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IP電話と光電話の共通点・違いとは?メリットとデメリットも解説!

2024年06月10日 最終更新

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IP電話と光電話の共通点・違いとは?メリットとデメリットも解説!

業務・コストの両面において最適な通信インフラ選びは企業にとって大切です。IP電話や光電話の導入を検討しているが両者の違いや共通点がわからない。それぞれのメリット・デメリットを知りたい方も多いでしょう。

この記事では、IP電話・光電話の共通点や違い、そしてメリット・デメリットを解説します。導入時の参考にしてください。


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IP電話と光電話の共通点・違いは?

IP電話や光電話にはどのような共通点・違いがあるのでしょうか。それぞれの特徴を見ていきましょう。

インターネット回線を利用した仕組みは同じ

IP電話・光電話は、どちらもインターネット回線を利用して音声データを送信します。送信する際、音声データの信号形態が異なるのが特徴です。

IP電話は、音声データを「パケット」と呼ばれるデータ単位に分けて通信します。光電話は「光ファイバー」と呼ばれる専用のインターネット回線を利用して音声・データ通信を行う仕組みです。従来の固定電話は回線上で音声データを電気信号に変換してやり取りします。

回線の提供者が異なる

光電話は、光ファイバーを所有している回線事業者が提供します。

光ファイバーは、ガラス素材のケーブルです。ケーブル内においてデータは「光信号」でやり取りされます。そして、一旦電気信号を光信号に変換した後、光ファイバーへ送信。その後、「ONU」と呼ばれる変換装置を介して再び電気信号に変換されます。その後、コンピュータへデータを送信します。

一方、IP電話はプロバイダが提供する回線です。

IP電話は「ADSL回線」という電話回線を利用し、「IPパケット」と呼ばれる信号で通信します。ADSL回線は「非対称デジタル加入者線」と呼ばれています。インターネットの上り(送信)と下り(受信)の速度を向上させた回線です。

付与される電話番号が異なる

光電話は、従来の電話同様、市外局番から始まる番号が付与されます。また、現在の電話番号をそのまま利用することも可能です。しかし、引っ越しなどによって設置エリアが変わる場合、番号が移行できないケースもあります。

番号移行が可能かどうか、事前に事業者へ確認するようにしましょう。

IP電話は、「050」から始まる番号が付与されます。こちらを利用する場合、「IP電話対応機器」を別途用意しなければいけません。また「110」や「119」といった緊急番号や、「0120」などのフリーダイヤルへ発信できません。光電話はそれらの番号へ発信できます。

IP電話・光電話のメリットとデメリットは?

IP電話・光電話のメリット・デメリットをご紹介します。

通話料金が格安

基本料金も含め、固定電話と比較するとIP電話・光電話は通話料金が格安です。基地局を経由する固定電話は、遠方になるほど通話料金が高くなります。たとえば、100km以上離れた場所に電話する場合の通話料は3分80円です。

しかし、IP電話・光電話は、固定電話への通話料金が全国一律3分8円(税抜)。固定電話よりも割安なサービスが提供されています。さらに、光電話は無料通話はありませんが、IP電話は提携プロバイダ同士の場合、通話料が無料です。

またIP電話・光電話の場合、提携プロバイダ間の無料通話サービスを提供しています。光電話は、無料通話サービスを提供していない事業者もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。

既存の電話機を使用できる

IP電話の場合、IP電話対応機器を購入するか、事業者からレンタルすることで既存の電話機を利用可能です。また、FAXの場合、国際規格である「G3FAX」であれば、そのまま継続して利用できます。

光電話の場合も、専用機器を購入、もしくはレンタルすることで既存の電話機を利用可能です。アナログ回線対応であれば利用できますが、ISDN対応や交換機能搭載の電話機だと固定電話からの移行が不可能なケースもあります。そのため、事前の確認が必要です。

停電したときは使えない

回線につなぐだけで通話可能な電話機の場合、基地局が停止したり電話回線が切断しない限りは停電でも利用できます。

しかしIP電話・光電話の場合、専用装置を電源に設置しないと利用できません。そのため、停電時の電話は不可能です。モバイルバッテリーを販売している事業者もあるため、緊急時に備えて購入しておくと安心です。

企業などでIP電話・光電話の導入を検討している場合、緊急時に備え固定回線も確保することをおすすめします。

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IP電話と光電話の併用は可能か?

IP電話と光電話を併用することで、それぞれのメリット・デメリットを補うことができます。

取引先の多くがIP電話を利用している場合、IP電話の併用で通話料金が無料になるため通話コストの削減が可能です。その場合、IP電話への切り替えを自動で行います。

また光電話はIP電話よりも通話が安定しており、高い通話品質を確保できます。さらに、緊急電話への発信が可能です。自社の環境を考慮し、双方の特長を理解した上で最適な通信インフラを整備しましょう。

IP電話・光電話の特徴を押さえ、環境に適した回線の契約を

IP電話・光電話はインターネット回線を利用して提供されます。違いは以下のとおりです。

【IP電話】
  • ■プロバイダが回線を提供
  • ■「050」で始まる番号の付与
【光電話】
  • ■光回線の事業者が提供
  • ■市外局番から始まる番号の付与

IP電話・光電話は固定電話と比べて通話料金がお得です。また、専用機器の設置で既存の電話機を使用可能です。さらに両者のサービスは併用もできます。以上を踏まえ最適な回線の導入を検討しましょう。

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IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「IP電話と光電話の共通点・違いとは?メリットとデメリットも解説!」というテーマについて解説しています。法人向けIP電話の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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