対応は各企業によって異なるため注意してください。サービスによっては、24時間365日体制で問い合わせに対応していたり、保守点検をサービスで行っていたりします。
高性能で安価なクラウドサーバーを使っていても、サポート内容が乏しければ運用面で不安が残るでしょう。安心してクラウドサーバーを運用するために、各企業のサポート体制をよく確認してください。
セキュリティレベルで選ぶ
クラウドサーバーの使用用途によっては、企業の機密データや顧客情報を扱うこともあります。
そのため、サイバー攻撃を受け情報漏えいが発生すれば、企業が受ける損失は膨大な額になります。自社でもセキュリティ対策は必要ですが、堅牢なデータセンターに保管されているなどの対策も確認してください。
その際に、過去のトラブルの有無やサーバーの運用体制をチェックすると良いでしょう。ほかにも、例えば、古いOSのバージョンで運用していると脆弱性が発生し、サイバー攻撃の標的になる可能性があります。そのため常に最新版でサーバーを運用しているか確認しましょう。
近年では不正アクセスの被害も増えているため、認証するためのIDやパスワードの情報を安全に管理しているかも重要です。
サーバーの通信速度で選ぶ
クラウドサーバーを選ぶときは、通信速度や処理速度(表示速度)も確認してください。ECサイトを運営する場合、通信・処理速度が遅いとユーザーにストレスを与えます。ページの離脱にも繋がりかねません。
通常業務を行う場合でもスピードが出ないクラウドサーバーであれば、業務に支障が出る可能性もあります。
また、速度だけでなく安定性も重要です。通信速度が遅くなったり、切断したりすることが多いと安心して業務を行えません。利用する企業の環境によっても変わるため、無料でトライアルできるサービスを活用してみることをおすすめします。
自社に合ったレンタルサーバーを導入しビジネスに活用しよう
自社に合ったクラウドサーバーを導入するためには、以下の点をよく確認してください。
- ■料金体系
- ■サーバーのタイプや特徴
- ■サポート体制
- ■セキュリティレベル
- ■サーバーの通信速度
最適なクラウドサーバーを活用すれば、コスト面だけでなく運用面の負担も軽減できます。選び方のポイントを押さえて自社のビジネスを加速させましょう。