【総合シェアTOP5】レビュー × ランキングで見る人気製品
まずは、レビュー件数のシェアと資料請求ランキングから、2026年の人気製品を紹介します。レビューは導入企業の評価が表れるデータ、ランキングは検討企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年の帳票電子化ツールはレビュー件数のシェアでクラウド会計ソフト freeeが46%を占めます。資料請求ランキングでも1位はクラウド会計ソフト freeeで、2位はバクラク請求書受取、3位はinvox電子帳簿保存です。ランキング上位の製品に口コミも集まり、導入後の評価と検討時の関心が重なりやすい点が特徴です。
次のグラフは、レビュー件数のシェアTOP5です。その下の表の総合順位は、レビューシェアと資料請求ランキングの順位の平均で並べています(TOP5外は6位として計算)。
| 総合順位 | 製品名 | レビュー件数シェア | 資料請求ランキング | 総合評価の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | クラウド会計ソフト freee | 46%(81件) | 1位 | 50名未満の企業の口コミが3分の2で、口座連携による自動仕訳や直感的な操作が好評です。 |
| 2位 | バクラク請求書受取 | 11%(19件) | 2位 | 50〜299名の企業の口コミが6割超で、AI-OCRの読み取りや仕訳の自動作成が評価されています。 |
| 3位 | invox電子帳簿保存 | 12%(21件) | 3位 | 50〜299名の企業が6割超で、電子帳簿保存法への対応を低コストで始められる点が好評です。 |
| 4位 | 楽楽電子保存 | 16%(29件) | 7位 | 口コミの大半が2026年の投稿で、受け取った書類の一元管理や検索のしやすさが好評です。 |
| 5位 | 「ジョブカン見積/請求書」 | ー | 4位 | 口コミを他カテゴリと共有するため集計外ですが、資料請求ランキングで4位の製品です。 |
※「レビューシェア」は、2026年10月までにITトレンドへ投稿されたレビュー176件に占める割合です。
※「ランキング」は、資料請求数にもとづく「ITトレンド上半期ランキング2026」です。
※複数のカテゴリに掲載され、口コミを共有している製品(「ジョブカン見積/請求書」、SVF、BtoBプラットフォーム 請求書、freee請求書)があります。これらは他の用途の口コミを含むため、集計から除いています。
レビューとランキングを掛け合わせると何がわかる?
- ●レビューが多い=「導入後の使い勝手がよく語られている製品」
- ●ランキング上位=「いま比較の候補として資料請求されている製品」
- ●両方で上位=「検討段階でも導入後でも名前が挙がる製品」
帳票電子化ツールでは、資料請求ランキングの上位3製品が、そろってレビューシェアでも5位以内に入りました。一方、レビューシェア2位の楽楽電子保存は、ランキングでは7位です。ランキング4位の「ジョブカン見積/請求書」は、他カテゴリと口コミを共有するため、レビューシェアの集計から外れています。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
いま資料請求が集まっている帳票電子化ツールは、月間ランキングで確認できます。
[分析]2026年の帳票電子化ツール市場で起きている3つの変化
ここでは、ITトレンドの資料請求ランキング(2024年間〜2026年上半期の4回分)、上位製品のタイプ、レビューとの関係から、市場の動きを整理します。
1.3回続いた首位が入れ替わり、TOP10に新顔が3製品
資料請求ランキングの1位は、2024年間から3回続いた「ジョブカン見積/請求書」に替わり、2026年上半期はクラウド会計ソフト freeeでした。同製品は2025年間の4位から3つ順位を上げています。TOP10には5位のLINE WORKS PaperOnなど3製品が新しく入り、同じ数の製品が外れました。上位の顔ぶれが入れ替わり、検討の候補が動いている様子がうかがえます。
2.全製品がクラウド対応、料金を示す製品は上位に集中
製品一覧の掲載内容を見ると、2026年上半期TOP10は10製品すべてがクラウドに対応し、オンプレミスも挙げるのは1製品です。対象の企業規模は、8製品が「全ての規模に対応」でした。参考価格を金額で示す5製品は、すべて5位以内に入っています。料金の目安がわかるクラウド型に、資料請求が集まりやすい傾向がうかがえます。
3.新しい口コミが集まる製品と、資料請求の上位がずれる
レビューシェア2位の楽楽電子保存は、資料請求ランキングで2024年間の2位から回を追うごとに順位を下げ、7位になりました。一方で口コミは29件中28件が2026年の投稿で、楽楽明細から届く請求書などの自動取り込みを評価する声が目立ちます。反対に、ランキング3位のinvox電子帳簿保存は、最新の口コミが2024年1月です。新しい口コミが集まる製品と、いま資料請求が集まる製品がずれていることがうかがえます。
シェア上位製品はどれを選ぶべき?タイプ別のおすすめ
- ■50名未満の企業で、口座連携や自動仕訳により会計業務までまとめて効率化したい企業
- クラウド会計ソフト freee
- ■50〜299名の企業で、受け取った請求書の読み取りから仕訳・振込データの作成まで進めたい企業
- バクラク請求書受取
- ■受け取った書類を、電子帳簿保存法に沿って保存・検索したい企業
- invox電子帳簿保存 / 楽楽電子保存
同じレビューシェア上位でも、会計業務全体を扱う製品と、受け取った書類の処理や保存に絞った製品があり、自社に合う製品は変わります。改善点では、AI-OCRの読み取りミスや、会計ソフトとの連携がCSV経由になる点を挙げる声も見られました。特に、自社に届く帳票の形式で、AI-OCRがどこまで正しく読み取れるかは、資料やデモで確認しておきたいポイントです。
レビューとランキングをどう活かす?シェアを見るときの注意点
- ●レビューシェアは利用企業の数ではなく、口コミの集まり具合を示す目安
- ●資料請求ランキングの上位でも、自社が扱う帳票の種類に合うとは限らない
- ●レビューシェア1位の製品は、口コミの多くが仕訳や口座連携など会計業務への評価
レビューシェアとランキングは、候補を絞り込むための材料として役立ちます。帳票電子化ツールには、請求書の受け取りや発行、書類の保存など用途の異なる製品が並ぶため、対象の帳票をはっきりさせてから比べましょう。最終的には、自社が電子化したい帳票の種類や件数、会計ソフトとの連携方法に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合う帳票電子化ツールを比較検討しよう
この記事では、レビュー176件と資料請求ランキングをもとに、帳票電子化ツールの人気の傾向を紹介しました。気になる製品は資料請求して機能や料金を一覧で比較し、自社の帳票業務に合う製品を見極めましょう。
以下の記事では、帳票電子化ツールを比較し、選び方やタイプ別の特徴を紹介しています。あわせてご覧ください。

