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不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)の市場規模・動向【2026年版】

不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)の市場規模・動向【2026年版】

IDS・IPSの市場の様子を、ITトレンドに掲載されている17製品と外部の市場データから分析しました。どんな製品が並び、市場がどう動いているかを紹介します。

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目次

    IDS・IPSの市場規模は?

    IDS・IPSは、ネットワークへの不正な侵入を検知し、防御するための仕組みです。日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の調査によると、国内のIDS/IPS製品の市場は2023年度に411億700万円で、前年度比5.5%増でした。2024年度は431億6,200万円の見込み、2025年度は448億8,900万円の予測で、緩やかな拡大が続く見通しです。

    出典:JNSA「2024年度 国内情報セキュリティ市場調査報告書」(2025年7月7日)

    ITトレンドには、不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)として17製品が掲載され、提供企業も15社です。そのうちITトレンドから資料請求できるのは2製品で、残る15製品は情報のみの掲載です。IDSとIPSの違いや検知方式については、IDSとは?IPSとの違いや仕組み、種類、検知方式をわかりやすく解説をご覧ください。

    ここからは、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、IDS・IPSの動きを見ていきます。

    ITトレンドに掲載されている主なIDS・IPS

    まずは、ITトレンドに掲載されているIDS・IPSを紹介します。資料請求ランキングは、製品を比較・検討している企業の関心を表すデータです。

    ITトレンドのデータで見ると、2026年10月時点のIDS・IPSはネットワークへの侵入を検知・防御する製品が17製品中9製品を占めます。資料請求ランキングの1位はUTMの運用まで任せられるビジネスセキュリティ(VSR)、2位はSCS評価制度対応コンサルティングです。端末の保護や取引の不正検知まで、幅広い不正対策の製品が並ぶ点が特徴です。

    次の図は、掲載されている製品のうち主な10製品を、製品ページの掲載内容をもとに用途で分けたものです。その下の表では、ITトレンドから資料請求できるかどうかもあわせて示しています。

    IDS・IPSの用途別の製品マップ
    製品名提供企業資料請求製品の特徴
    ビジネスセキュリティ(VSR)株式会社 USEN ICT Solutionsできる(1位)UTMを提供し、運用監視・保守・設定変更まで24時間365日対応する。
    SCS評価制度対応コンサルティング株式会社ピーエスシーできる(2位)SCS評価制度への対応を、ガバナンス整備からCSIRT構築まで支援。
    SecureSoft Sniper IPS株式会社セキュアソフト情報のみ掲載高いスループットが特徴の侵入防御システム。日本語GUIで操作できる。
    SecureSoft Sniper ONE株式会社セキュアソフト情報のみ掲載環境やニーズに応じて機能を選べるIPS。DDoS対策にも対応。
    TippingPointトレンドマイクロ株式会社情報のみ掲載脆弱性を悪用する攻撃に先手を打ち、ネットワークの脅威を防御する。
    McAfeeNetworkSecurityPlatformMusarubra Japan株式会社情報のみ掲載通信をリアルタイムに解析し、未知の攻撃やDoS/DDoSも検知・防御する。
    EdgeIPSトレンドマイクロ株式会社情報のみ掲載OT/IoT資産を可視化し、仮想パッチで攻撃リスクを下げる産業用のIPS。
    Total Security Function Service株式会社東計電算 / Toukei (Thailand) Co., Ltd.情報のみ掲載マルウェア対策などを組み合わせ、ITインフラの企画から運用まで支援。
    ForterForter情報のみ掲載取引を高速に判定するAIエンジンを備え、チャージバック率の低減を掲げる。
    不正対策.comインフォニア株式会社情報のみ掲載ECサイトや通販での転売・なりすましなどの不正注文をリアルタイムで検知。

    ※「資料請求」の順位は、資料請求数にもとづくITトレンドの資料請求ランキング(2026年10月19日更新)です。
    ※「製品の特徴」は、ITトレンドの製品ページの掲載内容をもとにまとめています。
    ※「情報のみ掲載」の製品は、ITトレンドから資料請求できません。

    ▼最新の人気ランキングもあわせて確認
    いま資料請求が集まっているIDS・IPSは、月間ランキングで確認できます。

    [分析]2026年のIDS・IPS市場の3つの傾向

    ここでは、ITトレンドに掲載されている17製品の製品ページと資料請求ランキングから、市場の傾向を整理します。

    1.ネットワークの侵入検知・防御が中心、処理性能を競う

    掲載17製品のうち9製品は、ネットワークへの侵入を検知・防御する製品です。SecureSoft Sniper IPSやTippingPointのように、通信を遅らせずに守る処理性能を打ち出す製品が目立ちます。EdgeIPSのように、産業用ネットワークに絞った製品もあります。

    2.端末の保護や取引の不正検知など、周辺の製品も並ぶ

    残る8製品は、ネットワーク以外の面から不正を防ぐ製品などです。内訳は、端末を守る製品が3製品、取引や注文の不正を検知するサービスが3製品、対策の整備や運用を支援するサービスが2製品です。守る対象が、通信から端末や取引にまで広がっていることがうかがえます。

    3.資料請求できるのは2製品、レビューは1製品に集中

    ITトレンドから資料請求できるのは、ビジネスセキュリティ(VSR)とSCS評価制度対応コンサルティングの2製品です。提供企業は15社で、セキュアソフトとトレンドマイクロは2製品ずつ掲載しています。レビューは17製品で計11件にとどまり、うち9件はVSRです。製品ページの内容から、候補を広く見比べる段階といえそうです。

    どれを選ぶべき?目的別のおすすめ

    ■ネットワークの入り口で侵入を検知・防御したい企業
    TippingPoint / SecureSoft Sniper IPS / McAfeeNetworkSecurityPlatform
    ■機器の運用や対策の整備まで外部に任せたい企業
    ビジネスセキュリティ(VSR) / SCS評価制度対応コンサルティング / Total Security Function Service
    ■ECなどでの取引・注文の不正を防ぎたい企業
    Forter / 不正対策.com

    同じカテゴリでも、通信を守る製品、運用や対策を支援するサービス、取引の不正を防ぐ製品と、守る対象は大きく違います。何を不正から守りたいのかを先に決めておくと比べやすくなります。

    掲載製品をどう活かす?比較するときの注意点

    • ●情報のみ掲載の製品はITトレンドから資料請求できないため、各社に直接問い合わせる必要がある
    • ●レビューは11件で、そのうち9件が1製品に集まっている
    • ●守る対象が通信・端末・取引と製品ごとに違うため、同じIDS・IPSとして単純に比べない

    掲載製品の顔ぶれは、どんな種類の製品があるかを知る手がかりとして役立ちます。最終的には、守りたい対象や通信量、自社の運用体制に合うかを軸に比較することが大切です。

    自社に合うIDS・IPSを比較検討しよう

    この記事では、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、IDS・IPSの市場の様子を紹介しました。気になる製品は資料請求して一覧で比較し、自社の環境に合うかを確かめてみてください。

    以下の記事では、IDS・IPS製品を比較し、機能やメリットも紹介しています。あわせてご覧ください。

    関連記事 【2026年版】IDS・IPS製品比較10選!機能やメリットも解説
    \ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)の市場規模・動向【2026年版】」というテーマについて解説しています。不正侵入検知・防御システム(IDS・IPS)の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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