資料請求リスト
0

「使いにくいBIツール」を導入前に見抜く方法とは?よくある失敗パターンと確認ポイントを解説

「使いにくいBIツール」を導入前に見抜く方法とは?よくある失敗パターンと確認ポイントを解説

BIツール(ビジネスインテリジェンスツール。社内データを集計・可視化する仕組み)は便利な反面、導入後に「使いにくい」という声が現場から上がることがあります。結論として、操作の直感性、データ基盤づくりの難しさ、サポート体制、スマホ表示の4点を事前に確認すれば、多くの失敗を避けられます。本記事では、現場で起こりやすい不満の正体と、製品選定時にチェックすべき観点を整理して解説します。

\ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
目次

    使いにくいと感じる操作面の特徴

    BIツールへの不満として最も多く挙がるのが、日常の操作が直感的でないという点です。ここでは現場担当者がつまずきやすい操作面の特徴を取り上げ、導入前に確認すべきポイントを整理します。

    フィルターや絞り込みが直感的でない

    データを特定の条件で絞り込むフィルター機能は、BIツールを毎日使ううえで欠かせません。ところが製品によっては、絞り込みの設定画面が階層深く分かれていたり、専門用語が並んでいたりして、目的の操作にたどり着けないことがあります。

    その結果、現場からは「条件を変えるだけなのに手数が多い」という不満が出ます。回避するには、無料トライアルで実際の担当者にフィルター操作を試してもらい、マウス操作だけで条件変更が完結するか、設定手順が何ステップ必要かを確認しておくことが大切です。

    関連記事 【一覧表】BIツールおすすめ比較23選!人気ランキング・満足度・機能・選び方も紹介

    Excelのピボットテーブルより手間がかかる

    多くの現場担当者はExcelのピボットテーブル(表を集計・並べ替えする機能)に慣れています。そのため、BIツールの集計操作がピボットテーブルより複雑だと感じると、「Excelのほうが速い」という評価につながりやすくなります。

    この差は、ドラッグ操作で項目を入れ替えられるか、合計や平均をワンクリックで切り替えられるかといった細部で生まれます。選定時には、普段Excelを使う担当者に同じ集計作業を再現してもらい、所要時間と手数を比較すると、現場感覚に合うかどうかを見極めやすくなります。

    画面が情報過多で目的の数値を探しにくい

    高機能なBIツールほど、1つの画面に多くのグラフや指標を詰め込める仕様になっています。便利な一方で、初期設定のまま使うと情報量が多すぎて、見たい数値がどこにあるのか分からないという声につながります。

    これは製品の欠陥というより、ダッシュボード(複数のグラフをまとめた画面)の設計次第で改善できる部分です。導入前には、表示項目を絞り込んだシンプルな画面を作れるか、利用者ごとに見える指標を切り替えられるかを確認しておくと、運用後の混乱を抑えられます。

    導入後につまずきやすいデータ基盤の壁

    「手軽に使える」と聞いて導入したものの、実際には準備段階で立ち往生するケースがあります。ここではBIツールの背後にあるデータ基盤に関する落とし穴と、確認すべき観点を解説します。

    データマート設計に高度な知識が必要になる

    BIツールは、表示するデータをあらかじめ整えておく必要があります。この整えられたデータの置き場をデータマート(分析用に加工したデータの集まり)と呼びますが、その設計に高度なSQL(データベースを操作する言語)の知識が求められる場合があります。

    その場合、ツール本体の操作は簡単でも、前段の準備で社内の人材が対応できず作業が止まってしまいます。導入前には、データの取り込みや加工をどこまで画面操作で行えるのか、SQLを書かずに設定できる範囲はどこまでかを、ベンダー(提供会社)に具体的に確認しておくことが重要です。

    関連記事 【比較表】クラウド型BIツールを徹底比較!機能・メリット・選定ポイントも解説

    既存システムとのデータ連携でつまずく

    社内には会計システムや販売管理システムなど、複数のデータ源が存在します。BIツールでこれらを横断して分析するには、各システムとのデータ連携が前提となりますが、対応する接続方式が限られていると連携できないことがあります。

    連携が難しいと、結局は手作業でデータを書き出して取り込む運用に戻ってしまい、導入効果が薄れます。選定時には、自社で使っているシステムやファイル形式に標準で対応しているか、追加開発が必要になるかを一覧で確認しておくと安心です。

    運用を続けられる体制を作れない

    BIツールは導入して終わりではなく、データの更新やダッシュボードの改善を続ける運用が前提です。ところが、設計や更新を特定の担当者しか行えない状態だと、その人が離れた途端に運用が止まるリスクがあります。

    こうした属人化を防ぐには、操作マニュアルが整備されているか、社内で複数人が扱えるよう教育を受けられるかが重要です。導入前に、運用を担う人材の確保と、ベンダーからの支援内容をあわせて検討しておくと、長期的に安定した活用につながります。

    ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料を取り寄せて機能や特徴をさまざまな製品で比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でBIツールの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。

    BIツール の製品を調べて比較 /
    製品をまとめて資料請求! 資料請求フォームはこちら

    サポート体制で起こりうるリスク

    導入後に困ったとき、頼りになるのがサポートです。しかし製品によっては、期待した支援を受けられず現場が孤立する場合があります。ここでは確認しておきたいサポート面のリスクを解説します。

    日本語サポートが手薄なことがある

    海外で開発された高機能なBIツールの場合、製品自体は優れていても、日本語でのサポート体制が十分に整っていないことがあります。複雑な関数の使い方を問い合わせても、英語のドキュメント(説明文書)の案内だけで終わるケースも想定されます。

    こうした状況では、現場の担当者が自力で英語資料を読み解く必要が生じ、業務が滞ります。回避するには、契約前に日本語の問い合わせ窓口があるか、電話やチャットで質問できるか、回答までの目安時間はどれくらいかを確認しておくことが欠かせません。

    関連記事 無料のBIツール9選!有料製品との違いや注意点、オープンソースBIも紹介

    問い合わせへの回答が遅い場合がある

    サポート窓口があっても、回答までに数日かかると、急ぎの分析が必要な場面で間に合いません。特に決算期や月次報告の直前は問い合わせが集中しやすく、対応の遅れが業務の停滞につながる懸念があります。

    このリスクを抑えるには、サポートの対応時間帯や、緊急時の優先対応の有無を契約内容で確認することが有効です。あわせて、利用者同士が情報を交換できるコミュニティや、よくある質問をまとめたページが充実しているかも、自己解決の助けとして見ておくとよいでしょう。

    導入支援や教育メニューの範囲を確認する

    サポートには、トラブル対応だけでなく、導入時の初期設定支援や操作研修も含まれます。これらの範囲が曖昧なまま契約すると、想定外の追加費用が発生したり、自社だけで設定を進めることになったりする場合があります。

    そのため、見積もりの段階で、初期構築をどこまで支援してもらえるのか、研修は何回まで含まれるのかを明確にしておくことが重要です。支援内容を文書で残しておくと、認識のずれを防ぎ、導入後のやり取りも円滑に進められます。

    モバイル対応で見落としやすい点

    外出先やテレワークでデータを確認したいというニーズから、スマホ対応をうたうBIツールが増えています。ただし「対応」の中身には差があり、確認を怠ると現場で使えないことがあります。

    PC画面の縮小表示にとどまる場合がある

    スマホ対応と記載があっても、実態はPC用の大きなダッシュボードをそのまま縮小して表示しているだけのことがあります。この場合、文字やグラフが小さくなりすぎて、画面を拡大しないと数値が読めないという不便が生じます。

    本来のモバイル対応は、画面サイズに合わせて表示が組み替わるレスポンシブ(端末に応じて自動調整する仕組み)であるべきです。選定時には、実機のスマホで主要なダッシュボードを開き、拡大せずに数値が読めるか、操作ボタンが指で押せる大きさかを必ず確かめましょう。

    外出先での操作性を実機で確かめる

    モバイル利用では、表示だけでなく操作のしやすさも重要です。フィルターの変更やグラフの切り替えがスマホのタッチ操作で問題なくできるか、通信環境が不安定な場所でも表示が崩れないかを確認しておく必要があります。

    これらは仕様書の記載だけでは判断しにくいため、実際に利用する担当者がトライアル期間中に外出先で試すことをおすすめします。現場の使用シーンを想定した検証を行うことで、導入後に「結局スマホでは使わない」という事態を防げます。

    使いにくさを避けるための選定ポイント

    ここまで挙げた失敗を防ぐには、選定段階での確認が欠かせません。この章では、使いにくいBIツールを避けるために押さえておきたい実践的なポイントを整理します。

    無料トライアルで現場担当者が試す

    カタログや営業説明だけでは、操作の使い心地までは分かりません。そこで有効なのが無料トライアルです。実際にデータを扱う現場の担当者に試用してもらい、日常業務に近い操作を再現することで、相性を具体的に判断できます。

    試す際は、よく使う集計やフィルター操作、レポート作成といった作業をリスト化し、各製品で同じ作業を行って比較すると差がはっきりと分かります。担当者の率直な感想を集めておくことが、導入後の不満を減らす近道といえます。

    関連記事 中小企業におすすめのBIツールは?クラウド・セルフサービスBIを紹介

    自社の利用目的と規模に合わせて選ぶ

    高機能な製品が、自社にとって最適とは限りません。利用者が少人数で基本的な集計が中心なら、操作がシンプルな製品のほうが定着しやすい場合があります。逆に高度な分析が必要なら、相応の機能と人材が前提となります。

    大切なのは、誰がどの目的で使うのかを事前に整理することです。利用者数、分析の深さ、扱うデータ量を明確にしたうえで候補を絞ると、機能過多による使いにくさや、機能不足による物足りなさを避けられます。

    関連記事 【最新版】BIツールの市場規模とシェアは?人気製品ランキングも紹介

    使いにくいBIツールに関するよくある質問

    ここでは、BIツールの使いにくさに関して寄せられることの多い疑問を取り上げ、それぞれのポイントを簡潔に解説します。導入検討の参考にしてください。

    ■Q1:使いにくいBIツールに共通する特徴は何ですか?
    フィルターや絞り込みの操作が直感的でないこと、Excelのピボットテーブルより手数が多いこと、画面が情報過多で目的の数値を探しにくいことなどが挙げられます。導入前にトライアルで操作性を確認することが有効です。
    ■Q2:「手軽なBI」のはずが立ち往生するのはなぜですか?
    ツール本体の操作は簡単でも、前段のデータ基盤の構築に高度な知識が必要な場合があるためです。データの取り込みや加工をどこまで画面操作で行えるかを、事前にベンダーへ確認しておくと安心です。
    ■Q3:スマホ対応と書かれていれば安心して使えますか?
    必ずしもそうとは限りません。PC画面を縮小表示するだけで、文字が読みにくい製品もあります。実機のスマホで主要な画面を開き、拡大せずに数値が読めるか、タッチ操作で扱えるかを確かめることが大切です。

    まとめ

    使いにくいBIツールには、操作が直感的でない、データ基盤づくりに高度な知識が必要、サポートが手薄、スマホ表示が不十分といった共通点があります。これらは導入前の確認で多くを避けられます。無料トライアルで現場担当者に試してもらい、自社の目的と規模に合った製品を選ぶことが、定着への近道です。複数の製品を比較し、現場の声を取り入れながら検討を進めましょう。

    \ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
    新NISAに関する実態調査アンケート

    アンケート回答者の中から毎月抽選で10名様に

    Amazonギフトカード1,000円分が当たる!

    電球

    ITトレンドMoneyみんなのおサイフ事情では

    「新NISAに関する実態調査」をしております。

    ぜひご協力ください。

    it-trend moneyロゴ
    新nisaアンケートロゴ
    \匿名OK!カンタン2分で完了/アンケートに答える
    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「「使いにくいBIツール」を導入前に見抜く方法とは?よくある失敗パターンと確認ポイントを解説」というテーマについて解説しています。BIツールの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
    このページの内容をシェアする
    facebookに投稿する
    Xでtweetする
    このエントリーをはてなブックマークに追加する
    pocketで後で読む
    BIツール_診断バナー
    認知度、利用経験率No.1のITトレンド BIツール上半期ランキング
    ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
    BIツールの製品をまとめて資料請求