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アクセス解析における直帰率・離脱率の違いは?改善方法も解説!

アクセス解析における直帰率・離脱率の違いは?改善方法も解説!

アクセス解析を行う際に避けて通れない指標が「直帰率」と「離脱率」です。しかし、直帰率と離脱率の違いが分からないという人も多いのではないでしょうか。 両者を混同してしまうと、正しいアクセス解析やサイトの改善に支障が生じてしまいます。この記事では、直帰率と離脱率の違い、そして直帰率と離脱率の改善方法について解説します。

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直帰率・離脱率とは

アクセス解析を行う際に重要な指標となる「直帰率」と「離脱率」。直帰率や離脱率は、一体どのような意味なのでしょうか。

直帰率:全セッションに対して直帰した割合

アクセス解析における直帰率とは、全てのセッション数に対して直帰した割合です。セッション数は平たくいうとサイトが訪問された数であり、直帰とは1ページのみ閲覧して外部に遷移することです。

直帰率は下記の式で求めることができます。

■直帰率(%)=直帰したセッションの数/セッション数?100

【例】
セッション数100のうち、直帰したセッション数が20の場合
20/100?100=20(直帰率20%)

離脱率:全ページビューに対して離脱した割合

アクセス解析における離脱率は、全てのページビュー数に対して離脱した割合です。ページビューとはページが閲覧された回数であり、離脱とはユーザーが外部に遷移することを指します。

離脱率は、下記の式で求めることができます。

■離脱率=離脱回数/ページビュー数?100

【例】
サイトのページビュー数が100、離脱回数が10の場合
10/100?100=10(離脱率10%)

直帰率と離脱率の違いは「算出のベース」

直帰率と離脱率の違いは、ベースとなる指標です。直帰率の場合はセッション数、離脱率の場合はページビュー数がベースとして用いられます。

両者は一見似ている指標のように見えますが、実のところは大きな違いがあります。

直帰率・離脱率の目安はサイトによって異なる

アクセス解析において直帰率と離脱率はどの程度であれば問題ないのでしょうか。両者の目安は、一般的に下記の通りと言われています。

  • ■直帰率:40%程度
  • ■離脱率:50%程度

しかし、直帰率や離脱率の目安はサイトの種類や業種によって大きく異なります。たとえば、高級商材を扱うサイトの直帰率が70%を超えていたり、飲食宅配系サイトの離脱率が10%を切っている例もあります。

直帰率や離脱率が低いから一概に好ましいわけではなく、サイトの種類や特徴を見て改善を重ねることが大事です。その上で問題となる数字が発見された場合は、改善の余地があると言えます。

直帰率・離脱率と関連がある指標

次に、アクセス解析を行う際に直帰率・離脱率と関連がある指標についてご紹介します。あまり耳慣れない言葉かもしれませんが、この機会に学んでおきましょう。

加重直帰率

アクセス解析における加重直帰率とは、同じような直帰率を示すページにおける改善優先度を示した指標です。

たとえば、共に50%という直帰率を示している下記のようなページがあった場合を想定してみましょう。

  • ■ページA:全体セッション数100/直帰セッション数50
  • ■ページB:全体セッション数1000/直帰セッション数500

ページBを優先的に改善すべきというのが加重直帰率の考え方です。

直帰率は同じでも、前者に手を加えるより後者を改善した方が、よりよいパフォーマンスに繋がるのではないでしょうか。

Google Analyticsで加重直帰率を確認するには、直帰率を「加重」で並び替えましょう。上に表示されるものほど、優先的に改善した方がよいページということになります。

回遊離脱率

アクセス解析における回遊離脱率とは、直帰はしなかったもののフォームに到達しなかったセッションの割合です。

回遊離脱率は、下記の式で求めることができます。

■回遊離脱率=100-(フォーム到達数/(セッション数-直帰数))

離脱率はページビュー数をベースとした指標ですが、回遊離脱率はセッション数をベースとして考えます。

離脱改善指標

アクセス解析における離脱改善指標は、加重直帰率と同様、改善すべきページの優先度を示した指標です。

離脱改善指標は下記の式で求められます。

■離脱改善指標=(離脱数-直帰数)^2/ページビュー数

ランディングページなどは構造上直帰率が高くなってしまうため、直帰数を差し引くことであらかじめ離脱改善指標から除外します。そして残った離脱数を2乗することで強調し、離脱率を目安とした要改善ページを抽出しやすくしています。

直帰率・離脱率を改善する方法

直帰率や離脱率が高いことが一概に悪いとは言えませんが、改善すべき目安にはなります。では、どのように直帰率や離脱率を改善すればよいのでしょうか。

デザインおよびコンテンツの強化

直帰率や離脱率が高いということは、すなわちユーザーのニーズや期待を満たせてないことになります。その原因はデザイン面の不便さかもしれませんし、コンテンツ面の不十分さかもしれません。

直帰率や離脱率を下げたい場合、まずはその二点に主眼をおいて着手することをおすすめします。ユーザーにとって見やすく、かつ有益な情報が載っているサイトは自ずと直帰率・離脱率が低くなるでしょう。

併せて、ユーザーの満足度が高いサイトはSEO的にも有利になると言われています。流入も多く、直帰率・離脱率の低いサイトからは相応のコンバージョン(※)が見込めるでしょう。

※コンバージョン:サイトの最終目的となるアクション(問い合わせ、見積もり、成約など)をユーザーが行うこと

内部リンクの設置

適切な内部リンクはユーザーの直帰・離脱を防ぎます。記事内に関連するページへのリンクを貼り、ユーザーの回遊を促しましょう。

ユーザーは通常、自分が求める情報を得たらサイト離脱します。そのため、1ページで満足したら直帰し、結果直帰率が上がります。

それ自体が悪いこととは限りません。しかし、たとえば記事の途中に関連情報を載せるなどの工夫を行えば通常よりクリックしてもらえる確率が高まるでしょう。

その際に大事なのは、リンクを貼りすぎないことです。ユーザーは、通常そこに書かれている内容を読みたくてページを閲覧します。しかし、読んではリンク、読んではリンクという構造だと読み進めるのが苦痛になり、逆に直帰率や離脱率が上がってしまう可能性があります。

それだと本末転倒になってしまうため、内部リンクは適切な数におさめておきましょう。また、記事内だけでなくサイドバーに人気記事を表示するなどの工夫も有効です。

直帰率・離脱率を理解してサイトを改善しましょう

意図していないのに直帰率や離脱率が高い場合、改善した方がサイトパフォーマンスの向上に繋がりやすいです。

直帰率や離脱率、およびそれにまつわる指標についてしっかりと学び、サイトの改善に着手しましょう。もちろん、すぐに結果の出ることばかりではないため、粘り強く取り組むことが大事です。

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IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「アクセス解析における直帰率・離脱率の違いは?改善方法も解説!」というテーマについて解説しています。アクセス解析ツールの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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