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AR開発を行えるソフトウェア4選!初心者向け基礎知識、注意点も解説

AR開発を行えるソフトウェア4選!初心者向け基礎知識、注意点も解説

『AR開発』『AR技術』を理解したい方に向けて、AR開発を行えるソフトウェアに関する基本的な内容をやさしく解説します。 また、AR開発の運用上知っておくべきポイントや、アプリ開発の効率化につながる方法についても紹介。 担当者として正しく理解するために、またAR開発担当者として業務精度を高めるために、どちらの立場にも役立つ情報をまとめています。

この記事は2026年4月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

    ARとは

    ARとはAugmented Realityの略で、日本語では「拡張現実」という意味です。現実世界を立体的に読み取り、バーチャルな情報を重ねて表示することで現実世界を仮想的に拡張する技術です

    スマートフォンやタブレット、ARグラスなどを用いて体験でき、商品の情報やプロモーションとなるアニメーションなどのARコンテンツを公開する企業もあります。

    【タイプ別】AR開発ツールのおすすめ

    AR開発ツールは、開発環境や目的によって適した製品が異なります。代表的なツールをタイプ別にまとめました。

    タイプおすすめツール特徴
    iOS向けARアプリを開発したいARKit 6Apple公式フレームワーク。iPhone・iPadとの親和性が高い。
    Android向けARアプリを開発したいARCoreGoogle提供。Android端末との連携が強み。
    SNS向けARエフェクトを作りたいMeta Spark Studio
    Lens Studio Snap AR
    Instagram・Facebook・Snapchat向けAR制作が可能。
    オープンソースで柔軟に開発したいARToolKit
    AR.js
    無料で利用可能。WebAR開発にも対応。

    AR開発向けのソフトウェア

    AR開発向けのソフトウェアを紹介します。

    ARKit 6 (Apple Japan合同会社)

    《ARKit 6》のPOINT
    1. 4K・HDR対応の高解像度ARビデオを撮影可能
    2. 深度情報と3Dメッシュで自然なAR表示を実現
    3. リアルタイムで人物の動きや姿勢を認識するモーキャプ

    ARCore (グーグル合同会社)

    《ARCore》のPOINT
    1. モーショントラッキングで位置や動きを正確に認識
    2. 平面検出や環境理解により現実空間へ自然な配置が可能
    3. 光の推定で自然な表示表現を実現

    Easy Lens (Snap Japan合同会社)

    《Easy Lens》のPOINT
    1. アプリで入退室や成績を簡単管理。保護者との連携も充実。
    2. 数分でレンズ構築ができる設計
    3. 専門知識不要で簡単に作成できる仕様。

    ARToolKit (株式会社エム・ソフト)

    《ARToolKit》のPOINT
    1. 画像認識型ARを実現する開発ライブラリ
    2. 複数プラットフォーム対応で柔軟な開発が可能
    3. オープンソースで無料利用が可能。

    AR技術の種類

    ARには「ロケーションベースAR」と「ビジョンベースAR」の2つの種類があります。それぞれの種類について詳しく解説します。

    位置や方角を取得する「ロケーションベースAR」

    一般的に、方角や位置情報を取得するためにはGPSを利用します。ロケーションベースARは、GPSの情報に加えて磁気センサーや加速度センサーを活用する技術です。

    この技術を活用することで、位置情報以外にも端末の向きや傾きといった情報を取得でき、簡単な機能であれば専用のライブラリがなくても位置情報を活用できることが特長です。

    しかし、ロケーションベースARはGPSの機能に依存する部分が多く、精度が低いことが課題です。近年では技術の発展により精度は向上していますが、完全にズレをなくすことは難しいといえるでしょう。

    画像や空間を認識する「ビジョンベースAR」

    ARは現実を拡張するため、画像や空間の認識技術が重要です。この技術をビジョンベースARと呼び、マーカーという四角い画像を基準に周囲の情報を認識します。

    ビジョンベースARは大きく分けて「マーカー型ビジョンベースAR」と「マーカーレス型ビジョンベースAR」の2種類があります。

    マーカー型ビジョンベースAR【画像認識】

    マーカー型ビジョンベースARは、マーカーを認識して画像に付加情報を表示します。このマーカーを設置すれば正確な情報を表示しやすいことが特徴です。

    マーカーは使用するライブラリやエンジンに依存しており、OSSのライブラリが公開されているため利用しやすいでしょう。しかし、あらかじめ現実環境にマーカーを配置しておく必要があるため、利用はある程度制限されるでしょう。

    マーカーレス型ビジョンベースAR【空間認識】

    マーカーレス型ビジョンベースARは、マーカー型ビジョンベースARと違いマーカーを使用せず、現実空間に存在する物体・空間を認識する技術です。マーカーを設置できない場所でも認識できるメリットがありますが、処理する情報量が多くなってしまいます。

    結果として高い技術力が求められるほか、認識するまでに時間がかかる場合も少なくありません。

    AR開発に必要な準備

    AR開発を行う準備として、IDE(統合開発環境)の構築と各IDEで使用するプログラミング言語について知っておくことが必要です。AR開発に用いられる代表的なIDEとプログラミング言語は以下のとおりです。

    Xcode
    Apple社が提供するIDEで、Objective-CやSwiftというプログラミング言語を使用します。macOSやiOS向けアプリの開発に使用され、Apple Developer ProgramのIDがあれば無料でダウンロードが可能です。
    Android Studio
    Googleが提供するAndroid向けアプリの開発に使用されるIDEです。使用するプログラミング言語はKotlin、Java。WindowsとMacのどちらでも使用可能です。
    Unity
    Unity Technologies社が提供するゲーム開発プラットフォームで、C#というプログラミング言語を使用します。Windows、Mac、Linux、iOS、Androidなど大半の主要なプラットフォームに対応。年商10万ドル以下の企業であれば無料で使用可能です。

    ARコンテンツを実際に開発するには、用途や対応OSに応じた開発ツールの活用が欠かせません。開発ツールを利用することで、空間認識や画像認識、3Dオブジェクトの表示といった機能を効率的に実装できます。

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    AR開発のやり方

    AR開発の具体的な手順を紹介します。AR開発の基本的な手順は以下のとおりです。

    1.AR開発環境を構築
    AR対応のスマートフォン、タブレットなどの端末とIDE、ARフレームワーク、3Dモデル作成ツールを揃えます。そのほか必要なツールがあれば準備しておきましょう。
    2.3Dモデル作成ツールでオブジェクトを作成
    3Dモデル作成ツールを使用して、ARで表示させたいオブジェクトやアニメーションを作成します。
    3.ARフレームワークを使用してARをプログラミングする
    ARフレームワークはAR開発のベースとなるプログラムで、オブジェクトを空間に表示させるために必要です。オブジェクトの配置や動作をプログラミングし、ブラウザや端末で表示できるようにします。
    4.端末でARをテストし公開
    開発したARコンテンツが正常に動作しているか、スマートフォンやタブレットなどの対応端末でテストしましょう。動作に問題がある場合はプログラムを修正します。正常に動作していたらARコンテンツを公開しましょう。

    ARを開発するときの注意点

    最後に、AR開発をする際の注意点を見ていきましょう。具体的な注意点は以下の3つです。

    • ■開発環境の構築が必要
    • ■法律を遵守する
    • ■利用規約を詳細に作成する

    それぞれの注意点について詳しく解説します。

    開発環境の構築が必要

    ARは開発環境でプログラミングしたものをARツールで実現しています。そのため、ARツールだけではなく開発環境の構築が必要です。

    ARアプリの開発環境としてよく使われるのは、UnityやXcode、Android Studioです。中でも、3Dゲーム開発エンジンであるUnityは初心者でも扱いやすく、立体的なコンテンツとの相性がよいのでAR開発に適しています。

    法律を遵守する

    AR開発をするときは、法律を遵守しなければトラブルを招くため注意してください。特に位置情報を把握するケースが多く、個人情報に該当します。そのためアプリで位置情報を利用する場合は適切に扱わなければなりません。

    また、ARに限らずアプリを開発する際は類似アプリの存在にも注意が必要です。似ているアプリを開発・リリースした場合、著作権違反になる可能性があります。これはアプリの仕様だけではなく、機能拡張の外部ツールやライブラリも該当します。

    利用規約を詳細に作成する

    トラブルを避けるためには、法律を遵守するだけではなく、利用規約を作成することも重要です。利用規約の作成はアプリをリリースする審査にも関係しているため、適切な内容を盛り込みましょう。

    特に個人情報の取り扱いや免責事項、問い合わせ先を明記するようにしてください。免責事項とは、トラブルが発生した際の賠償責任を免除する項目のことです。

    ARを開発し新しいサービスを生み出そう

    AR開発をする際には、その技術の種類に注目しましょう。AR技術には大きく分けて「ロケーションベースAR」と「ビジョンベースAR」の2種類があり、位置や空間を認識する能力が異なります。トラブルを避けるためには法律を遵守し、利用規約を作成することが重要です。

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