BIツールとは
BIツール(Business Intelligence)とは、社内の各システムに分散する大量のデータを収集・分析するためのツールです。BIシステムとも呼ばれます。
BIツールは帳票や報告書を作成する際、集約された膨大なデータから必要な情報のみ取り出して分析し、グラフや表などを用いて可視化します。社内のデータ活用が容易になり、マーケティング分析や計画作成、経営層の意思決定などがスムーズに行えるでしょう。現場からの情報を素早く経営に活かすために、BIツールを導入する企業が増えています。
BIツールの概要について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
関連記事
BIツールの機能
BIツールの主な機能は、以下の4つです。
- ●レポーティング・ダッシュボード機能
- ●OLAP(オンライン分析処理)機能
- ●データマイニング機能
- ●プランニング機能
それぞれの機能について詳しく解説します。
レポーティング・ダッシュボード機能
企業内の膨大なデータをグラフや表などで見やすく表示する機能です。Webレポートや重要指標の一覧表示も可能です。売上管理やKPI(重要業績評価指標)管理、パフォーマンスチェックや異常値の検出など、さまざまな目的で活用されます。
数値の推移などが直感的に理解でき現状把握しやすくなるほか、情報の共有も簡単なため、スピーディーな意思決定を支援します。
OLAP(オンライン分析処理)機能
収集したデータをもとに、ユーザーが要求した分析処理をリアルタイムで行う機能です。問題のある指標について要因を掘り下げ、検証を支援します。
「スライス分析」や「ドリル分析」など、専門知識が必要になる多次元的なデータ分析をツールが行うため、誰でも短時間で質の高い分析結果が得られます。意思決定プロセスに必要な問題点の分析や検証を的確に行えるでしょう。
データマイニング機能
さまざまなデータから関係性や傾向を探索するための機能です。アンケート結果の集計で使われる「クロス分析」や、2つのデータにおける関係性の強さを数値化する「相関分析」、結果と要因の数値関係を調べる「回帰分析」などの分析手法を用います。
膨大なデータから事象の関連性の発見や予測ができるため、問題に対処する際の手がかりや、マーケティング施策の立案や経営戦略などに役立つ新たな知見が得られます。
プランニング機能
過去実績の分析と、分析をベースにした数値のシミュレーションを行い、予算計画や経営計画の根拠を得るための機能です。条件の変化によって、売上や利益がどのように変動するかをシミュレーションできます。データ分析をもとにした精度の高い予測が実現するでしょう。
以下の記事では、BIツールの機能を活用して得られるメリットについて解説しているので、あわせてご覧ください。
関連記事
watch_later 2024.02.29
BIツールのメリット・デメリットとは?選定のポイントも解説! 続きを読む ≫
BIツールの分類
BIツールは、特徴の異なるさまざまなツールが提供されています。この記事では、BIツールを導入する企業の課題や目的ごとに5つのタイプに分類して、おすすめ製品を紹介します。製品選びに悩んでいる企業は、自社の課題や目的に該当するタイプからまずチェックしてみましょう。
- 「人気の高い製品から選びたい」「種類が多くてどれを選んだらよいかわからない」
- →「ITトレンドBIツール人気ランキングTOP3」をチェック!
- 「社内データを集約して経営判断に活用したい」「高度な分析を行いたい」
- →「データ分析に特化したBIツール」をチェック!
- 「現場担当者が簡単にデータ分析・利用したい」「資料作成の手間や時間を削減したい」
- →「操作性とレポートに優れたBIツール」をチェック!
- 「システムを横断してデータを分析したい」「サーバ環境やシステム環境が異なるデータを連携して活用したい」
- →「連携機能に優れたBIツール」をチェック!
- 「分析だけでなくデータの管理や整理・集計も行いたい」
- →「集計・データ管理に強いBIツール」をチェック!
BIツールの選定ポイント
BIツールの導入にあたっては、まず自社の課題を整理しましょう。そのうえで課題解決につながる機能や強みをもつ製品を選ぶことが重要です。また、自社にあうツールを見つけるために、以下のポイントを踏まえて製品を比較しましょう。
- ●従来型BIかセルフサービスBIか
- ●データ分析や操作は誰が行うのか
- ●提供形態は自社の環境に適しているか
- ●自社の運用に見あう料金体系か
- ●既存の業務システムと連携しやすいか
- ●Excelとの親和性はよいか
- ●レポーティング機能とダッシュボード機能のどちらを利用したいか
- ●導入後のサポート体制は充実しているか
それぞれの選定ポイントについて詳しく解説します。
従来型BIかセルフサービスBIか
BIツールには、「従来型BI」と「セルフサービスBI」の2種類があります。従来型BIは高度なスキルを要するため、エンジニアなどの専門スキルをもつ専任者がデータ整理・分析を行います。一方セルフサービスBIは、分析データを活用したい業務担当者本人がデータ整理・分析できるのが特徴です。チーム間での共有も容易なため、運用面でのメリットは大きいでしょう。
近年は、多くのBIツールがセルフサービスBIに対応しています。しかし非対応製品もあるため、セルフサービスBIの活用を想定している企業は製品検討時に確認しましょう。
セルフサービスBIについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。導入メリットや活用例などを解説しています。
関連記事
データ分析や操作は誰が行うのか
BIツールを導入するにあたり、「誰」がデータを分析するのか明確にしておきましょう。
例えば現場の一人ひとりが活用するならば、セルフサービスBIが候補に上がります。ただし、一口にセルフサービスBIといっても、操作性や「誰でもできる範囲」の定義はツールによって異なります。データソースの連携から誰でも簡単にできるツールもあれば、分析には多少の専門知識が必要でレポート作成は誰でも容易に行えるなど、操作性はさまざまです。
また、BIツールは膨大なデータから必要な情報を検索・抽出してデータ分析を行いますが、検索・抽出方法によって使い勝手は大きく異なります。現場担当者のリテラシー次第で対応できないケースも多いため、詳しい検索・抽出方法について事前に確認しておきましょう。
提供形態は自社の環境に適しているか
BIツールの提供形態は、クラウド・SaaS・ASP型と、オンプレミス・パッケージソフト型の2つに大別できます。それぞれのメリットは以下のとおりです。自社に最適な提供形態を選定する参考にしてください。
- ■クラウド・SaaS・ASP型BIツールのメリット
- ●インターネット上で利用するため、データをリアルタイムで更新できる
- ●外出先からでも接続できる
- ●サーバ構築が不要で、短期での導入やスモールスタートが行える
- ●スマートフォンやタブレットに対応している製品も多い
- ■オンプレミス・パッケージソフト型BIツールのメリット
- ●業務形態や規模、独自ルールなどに応じて柔軟にカスタマイズできる
- ●インターネットに接続していないため、クラウドに比べてセキュリティ性が高い
- ●クラウドよりも初期費用はかかるが、ランニングコストは抑えられる
自社の運用に見あう料金体系か
BIツールの費用は、提供形態やライセンス体系によって異なります。ユーザー数に応じて変動する製品や、クライアントフリーやサーバライセンス型など、データ量によって変動する製品もあります。また、ツールの保守・運用やサポートに追加費用がかかる場合もあるので、事前に確認しましょう。
以下の記事ではBIツールの費用について詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。
関連記事
watch_later 2024.02.05
BIツールの価格や費用は?提供形態やライセンス体系ごとに解説! 続きを読む ≫
既存の業務システムと連携しやすいか
BIツールの基本機能は、データの分析と出力です。しかし、基幹システムや販売管理システムなどの業務系システムに蓄積されているデータは、所在もフォーマットもバラバラであることが多く、既存のままでは分析に利用できません。そのため社内データをBIツールで活用するには、ETLツールなどでデータの書き出し・変換処理を実施後、データウェアハウス(DWH)にデータ統合する必要があります。
製品によってはETLやDWHも一緒に提供されている場合もありますが、導入前には必ず既存の業務システムとの連携性や相互性を確認しましょう。
Excelとの親和性はよいか
データ分析やレポート作成をExcelで行っている企業は多いでしょう。ExcelライクなBIツールを導入すれば、従業員への定着が早く高い実用性が望めます。例えば、Excelフォーマットを利用した製品やExcelに機能を追加して利用する製品なら操作しやすく、導入後もスムーズに移行できるでしょう。
また、分析したデータをExcelファイルに変換したり、分析レポートをExcelデータで出力したりできるツールも提供されています。BIツールで分析した結果をExcel上で加工し、Excelデータとして共有したい企業におすすめです。
レポーティング機能とダッシュボード機能のどちらを利用したいか
レポーティングとダッシュボードは、どちらもデータ分析結果をグラフや表を用いてアウトプットする機能です。ただし、レポーティングは「分析結果をレポートとして出力」する機能で、ダッシュボードは「分析結果を1画面で直感的にわかりやすく表示」する機能です。それぞれに強みは異なるため、分析結果をもとに資料をまとめたい場合はレポーティング機能を活用し、日々のデータをパソコン画面で確認する場合はダッシュボード機能が適しています。
BIツールはレポーティング機能とダッシュボード機能の両方を搭載している場合が多いものの、ツールごとに機能性は異なります。用途を想定してより活用しやすい製品を選びましょう。
レポーティング機能とダッシュボード機能についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事
導入後のサポート体制は充実しているか
BIツールを有効活用するためには、導入後のベンダーサポートも重要なポイントです。例えば、ツールの使用方法や活用方法を習得するためのセミナー開催や、データの収集・蓄積・分析・可視化・活用まで専任者がトータル支援する製品があります。また、利用者同士のコミュニティを設けた製品もあり、意見交換するなかでツール活用の幅を広げられるでしょう。
「はじめてBIツールを利用する」場合や「多くの従業員に活用してほしい」場合には、サポートが充実していることを重視すると、導入効果を最大化しやすくなります。
【2024年最新】BIツール比較表
ここからは、おすすめのBIツールを紹介します。まずは製品の機能や提供形態、おすすめポイントなどをひと目で比較できる一覧表を参考にして、気になる製品を見つけましょう。
ITトレンドBIツール人気ランキングTOP3
ITトレンドでユーザーから最も問い合わせが多かった製品を発表する「ITトレンド年間ランキング」をもとに、2023年に問い合わせが多かったBIツール3製品を紹介します。
《Yellowfin》のPOINT
- 国内700社、世界50カ国、27,000社以上導入実績のグローバルBI
- 重要なデータの変化を自動で検出・分析し、結果をユーザーに通知
- ガイドに従って自然言語でデータに質問するだけで簡単に分析
ITトレンド年間ランキング2023(BIツール)第1位
Yellowfin Japan株式会社が提供する「Yellowfin」は、売上や在庫数などの重要なデータの変化を捉え、原因まで自動特定するBIツールです。Google AnalyticsやSalesforceなどのサービスや、アプリケーションに接続してのデータ分析にも対応します。アナリスト評価のGartner Magic Quadrant2022に選出され、IT分野において世界的に評価されています。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
ー ※利用シーンにあわせ、ユーザー数単位や大規模利用、サービス組み込みなどのライセンス体系を提案 |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Yellowfinのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
分析機能の観点で優れているツールと感じています。大きく2点あり、1点目は分析に慣れていない人でも使いやすいような分析サポート機能の充実、2点目は機械学習等を活用した予測も含めた機能の充実です。 |
業種 | 自動車、輸送機器 |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Yellowfinの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
データ分析で利用できるグラフのグラフィック・種類がより増えると良いです。またダッシュボードのデータ出力がプロジェクト単位ではなく、ページ単位でも出来ると嬉しいです。 |
Domo
ドーモ株式会社(代理店:NDIソリューションズ株式会社)
《Domo》のPOINT
- データ活用を実現するために必要な機能をオールインワンで提供
- SaaS型BI国内市場NO.1!※高い顧客満足度を獲得!
- モバイル標準対応なのでデータを元に迅速なアクションを促進可能
ITトレンド年間ランキング2023(BIツール)第2位
ドーモ株式会社の「Domo」は、NDIソリューションズ株式会社が代理店として提供するデータ分析に必要な機能を網羅したBIプラットフォームです。データ専門家だけでなくビジネスユーザーでも簡単に扱える操作性で、データの接続から保存、可視化・分析、展開まで実行可能です。また、1,000以上の豊富なコネクタを備えているため、データ接続の開発を行う必要がありません。そのほかダッシュボードやリアルタイムレポートはモバイルデバイスや専用環境、外部システムへセキュアな状態で共有します。
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
ー |
機能 |
レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Domoのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
社内のビックデータをすべて取り込み、感覚的に様々なグラフや表を作成できるのでデータ分析に対するハードルがぐっと下がりました。その分析結果をもとに経営戦略やプレゼンができるので説得力や資料作成期間の削減に大きく役立っています。 |
Domoの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
集計データを見る画面でコメントを入れられる、入れられることそのものは便利だが改行がしにくい。ENTERキーを押すとそのままコメント投稿してしまうため、気を付ける必要がある。(あとから編集は可能ではある) |
《FineReport》のPOINT
- ローコードでExcelライクのデザイナにより、分析画面を簡単作成
- データ可視化にデータ入力機能もあり、社内様々な課題が解決可能
- 日本国内大手企業の導入実績が多く、各種事例と安心サポート
ITトレンド年間ランキング2023(BIツール)第3位
「FineReport」は、バリューテクノロジー株式会社が提供するデータ活用ツールです。帳票作成やBI分析、ダッシュボード設計・モバイル対応などのデータ可視化をローコード開発で実現します。また、データ入力機能も特色の一つで、文字や数値データ・QRコード情報などをデータベースに入力できます。ExcelやCSVデータのインポート/エクスポートにも対応しており、業務効率の向上につながるでしょう。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
ー |
機能 |
レポート・ダッシュボード・プランニング・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
FineReportのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
データの視覚化と分析を劇的に簡単にしてくれる素晴らしいツールです。Excelに慣れている方にとっては、特に使いやすいと感じられるでしょう。
他のBIツールと比較すると管理画面に豊富な機能が揃っており、性能最適化や運用保守の安定化がしやすくなるように工夫されているところが良かったです。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
FineReportの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
ドキュメントが日本語フォントでないため、日本語的に漢字がおかしいものが多々見受けられます。
また、サポートに関しても日本語対応が可能なアジア系のスタッフが対応してくれることが多いため、コミュニケーション能力にやや不安が残るため、そのあたりが改善されると嬉しいと思いました。 |
最新の人気ランキングから製品を比較したいという方は、以下のボタンから確認できます。気になる製品は資料請求(無料)を利用して、機能や特徴についてよく把握しましょう。
データ分析に特化したBIツール
BIツールは基本的に分析機能を持ちあわせていますが、ここではデータの分析に特化したBIツールを紹介します。高度な分析や高速集計ができる製品をお探しの企業にもおすすめです。
Microsoft Power BI 導入支援サービス
製品・サービスのPOINT
- BIツールをスモールスタートで使ってみたい!
- 社内に蓄積されたデータを活かして、業務の精度を向上させたい!
- レポート作成・運用を内製化したい!
イースト株式会社が提供する「Microsoft Power BI 導入支援サービス」は、Microsoft社が提供するセルフサービスBIツールと、15,000社以上の導入実績をもつデータベース検索・更新ツールで構成されています。SkyLinkはほとんどの国内データベースへ接続でき、PowerBIはExcelに近い使用感で情報の可視化・分析が可能です。また、タブレットやスマートフォンにも対応しているため、外出先でもデータの確認や把握がしやすいでしょう。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
【SkyLink】 SkyLink Ver.13 for Desktop:84,000円~ SkyLink Ver.13 for Web:150,000円~ 【Power BI】 Power BI:月額1,250円 |
機能 |
レポート・データマイニング・タブレット対応 |
《Visualized CDA》のPOINT
- データの収集から可視化まで、経験を活かしトータルサポート
- 企業課題と合わせたコンサルティングでスピーディーに構築
- スモールスタートから提供でき、進化するシステム構築が可能
株式会社アイネスが提供する「Visualized CDA」は、あらゆる企業のデータを可視化し分析するソリューションです。アマゾンウェブサービス(AWSクラウド)を採用し、データの収集から蓄積、分析や可視化までトータルで支援します。また、データ活用し実現したい内容を経験豊富なコンサルタントがヒアリングし、企業にあった解決方法を提案します。部分的導入にも対応しているため、分析範囲にあわせた運用も叶うでしょう。約3か月でシステム構築ができ、導入後の拡張も可能です。
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
ー |
参考価格 |
ー |
機能 |
レポート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
TIBCO Spotfire®
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
《TIBCO Spotfire®》のPOINT
- 製造業における国内BIシェアNo1
- 前処理から分析・共有まで、データ分析に必要な機能をすべて搭載
- 初級者からデータサイエンティストまで幅広いスキルレベルに対応
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供する「TIBCO Spotfire®」は、国内外で高い評価を受けるオールインワンのデータ分析ソフトです。データの接続・取得から前処理、各種分析・可視化・共有まで簡単に実施できます。また、統計解析機能(相関分析・回帰分析・分散分析・ロジスティック回帰・決定木・クラスタリング)を標準搭載し、クリック操作で実行可能です。AIによる前処理の自動化や、最適なグラフ・チャートの誘導があり、タイムリーな意思決定にも効果的でしょう。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
169,000円~ |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・データマイニング・プランニング・タブレット対応 |
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
TIBCO Spotfire®のいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
トライアルデータの集計作業や解析作業をExcelにて手作業で実施しておりましたが、本ツールを利用することで、作図・作表・分析の業務スピードが大幅に向上しました。 |
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 5,000名以上 |
TIBCO Spotfire®の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
文字やセルの色などのフォントがより自由になるとありがたい。またwebplayer版でできる機能が制限されているが、なるべくクライアント版と同じことができると嬉しい。データを吐き出す機能がより充実しているとありがたい。 |
《Qlik Sense》のPOINT
- ガートナー社から12年連続でリーダーに認定
- 世界中で50,000社以上もの導入実績
- AIを搭載した「Insight Advisor」が分析を支援
クリックテック・ジャパン株式会社が提供する「Qlik Sense」は、世界で50,000社超の導入実績をもつBIプラットフォームです。オリジナルの連想技術やAIを搭載し、深く切り込んだ検索と分析が可能です。自然言語による対話でユーザーの意図を把握し、ハイレベルな分析とインサイトも自動生成します。アラート機能もあるため、さまざまなデータの監視をシステムに任せられるでしょう。ほかにも柔軟なレポート生成・モバイル対応・拡張など機能が充実しています。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
月額30ドル/ユーザー(年間での請求)
|
機能 |
レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Qlik Senseのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
売上データや数量ベースでのデータなど自社の課題に合わせて売上データを表示することが可能なため使いやすい。
売上分析もエクセルデータにエクスポートが検便であり、応用が利くため、自社の分析にも役立っている。 |
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
Qlik Senseの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
ビジュアル的に表出されたチャートを画像として保存する際に凡例の表示を自由に設定できるとなお良いと思います。 |
《KiZUKAI》のPOINT
- AIによる顧客分析
- 企業規模に応じた料金体系
- データ収集などのアフターフォロー
株式会社KiZUKAIが提供する「KiZUKAI」は、顧客の状態をスピーディーに可視化し、アクションすべきリストを自動抽出するBIツールです。顧客データの集約はもちろん、AIが実績をもとにユーザーの解約リスクを自動算出するため、迅速な改善施策の立案にも役立つでしょう。また定めたKPIに該当するユーザーを自動収集し、アラートで告知する機能も備えています。
提供形態 |
SaaS / サービス |
無料トライアル |
ー(※無料デモあり) |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
操作性とレポートに優れたBIツール
次に、操作性が高く誰でも見やすいレポートの作成が可能なBIツールを紹介します。現場ユーザーでも簡単に操作・分析できる製品をお探しの企業におすすめです。
《WebQuery》のPOINT
- 【導入実績 6,200件】幅広い業種・業務で活用中!
- 【安全にデータ公開】金融機関200社以上/銀行70行以上の導入実績
- 【手厚いサポート】純国産!納得・満足するまでサポート!
株式会社システムコンサルタントが提供する「WebQuery」は、6,200社超の導入実績をもつ純国産BIツールです。業種や業務を問わず利用でき、検索処理の作成や変更を直感的な操作で行えます。リアルタイムの抽出データをブラウザ上のデータベースで直接参照するシンプルな構成のため、構築やメンテナンスの手間がかかりません。またアクセス制御はもちろんのこと、監査証跡ログに記録も可能なため、内部統制にも効果的です。同社で開発から保守まで対応するので、安心して運用できるでしょう。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
無料トライアル |
ー(※無料デモあり) |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | その他 |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
WebQueryのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
本部機能を担う部署におり、全国の会員の営業成績や加入情報データを職場全体で定期的に集計しています。
作業は社内間でデータベースを受け取り、Excelの手作業で行っていました。
一連の作業に時間が掛かるだけではなく、職場のメンバー毎に集計手段がピポットや数式など異なり出力形式が属人的になっていました。
当製品の導入で、集計が数クリックだけでダウンロードが出来るようになり、
アウトプット形式も統一されたため効率化が図れました。大変助かっております。 |
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
WebQueryの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
汎用検索の活用は様々な事例が考えられるので、それらをわかりやすく説明するための多様な活用事例集などが動画などでもあると直感的に伝わりやすいと思います。 |
《軽技Web》のPOINT
- 導入が低コストで、ユーザが簡単に欲しいデータを自ら入手できる
- レポートや定型帳票を簡単に作成・共有。業務を大幅に効率化
- 帳票の自動作成、異常データの自動検知で、業務の自動化を推進
富士電機ITソリューション株式会社が提供する「軽技Web」は、データベース構築の手間がかからず、誰でも使いこなせるセルフサービスBIです。導入実績は1,500社におよび、従業員数100名以上の中規模から大規模企業までカバーしています。Excelで毎月作成しているようなレポートや定形帳票も簡単に作成でき、社内での共有が可能。自動検知・アラート表示機能があるため、異常データが発生しても安心です。またユーザー権限の設定や制御により、安全にデータを活用できるのも魅力の一つでしょう。
提供形態 |
クラウド / パッケージソフト |
無料トライアル |
ー(※無料デモあり) |
参考価格 |
1,980,000円~ |
機能 |
OLAP分析・レポート・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 通信サービス |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
軽技Webのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
様々な業務で自社データの検索、編集(日付の表記等)が必要であった為、本製品を導入しました。 基幹システム等で検索できないデータ群も、この製品を活用することで、簡単にデータ検索・出力が可能になりました。 ※SQLの直接実行にも対応している為、複雑な処理であれば、SQLで対処可能です。 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
軽技Webの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
大量のデータ管理をする際にタグ付の機能があると便利になります。またデータ抽出の前に簡易な編集機能もあると便利ですね。 |
《Power BI》のPOINT
- データを集計して可視化(ビジュアル化)
- わかりやすいUIで組織の現状分析と意思決定をサポート
- Microsoft製品との連携をはじめ様々なデータベースと接続が可能
ロボフィス株式会社が代理店として提供する「Power BI」は、Microsoft社のデータ分析ツールの導入に加え、コンサルティングエンジニアが施策提案・社内研修などあらゆる面からサポートします。プログラミング知識がなくても操作しやすく、さまざまなデータの抽出や変換、統合の実施、レポート作成や共有などが可能です。散在するデータの集計を自動化することで、リアルタイムな売上情報の共有が実現するでしょう。導入に不安がある企業や、運用や活用方法のアドバイスを受けたい企業に適しています。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・データマイニング・プランニング・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Power BI Desktop》のPOINT
- データモデリングツールで簡単にモデル化
- モバイル端末でも使用可能
- AIにより発見しづらいインサイトを掘り出せる
日本マイクロソフト株式会社が提供する「Power BI Desktop」は、完全無料でダウンロードできるBIツールです。主な機能として、クエリモデル・データモデル・レポート作成があります。DAX言語を使用できるユーザーであれば、クラスタリングやクイック指標、グループ化などの機能も備えているため、より高度な分析が可能でしょう。レポート作成は、書式設定やレイアウトのカスタマイズにも対応します。
提供形態 |
パッケージソフト |
無料トライアル |
ー |
参考価格 |
無料(※有料版の上位製品あり) |
機能 |
レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Power BI Desktopのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
容量の大きいデータであっても簡単に可視化でき、かつ可視化のクオリティも高い点です。PowerPointで作成する資料と比較してもグラフは綺麗であり、かつExcelでは重すぎて時間がかかってしまうようなデータであってもスピーディに処理することが可能な点は魅力的です。 |
Power BI Desktopの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
エクセルよりも慣れるのに時間がかかりました。データベースなので同じような構成にするのは難しいと思いますが、エクセルユーザーにより優しい操作画面になると嬉しいです |
《Power BI》のPOINT
- Microsoftのアプリ間でデータをシームレスに共有
- Excelに慣れている人にとって使いやすいUI
- データ保護やコンプライアンス維持を支援する強固なセキュリティ
日本マイクロソフト株式会社が提供する「Power BI」は、オンプレミスやクラウドの枠にとらわれずデータを取り込み、レポート作成ができるBIツールです。Microsoft Officeユーザーにとって使いやすいUIで、ExcelやTeamsなどMicrosoft Officeアプリケーション間でのデータ共有が行えます。データの変換から統合・強化・分析まで対応し、DAX言語の使用も可能です。膨大なビジュアライゼーション機能によって、視覚的に優れたレポートを容易に作成できる点もポイントです。
提供形態 |
オンプレミス / SaaS / ASP |
無料トライアル |
ー |
参考価格 |
Power BI for free:無料 Power BI Pro:月額1,090円~/ユーザー Power BI Premium:月額2,170円/ユーザー |
機能 |
レポート・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Power BIのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
ただ現状の営業数字状況がわかるだけでなく、クライアントのグループごとの進捗が見れたり、昨年比との差分が見れる点が、営業活動の計画を立てるにあたって使いやすいです |
Power BIの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
チュートリアルのような機能があると、最初の導入ハードルが下がって有難い。MSのラーニングやYou Tubeを使用したが、画面上の指示に沿って自分の操作でサンプルレポートを作る事ができると、ベーシックな機能の概要を理解しやすい。 |
《Data Knowledge》のPOINT
- 分析ノウハウの共有で社内の分析スキルを向上
- 豊富な分析機能で経営状況をタイムリーに可視化
- 詳細なログ管理と権限設定で安全に情報共有
株式会社クロスユーアイエスが提供する「Data Knowledge」は、情報システム部門に頼ることなく、全従業員が各自でデータ活用を行えるBIツールです。プログラム開発せずに、データや帳票の作成が可能です。作成されたデータが共有されるだけでなく、加工方法や出力方法など、データ作成に至ったプロセスも公開されます。分析ノウハウの共有や従業員間での評価付けを通じて、従業員全体のデータリテラシー向上が期待できるでしょう。
提供形態 |
オンプレミス |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
基本セット:550,000円/サーバ 追加標準ライセンス:13,200円/ユーザー 追加閲覧・実行限定ライセンス:9,240円/サーバ 追加閲覧限定ライセンス:6,600円/サーバ(すべて税込み) |
機能 |
レポート・ダッシュボード |
業種 | 運輸 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Data Knowledgeのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
膨大なデータの分析作業と図表の作成に際して、アプリケーションの機能に則って作業を行うことでいつの間にかそれなりな仕上がりの資料が出来ている。どういった資料を作るべきか迷っているときのヒントにもなるようなアプリケーションだと感じている。 |
業種 | 機械、重電 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
Data Knowledgeの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
例えば事務所内に設置されているプリントへのアクセス・印刷など、外部ソフトウェア・システムとの連携がよりスムーズになると使い勝手が向上します。 |
連携機能に優れたBIツール
続いて、データの連携に強いBIツールを紹介します。無料ツールや多機能な製品も登場します。
《Srush》のPOINT
- 100種類以上のシステムとクリックだけでデータ接続・分析が可能
- 低負荷・低コストで導入初日から分析を始められ、継続率99%以上
- カスタマーサクセスチームが導入から活用まで徹底的にサポート
株式会社Srushが提供する「Srush」は、散在しているデータを統合し、誰でもデータ分析ができるデータ統一クラウドです。業界初のフルマネージド型分析ツールで、ExcelやSFA・CRMだけでは解決できず、従来型BIツールは使いこなせないという悩みに応えます。100種類以上のサービスと連携でき、ETLもDWHも必要ありません。また、既存システムのCSVデータや表計算ソフトのKPI管理データにも対応可能です。専門的なスキルがなくてもデータの連携・分析が簡単に実施できるでしょう。
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
無料トライアル |
ー(※無料デモあり) |
参考価格 |
ー |
機能 |
レポート・ダッシュボード |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Google Data Portal》のPOINT
- Googleのサービスに散在するデータを一元化
- 自由度の高いカスタマイズ機能で意思伝達を円滑化
- 共同編集機能でチームワークを強化
グーグル合同会社が提供する「Google Data Portal」は、中小企業から大企業までカバーする完全無料のBIツールです。Googleマーケティングプラットフォームの機能の一つで、Google広告やスプレッドシートなど、Googleのサービス上で保存しているデータを一元管理し分析に活用できます。また、豊富なコネクタでYouTubeなどとの接続も簡単で、柔軟なレポートやダッシュボードの作成機能、共有機能も搭載しています。Googleアナリティクス360などの関連機能と連携させる場合のみ費用がかかるので、機能を厳選すればコストも抑えられるでしょう。
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
無料トライアル |
ー |
参考価格 |
無料 ※関連機能(Googleアナリティクス360など)との連携には費用が発生 |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Google Data Portalのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
データ分析のセットアップを非常に簡単にしてくれるため、使いやすいと感じました。Google Data Portalを使用すると、データのインポート、変換、保存、共有などを容易に行うことができます。 |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Google Data Portalの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
テンプレ自体がもう少し豊富に揃えてくれると視覚的バリエーションが増えていいと思う。グラフのレイアウトなども強化してほしい |
《LaKeel BI》のPOINT
- 豊富な分析テンプレートで、一目で直観的に使える国内産ツール
- データ集計・統合・分析・可視化・業務の自動化をこれ1つで!
- 利用人数・データ量が無制限の全社で使える価格体系
株式会社ラキールが提供する「LaKeel BI」は、オールインワンのセルフサービスBIです。ETL機能やデータ分析機能、レポート・Webダッシュボード作成を搭載しています。難解さを排除した理解しやすいメニューと、Excelライクな操作性により、従業員のスキルに左右されないデータ活用が可能です。国内企業向けの業務テンプレートも豊富に取り揃えているため、速やかに分析を実行できるでしょう。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・プランニング・タブレット対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 金融・証券・保険 |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
LaKeel BIのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
別々のシステムで管理していたデータを、このシステム一つで集約して、事前に設定した条件でレポートをつくったり、分析したりすることができます。経営分析や人事関連などのテンプレートが豊富ですし、組織をまたいでデータ共有が可能です。 |
業種 | 金融・証券・保険 |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
LaKeel BIの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
条件設定画面がやや煩雑で情報量が多く、ヘルプ機能も少ない。慣れるまでに時間がかかるので、初心者向けのセミナーがあるとよいと思う。 |
《CRM Analytics》のPOINT
- シンプルな予測モデル構築機能
- システム上のさまざまなページに予測機能を埋め込み可能
- 透過性の高い信頼できるAIアルゴリズム
「CRM Analytics」は、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するAI搭載型分析プラットフォームです。Salesforceとの連携により、同一のプラットフォーム上でデータを一元化できます。アンチバイアス機能をもつAIと、機械学習による高度な分析機能によって、手間をかけずに予測モデルの作成が可能です。さらに、サードパーティのアプリやテンプレートを利用してのダッシュボード作成なども行えます。
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
Einstein Predictions:月額9,000円/ユーザー CRM Analytics Growth:月額16,800円/ユーザー CRM Analytics Plus:月額19,800円/ユーザー Revenue Intelligence:月額26,400円/ユーザー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・タブレット対応 |
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
CRM Analyticsのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
使い勝手がよく、データ加工も実施しやすい。そのため、モニタリング経験が少なくても指定のプログラムを受講すれば割と誰でもできる。 |
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
CRM Analyticsの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
もう少し簡単にダッシュボードの設計ができると嬉しいです。
データ加工時のデータ容量により処理が重くなるので軽くなると嬉しい。 |
集計・データ管理に強いBIツール
ここでは、データの管理や整理・集計が得意なBIツールを紹介します。データ分析に加え、データ管理も同時に行いたい企業におすすめです。
《Sactona》のPOINT
- 費用対効果に優れ、短期間で導入可能!
- エクセルだから誰でも自由にデータ分析ができる!
- 既存の報告書をそのままの形で活用可能!
アウトルックコンサルティング株式会社が提供する「Sactona」は、予算管理や予算編成などの経営管理機能が充実したエンタープライズシステムです。データ入力・データ管理・データ閲覧の3つのシンプルな構成が特徴で、各部署が簡単に入力できるため管理部門の業務を効率化します。Microsoft社のテクノロジーに準拠して開発が行われており、Excelを利用するため既存の業務フローを大きく変えずに導入できるでしょう。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
無料トライアル |
ー |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート・ダッシュボード・プランニング |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 金融・証券・保険 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Sactonaのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
EXCELライクではなく、EXCELそのものの操作性が魅力であり、操作を新たに覚える必要がないため、社員への定着もスピーディーでした。分析の精度が上がり、予算数値の見直しなども簡単に行なえます。 |
Sactonaの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
AI機能等で、過去の実績値から予測値を算出したりシミュレーションできるような機能があると理想的。またそのデータを瞬時にグラフ化できるとありがたい。 |
《Excellent》のPOINT
- 【導入実績 6,200件】幅広い業種・業務で活用中!
- 【安全にデータ公開】金融機関200社以上/銀行70行以上の導入実績
- 【手厚いサポート】純国産!納得・満足するまでサポート!
「Excellent」は、株式会社システムコンサルタントが提供する純国産のBIツールです。Excelアドイン型のため、Excelから自由にデータの抽出・分析が行えます。売上や会計管理、資料・帳票作成、作業進捗管理などExcelで数値を扱う業務の大幅な効率化が期待できます。また、データベースを直接参照する条件設定にすればすぐにデータ抽出が可能なため、使用者の知識やスキルを問いません。開発や保守、問い合わせ対応、セミナー実施などもすべて同社で行っており、導入や運用に不安のある企業でも安心です。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
無料トライアル |
ー(※無料デモあり) |
参考価格 |
ー |
機能 |
OLAP分析・レポート |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Excellentのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
マイクロソフト社のExcelツールにアドインして利用できます。データは、抽出したあとExcel上で加工することができます。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Excellentの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
Excelとの互換性や相性から、データ抽出中にクラッシュしてしまう事象がありました。サポートは大変丁寧でした。 |
《TEAL BI》のPOINT
- 【飲食業界専用】操作不要で流し見だけで想定外の変化に気付ける
- 【飲食業界専用】集計の全自動化により、エクセル作業をゼロに
- 【飲食業界専用】成功した企業のノウハウを集めて標準化
株式会社ティールテクノロジーズが提供する「TEAL BI」は、飲食業の売上管理や分析に特化したBIツールです。POSレジや仕入れシステムをはじめ、飲食業で利用されているツールと連携し自動でグラフ表示するほか、集計や分析作業の自動化にも対応します。また、成功した多くの企業のノウハウをもとに構築されたKPI管理や、分析手法を活用できる点も強みの一つです。
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
初期費用無料、月額8,000円~/店舗 |
機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《MicroStrategy》のPOINT
- 組織に合わせてコーティングする必要がなく使いやすい
- 官公庁や自治体などにも導入されている安全性の高さ
- ユーザーの使用するアプリなどを解説して最適なアナリティクス
マイクロストラテジー・ジャパン株式会社の「MicroStrategy」は、コーディング不要で適切なアナリティクスを自動展開するBIツールです。ビッグデータに対応し、レポートやダッシュボード作成もスムーズなため、CRMをはじめ幅広くデータを活用できます。また、官公庁や自治体への導入実績があり、安全性や信頼性の高さも特徴です。
提供形態 |
クラウド |
無料トライアル |
ー(※無料デモあり) |
参考価格 |
ー |
機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
MicroStrategyのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
非常に優秀なBIツールです。必要なデータを見える化し出先でもスマホ等を使い閲覧できることで、分析結果を常にアップデートできる。そして戦略を組み立てることが容易になりました。 |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
MicroStrategyの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
画面デザインやアイコンなどの地震でレイアウトできるようになると更なる視認性向上になるはずなので導入してほしいですね |
自社の目的にあったBIツールを導入しよう
BIツールは多種多様なデータを分析・可視化できますが、用途が曖昧であったり操作性が悪かったりすると、まったく機能しないツールとなりかねません。自社にあったBIツールを選定し、効果的なデータ活用でよりよい企業活動につなげましょう。
まずは気になる製品の資料請求をしてみて、各BIツールの機能や特徴などを具体的に知ることがおすすめです。