海外のアクセス解析ツール7選(2月13日時点)
海外のアクセス解析ツールを7製品紹介します。
etracker (etracker GmbH)
- Cookieレス・同意不要のアクセス解析に対応
- Web・アプリの行動データを可視化する分析機能。
- タグ管理やサーバーサイド計測を一体で提供。
clicktale (株式会社ギャプライズ)
- Web・モバイル・フルスタックなど全デジタルチャネルに対応。
- 独自のStatsEngineで迅速かつ正確な結果を提供
- ビジュアルエディタでノーコード、数分でテスト実行可能。
Clicky (Roxr Software Ltd)
- リアルタイムで訪問者の行動を可視化
- ヒートマップや経路分析など詳細な分析機能を搭載
- サイトの稼働状況や訪問データを継続的に監視。
Matomo (InnoCraft Limited)
- 自社でデータの所有権を管理可能な解析基盤
- GDPR等のプライバシー規制に対応可能
- オープンソースで柔軟な拡張が可能な分析機能
Statcounter (Statcounter Limited)
- 訪問者の行動や流入経路をリアルタイムに可視化
- ダッシュボードでトラフィックや人気ページを分析可能
- 訪問者の詳細データや経路を追跡し、改善に活用。
Woopra (Woopra, Inc.)
- 顧客行動を統合しジャーニー全体を可視化。
- ユーザー情報をリアルタイムで自動生成
- 複数ツールと連携し、分析結果をアクションに活用。
Jawstats
無料のオープンソースAWStatsと連携して作動するフリーアクセス解析ツールです。低いコストでアクセス解析を行いたい人におすすめします。
- ■オープンソースソフトのAWStatsの利便性を高めるソフト
- ■インストールが簡単
- ■使いやすいインターフェース
- ■多言語対応
- ■価格:完全無料
国内のアクセス解析ツールとの違い
国内と海外のアクセス解析ツールには、どのような違いがあるのでしょうか。
特化機能が違う
国内と海外のアクセス解析ツールでは、特化している機能が異なります。
【国内ツール】
- ■画面がシンプルで見やすい
- ■日本の商習慣に則した機能が多い
アクセス解析ツールでは無料のGoogle Analyticsが有名ですが、複雑で使いにくいという意見も多くあります。その問題を解消するために、国内のアクセス解析ツールは分かりやすさを重視したものが多いようです。
また、商習慣によりサイトの構造やアクセス解析ツールに必要な機能は異なります。国内のツールは日本の状況に即しているため、適用しやすいのが魅力です。
【海外ツール】
- ■リアルタイムレポートが標準
- ■周辺機能と統合
リアルタイムなレポートや、ほかのシステムとのシームレスな連携に優れたものなど、高機能な製品が多い傾向にあります。
料金が違う
海外のアクセス解析ツールのほうが安価な傾向にあります。日本円に換算してどのくらいの価格になるかは時価ですが、国内製品より安く導入できることが少なくありません。例として、海外と国内のツールの月額費用を比較しましょう。
【海外】
- ■Matomo:9USD~
- ■etracker:19ユーロ~
- ■statcounter:7ユーロ~
【国内】
- ■Visionalist:50,000円~
- ■WebAntenna:20,000円~
海外のアクセス解析ツールも視野に入れて検討することで、コストを抑えられる可能性があります。
海外からのアクセスを解析する方法
海外からのアクセスを解析するには、どうすればよいのでしょうか。
Google Analyticsで解析する
Google Analyticsでは訪問者の地域を調べられます。以下の手順により、地図上で確認できます。
- 1.グローバルナビゲーションの「レポート」をクリック
- 2.画面左メニューの「ユーザー」をクリック
- 3.「ユーザー」の下に開かれるメニューから「地域」をクリック
- 4.さらに下に表示される「地域」をクリック
アクセス数の多寡が地図上の色の濃淡で示されます。地図の下には、一覧で国や地域別のデータが表示されます。
SimilarWebで解析する
Google Analyticsのほかに、SimilarWebというツールを利用して海外からのアクセスを調べることも可能です。
トップページの「Disconer any Website or App」と書いてある部分に、訪問者を調べたいサイトのURLを入力するだけでデータが表示されます。Google Analyticsと同じように世界地図が表示され、視覚的に訪問者の多寡を確認できます。
無料版のSimilarWebでも簡単なデータは調べられますが、期間別など詳細なデータを閲覧したい場合は有料版にアップグレードしましょう。
海外からのアクセスが多い時の注意点
海外からのアクセスが多い場合には注意すべきことがあります。
リファラスパムの可能性がある
海外からのアクセスが異常に多い場合は、リファラスパムの疑いがあります。0リファラとは、ほかのサイトに設置されたリンクを経由して自分のサイトに訪問者が来た場合の、リンク元のページのことです。
リファラスパムとは、スパム目的でリンクを設置し、そこからサイトに訪問することです。リファラによるアクセスが急増した場合はリファラスパムである可能性があります。
その目的は、サイト管理者を悪質なページに招くことだと考えられます。サイト管理者がアクセス解析で大量のリファラを目にし、興味を持ってリンク元を訪問しようとする心理を利用します。ウイルス感染のリスクがあるため要注意です。
また、リファラスパムを放置すると、アクセス数をはじめ重要な数値に狂いが出て、正しいアクセス解析ができない可能性があります。
不自然なアクセスがあれば要注意
リファラによる流入に、以下のような特徴があれば要注意です。
- ■直帰率が高すぎる、あるいは低すぎる
- ■滞在時間がほぼ0
- ■回遊していない(1セッションに対するPVがほぼ1)
- ■訪問元が海外サイト
Google Analyticsでは「ユーザー」内の「ISO 国コード」から訪問元の国を確認できます。不自然なリファラの訪問元URLは不用意にクリックしないようにしましょう。
フィルタを設定して対策すべき
リファラスパムと思われる訪問元サイトがある場合は、フィルタをかけて対策できます。Google Analyticsでは、「アナリティクス設定」から「すべてのフィルタ」、「フィルタを追加」をクリックし、対象のURLを排除できます。
また、このフィルタ機能を用いて海外からのアクセスをすべて排除することも可能です。以下の手順でフィルタを設定できます。
- 1.「フィルタの追加」をクリック
- 2.「フィルタの種類」で「カスタム」と「一致」を選択
- 3.「フィルタフィールド」から「国」を選択
- 4.「フィルタパターン」は「Japan」と入力
- 5.「保存をクリック」
リファラスパム元の国が複数ある場合は、上記の方法でまとめて対策可能です。
海外アクセスツールの導入で解析能力アップ!
海外のアクセス解析ツール製品や国内ツールとの違い、海外からのアクセスを解析する方法について解説しました。
海外のアクセス解析ツールはコストが低く、高機能な傾向にあります。ただし、使いやすさは国内ツールに軍配が上がります。海外からのアクセス解析はGoogle Analyticsでも可能です。不自然な訪問元には注意しましょう。
ぜひ、自社のサイト運営に役立ててください。


