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スクラムマスターとは?具体的な役割や、業務で意識すべきことは?

2025年10月07日 最終更新

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スクラムマスターとは?具体的な役割や、業務で意識すべきことは?

はじめてスクラムマスターの職務を与えられたものの、役割や職務上意識すべきことが理解できておらずお困りではないですか。

この記事では、スクラムマスターについて解説します。あわせて、スクラムマスターの役割やプロジェクトにおいて意識すべきことも紹介しますので、業務に臨む上で参考にしてください。

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目次

    スクラムマスターとは?

    スクラム開発においては「プロダクトオーナー」「スクラムマスター」「開発チーム」に役割が分かれます。今回は「スクラムマスター」に焦点をあてて、詳しく解説していきます。

    スクラムを円滑に進める責任者のこと

    スクラムマスターはスクラム開発を円滑に進めるため、開発チームのマネジメントを行います。スクラム開発において開発メンバーは自律的な行動が求められ、スクラムマスターは開発メンバーのサポートに徹します。

    対して、プロダクトオーナーはプロダクトの価値の最大化に尽力し、開発チームのマネジメントには関与しません。プロダクトバックログと呼ばれるプロダクトに必要な機能を順位付けしたリストの作成やプロダクトのビジョン共有に努めます。

    一方、開発チームとは実際に開発を行うメンバーのことです。スクラムマスターがチーム環境を整えてくれますが、開発の具体的なやり方は開発チームが決めます。

    開発チームのメンバーそれぞれに明確な役割分担はなく、プログラムやデザインなどさまざまなスキルを持つメンバーが招集され、横断的に作業を行います。

    スクラムマスター・プロダクトオーナー・開発チームの役割は異なりますが、3者が協力し合うことで、より価値のあるプロダクトの創出が可能です。

    中長期視点でチームを成長させる

    スクラムマスターの目的はスクラム開発を円滑に進めるため、中長期視点でチーム力強化を図ることです。

    知識形成のため勉強会への参加を促したり、事前に問題を察知し解決に努めます。プロダクトオーナーと開発チームのサポートに徹し、チームに指示は出しません。問題が発生した場合は、両者の話し合いの場を設けスクラム開発の遅延防止を図ります。

    一方、スクラムマスターと混在しやすい「プロジェクトマネージャー」の役割は、最速でプロジェクトを完遂させることです。プロジェクトの進捗管理やチームマネジメントが主な業務になります。

    スクラムマスターの役割は?

    スクラム開発において、スクラムマスターは具体的に何をすべきなのでしょうか。2つの役割を見ていきましょう。

    インペディメントを取り除く

    インペディメントとは、プロジェクトの障害となる事項のすべてです。バグや情報・時間不足などさまざまなものがあります。

    スクラムマスターはインペディメントを取り除くことで、開発チームのパフォーマンス向上に努めます。インペディメントの1つ1つを把握して適切に対処することは、重大な問題に発展することを未然に防ぎます。

    スクラム開発において、些細な問題が後に深刻な遅延につながることはよくあるため、非常に大切な役割だといえるでしょう。

    チーム内での問題解決を促す

    スクラムマスターはインペディメントをリスト化して、重要度が高く早急な対応が必要な項目を選び、解決手段がないかどうかをチームに投げかけます。

    問題解決は成長の機会であり、チーム力強化につながるからです。開発チーム内での解決が難しい場合はスクラムマスターも解決に臨むか、外部に協力を依頼することもあります。スクラムマスターは些細なインペディメントを見逃さず、積極的に解決を図る姿勢が望まれます。

    スクラムマスターが意識すべきことは?

    では、開発チームに問題解決を促す際にスクラムマスターが意識すべき3つのポイントを紹介します。

    1つずつ解決策を実行する

    スクラム開発において、問題はいくつか発生するものです。しかし、1度に複数の課題解決を図ったのでは、改善できたかどうかわかりません。また、課題には優先づけが必要です。プロジェクトに与える影響度や重要度を考慮しましょう。

    そして、スクラムマスターは優先順位の高い課題を提示し、まず解決すべき課題を1つ、開発チームに選択させましょう。課題解決に取り組むことは、メンバーの経験や自信につながり、開発チームに良い影響を与えます。

    フォールバックの実行を検討する

    課題の解決を試みる際、従来のやり方が上手くいかないこともあるでしょう。そのような場合、スクラムマスターはフォールバックの提案も視野に入れてください。フォールバックとは、従来のやり方で上手くいかないときに機能制限などを行い、稼働を維持させる手法のことです。

    障害発生時には現行の方法を強行せず、柔軟に対応することが必要です。

    自身もスキルアップする

    チームのマネジメントや課題解決のサポートを通じて、スクラムマスターもスキルアップすべきです。スクラムマスターはメンバーが課題解決する道筋を示す役割を担います。課題解決のため、自身で新たな知識形成しなければなりません。

    積極的にセミナーや勉強会へ参加してみましょう。初心者であれば、スクラム開発経験者のコミュニティに参加するのも良いかもしれません。多くの人と意見交換することで、新たな発見ができるでしょう。

    また、「認定スクラムマスター」という資格もあります。Scrum Alliance?が実施する研修を経てテストに合格しないと認定されません。技能を客観的に評価できる資格であるため、取得すると良いでしょう。

    スクラムマスターの役割を明確にし、プロジェクトを推進!

    スクラムマスターは開発チームのマネジメントが主な役割です。開発チームの最適化に努めるため、インペディメントの排除やチームでの課題解決をサポートします。課題解決時にスクラムマスターが意識すべきことは以下のとおりです。

    • ■1つずつ対処する
    • ■フォールバックの検討
    • ■自身のスキルアップ

    スクラムマスターに求められる役割を認識し、プロジェクトの推進を図りましょう。

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