アクセス解析ツールの比較表
まずは、ITトレンド編集部のおすすめツールを比較表にまとめました。基本機能を比較してみましょう。
おすすめの有料アクセス解析ツール
有料のおすすめアクセス解析ツールの特徴を詳しく紹介します。
List Finder
株式会社Innovation X Solutions 《List Finder》のPOINT
- Webサイトにアクセスした企業と個人名がわかります!
- 業種・規模に合わせた手厚いサポート!
- 【無料トライアルあり】20日間お試しできます!
株式会社Innovation X Solutionsの「List Finder」は、1,500社以上で導入された実績があるアクセス解析ツールです。事前に企業名と顧客名を登録しておけば、その企業や顧客が自社サイトに訪問すると管理画面に履歴が残ります。時系列や閲覧数順で企業名を表示したり、顧客のステータスや営業担当者を設定したりすることが可能です。トライアルで20日間お試しできますので利用してみましょう。
《Google アナリティクス》のPOINT
- 無料でほとんどの機能が使える!コストをかけずに導入可能
- 欲しい情報を一目で確認!データや分析結果が明瞭に可視化
- 有料版なら高度な分析機能も!見込み度の高い顧客を逃さない
グーグル合同会社「Google アナリティクス」は、無料版もありますが有料版の「Google アナリティクス360」だと、より高度なアクセス分析が可能になります。Salesforceとの連携も可能です。また、レポート機能が豊富で、さまざまな視点からユーザー行動を分析できます。メールや電話でのサポートも受けられるので安心して利用できるでしょう。
Webアクセス解析ツールをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。各製品の機能や料金プラン、提供形態を比較し、無料製品も紹介しています。
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アクセス解析ツールを比較!機能、価格の特徴や無料製品も紹介 続きを読む ≫
まだまだある!有料アクセス解析ツール
多くのベンダーからアクセス解析ツールが提供されていますが、その中でも知名度の高い有料アクセス解析ツールを紹介します。
忍者アクセス解析
忍者ツールズ株式会社が提供する「忍者アクセス解析」は、無料版と有料版があり、有料版だと広告を非表示にしてアクセス解析ができます。一人ひとりのユーザーの行動や閲覧数の多いコンテンツを解析し、リアルタイムで結果を表示します。スマホにも対応しており、アクセスログは最大4ヶ月間保存可能です。
User Insight
株式会社ユーザーローカルの「User Insight」は、ヒートマップ機能を搭載しており、ユーザーがサイトのどこを見たのかを把握できます。よくクリックされる箇所や熟読された箇所などが色付きでわかりやすく表示されます。マルチデバイス対応で、ユーザー属性解析やリアルタイム解析も可能です。
Ptengine
「Ptengine」は株式会社Ptmindが提供しており、全世界で利用されるアクセス分析ツールです。ヒートマップ機能を搭載しており、ほかにも新規訪問とリピート訪問などセグメント別にユーザー分析ができます。また、電話やチャットでのサポートやトレーニングメニューがあり、ツールを最大限に活かせるでしょう。なお、無料プランもあります。
有料アクセス解析ツールができること
最新の無料アクセス解析ツールは機能が充実しており、十分使えるという意見もありますが、有料ツールならではのメリットもあります。ここでは有料アクセス解析ツールの機能やサービスを紹介します。
ツールとの連携
解析のローデータを取得し、自社内のデータベースやBIツールと連携できるツールもあります。BIツールとは、収集したデータをグラフなどの形式に可視化し、経営に関わる意思決定を支援するシステムです。
例えば、BIツールと連携してユーザーのニーズや傾向を可視化し、マーケティング部門や営業部門などと共有することで新サービスの立案などに活用できるでしょう。また、アクセス解析結果を顧客情報データベースと連携させれば、どの顧客がサイトに訪れたのか、どんな行動経路を辿ったのかを分析することが可能になります。
アクセス解析ツールで取得した解析結果を最大限に活かすには、こうしたツール連携が重要です。
サポートの整備
有料のツールは、無料のツールに比べてサポートが充実していることが多いです。チャットや電話で疑問に応えてくれるサービスのほか、従業員へツールの使い方をレクチャーしてくれたり、測定の要件定義などの初期設定を代行してくれたり、ベンダーによってさまざまなサポートを提供しています。
無料のアクセス解析ツールにもサポートはあるものの、FAQやナレッジベースが利用できるといった限定的なケースがほとんどです。ITツールを使い慣れていない従業員が多い、エンジニアが社内に在籍していないなどの場合は、有料のサポートが大いに役立つでしょう。
複数サイトの横断分析
有料アクセス解析ツールには、複数のサイトを横断して分析する機能を持つものもあります。
複数の部署で異なるサイトを運営している場合、それぞれ別のアクセス解析ツールを用いるケースも多いでしょう。しかし、それではサイトを横断したアクセスの傾向を分析することは困難で、互いのサイトがどんな影響を与えているのかわかりません。
有料アクセス解析ツールを利用すれば、複数サイトの一元管理により、サイトの改善効果をより高めることが可能になります。全社で同じツールを使えるので、従業員が部署異動した場合にツールの操作方法を覚え直す手間も省けます。
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アクセス解析ツール選定の方法
数あるアクセス解析ツールの中からどのツールを選べばいいのか悩みどころでしょう。ここでは、有料アクセス解析ツールの選び方を解説します。
機能で選ぶ
まずはツールが持つ機能に注目しましょう。アクセス解析によって何をしたいのか目的を明確にし、必要な機能を洗い出しておくと選定がスムーズです。
基本的なアクセス解析機能だけで目的を果たせるのであれば、無料のアクセス解析ツールで問題ないでしょう。しかし、ツール連携や手厚いサポートが必要である場合は、有料アクセス解析ツールをおすすめします。
また、無料ツールでは、解析できるデータ量に制限があるケースが多く、サイトのPV数が多い大規模なサイトになると不十分でしょう。さらに、ログの保存期間が短いと長期的な分析ができません。ツールの対応規模やログの保存期間も考慮しましょう。
使いやすさで選ぶ
高機能であっても操作方法が難しければアクセス解析ツールを使いこなせません。レポートを出力するまでに手間がかかってしまったり、レポートに不要な情報が多く分析結果がわかりにくかったりすれば効率が悪いでしょう。ツールを選ぶ際には使いやすいかどうか、レポートは見やすいかどうかを考慮しましょう。
契約前にデモ画面の操作や、一定期間の無料トライアルが利用できるツールもあります。従業員にデモ画面やトライアルを体験してもらい、最も評価の高かったものを選ぶといいでしょう。
料金で選ぶ
有料アクセス解析ツールを導入する際は、料金も重視しましょう。高機能なツールは料金も高くなりがちです。費用対効果が悪いツールは導入する意味がありません。サイト改善の効果などを元に予算を立て、予算内で必要な機能を持つツールを選びましょう。
どうしても予算に合うツールがない場合は、必要な機能に優先順位を付けて最低限の機能のみ実現するといった調整も大切です。初期導入コストだけでなく毎月の運用にかかるコストもしっかりチェックしておきましょう。
利用環境に応じて有料アクセス解析ツールを導入しよう
有料アクセス解析ツールは、無料ツールにはない利点があります。ツール連携、サイトを横断した解析機能、充実したサポートが魅力です。
有料アクセス解析ツールを導入する際は、ツールの機能や使いやすさ、料金が自社の要件に合っているかをチェックしましょう。
無料ツールを使っていて満足した結果が得られていない方は、有料アクセスツールの導入も検討してみてはいかがでしょうか。