BIツールを比較しよう!
ここからは実際にBIツールを比較していきましょう。この記事では、特徴別にBIツールを分類しました。
- ■データの分析に特化したBIツール
- ■操作性とレポートに優れたBIツール
- ■連携機能に優れたBIツール
- ■集計・データ管理に強いBIツール
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■データの分析に特化したBIツール
BIツールは基本的に分析機能を持ち合わせていることがほとんどです。その中でも特にデータの分析に特化したBIツールを紹介していきます。
Yellowfin の比較ポイント
- 「なぜそれが起きたのか」を伝えるSmartなBI!
- 重要なデータの変化を見逃さず、自動で検出・分析・通知します
- オンプレ、クラウドのどちらでも導入可能
Yellowfin Japan株式会社が提供する「Yellowfin」は、自動でインサイトを発見し、革新的なアナリティクス機能でそれが何故起きたのかまで追求し提示できるエンタープライズBIツールです。Google AnalyticsやSalesforceなどのサービス、アプリケーションに接続しデータを分析することも可能です。
BIに関する調査「BARC The BI Survey 2018」のレポートで、5年連続で革新的ベンダーに選出されるなど、実績も十分です。
- 「Yellowfin」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS
- 無料トライアル:ー
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、タブレット対応
Dr.Sum の比較ポイント
- 導入企業6,400社超!全社で利用できるBIプラットフォーム
- 10億件のデータも1秒台で高速集計
- 専門知識を必要とせずに誰でも使える
「Dr.Sum」はウイングアーク1st株式会社が提供する、社内・社外のデータを取り込んで可視化できるフロントデータベースです。IT部門担当はデータベースの運用のみで業務が済むようになり、データの分析・出力は現場で行えるようになります。
また、独自の技術により飛躍的な速さでデータを集計し、大容量のデータを収容することも可能です。
- 「Dr.Sum」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス
- 無料トライアル:ー
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード
BI から AI へ Qlik Sense の比較ポイント
- 拡張知能によりすべてのデータをすべての人に
- マルチデバイス・グローバル対応!
- お客様ビジネス価値向上を実現!
「Qlik Sense」は株式会社ビジネスブレイン太田昭和が提供しており、独自の「連想技術」と「インメモリ」処理により大量のデータをすばやく検索・集計し、的確な分析ができるBIツールです。関連性の高いデータ同士を自動的に結びつけたり、トレンドなどの未来予測をできたりします。
また、Excel・ODBC準拠DB、TwitterやFacebookなどのオープンデータ、これら複数のデータソースを関連付けて分析ができます。
- 「Qlik Sense」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス / クラウド
- 無料トライアル:-
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、タブレット対応
Dr.Sum EA/MotionBoard の比較ポイント
- Excelをそのまま利用!「身近なBI」を実現しました
- 図表や地図を利用した直観的なデータ分析ができます
- 国内シェアNo.1、純国産ベンダーならではの洗練されたBIです
株式会社日立システムズは、独自開発されたデータベース「Dr.Sum EA」と直感的にダッシュボードを作成できる「MotionBoard」の2製品をセット提供しています。
それぞれ独立して活用することはもちろん、2製品を組み合わせるとより効果的にアウトプットできます。帳票・BI・保守の総合力に強みを持っている日立システムズが導入をサポートします。
- 「Dr.Sum EA/MotionBoard」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス / クラウド
- 無料トライアル:-
- 価格:250,000円~
Dr.Sum EA(オンプレミス):1,000,000円(最少構成=同時ログイン数3)~
MotionBoard(オンプレミス):1,000,000円(最少構成=5ユーザライセンス)~
MotionBoard with Dr.Sum EA(クラウド):250,000円(最少構成=5ユーザ90日間利用)~
- 主な対応機能:
レポート、ダッシュボード、タブレット対応
アルテリックス・ジャパン合同会社が提供する「Alteryx Designer」は、データ分析準備の作業をワークフローに置き換え、作業を効率化できるセルフサービスBIツールです。「コードフリー」「コードフレンドリー」のため、データサイエンティストだけでなく業務部門の社員も活用できます。
ビッグデータの高度な統計分析を行い、それを最適な形で可視化することでビジネスに確信をもたらします。さらに販売地域やロジスティクスなどの地理・空間分析にも対応可能です。
- 「Alteryx Designer」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス / クラウド
- 無料トライアル:ー
- 価格:650,000円~
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、プランニング
■操作性とレポートに優れたBIツール
続いて、利用するにあたって操作性が高く、見やすいレポートを作成できるBIツールを紹介していきます。
MotionBoard の比較ポイント
- あらゆるデータソースと接続し、リアルタイムに可視化
- ノンプログラミング で、誰でも簡単にダッシュボードを作成可能
- ExcelやIoTデータ等、複数・様々なデータソースに対応
ウイングアーク1st株式会社が提供する「MotionBoard」は、ノンプログラミングかつマウスの操作だけでダッシュボードを作成できるBIツールです。大量のデータもインメモリ技術で高速化処理し、ビジネスチャットと連携して状況が変化した際にアラートを飛ばすことが可能です。
また、30種もの豊富なラインナップからチャートを選ぶことができ、データを組み合わせてさまざまな分析をすることもできます。
- 「MotionBoard」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス / クラウド
- 無料トライアル:ー
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、プランニング、タブレット対応
Actionista! の比較ポイント
- マニュアルいらずで、誰でも自由にデータ分析ができる!
- サーバーライセンスのみ、全社員で活用できる!
- 純国産、開発からサポートまでメーカー対応!
「Actionista!」は株式会社ジャストシステムが提供するBIツールです。誰でも簡単に操作できるUIとテンプレートで、導入後マニュアルいらずで使えます。
Webブラウザ上でデータの取り込みから分析、結果の出力まで行うことが可能です。また、開発・販売・サポートは一貫してジャストシステム社が提供しているため、ワンストップで安心して導入できます。
- 「Actionista!」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス / パッケージソフト / アプライアンス
- 無料トライアル:ー
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、タブレット対応
MotionBoard Cloud の比較ポイント
- あらゆるデータをリアルタイムに集計・可視化
- 地図機能など、30種類以上の豊富なチャートで思い通りに表現
- すぐに使える業務・業種別テンプレート
ウイングアーク1st株式会社が提供する「MotionBoard Cloud」は、MotionBoardの機能をクラウド上で利用できるBIツールです。MotionBoardでは、Excelのデータ集計や分析を行います。Excelのデータを更新した際は、付属のMotionBoard AgentやMotionBoard Bridgeサービスによってデータを連動させられるので、入力や加工作業はExcelで行うことが可能です。
「情報の見せ方」に特化し、データを見た人が次のアクションにつなげられるようシンプルに可視化できる製品です。
- 「MotionBoard Cloud」の製品情報
- 提供形態:クラウド
- 無料トライアル:別途お問い合わせ
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、データマイニング、プランニング、タブレット対応
Data Knowledge の比較ポイント
- 全社員でデータ活用を行いたい企業
- ニーズの変化に対応できるデータ活用環境を整えたい企業
- 非定型帳票の対応にお困りな企業
株式会社クロスユーアイエスが提供する「Data Knowledge」は、全社的なデータ活用をしたい企業におすすめのBIツールです。27年間の実績をもとに開発を行い、全社員でデータ活用のナレッジを共有できるような機能を搭載しています。
社内で作成されたデータが共有されるだけでなく、加工方法や出力方法など、そのデータを作成するに至ったプロセスも公開されます。さらにナレッジ検索も容易で、ナレッジを評価することも可能です。
- 「Data Knowledge」の製品情報
- 提供形態:パッケージソフト
- 無料トライアル:ー
- 価格:500,000円
- 主な対応機能:
レポート、ダッシュボード、タブレット対応
軽技Web の比較ポイント
- 導入が低コストで、ユーザが簡単に欲しいデータを自ら入手できる
- レポートや定型帳票を簡単に作成・共有。業務を大幅に効率化
- 帳票の自動作成、異常データの自動検知で、業務の自動化を推進
「軽技Web」は富士電機ITソリューション株式会社が提供しており、データベース構築の手間なく誰でも使いこなすことのできるセルフサービスBIです。100名以上の中規模から大規模企業向けの製品です。
専門知識がなくとも簡単な操作で欲しいデータを取得できます。また、Excelで毎月作成しているようなレポートや定形帳票も簡単に作成し、社内で共有することが可能です。
- 「軽技Web」の製品情報
- 提供形態:パッケージソフト / クラウド
- 無料トライアル:ー
- 価格:1,980,000円~
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、タブレット対応
Oracle Analytics Cloud の比較ポイント
- 【実績多数】自分で簡単にレポートやダッシュボードを作成できる
- 【簡単】データベースは勿論Excelデータも自分で統合して分析
- 【自律分析】機械学習を自分のデータ適用し、気付きを補完する
「Oracle Analytics Cloud」は日本オラクル株式会社が提供しており、データの取り込みからレポート、ダッシュボード作成までセルフでできるクラウド型サービスです。専門知識不要で、複数のデータを統合して分析することが可能です。
さらに、簡単な操作でデータを可視化し、分析結果を他のユーザーと共有できます。ExcelデータからクラウドDBなどに対応し、機械学習機能により予測分析も行えます。
- 「Oracle Analytics Cloud」の製品情報
- 提供形態:クラウド
- 無料トライアル:-
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、タブレット対応
Tableau
Tableau Softwareが提供する「Tableau」は、データの指定とドラッグ&ドロップでグラフを作成できるセルフサービスBIツールです。GoogleアナリティクスやSalesforceなどさまざまなデータを連携し、トレンド分析や回帰分析、相関分析などができます。また、ノウハウを共有できるコミュニティがあるので、スキルアップも可能です。
- 提供形態:オンプレミス/クラウド
- 無料トライアル:あり
- 価格:別途お問い合わせ
■連携機能に優れたBIツール
ここからは、他システムとの連携機能に優れたBIツールを紹介していきます。
ウイングアーク1st株式会社が提供する「MotionBoard Cloud for Salesforce」は、MotionBoard CloudとSalesforceを連携させて利用できる製品です。SalesforceのタブにMotionBoardが埋め込まれるため、簡単にデータを参照することができ、Salesforceのユーザー管理も一元化します。
リアルタイムでデータを表示するため、次のアクションがスピーディーになります。モバイルからもダッシュボードや分析結果を確認でき、外回りの多い営業担当者も支援します。
- 「MotionBoard Cloud for Salesforce」の製品情報
- 提供形態:クラウド
- 無料トライアル:ー
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、データマイニング、プランニング、タブレット対応
インメモリ型BIツール「QlikView」 の比較ポイント
- 膨大なデータを直感的な操作ですばやく分析できるBIツール
- 業務担当者向けのツールを導入し、業務効率を改善したい企業向け
- 従来ツールでは分析しにくいデータの切口等に対応したい企業向け
「QlikView」は株式会社日立システムズが提供する、インメモリ型のBIプラットフォームです。連想技術によって重複データを排除して容量を圧縮し、メモリ上で処理することで高速なレスポンスを実現します。
Google MapsやSAP(R) と連携してより高度な分析を行えます。SNSで分析結果の共有も可能で、メンバー同士で意見交換するといった使い方もできます。
- 「QlikView」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス / パッケージソフト / サービス
- 無料トライアル:ー
- 価格:3,880,000円
(最小構成でのライセンス価格、およびライセンス保守価格の合計)
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、データマイニング、タブレット対応
株式会社クロスパワーが提供する「おまかせBI」は、データベースから可視化まで、AWSを組み合わせて利用することで大幅なコスト削減を実現するBIツールです。
AWSはAmazon Web Servicesの略で、Amazonが提供するクラウドサービスの総称です。これを利用することでさまざまな部門の情報を一括管理できます。
- 「おまかせBI」の製品情報
- 提供形態:クラウド
- 無料トライアル:最大30日間無料トライアルあり
- 価格:19,800円 ~/月
- 主な対応機能:ー
TIS MARKETING CANVAS Data Square
TIS株式会社が提供する「TIS MARKETING CANVAS Data Square」は、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境のデータや基幹システムのデータを連携させて、1つのプラットフォームで管理することが可能です。
プライベートクラウドの環境で、IT部門に頼らず、データの閲覧・抽出・加工を行えます。同社の他製品と組み合わせると、統合型マーケティングの基盤として利用することが可能です。
- 提供形態:クラウド
- 無料トライアル:-
- 価格:別途お問い合わせ
■集計・データ管理に強いBIツール
ここからは、レポーティングやダッシュボードの作成よりも、データの管理や整理・集計が得意なBIツールを紹介します。データ管理にお困りの企業におすすめです。
MicroStrategy 2020 の比較ポイント
- あらゆるユーザーのニーズに応える統合BIプラットフォーム
- 独自のデータコンシューマー向け機能で組織全員の生産性を向上
- BI業界のテクノロジーリーダー
マイクロストラテジー・ジャパン株式会社が提供する「MicroStrategy 2020」は、統合メタデータアーキテクチャーを採用し、BIアプリケーションの開発やデータ管理を効率的に行えるBIプラットフォームです。
計算ロジックやフィルタ定義などを一元管理し、共通定義をもって分析することができ、データガバナンスの強化が可能です。また、分析対象となるデータ量には制限がないので、利用規模が幅広いです。
- 「MicroStrategy 2020」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス / クラウド / SaaS
- 無料トライアル:-
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、データマイニング、プランニング、タブレット分析
予算管理クラウド経営管理Sactona の比較ポイント
- 費用対効果に優れ、短期間で導入可能
- エクセルだから誰でも自由にデータ分析ができる!
- 既存の報告書をそのままの形で活用可能
アウトルックコンサルティング株式会社が提供する「Sactona」は、予算管理や予算編成などの経営管理機能が充実したエンタープライズシステムです。Excelを利用するため導入が容易です。
Microsoft社のテクノロジーに準拠して開発が行われており、データ入力・データ管理・データ閲覧の3つのシンプルな構成で、企業の経営改善に貢献します。
- 「Sactona」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス / クラウド
- 無料トライアル:-
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、プランニング
株式会社エイコットが提供する「PowerFolder」は、リレーショナル・データベース風のデータ管理をもつ、BI指向のデータ管理ソフトです。
高度なデータ解析やグラフ・ダッシュボード機能はありませんが、データの蓄積・抽出・集計・分析を誰でも簡単に行うことができるようになっています。
- 「PowerFolder」の製品情報
- 提供形態:パッケージソフト
- 無料トライアル:-
- 価格:88,000円
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、データマイニング
Power BI
Microsoftが提供する「Power BI」は、集計したデータをグラフィカルに表示し、データの保護に優れたツールです。Excel、PowerPoint、Dynamics 365、Salesforceなどとつないでインサイトを分析し、意思決定を促します。機密度分類とデータ損失防止機能により、セキュリティを維持しながらデータを有効活用できます。
- 提供形態:クラウド
- 無料トライアル:あり
- 価格:別途お問い合わせ
ウイングアーク1st株式会社が提供する「Dr.Sum TextOLAP」は、同社製品のDr.Sumと連携して利用するテキストデータの分析が行えるツールです。
インポートしたテキストデータを形態素解析やグルーピング、集計を行うことで、売上とクレーム問い合わせのような相関データを出すことができます。
- 「Dr.Sum TextOLAP」の製品情報
- 提供形態:オンプレミス
- 無料トライアル:-
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード
株式会社フロムスクラッチが提供する「b→dash」は、マーケティングのデータを収集・分析することのできるBIツールです。メール配信機能やABテストの機能などもあり、MAとしても活用することができます。
アクセス解析や顧客ID管理など、マーケティングに関する数字を見える化することができ、テンプレートやUIによって誰でもデータを活用することが可能です。
- 「b→dash」の製品情報
- 提供形態: SaaS / クラウド
- 無料トライアル:-
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:-
株式会社システムコンサルタントが提供する「Excellent」は、データベースの抽出結果をExcelにに連携させることのできるExcelアドイン型のBIツールです。Excel上で数値を扱っている売上管理や会計管理といった業務を行っている企業におすすめです。
利用者のPCに製品をインストールし、データベースサーバ上にユーザー管理用のミドルウェアである「FreeWay」をインストールすることで、利用が可能になります。
- 「Excellent」の製品情報
- 提供形態:パッケージソフト
- 無料トライアル:無料デモあり
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート
株式会社システムコンサルタントが提供する「WebQuery」は、データの分析結果をブラウザやExcel上に簡単に出力できるBIツールです。レポートを共有したユーザーがワンクリックで出力を実行できるため、日々の業務を効率化することが可能です。
ユーザー管理用のミドルウェア「FreeWay」をデータベースサーバにインストールし、Webサーバに「WebQuery」をインストールすることで、利用することができます。
- 「WebQuery」の製品情報
- 提供形態:パッケージソフト
- 無料トライアル:無料デモあり
- 価格:別途お問い合わせ
- 主な対応機能:
OLAP分析、レポート、ダッシュボード、タブレット対応
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BIツールとは
BIツールとは、Business Intelligenceの略で、大量のデータを収集して分析するためのツールです。BIシステムと呼ばれることもあります。帳票データや報告書などを作成する際、膨大なデータを簡単に分析できるため、経営層の意思決定や、各事業部のマーケティング分析、計画作成などに役立てられます。
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BIツールの機能
BIツールには、主に4つの機能があります。
- ■レポーティング
- 日々蓄積する企業内の膨大なデータを、見やすく分かりやすくグラフなどで表示する機能です。売上の管理や、KPIの管理などさまざまな目的で活用されます。「ダッシュボード」機能を利用して、複数のデータをより視覚的に確認することもできます。
- ■OLAP分析
- Online Analytical Processing(オンライン分析処理)の略で、問題がある指標に対して要因を掘り下げ、検証を支援する機能です。通常、データを多次元的に分析するには、専門家の知識を必要としますが、この機能を利用することで、分析の初心者でも簡単に「スライス分析」「ドリル分析」などが可能になります。
- ■データマイニング
- さまざまなデータから関係や傾向を探索するための機能です。「クロス分析」「相関分析」「回帰分析」などの分析手法を使います。仮説を立てなくともデータ間の法則などを発見してくれます。
- ■プランニング
- 過去実績の分析と、その分析をベースにしたシミュレーションを実行し、計画の根拠を確認することを支援する機能です。経営層の意思決定の大きな味方になります。
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話題の「セルフサービスBI」とは
セルフサービスBIとは、DWHや基幹システム、CSVなどの多様なデータソースを「データを見たい人」が自ら分析できるBIツールのことです。
従来のBIツールは、エンジニアやIT部門、ベンダーにデータ整理・分析を依頼して、レポートとして受け取っていました。しかし、レポートを受け取るまでに時間がかかってしまったり、想定していた分析内容ではなかったり、という課題がありました。
セルフサービスBIは、データを見たい人自身が複数のデータソースから選び分析を行うことで、従来のBIが抱えている課題を解決します。近年では、ほとんどのBIツールがセルフBIに対応し、現場のユーザーも活用できるようにサポートや教育体制が充実しています。
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BIツールの注意点
あらゆるデータを分析して可視化できるBIツールですが、よくある問題としては、導入後に使用されなくなってしまうことです。BIツールを導入して満足してしまう場合がありますが、操作が簡単といっても初めて使うツールになるため、使い方がわからなければユーザーは離れてしまいます。
自社で活用するためには、導入後の教育が重要になります。ベンダーが開催しているセミナーやユーザー会などに参加して、使用方法や活用方法を学んで貰う必要があります。ユーザーが利用できるようになって初めてデータを活用することができます。導入後はしっかりと教育期間をとってツールの定着をさせましょう。
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BIツールの選定ポイント
BIツールを導入するにあたって、まず誰がどのように活用するのかという要件をしっかり定めましょう。要件定義をしたうえで、製品を比較するポイントは以下の項目になります。
- ■提供形態
- ■必要な機能
- ■既存のIT環境
- ■コスト
- ■分析・操作
- ■サポート
提供形態
提供形態は大きく分けて、クラウドとオンプレミスの2つがあります。
クラウド型BIツール
クラウド型BIツールは、インターネット上で利用できるため、データをリアルタイムで更新できることや外出先からでも接続できることがメリットになります。サーバ構築が不要で短期での導入が可能で、スマートフォンやタブレットに対応している製品が多くあります。
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オンプレミス型BIツール
オンプレミス型BIツールは、サーバの構築や連携が必要になりますが、カスタマイズが自在でセキュリティがしっかりしている点がメリットです。初期費用はクラウド型よりもかかりますが、ランニングコストは抑えることができます。
必要な機能
要件によりますが、データを収集・管理が得意なツールや分析機能が豊富なツール、アウトプットに長けているツールのように製品によって特徴があります。どのように活用するのかをあらかじめ想定しておきましょう。
既存のIT環境
BIツールには分析からアウトプットまでしか機能しない製品も多く、データを収集・整理するETLやDWHなどが別途必要になる場合があります。自社のIT環境を確認し、必要があれば導入を検討しましょう。ツールの中にはETLやDWHも一緒に提供されている場合もあります。
コスト
コストは提供形態によって違いがありますが、プランによっても異なります。
ユーザー数に応じて変動する製品が多くありますが、クライアントフリーやサーバライセンス型など、ユーザー数に制限がないプランの製品もあります。この場合はデータ量によって変動することが多いです。ツールの保守・運用やサポートにも費用がかかることがあるので、事前によく確認しておきましょう。
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分析・操作
誰が分析するのかを想定しましょう。例えば、現場の一人一人が活用するという場合はより簡単に操作ができる製品をおすすめします。また、セルフサービスBIであっても、「誰でもできる範囲」がデータソースをつなげるところからなのか、ダッシュボードを作成できるところからなのかはツールによって定義が異なります。
無料トライアルなどを使って、実際に試してみることをおすすめします。
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サポート
近年では、サポートや教育体制を整えているベンダーも増えてきました。利用者同士のコミュニティがある製品もあり、意見交換を行うことでツールの活用の幅を広げられます。
初めてBIツールを使う、多くの社員に活用してほしいという場合は、サポートの充実度も選定ポイントの一つになります。
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目的にあったBIツールを導入しよう!
BIツールは多種多様なデータを分析・可視化することができますが、使い所がわからなかったり、使いづらかったりすると全く機能しないツールとなってしまいます。情報で溢れているこの時代にデータを上手く活用できないことは、企業にとって致命傷になる可能性もあるでしょう。自社にあったBIツールを選定し、効果的なデータ活用を行いましょう。