BIツールとは
BIツール(Business Intelligence)とは、社内の各システムに分散する大量のデータを収集・分析するためのツールです。BIシステムとも呼ばれます。
帳票データや報告書を作成する際、集約された膨大なデータから必要な情報のみ取り出して分析し、見やすいようグラフなどを用いて可視化します。BIツールにより、経営層の意思決定や各事業部のマーケティング分析、計画作成などがスムーズに行えるでしょう。現場からの情報をスピーディーに分析して経営に生かすため、BIツールを導入する企業が増えています。
BIツールの機能とできること
BIツールには、主に4つの機能があります。
レポーティング(ダッシュボード)
- ■機能
- 企業内の膨大なデータを見やすくグラフなどで表示します。Webレポートにも対応。ダッシュボード機能はグラフや重要指標の一覧表示が可能です。売上・KPI(※)管理、パフォーマンスチェックや異常値の検出などさまざまな目的で活用されます。
- ■できること
- データを可視化することで、現状把握が簡単になるでしょう。数値の推移などが直感的に理解できるほか、情報の共有化も簡単なため、スピーディーな意思決定が可能です。
※KPIとはKey Performance Indicatorの略で、「重要業績評価指標」のこと。
OLAP分析(オンライン分析処理)
- ■機能
- 問題がある指標に対して要因を掘り下げ、検証を支援します。次元に沿った切り出しを行う「スライス分析」や、次元に沿った展開と集約を行う「ドリル分析」などが可能。
- ■できること
- 通常、多次元的なデータ分析は専門家の知識を要しますが、初心者でも簡単に分析できるでしょう。質の高い分析結果を短時間で得られるのがメリットです。また、意思決定プロセスに必要な問題点の分析や検証が的確に行えるでしょう。
データマイニング
- ■機能
- さまざまなデータから関係や傾向を探索します。アンケート結果の集計で使われる「クロス分析」や、2つのデータにおける関係性の強さを数値化する「相関分析」、結果と要因の数値関係を調べる「回帰分析」などの分析手法を用います。
- ■できること
- 人では気づくのが難しいデータの関連性や傾向を早期に発見できるでしょう。問題に対処する際の手がかりとなります。
プランニング
- ■機能
- 過去実績の分析と、分析をベースにしたシミュレーションの実行、計画の根拠の確認を支援します。
- ■できること
- データ分析を基にした、より具体的な予測が実現するでしょう。予算計画やマーケティング戦略の立案にも活用できます。
以下の記事では、BIツールの機能や導入効果(活用例)について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
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BIツールのタイプ
BIツールには「セルフサービスBI」と、「従来型BI」があります。
- ■セルフサービスBI
- DWHや基幹システム、CSVなどの多様なデータソースを「データを見たい人」が自ら分析可能。
- ■従来型BI
- エンジニアやIT部門、ベンダーなどにデータ整理・分析を依頼する必要あり。
従来のBIツールは、データ整理・分析を依頼してレポートを受け取るまでに時間がかかる、想定していた分析内容ではなかったなどの課題がありました。しかし、セルフサービスBIであれば、データを見たい人自身が複数のデータソースから選択・分析を行うため、従来型が抱える課題を解決できるでしょう。
近年ではほとんどのBIツールがセルフBIに対応し、現場のユーザーも活用できるようにサポートや教育体制を充実させています。
【2022最新】BIツール比較表
おすすめのBIツールを紹介します。まずは製品の特徴や価格、提供形態などがひと目で比べられる一覧表を参考にして、気になる製品を見つけましょう。
以下、お悩み別のおすすめ分類も参考にしてください。
- 「人気の高い製品から選びたい」「種類が多くて選べない」
- →「ITトレンド2022年間ランキングTOP3」をチェック!
- 「さまざまなデータを把握して経営判断に活用したい」「高度な分析が必要」
- →「データの分析に特化したBIツール」をチェック!
- 「現場ユーザーでも操作が簡単」「資料作成の手間や時間を削減したい」
- →「操作性とレポートに優れたBIツール」をチェック!
- 「システムを横断してデータを分析したい」「環境を問わずデータ連携したい」
- →「連携機能に優れたBIツール」をチェック!
- 「分析だけでなくデータの管理や整理・集計も行いたい」
- →「集計・データ管理に強いBIツール」をチェック!
ITトレンド2022年間ランキングTOP3
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製品名 |
比較ポイント |
提供形態 |
機能 |
参考価格 |
レビュー評価 |
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Yellowfin |
最新機能「ガイド付きNLQ」を搭載し専門知識不要 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
ー |
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TIBCO Spotfire |
分析支援・活用機能を備えたオールインワン製品 |
クラウド / オンプレミス |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・データマイニング・プランニング・タブレット対応 |
ー |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
▼ITトレンド2022年間ランキングTOP3【製品詳細】へジャンプ!
データ分析に特化したBIツール
▼データ分析に特化したBIツール【製品詳細】へジャンプ
操作性とレポートに優れたBIツール
▼操作性とレポートに優れたBIツール【製品詳細】へジャンプ
連携機能に優れたBIツール
▼連携機能に優れたBIツール【製品詳細】へジャンプ
集計・データ管理に強いBIツール
▼集計・データ管理に強いBIツール【製品詳細】へジャンプ
ITトレンド2022年間ランキングTOP3
ITトレンドでの資料請求数をもとに、2022年を通じて、問い合わせが多かったBIツール3製品を紹介します。
《Yellowfin》のPOINT
- 国内700社、世界50カ国、27,000社以上導入実績のグローバルBI
- 重要なデータの変化を自動で検出・分析し、結果をユーザーに通知
- ガイドに従って自然言語でデータに質問するだけで簡単に分析
Yellowfin Japan株式会社が提供する「Yellowfin」は、売上や在庫数などの重要なデータの変化を捉え、原因まで自動特定できるBIツールです。Google AnalyticsやSalesforceなどのサービスや、アプリケーションに接続してのデータ分析にも対応します。『Gartner Magic Quadrant』に9年連続で選出され、IT分野において世界的に評価されています。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
利用するユーザー数(アカウント)単位の課金体系から、大規模利用やサービス組み込みに適したライセンスまで、さまざまな利用シーンに対応するライセンス体系 |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
- ■最新版では、グラフをクリックすると「前月より売り上げが増えた要因は〇〇です」といったインサイトを自動で導きだす機能が付いたので原因分析の深堀がしやすい。(東京都/情報処理、SI、ソフトウェア/情報処理・情報システム)
- ■今までExcelやAccess、SASなどで行っていた集計〜分析を一瞬で表示してくれ助かっています。ドラックandドロップで簡単にレポート作成ができます。(東京都/その他/企画・調査・マーケティング)
- ■セルフサービス型BIとしてSQLが書けなくてもレポート、ダッシュボードの作成が出来、コラボレーション機能も一通り欲しいものが準備されています。(兵庫県/その他製造/生産・製造)
TIBCO Spotfire®
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
《TIBCO Spotfire®》のPOINT
- 製造業における国内BIシェアNo1
- 前処理から分析・共有まで、データ分析に必要な機能をすべて搭載
- 初級者からデータサイエンティストまで幅広いスキルレベルに対応
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社の「TIBCO Spotfire」は、国内外で高い評価を受けるオールインワンのデータ分析ソフトです。データの接続・取得から前処理、各種分析・可視化・共有まで簡単に実施できます。統計解析機能(相関分析・回帰分析・分散分析・ロジスティック回帰・決定木・クラスタリング)を標準搭載し、クリック操作で実行可能です。AIによる前処理の自動化や、最適なグラフ・チャートの誘導があり、タイムリーな意思決定にも効果的でしょう。
提供形態 |
クラウド / オンプレミス |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・データマイニング・プランニング・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■プロライセンスを持たないユーザーにもweb playerとしてブラウザベースの解析環境を提供できる。(東京都/食品、医薬、化粧品/研究・開発)
- ■リアルタイムにデータを更新、ワンクリックで層別解析などができ、意思決定のスピードも上がったと感じます。Excelではマクロを複雑に組んでしまった影響で、データ量が増えると時々エラーが発生しておりましたが、Spotfireではそのような問題は発生しておりません。(大阪府/食品、医薬、化粧品/ 研究・開発)
- ■エクセルで書いたグラフなどはデータ更新するたびにデータ範囲を変更しなければならないが、スポットファイアを使うとデータの更新ボタンを押すだけでグラフなどを自動更新してくれる。(東京都/電気、電子機器/技術・設計)
最新の人気ランキングから製品を比較したい!という方は以下のボタンからご確認ください。気になる製品はぜひ資料請求(無料)をご利用ください。
データの分析に特化したBIツール
BIツールは基本的に分析機能をもちあわせていますが、特にデータの分析に特化したBIツールを紹介します。高度な分析や高速集計ができる製品をお探しの企業にもおすすめです。
Domo
ドーモ株式会社(代理店:NDIソリューションズ株式会社) 《Domo》のPOINT
- データ活用を実現するために必要な機能をオールインワンで提供
- SaaS型BI国内市場NO.1!※高い顧客満足度を獲得!
- モバイル標準対応なのでデータを元に迅速なアクションを促進可能
ドーモ株式会社(代理店:NDIソリューションズ株式会社)の「Domo」は、データ分析に必要な機能を網羅したBIプラットフォームです。SaaS型BI国内市場でNo.1を獲得し、高い顧客満足度を誇ります。データ専門家だけでなくビジネスユーザーでも簡単に扱える操作性で、データの接続から保存、可視化・分析、展開まで実行できます。また1,000以上の豊富なコネクターを備えているため、データ接続の開発を行う必要がありません。モバイルデバイスや専用環境、外部システムにも、ダッシュボードやリアルタイムレポートをセキュアに共有可能です。
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・プランニング・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■これまで経営層に対して各種計数を説明する場合、あらゆる情報をかき集め、加工し、作成していたが、domoにより自動化を実現。 ビジュアル化されるので説明が楽になった。(東京都/金融・証券・保険/一般事務)
- ■データ取得・加工・可視化をノンコーディングで実施可能な点が、ビジネスユーザにも導入しやすく、慣れるとコーティングも行える。(京都府/電気、電子機器/情報処理・情報システム)
- ■会社にあるあらゆるデータの可視化ができます。主要なマーケティングツールとのコネクターが網羅されているため、Domoにデータを集約できます。(東京都/卸売・小売業・商業(商社含む)/企画・調査・マーケティング)
《Dr.Sum》のPOINT
- 導入実績6,900社超!散在したデータを一元化、すぐ使える状態に
- 10億件のデータも1秒台で集計できる◆高速集計◆
- 直感的な操作で誰でも簡単にデータ分析が可能
「Dr.Sum」はウイングアーク1st株式会社が提供する集計・分析プラットフォームです。社内外のデータをリアルタイムで処理できるデータベースエンジンを核としています。高度なデータ処理能力と直感的な操作が可能なレポート作成機能により、IT部門担当はデータベースの運用のみで業務が済むようになるでしょう。現場の担当者も、必要なときに必要な形でデータ分析・出力ができます。10億件のデータを1秒で集計できるインメモリエンジンにより、素早いデータ集計と大容量データの収容が可能です。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
無料トライアル |
ー(無料デモあり) |
参考価格 |
クラウド:月額150,000円~(最小構成) オンプレミス:月額120,900円~(最小構成/サブスクリプションライセンス) |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■処理速度がとても早い。データのインポートや集計処理等に待たされることがないのが良いです。データのインポートや集計にエラーした際も、ログを出力し原因の特定が容易に行うことができる点が良い。(東京都/卸売・小売業・商業(商社含む)/情報処理・情報システム)
- ■会計ソフトに入力された経費を、プロジェクトごと(さらには補助簿ごと)に集計できるので、予算管理や決算業務に非常に便利。これ無しではプロジェクトの予算管理は不可能だと思う。(東京都/放送・広告・出版・マスコミ/生産・製造)
- ■複数抽出条件を、自身でカスタマイズしておくことが可能で、一度でも条件を作成すれば簡単に実行させることが可能です。(大阪府/情報処理、SI、ソフトウェア/情報処理・情報システム)
BI×機械学習×CDP ダッシュボード構築・体感サービス BI Maker ver PoC
製品・サービスのPOINT
- お客様の課題に合わせた多種多様なダッシュボードをご提供
- AI・機械学習ツールの活用で、高度な分析が可能
- 施策の効果を読み解く時間、分析ができる人材不足の課題を解消
株式会社DataCurrentが提供する「BI×機械学習×CDP ダッシュボード構築・体感サービス BI Maker ver PoC」は、BI環境・機械学習・仮想 CDPを活用したダッシュボード構築・体験サービスです。機械学習ツールの利用により高度な分析を可能とするほか、各社の課題に応じたダッシュボード構築をサポートします。本格導入前のトライアルとして、実際のデータで可視化・分析を体感できるため、運用イメージや問題点を見つけやすいでしょう。また同社がデータ集計からダッシュボード構築までを担うため、専門スキルの不足や人的リソースに課題をもつ企業にも安心です。
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
無料トライアル |
ー |
参考価格 |
月額50万円〜※要問合せ |
機能 |
レポート・ダッシュボード・データマイニング |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Qlik Sense》のPOINT
- ガートナー社から12年連続でリーダーに認定
- 世界中で50,000社以上もの導入実績
- AIを搭載した「Insight Advisor」が分析を支援
クリックテック・ジャパン株式会社が提供する「Qlik Sense」は、世界で50,000社超の導入実績をもつBIプラットフォームです。オリジナルの連想技術やAIを搭載し、深く切り込んだ検索と分析が可能です。自然言語による対話でユーザーの意図を把握し、ハイレベルな分析とインサイトも自動生成します。アラート機能もあるため、さまざまなデータの監視をシステムに任せられるでしょう。ほかにも柔軟なレポート生成・モバイル対応・拡張など機能が充実しています。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
$30〜 ・月額換算した1ユーザー当たりのグローバル参考価格(米ドル) ・年間での請求
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機能 |
レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
- ■素人でもデータの可視化に留まらずドリルダウンや各種分析が直感的にできるUIに感動しました。(京都府/機械、重電/営業・販売)
- ■ERPと連携して販売、発注、在庫の予算と実績のデータを大中小の分類、細部では品番別で月次で持たせることが出来、テーブルやグラフを用いて分析が容易に出来る仕組みがあるので非常に有効である。(愛知県/自動車、輸送機器/企画・調査・マーケティング)
- ■データベースの処理など、今まで情報システム部でなければ出来なかったプログラムがユーザでもできる。スピードも早く、サポートも丁寧である。(東京都/その他製造/財務・経理)
《KiZUKAI》のPOINT
- AIによる顧客分析
- 企業規模に応じた料金体系
- データ収集などのアフターフォロー
株式会社KiZUKAIが提供する「KiZUKAI」は、サブスク事業者に特化したデータ活用ツールです。顧客の状態をスピーディーに可視化し、アクションすべきリストを自動抽出します。サブスク事業の課題である大量の顧客管理や分析、解約率の改善に効果的です。顧客データの集約はもちろん、AIが実績をもとにユーザーの解約リスクを自動算出するため、迅速な改善施策の立案にも役立つでしょう。定めたKPIに該当するユーザーを自動収集し、アラートで告知する機能も備えています。
提供形態 |
SaaS / サービス |
無料トライアル |
ー(デモあり) |
参考価格 |
料金は要問い合わせ |
機能 |
◯ |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
操作性とレポートに優れたBIツール
ここからは利用するにあたって操作性が高く、見やすいレポートの作成が可能なBIツールを紹介します。現場ユーザーでも簡単に操作・分析できる製品をお探しの企業におすすめです。
《MotionBoard》のPOINT
- Excelやシステム、DB、IoTなど、さまざまなデータと連携・可視化
- データの可視化だけでなく、ダッシュボードからデータを入力可能
- 国産メーカーならではの充実したサポートで、導入後も安心
ウイングアーク1st株式会社が提供する「MotionBoard」は、ノンプログラミングかつマウス操作だけで簡単にデータ分析ができるBIダッシュボードです。大量のデータもインメモリ技術で高速処理します。ビジネスチャットとの連携により、状況が変化した際にアラートやメール通知を送ることも可能です。また30種類もの豊富なラインナップからチャートを選択でき、データを組みあわせてさまざまな分析に対応します。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
無料トライアル |
ー(無料デモあり) |
参考価格 |
クラウド:月額30,000円~/10ユーザー(スタンダード) オンプレミス:月額80,600円~(サブスクリプションライセンス)いずれも最小構成 |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・プランニング・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■類似のBIツールでは出力できる件数が少なく、要件に合いませんでしたが、MotionBoardは100万件のデータも表示することが可能です。また、DBやSQLに依存はしますが、速度もそれなりに出せるため、同じ価格帯のBIツールではコスパがいいと思います。(大阪府/情報処理、SI、ソフトウェア/情報処理・情報システム)
- ■データ分析ツールで分析画面自体は社内で構築する必要ではあるが、サポートやベンダーより出張での教育が手厚くてよかった。最終的には社内にて画面構築ができるようになった。(東京都/卸売・小売業・商業(商社含む)/情報処理・情報システム)
- ■操作性が抜群によく、やりたい事及び編集したい箇所が非常にわかりやすくストレスを感じない。またレイアウトデザインも良く長い時間作業しても疲れにくいです。(東京都/自動車、輸送機器/生産・製造)
《軽技Web》のPOINT
- 導入が低コストで、ユーザが簡単に欲しいデータを自ら入手できる
- レポートや定型帳票を簡単に作成・共有。業務を大幅に効率化
- 帳票の自動作成、異常データの自動検知で、業務の自動化を推進
富士電機ITソリューション株式会社が提供している「軽技Web」はデータベース構築の手間がかからず、誰でも使いこなせるセルフサービスBIです。導入実績は1,500社、100名以上の中規模から大規模企業までカバーしています。Excelで毎月作成しているようなレポートや定形帳票も簡単に作成でき、社内での共有が可能。自動検知・アラート表示機能があるため、異常データが発生しても安心です。またユーザー権限の設定や制御により安全にデータを活用できるのも魅力のひとつでしょう。
提供形態 |
パッケージソフト / クラウド |
無料トライアル |
ー(デモあり) |
参考価格 |
1,980,000円 ~ |
機能 |
OLAP分析・レポート・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■複数の部署が介在し、社員数が多い会社ですので、勤務実績の管理に手間がかかりますが、既存で導入している勤怠システムと連携し、フィルターに掛けて抽出できるため、助かってます。(千葉県/運輸/一般事務)
- ■SQLを事前に組み込んでおけるため、IT初心者でもそれを呼び出せば作業が可能。運用を決めれば、中小企業にはとても良いツールに思う。(愛知県/食品、医薬、化粧品/情報処理・情報システム)
- ■Webベースなのでクライアント側にブラウザ以外のソフトが不要で、検索や集計の操作がSQLの知識がなくても簡単にできる。さらにSQLやHTMLを知っていれば、さらに複雑な検索や出力結果を得ることが可能。検索条件の登録や実行時の動的な検索値の入力設定もでき、BIを意識しない簡単な検索システムが構築できる。(千葉県/その他製造/情報処理・情報システム)
《WebQuery》のPOINT
- 【導入実績 6,200件】幅広い業種・業務で活用中!
- 【安全にデータ公開】金融機関200社以上/銀行70行以上の導入実績
- 【手厚いサポート】純国産!納得・満足するまでサポート!
株式会社システムコンサルタントが提供する「WebQuery」は、6,200社超の導入実績をもつ純国産BIツールです。業種や業務を問わず利用でき、検索処理の作成や変更を直感的な操作で行えるのが特徴です。リアルタイムの抽出データをブラウザ上のデータベースで直接参照するシンプルな構成で、構築やメンテナンスの手間がかかりません。アクセス制御はもちろんのこと、監査証跡ログに記録もできるため、内部統制にも効果的です。同社で開発から保守まで対応するので、安心して運用できるでしょう。
提供形態 |
パッケージソフト / オンプレミス / クラウド |
無料トライアル |
ー(無料デモサイトあり) |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《FineReport》のPOINT
- ローコードでExcelライクのデザイナにより、分析画面を簡単作成
- データ可視化にデータ入力機能もあり、社内様々な課題が解決可能
- 日本国内大手企業の導入実績が多く、各種事例と安心サポート
「FineReport」は、バリューテクノロジー株式会社(日本販売総代理店)が提供するデータ活用ツールです。帳票作成やBI分析、ダッシュボード設計・モバイル対応などのデータ可視化をローコード開発で実現します。また、データ入力機能も特色の一つで、文字や数値データ・QRコード情報などをデータベースに入力可能です。ExcelやCSVデータのインポート/エクスポートにも対応しており、業務効率の向上につながるでしょう。
提供形態 |
オンプレミス / パッケージソフト / クラウド |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
ー |
機能 |
レポート・ダッシュボード・プランニング・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Data Knowledge》のPOINT
- 分析ノウハウの共有で社内の分析スキルを向上
- 豊富な分析機能で経営状況をタイムリーに可視化
- 詳細なログ管理と権限設定で安全に情報共有
株式会社クロスユーアイエスが提供する「Data Knowledge」は、情報システム部門に頼ることなく、全社員が各自でデータ活用を行えるBIツールです。プログラム開発不要で、データや帳票の作成が行えます。作成されたデータが共有されるだけでなく、加工方法や出力方法など、データ作成に至ったプロセスも公開されます。分析ノウハウの共有や社員間での評価付けを通じて、社員のデータリテラシー向上が期待できるでしょう。
提供形態 |
オンプレミス |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
500,000円/サーバ(基本セット) |
機能 |
レポート・ダッシュボード |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■膨大なデータの分析作業と図表の作成に際して、アプリケーションの機能に則って作業を行うことでいつの間にかそれなりな仕上がりの資料が出来ている。どういった資料を作るべきか迷っているときのヒントにもなるようなアプリケーションだと感じている。(福岡県/運輸/財務・経理)
- ■普段のデータの抽出が数分でできるようになりました。 営業の顧客別の売り上げ数量なんかも簡単にExcelデータとして抽出できます。(大阪府/素材/営業・販売)
- ■必要なデータ・日付のみ大量の元データから抽出することができる。(大阪府/素材/一般事務)
《Power BI》のPOINT
- Microsoftのアプリ間でデータをシームレスに共有
- Excelに慣れている人にとって使いやすいUI
- データ保護やコンプライアンス維持を支援する強固なセキュリティ
「Power BI」は、日本マイクロソフト株式会社が提供するBIツールです。Dynamics 365やSalesforce、Azure SQL DB・SharePointなど、オンプレミスやクラウドの枠にとらわれないさまざまなデータを取り込み、レポート作成を実現します。Microsoft Officeユーザーにとっては使いやすいUIで、ExcelやTeamsなどMicrosoft Officeアプリケーション間でのデータ共有ができる点も魅力です。データの変換から統合・強化・分析まで行え、DAX言語の使用も可能です。膨大なビジュアライゼーション機能で、視覚的に優れたレポートを作成できます。
提供形態 |
オンプレミス / SaaS / ASP |
無料トライアル |
ー(無料プランあり) |
参考価格 |
月額1,090円~/ユーザー |
機能 |
レポート・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■POS実績と連動して様々なデータ分析が出来ます。企業単位・店舗単位、月別・年度別、ブランド別・カテゴリー別・商品単品別など、売上やシェア状況などが瞬時にデータ化することができるので、担当企業を様々な角度から分析することができます。(東京都/食品、医薬、化粧品/総務・人事)
- ■Power BIで作成したグラフの共有方法には、ダッシュボードやレポートなどのリンクを送る、アプリを通して共有する、PowerPointやPDFに出力するなど様々な方法があるので、結果として共有先の方がPower BIを使っていなくても、グラフは共有することができる点が良いと思います。(山口県/電気、電子機器/研究・開発)
- ■デスクトップ版は無償で提供されており、低コストで導入を試すことができます。当社では製造現場の生産進捗状況を可視化できるようになりました。(北海道/食品、医薬、化粧品/生産・製造)
《Power BI Desktop》のPOINT
- データモデリングツールで簡単にモデル化
- モバイル端末でも使用可能
- AIにより発見しづらいインサイトを掘り出せる
日本マイクロソフト株式会社が提供する「Power BI Desktop」は、完全無料でダウンロードできるBIツールです(有料版の上位製品あり)。主な機能として、クエリモデル・データモデル・レポート作成があります。DAX言語を使用できるユーザーであれば、クラスタリングやクイック指標、グループ化などの機能も備えているため、より高度な分析が可能でしょう。レポート作成は、書式設定やレイアウトのカスタマイズにも対応します。
提供形態 |
パッケージソフト |
無料トライアル |
ー |
参考価格 |
ー(有料版の上位製品あり) |
機能 |
レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■社内でAzureを用いている基幹システムからデータを取り込み 加工・集計の全自動化を進めています。 ExcelやAccessを利用していた方からすると操作性もある程度近いため、 最初の利用のハードルが低いです。(東京都/通信サービス/情報処理・情報システム)
- ■ノンプログラミングではあるが、データベースへの接続方法やデータ加工の知識が必要となる。(愛知県/その他製造/情報処理・情報システム)
- ■様々なファイル形式の、様々なサーバーに保管先されているデータについて、必要な部分を抜粋して集計~見える化するツールとしては、Microsoftツールとの親和性においても、抜群の使いやすさだとは思います。(京都府/電気、電子機器/生産・製造)
連携機能に優れたBIツール
データの連携に強いBIツールを紹介します。無料ツールや多機能な製品も登場します。
Tableau Desktop
株式会社セールスフォース・ドットコム Tableau Software
《Tableau Desktop》のPOINT
- スプレッドシートやAWSなどさまざまなソースと接続
- 統計的処理もドラッグアンドドロップで可能
- マッピング機能でデータを地図上に表示
「Tableau Desktop」は株式会社セールスフォース・ドットコム Tableau Softwareが提供する、パッケージソフトのBIツールです。環境を問わずノーコードで連携でき、クラウドのAWSデータやローカル環境のExcelデータも高速で処理します。データのグラフ化も、希望項目を選択してドラッグ&ドロップするだけの簡単操作。データを地図上に表示するマッピング機能は視覚的に優れ、販売戦略などに有効です。相関分析や回帰分析などの豊富な統計分析機能も備え、迅速な経営判断につなげられるでしょう。
提供形態 |
パッケージソフト |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
年額102,000円~ |
機能 |
レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
- ■一般的な表やグラフはもちろん、ヒストグラムや地図上での表現、複雑なフィルタリングも可能です。データを視覚化する、わかりやすく表現するという点で優れています。 操作が複雑で分かりづらいところもありますが、ネットで検索するとTableauに関する操作方法の口コミサイト(Tableau Forums、英語のみ)があるため、それを参考にできると思います。(東京都/人材サービス/企画・調査・マーケティング)
- ■深層学習を使った複雑なロジックについても簡易にノンコーディングでデータを可視化してレポーティングできる(東京都/コンサル・会計・法律関連/企画・調査・マーケティング)
- ■やはりUIが優れていると思います。高度な分析も可能ですが、有識者がダッシュボードを作成しておけば一般ユーザでもそこからある程度の分析が可能になります。 また、各種の外部サービス連携が豊富なのも魅力だと感じています。(東京都/情報処理、SI、ソフトウェア/情報処理・情報システム)
《Google Data Portal》のPOINT
- Googleのサービスに散在するデータを一元化
- 自由度の高いカスタマイズ機能で意思伝達を円滑化
- 共同編集機能でチームワークを強化
グーグル合同会社が提供する「Google Data Portal」は、中小企業から大企業までをカバーする完全無料のBIツール。Googleマーケティングプラットフォームの機能の一つで、Google広告やスプレッドシートなど、Googleのサービス上で保存しているデータを一元管理し、分析に活用できます。豊富なコネクタでYouTubeなどとの接続も簡単です。柔軟なレポートやダッシュボードの作成機能、共有機能も搭載。アナリティクス360などの関連機能と連携させる場合のみ費用がかかるので、機能を厳選すればコストも抑えられるでしょう。
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
無料トライアル |
ー |
参考価格 |
すべての機能を無料で使用可能 関連機能(アナリティクス 360など)と連携させて使いたい場合はそれらの機能に費用が発生 |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■今まではGoogle Analytics、Google広告、Google Search Consoleそれぞれを行き来して都度条件設定をしていたが、Google Data Portalを使うことによって一元管理できるようになり、全体を網羅したサイトの動向、傾向把握が容易になった。(愛知県/その他製造/企画・調査・マーケティング)
- ■Tableauを中心にBIツールが必須になりつつある現代において、データの制限はあるものの、このクオリティの作図を無料で行えるのはやはり素晴らしい。(東京都/コンサル・会計・法律関連/その他)
- ■データソースとしてアナリティクスのデータを簡単に取り込める点が便利です。サイト運営担当者だけでは使いこなすのが難しいようで、度々システム担当者にヘルプを求められます。(静岡県/情報処理、SI、ソフトウェア/情報処理・情報システム)
Tableau Server
株式会社セールスフォース・ドットコム Tableau Software
《Tableau Server》のPOINT
- オンプレミス・パブリッククラウドの柔軟な導入体系
- 利用状況を俯瞰できるガバナンス機能
- あらゆる環境から暗号化されたデータをシームレスに抽出
株式会社セールスフォース・ドットコム Tableau Softwareの「Tableau Server」は、大規模でのデータ共有に適したプラットフォームです。ライセンスを購入すれば「Tableau Desktop」も使えるので、よりフレキシブルな運用が叶うでしょう。オンプレミスだけでなく、AWS・Azureなどのパブリッククラウド環境へのインストールも可能。安全なプラットフォームでデータの分析・共有が行えるでしょう。AIの機械学習機能で、可視化したデータへの迅速なアクセスが可能です。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
年額102,000円~ |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
- ■データソースと、それをどのように分析するか組み立てれば、あとはデータを更新し続けるだけで簡単に可視化してくれます。Tableau Desktopとも簡単に連携が取れるので、ブラウザからでもアプリからでもデータを確認可能です。(東京都/機械、重電/企画・調査・マーケティング)
- ■他BIツールと比較して、レポート設定やセルフBIの自由度等、BIツールに求める機能を一通り備えていると思います。またUI/UXも非常に使いやすく満足しています。(東京都/情報処理、SI、ソフトウェア/営業・販売)
- ■ライセンスキー(会社の契約)の発行がスムーズで、すぐに使えるようになって助かった。直感的なUIでわかりやすい。(東京都/コンサル・会計・法律関連/企画・調査・マーケティング)
CRM Analytics
株式会社セールスフォース・ドットコム Tableau Software
《CRM Analytics》のPOINT
- シンプルな予測モデル構築機能
- システム上のさまざまなページに予測機能を埋め込み可能
- 透過性の高い信頼できるAIアルゴリズム
「Tableau CRM」は、株式会社セールスフォース・ドットコム Tableau Softwareが提供するCRMです。Salesforceと連携させて使用するのがポイントで、同一のプラットフォーム上でデータを一元化できます。アンチバイアス機能をもつAIと、機械学習による高度な分析機能(Einstein Discovery)で手間をかけずに予測モデルの作成が可能です。サードパーティのアプリやテンプレートを利用してのダッシュボード作成なども行えます。
提供形態 |
SaaS / ASP / クラウド |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
月額6,000円~/ユーザー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
《Srush》のPOINT
- リーズナブルで低い運用コスト
- クリックのみの簡単な集計から分析
- 手厚いサポート体制
株式会社Srushが提供する「Sales Rush Board」は、マーケ営業CSに特化した分析SaaSです。スタートアップから上場企業まで、10万社超の分析実績を誇ります。業界初のフルマネージド型分析ツールで、ExcelやSFA・CRMだけでは解決できず、BIツールは使いこなせないという悩みに応えます。連携可能なツールは700種類以上あり、ETLもDWHも必要ありません。既存システムのCSVデータや表計算ソフトのKPI管理データにも対応可能です。専門的なスキルがなくてもデータの連携・分析が簡単に実施できるでしょう。
提供形態 |
SaaS / クラウド |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
ー(企業規模や分析内容に応じたリーズナブルなプランを3つ用意しています。) |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・データマイニング・プランニング・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《LaKeel BI》のPOINT
- 豊富な分析テンプレートで、一目で直観的に使える国内産ツール
- データ集計・統合・分析・可視化・業務の自動化をこれ1つで!
- 利用人数・データ量が無制限の全社で使える価格体系
「LaKeel BI」は株式会社ラキールが提供する、オールインワンのセルフサービスBIツールです。ETL機能やデータ分析機能、レポート・Webダッシュボード作成を搭載しています。難解さを排除した理解しやすいメニューと、Excelライクな操作性により、従業員のスキルに左右されないデータ活用が期待できます。また、国内企業向けの業務テンプレートも豊富に取り揃えているため、速やかに分析を実行できるでしょう。
提供形態 |
クラウド / SaaS / オンプレミス / パッケージソフト |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
ー(サーバーライセンス型の価格体系) |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・プランニング・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
集計・データ管理に強いBIツール
ここからは、データの管理や整理・集計が得意なBIツールを紹介します。データ分析に加え、データ管理も叶えたい企業におすすめです。
《Sactona》のPOINT
- 費用対効果に優れ、短期間で導入可能!
- エクセルだから誰でも自由にデータ分析ができる!
- 既存の報告書をそのままの形で活用可能!
2022年BIツールランキング第6位
アウトルックコンサルティング株式会社が提供する「Sactona」は、予算管理や予算編成などの経営管理機能が充実したエンタープライズシステムです。データ入力・データ管理・データ閲覧の3つのシンプルな構成から成り、各部署が簡単に入力できるため管理部門の業務を効率化します。Microsoft社のテクノロジーに準拠して開発が行われており、Excelを利用するため既存の業務フローを大きく変えずに導入できるでしょう。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
無料トライアル |
ー |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・プランニング |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■EXCELライクではなく、EXCELそのものの操作性が魅力であり、操作を新たに覚える必要がないため、社員への定着もスピーディーでした。(東京都/金融・証券・保険/経営企画)
- ■誰でも入力や閲覧がしやすいところが良い。また、数秒間でロードしわすが数分でアップロード完了するため手間がない。(東京都/その他/配送・物流)
- ■Exceベースなので、プログラミングの知識がなくともユーザーのインプットを自分の望む形に加工する数式を容易に作れる。IT部門の手助けなくやりたいことができます。(東京都/建設/財務・経理)
《Excellent》のPOINT
- 【導入実績 6,200件】幅広い業種・業務で活用中!
- 【安全にデータ公開】金融機関200社以上/銀行70行以上の導入実績
- 【手厚いサポート】純国産!納得・満足するまでサポート!
「Excellent」は、株式会社システムコンサルタントが提供する純国産のBIツールです。Excelアドイン型のため、Excelから自由にデータの抽出・分析が行えます。売上や会計管理、資料・帳票作成、作業進捗管理などExcelで数値を扱う業務の大幅な効率化が期待できます。データベースを直接参照する形で条件を設定すれば、すぐにデータを抽出できるため、使用者の知識やスキルを問いません。開発や保守、問い合わせ対応、セミナー実施などもすべて同社で行っているため、導入や運用に不安のある企業でも安心です。
提供形態 |
パッケージソフト / オンプレミス / クラウド |
無料トライアル |
ー(デモあり) |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《MicroStrategy》のPOINT
- 組織に合わせてコーティングする必要がなく使いやすい
- 官公庁や自治体などにも導入されている安全性の高さ
- ユーザーの使用するアプリなどを解説して最適なアナリティクス
マイクロストラテジー・ジャパン株式会社の「MicroStrategy」は、アナリティクスを自動展開し、レポートやダッシュボード作成など、ビジュアルの可視化を実現するBIツールです。官公庁や自治体への導入実績もあり、安全性や信頼性の高さも魅力でしょう。導入したある企業では、BIレポート作成にとどまらず、分析データをCRMなどでサー ビス活用へもつなげたそうです。幅広いデータ活用を可能にするツールといえるでしょう。
提供形態 |
クラウド |
無料トライアル |
ー |
参考価格 |
ー |
機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
- ■iPhoneやiPadなどのタブレットで分析結果を閲覧できること。これまでは社内の専用端末でしか閲覧できてなかったので外出先からも見れるようになった。(東京都/卸売・小売業・商業(商社含む)/営業・販売)
- ■市場分析が誰でも出来て、営業部員でも実施が可能。再現性がある。エクセルへの出力が容易に出来るのでありがたい。(大阪府/食品、医薬、化粧品/営業・販売)
- ■今まで使用していたBIツールは操作が難しく、システムに馴染みがない人は積極的に使用していなかったが、マイクロストラテジーに変更後は操作が簡単なため、システム不得手な人も活用するようになりました。(静岡県/機械、重電/情報処理・情報システム)
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BIツールの注意点
あらゆるデータを分析して可視化できるBIツールですが、導入後に活用できていないケースも多いようです。BIツールの導入がゴールになっている可能性もありますが、なぜ社内で利用しなくなるのか、理由と注意すべきポイントを解説します。
目的が曖昧
利用目的が曖昧だと何から手を付ければよいかがわからず、BIツールの機能を最大限活用することが難しいでしょう。BIツールを導入するにあたり、どの部署の誰が、何のために導入するのかを明確にしておきましょう。導入後に利用する機能や分析すべきデータもあらかじめ決めておき、活用イメージを具体的にしておく必要があります。
導入後の教育が不十分
BIツールは簡単に操作できるものの、使い方がわからなければユーザーは離れてしまうでしょう。データの分析や加工には少なからず専門知識を要するため、結局、専門部署に依頼することになるケースもあります。
自社で活用していくには、導入後の教育が重要といっても過言ではありません。ベンダーが開催しているセミナーやユーザー会などに参加して、使用方法や活用方法の習得が求められます。またノウハウ共有のためのコミュニティをはじめ、お互いにサポートしあえる環境を整備した製品もあります。ユーザーが利用できるという条件をクリアすることで、はじめてデータを活用できるといえるでしょう。導入後は社員への教育期間を確保し、ツールの定着を図りましょう。
BIツールの選定ポイント
BIツールの導入にあたっては、まず誰がどのように活用するのかという要件を定めましょう。要件定義をしたうえで、製品を比較するポイントは以下のとおりです。
提供形態はクラウドか、オンプレミスか
提供形態は大きく分けて、クラウドとオンプレミスの2つがあります。
- ■クラウド型BIツールのメリット
- ・インターネット上で利用するため、データをリアルタイムで更新できる
- ・外出先からでも接続できる
- ・サーバ構築が不要で、短期での導入やスモールスタートが行える
- ・スマートフォンやタブレットに対応している製品も多い
- ■オンプレミス型BIツールのメリット
- ・業務形態や規模、独自ルールなどに応じた柔軟なカスタマイズが可能
- ・インターネットに接続していないため、クラウドに比べて高セキュリティ
- ・初期費用はクラウド型よりもかかるが、ランニングコストは抑えられる
比較表に戻って提供形態を確認したい方はこちら!
▼【2022最新】BIツール比較表に戻る
既存のIT環境で対応可能か
BIツールの基本機能は、データの分析と出力です。また基幹システムや販売管理システムなどの業務系システムに蓄積されているデータは、所在もフォーマットもバラバラであることが多く、直接分析に利用できません。したがって社内データをBIツールで活用するには、ETLツールなどでデータの書き出し・変換処理を実施後、データウェアハウス(DWH)にデータ統合する必要があります。
製品によってはETLやDWHも一緒に提供されている場合もありますが、導入前には必ず自社のIT環境を確認しましょう。
運用に見合う料金体系か
コストは提供形態やプランによって異なります。ユーザー数に応じて変動する製品が多いものの、クライアントフリーやサーバライセンス型など、ユーザー数に制限がないプランをもつ製品もあります。この場合はデータ量によって変動することが多いでしょう。
BIツールの費用は提供形態やライセンスによってさまざまですが、月額で数万円~数百万円までかかることを覚えておきましょう。ツールの保守・運用やサポートに費用がかかる場合もあるので、注意が必要です。
分析・操作は誰が行うのか
「誰が」分析するのかも想定すべきです。もし現場の一人ひとりが活用するならば、より簡単に操作できる製品がよいでしょう。セルフサービスBIであっても、「誰でもできる範囲」がデータソースをつなげるところからなのか、ダッシュボードを作成できるところからなのかはツールによって定義が違います。
また組織変更の際に後任の担当者がBIツールを使いこなせず、導入が失敗に終わったというケースもあります。利用者を想定して、使いやすいUIかを確認しましょう。無料トライアルを設けている製品も数多くあるので、UIや操作性などを実際に試すとよいでしょう。
サポート体制は充実しているか
近年では、サポートや教育体制を整えているベンダーも増えてきました。利用者同士のコミュニティを設けた製品もあるので、意見交換によりツール活用の幅を広げられるでしょう。
はじめてBIツールを利用する、または多くの社員に活用してほしい場合は、サポートの充実度も選定ポイントの一つです。
自社の目的にあったBIツールを導入しよう!
BIツールは多種多様なデータを分析・可視化できますが、用途が曖昧だったり操作性が悪かったりすると、まったく機能しないツールとなりかねません。データをうまく活用できなければ、企業のもつ貴重な情報資源が無駄になります。自社にあったBIツールを選定し、効果的なデータ活用でよりよい企業活動につなげていきましょう。