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アクセス解析におけるヒット数とは?PV・UUとの違いも解説!

アクセス解析におけるヒット数とは?PV・UUとの違いも解説!

アクセス解析を行う際には多くの指標を目にします。「ユーザー数」や「ページビュー」などが有名ですが、その中の1つに「ヒット数」があります。名前は耳にしたことがあるものの、詳しい意味を知っている人は少ないかもしれません。

この記事では、アクセス解析におけるヒット数について解説します。併せて、関連用語やGoogleアナリティクスでのヒット数の扱いもご紹介します。

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目次

    アクセス解析におけるヒット数とは

    アクセス解析における「ヒット数」とは、どのような意味なのでしょうか。まずはヒット数について詳しく見ていきましょう。

    ページのデータがリクエストされた数

    アクセス解析におけるヒット数とは、ページのデータがリクエストされた回数です。

    Webサイトは通常、画像やHTML、CSSといった複数のファイルで構成されています。そのため、1つのページを開くには全てのファイルをサーバにリクエストしなければなりません。そのアクセスログを合計した数がヒット数です。

    たとえば、下記のようなページの場合、ヒット数は合計で5になります。

    • ■HTMLファイル:1つ
    • ■CSSファイル:1つ
    • ■画像:3つ

    ヒット数でサイトの人気を計測するのは困難

    ヒット数からサイトの人気を計測するのは困難です。現在、アクセス解析を行う際にヒット数を用いるケースは少なく、あまり重要ではない指標と言えるでしょう。

    当然ながら、画像が多いサイトはアクセスが集中するとその分ヒット数も増えます。アクセス数を計測するのにヒット数を基準にしていると、「ヒット数を増やすためにはファイル数を増やせばよい」という結論になってしまいます。

    それでは意味がないため、アクセス数の改善に着手する場合、ヒット数を基準にしないようにしましょう。ただ、ヒット数からサイトの負荷を探ることは可能です。

    ヒット数によってはサーバが処理しきれないケースもあるため、サーバの処理能力内におさめましょう。

    アクセス解析の関連用語

    次に、ヒット数以外のアクセス解析の関連用語をご紹介します。いずれもアクセス解析における重要な指標になるため、意味をしっかりと覚えておきましょう。

    ページビュー:ユーザーがページを見た回数を示す

    ページビューはユーザーがページを閲覧した回数です。ページビューが多ければ多いほどそのページはよく見られていて、少なければあまり閲覧されていないことになります。ページビューは同一ユーザーによるアクセスを重複してカウントします。

    ユーザー数:訪問者の数を示す

    ユーザー数はサイトやページを訪れた人の数です。ユニークユーザー数(UU)とも呼ばれ、同一ユーザーによる複数アクセスはカウントしません。

    ただ、アクセス解析は端末のCookie(※)やIPアドレスを元に訪問者を判別しています。そのため、同一ユーザーでも端末を変えたら異なるユーザーとして見なされます。

    ※Cookie:端末に一時的に保存される識別データのこと
    ※IPアドレス:ネットワーク機器に個別に割り当てられるナンバーのこと

    セッション数:ユーザーの訪問回数を示す

    セッション数はユーザーがサイトやページを訪問した回数です。セッション数には明確な区切りがあるという点でユーザー数とは異なります。

    たとえば、下記のような状態になったらセッションが変わり、また新たにカウントされます。

    • ■日付が変わった
    • ■最後にアクセスしてから一定時間が経過した
    • ■サイトへの経路が変わった

    すなわち、セッション数はユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでの一連の流れを1カウントと計測する指標です。

    Googleアナリティクスにおけるヒット数とは

    アクセス解析を行う際に強い味方となるGoogleアナリティクス。Googleアナリティクスにおけるヒット数は、どのような扱いになるのでしょうか。

    イベント、トランザクションが含まれる

    Googleアナリティクスのヒット数には、イベントやトランザクションも含まれます。

    イベントとは、動画の読み込みやガジェット、その他埋め込み要素などのことです。そして、トランザクションとは決済のことであり、サイトからユーザーが何かを購入した数です。

    これらが含まれるため、Googleアナリティクスは他のツールに比べるとヒット数が多くなるかもしれません。Googleアナリティクスを利用する際は、その点を念頭においてヒット数を計測しましょう。

    ヒットが一定数を超えると利用制限あり

    Googleアナリティクスでは、ヒット数が一定数を超えると利用制限が設けられます。利用規約には一ヶ月に許容されるヒット数が記載されているため確認しておきましょう。

    それを超えたヒット数の処理は保証されず、上限を超えると警告メッセージが表示されます。そうなるとレポートにアクセスできなくなる可能性もあるため、自サイトのヒット数には注意しておきましょう。

    もし規約以上のヒット数を処理したい場合は、Googleアナリティクス360にアップグレードするのもおすすめです。有料ですが、無料版と比較すると追加機能を多く活用できます。

    もちろん、「アクセス解析にお金を使いたくない」という場合は、ヒット数をコントロールするのも1つの方法です。ヒット数を減らすためにはサイトのファイル数を減らせばよいのですが、その際はサイトの質が落ちないよう注意しましょう。

    まとめ:ヒット数など指標を分析し、サイトを最適化しましょう

    ヒット数とは、「画像やCSSファイルなどを含む全てのファイルへのリクエストの合計」です。アクセス解析にはあまり重要とはいえない指標ですが、画像の多いサイトを運営している場合は注視する必要があります。

    画像が多ければ必然的にヒット数も多くなりますが、サーバにはヒット数を処理できる制限があります。また、Googleアナリティクスではヒット数の上限を設けているため、なるべくサイトを最適化しておきましょう。

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