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アクセス解析の活用ポイント!サイト改善するための手法とは?

アクセス解析の活用ポイント!サイト改善するための手法とは?

Webサイトから集客を行うことができれば、こちらから営業しなくても顧客を獲得することができます。しかし、「サイトからの問い合わせ数が少ない」といった悩みを抱えている担当者も多いのではないでしょうか。

ある程度アクセスがあるのにコンバージョンが低い場合、サイトに何らかの問題があるケースが考えられます。この記事では、それを解決するために活用すべきアクセス解析のポイントについて解説します。

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目次

    アクセス解析をフル活用するポイント

    アクセス解析をフル活用することで、サイトの改善点が見えてきます。まずは、アクセス解析をどのように活用すべきかについて見ていきましょう。

    KPIを設計・継続的にPDCAを回す

    アクセス解析を行うと、自サイトに関する数値データを目にすることになります。それらを目で見て終わるのではなく、数字の裏にどのような問題が潜んでいるかを明らかにすることが大切です。

    もちろん、一度の検証で正しいサイト設計ができるとは限りません。アクセス解析を頼りに自サイトを改善するためには、継続的にPDCA(※参照)サイクルを回し続けることが大切です。

    また、闇雲にPDCAを回すことを避けるために、最初にKGI(※参照)およびKPI(※参照)を設定するのも手です。到達点を明確にしておかないと、PDCAによって解決すべき点があやふやになってしまう恐れがあります。

    ■PDCA
    Plan、Do、Check、Actionの略。仮説を立てて実行し、そのフィードバックから課題を見つけプロセスを改善する手法
    ■KGI
    Key Goal Indicatorの略。事業の最終目標を明確に数値化したもの
    ■KPI
    Key Performance Indicatorの略。KGIに行き着くために設定した各プロセスの達成度合いを数値化したもの

    ユーザーの行動プロセスを分析する

    アクセス解析を活用すれば、自サイトを訪れたユーザーの行動プロセスを分析することができます。たとえば、下記のような仮説が立てられるでしょう。

    • ■ユーザー数やPV数が少ない場合 → SEOや広告宣伝がうまく機能していない
    • ■直帰率が高い場合 → ユーザーニーズを満たせていない
    • ■特定のページの離脱率が高い場合 → ユーザーを逃しやすい作りになってしまっている

    もちろん、サイトやページの種類によってはPV数や直帰率が芳しくなくとも問題ないケースもあります。大切なのは、自サイトを訪れたユーザーの行動プロセスが意図したものに近いかどうかです。

    もしユーザーが意図した行動をとっていない場合、Webサイトに何らかの問題があることになるでしょう。

    アクセス解析の活用事例

    ここでは、実際にアクセス解析で成果を挙げた活用事例をご紹介します。「アクセス解析をどのように行えばいいのか」という問いに対するヒントになるのではないでしょうか。

    新規顧客がほしい場合

    コンバージョンに至らないユーザーに共通する特性をアクセス解析から探り、時期をずらせば顧客となることを予測しました。適切なタイミングでアプローチできるように、広告を打ち出す時期や広告内容を修正。

    結果、コンバージョンが増え、新規顧客の獲得に繋がりました。

    リピーターを増やしたい場合

    アクセス解析で新規ユーザーとリピーターを見分け、リピーターの行動を分析しました。多くのリピーターが同じページを見て、コンバージョンに至っていました。ただ、新規ユーザーの目に留まりやすい所にそのページがなかったため、リンク配置を変更。

    結果、コンバージョン率の向上およびリピーターの獲得に成功しました。

    アクセス解析の手順

    アクセス解析は、一般的に下記のような手順で行います。それぞれのプロセスを詳しく見ていきましょう。

    基準点を認識する

    アクセス解析の経験が浅い場合は数値データの良し悪しが判断できません。

    それを防ぐために過去の履歴を参照して、ある程度の平均値を把握しておくことをおすすめします。それを参考に数値データを確認すれば、「今週は良かった」「今月は悪かった」といった判断が可能です。

    また、サイトが現在どのようなトレンドを形成しているかも併せて確認しておきましょう。上昇傾向にあるのか、また下降傾向にあるのかを掴むことが大事です。

    加えて、月別の動向も把握することができれば、よりアクセス解析への理解を深められます。

    利用者の動線を捉える

    自サイトを訪れたユーザーは一定の行動プロセスを経て離脱していきます。その動線を捉え、ユーザーにこちらの意図した行動をとってもらえるようなサイトづくりを行いましょう。

    アクセス解析を行えば、ユーザーがどのような形でサイト内を回遊したかが分かります。どこからやってきて、どのページを閲覧し、どのページを最後に離脱したかを掴むことができます。

    その動線がこちらの意図通りであれば問題ないのですが、そうでない場合は改善が必要ということになります。

    アクセス数などデータを確認する

    次にアクセス数、直帰率や離脱率、滞在時間などの指標もチェックしておきましょう。これらは、ユーザーがどれだけサイトを見ているのかを計測できる数値です。

    この数値が芳しくない場合、サイトを訪れるユーザーのニーズを満たせていない可能性があります。また、アクセス数が多いか少ないかも大切ですが、併せて「どこからのアクセスが多いか」にも注目する必要があるでしょう。

    単純に考えると、サイトを訪れるユーザーが多ければ多いほどコンバージョン数の向上が見込めます。そうでなくとも自社ブランドの周知という効果もあるため、アクセスが見込める経路を掴んでおくことが大事です。

    問題点・改善策を考える

    データを確認し終わったら、それを元にサイトの問題点や改善点を考えます。まずは、サイトの内容がメインユーザーのニーズに合ったものになっているかを確認しましょう。

    Webサイトはユーザーの問題を解決できる作りになっていることが大事です。自サイトのメインユーザーの特性をしっかりと把握し、サイトの課題を見つけましょう。

    次に、各ページのコンバージョンを確認します。もし下記のようなページが見受けられた場合、改善を行いましょう。

    • ■あまり見られていないがコンバージョン率の高いページ
    • ■よく見られているがコンバージョン率の低いページ

    改善を行う際は、なるべく効果の出そうなページから着手することがポイントです。コンバージョン率の高いページにアクセスを集められれば、コンバージョン数の向上が見込めます。また、PVの多いページはコンバージョンにつながる施策が有効でしょう。

    行動分析サービスや自動ツールを利用する

    アクセス解析ツールを使うためには、各ページにトラッキングコードを貼り付けなければなりません。加えて、結果が出るまでに時間を要するため、サイトの改善が急務な場合は行動分析ツールを活用する手もあります。

    また、「アクセス解析が面倒」という場合は自動ツールの導入も検討してはいかがでしょうか。

    アクセス解析を行うためには、数値データを定期的に確認し、問題点と改善点を考える必要があります。しかし、自動ツールを導入することでその手間を省け、実際の対処にリソースを割くことができます。

    アクセス解析を有効活用しましょう!

    アクセス解析をうまく活用できれば、サイトの問題点を抽出することができます。その仮説に沿ってサイトを改善しPDCAサイクルを回し続ければ、コンバージョンの向上が期待できるでしょう。

    サイトの改善は、場合によって長い時間を要することもあります。アクセス解析を行い、ユーザーの動線を見据え、彼らを適切に誘導することのできるサイトづくりを目指しましょう。

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