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アクセス解析におけるCVとは?分析・改善法をわかりやすく解説

アクセス解析におけるCVとは?分析・改善法をわかりやすく解説

アクセス解析で最も重要な要素である「CV」。このCVはWebサイトの運営において重要な数値ですが、理解していない人は意外と多いです。CVを理解していないとアクセス解析する意味がありません。アクセス解析ではこのCVを分析し、サイトを改善することが必要です。

この記事では、アクセス解析において重要な「CV」について紹介していきます。

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アクセス解析におけるCV(コンバージョン)とは

CVは「Conversion」の略で、WebサイトはこのCVを上げることを目的にしています。では、具体的にCVとはどのようなものなのでしょうか。ここからはアクセス解析におけるCVについて説明していきます。

CV:サイト運営者の目標が達成されること

CVの定義は「サイト運営者の目標が達成されること」です。そのためWebサイトによってCVの内容は変わります。例えば、自社製品を販売しているサイトであれば「購買」がCVになるでしょう。しかし、場合によっては「資料請求」や「会員登録」がCVになることもあります。

このCVの語源である「Conversion」は「転換する」という意味です。「サイトに費やしたコストを転換した成果」を指して使われます。

コンバージョンは2種類

コンバージョンは大きく分けて「直接コンバージョン」と「間接コンバージョン」の2種類があります。

■直接コンバージョン
ユーザーがサイトにアクセスし離脱するまでに、成果に繋がったものを指します。
■間接コンバージョン
サイトを離脱したのち、成果に繋がったものを指します。
一度Webサイトを訪問してもCVに至るまで悩んだり、ほかのサイトを見たりする人は多いでしょう。最終的にCVに至ったものが間接コンバージョンです。
ECサイトではカートに商品を入れても約7割の方がそのままサイトを離脱しています。そのため、間接コンバージョンを高める対策を行うことが必要です。

CVの関連用語

より充実したアクセス解析を行うためには、CVに関連する知識を身に付けると良いでしょう。ここからは、CVの関連用語について解説していきます。

CVR:サイト訪問者の中でCVに至った割合

CVRとは「Conversion Rate」の略です。サイトの訪問者の中でCVに至った割合を指します。このCVRが高いと、アクセス数に対してCVに至る数が多いことを意味します。そのため、利益率が高いWebサイトと判断することが可能です。

CVR=コンバージョン数÷訪問数

CVRの計算方法は非常に簡単。CV数を訪問数で割った数字になります。アクセス解析ではCVの数と訪問数を把握できるため、管理しやすいでしょう。ツールによってはCVRを自動で算出してくれるものや、クリック数に応じてCVRを表示するものもあります。

CPA:CV1件あたりのコスト

ビジネスでWebサイトを運用しているときには費用対効果が重要となります。そこで知っておきたい指標が「CPA」です。CPAとは「Cost Per Action」の略で、CV1件あたりのコストを意味します。

たとえば、CVを上げるために広告を打ち出した場合、広告費用をCVで割った数値がCPAです。このようにCPAを算出しておけば、広告費用や戦略を考えるうえで役立つでしょう。

CV・CVRの分析方法

アクセス解析で重要なのはCVやCVRをしっかり分析することです。では、どのようにしてCVやCVRを分析すれば良いのでしょうか。ここからは、CVやCVRを分析する方法について紹介していきます。

Googleアナリティクスで数値を見る

CVやCVRはアクセス解析ツールで調べることができます。最も有名であるGoogleアナリティクスを使うと良いでしょう。Googleアナリティクスで必要な設定を行えば、サイト全体のCVの値やCVRを自動で算出できます。無料で利用できるアクセス解析ツールでも、CVやCTRの確認が可能です。

数値が低い原因を探る

アクセス解析では数値を把握できるだけで、そこからCVが低い原因を自分で探ることが必要です。たとえば、訪問数は多いのにCVが低い場合、ページの構成がターゲットにフィットしていなかったり、購入への導線がわかりにくい可能性が高いです。

アクセス解析では離脱率や滞在時間もわかるため、その情報をヒントにCVやCTRが低い原因を掴みます。

CV・CVRの改善方法

アクセス解析ツールを使いCVやCVRを分析することができます。しかし、どのようにしてCVやCVRを改善すればよいのでしょうか。ここからは、CVやCVRの改善方法について解説していきます。

離脱率・直帰率を改善する

CVやCVRを改善するためには、離脱率や直帰率を下げる必要があります。この2つの数値が高いと、せっかく訪問した顧客に価値を提供できていないことを意味するためです。

まずは、Webサイトの大枠の改善や、CVに繋がるような仕組みに改善しましょう。たとえば、購入ボタンや資料請求ボタンを目立つ色に変えるだけでもCVを改善できることもあるでしょう。

サイトの離脱率や直帰率が高ければ、魅力がないサイトと判断できます。サイトのデザインをメインターゲット層に合わせたり、ページの構成を読みやすくしたりする必要があります。

たとえば、サイトのサイドバーにメニューを作ったり、記事に目次を設置したりするだけで読みやすくなるでしょう。

このようにサイト全体の離脱率や直帰率を改善することで、CVやCVRも自然と向上していくでしょう。

PDCAをスピーディーにまわす

ページを改善することは重要ですが、ページの内容を変更してもすぐに効果が現れるわけではありません。実際にアクセス解析ツールで数値の確認を定期的に行い、現状把握をするまでは簡単にできます。

しかし、課題の発見・改善に時間を要するケースや、CV・CVRの改善までに至らないケースもあります。そのため、CVが改善されるように試行錯誤を重ね、少しずつサイトを良くする必要があります。

よって、現状把握・原因の追及・改善策の考案・改善策の実施、を繰り返すことで、サイト改善ができます。このPDCAサイクル(※)を確実かつスピーディーにまわすことが、サイト改善に必要なのです。

※PDCAサイクル:「Plan」「Do」「Check」「Action」の頭文字を取った言葉。「計画」「実行」「評価」「改善」の段階を順番に繰り返していきます。このサイクルを進めることで物事を効果的に改善すことが可能です。

アクセス解析でCV・CVRを把握し、サイト改善しましょう

いかがでしたでしょうか。今回はアクセス解析におけるCVやCVRについて紹介しました。アクセス解析を行ってもCVが改善しなければ、効果は期待できません。

アクセス解析で現状を把握し、CV・CVRを改善できるように分析・行動することが大切です。アクセス解析を正しく行い、Webサイトを改善していきましょう。

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