資料請求リスト
0

BIツールの「キューブ(cube)」とは?初心者にもわかりやすく解説!

BIツールの「キューブ(cube)」とは?初心者にもわかりやすく解説!

キューブ(cube)とは、BIツールで操作対象となる多次元データベースのことです。Excelで作成するような、列(縦軸)と行(横軸)で定義されるデータベースとは異なり、列と行以外に奥行きのような新たな軸をもっています。新しい切り口(ディメンション)を得ることで、立方体(キューブ)構造となることが名前の由来です。

近年、多くの企業では情報資産を活用するためにBIツールの導入が進んでいます。この記事ではBIツールによるデータ分析のもととなるキューブとは何かを解説します。

\ 無料で一括資料請求!/

  BIツール紹介ページ遷移画像

BIツールにおける「キューブ(cube)」とは

BIツールにおける「キューブ(cube)」は、データ分析において非常に重要な概念です。キューブは、多次元データベースのなかで、データを多角的に分析し、理解を深めるために使用される構造体のことを指します。このキューブにより、異なる次元(例えば、時間、地理、製品カテゴリなど)にわたるデータを容易にスライス、ダイス、ドリルダウンして分析可能になります。

そもそもBIツールとは何か、や具体的な製品や機能が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

関連記事 BIツールおすすめ21選を比較!人気ランキングや機能、活用例も紹介

さまざまな切り口で分析できるデータ群

キューブ(cube)は、さまざまなディメンション(切り口)での分析を可能とするデータベース群のことです。例えば、商品の売上数量を分析する際などキューブを操作することで、「日付」「製品名」「営業担当者」などのさまざまなディメンションから多角的な分析を可能にします。

キューブとは

ほかにも、売上データを「時間(年、月、日)」、「地域(国、州、都市)」、「製品(カテゴリ、ブランド、アイテム)」というまた異なる3つの次元で見ることで、特定の期間や地域、製品カテゴリにおける売上パフォーマンスを詳細に分析可能です。

通常、キューブはディメンションとメジャー(考察の対象のこと。ここでは売上数量を指す)のセットで定義され、ユーザーはBIツールで分析をする際にキューブを操作したり参照したりします。

このように、キューブはさまざまな切り口を定義し、より戦略的な意思決定を行うための洞察を得るために使われているのです。

多次元データ分析の際にキューブの構築が必須

多次元データベースでは、キューブの構築が分析の前提条件となります。ここでの多次元データベースとは、複数の次元にまたがる膨大なデータを効率的に管理し、クエリを実行するための技術です。

そして、多次元データ分析は、さまざまなディメンションから多角的にデータを分析する手法を指します。この多次元データ分析を行うためにもキューブの構築が必要です。キューブは分析をする際の切り口となるディメンションと、金額などの考察の対象となるメジャーで構成されています。

またキューブを構成する際、「階層」の定義が重要です。階層は、集計結果を表示する順序を表すものであり、商品のディメンションの場合、「商品」「商品カテゴリ」などがあり、組織のディメンションの場合「部」「課」などがあります。

あらゆる角度からの詳細な分析を行うには、ディメンションと階層の定義が重要だといえるでしょう。

キューブはこのようなデータベース内で、事前に定義された複数の次元に沿ってデータを集約し、データにもとづいて迅速に分析を行うことを可能にします。

BIツールのキューブ活用によるメリット・デメリット

多次元分析を可能にするBIツールのキューブを活用する際の、メリットとデメリットをそれぞれ解説します。

メリット:ビックデータを短時間で分析できる

キューブは、ビッグデータの分析に特化しているデータベースです。そのため、短時間でリアルタイムに大量のデータを分析できます。また、スプレッドシートやCSVなどのデータだけではなく、SNSやネット上の情報をデータ分析に活用可能です。

デメリット:キューブ設計に知識が必要

キューブ活用のデメリットとしては、設計が難しいことが挙げられます。多次元分析を可能にするキューブですが、設計をする際にデータ分析についての専門的な知識とBIツールを使いこなせるスキルがなければ、キューブの設計さえ困難なものになってしまうでしょう。

キューブの設計では、分析の目的にあわせてどの次元を含めるかを慎重に選択し、データの粒度を決定する必要があります。また、キューブのデータを定期的に更新し、データの正確性と一貫性を保つための管理も求められます。

キューブによってデータ分析の精度を高めましょう

BIツールのキューブは、多次元分析を可能にするデータベースです。Excelといった表計算ツールではできない、あらゆる角度からの詳細な分析ができます。

キューブを活用することでデータ分析の精度を高められ、そのデータをもとに企業に蓄積されている情報資産をより有効に活用できるでしょう。

BIツール紹介ページ遷移画像
\ 無料で一括資料請求!/
この記事を読んだ人は、こちらも参考にしています

話題のIT製品、実際どうなの?

導入ユーザーのリアルな体験談

電球

IT製品を導入しDXに成功した企業に

直接インタビュー!

電球

営業・マーケ・人事・バックオフィス

様々なカテゴリで絶賛公開中

私たちのDXロゴ
bizplay動画ページリンク
動画一覧を見てみる
IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「BIツールの「キューブ(cube)」とは?初心者にもわかりやすく解説!」というテーマについて解説しています。BIツールの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
このページの内容をシェアする
facebookに投稿する
Xでtweetする
このエントリーをはてなブックマークに追加する
pocketで後で読む
BIツール_診断バナー
認知度、利用経験率No.1のITトレンド BIツール年間ランキング
カテゴリー関連製品・サービス
カテゴリー関連製品・サービス
Yellowfin
Yellowfin Japan株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
3.8
Domo
ドーモ株式会社(代理店:NDIソリューションズ株式会社)
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.4
WebQuery
株式会社システムコンサルタント
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.1
軽技Web
富士電機ITソリューション株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.1
Microsoft Power BI 導入支援サービス
イースト株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
0.0
Tableau Desktop
株式会社セールスフォース・ジャパン
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.1
ETLツールTROCCO
株式会社primeNumber
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
0.0
FineReport
バリューテクノロジー株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.0
NetSuite Analytics Warehouse
日本オラクル株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
0.0
Tableau Cloud
株式会社セールスフォース・ジャパン
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
0.0
Tableau Server
株式会社セールスフォース・ジャパン
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.0
Excellent
株式会社システムコンサルタント
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.7
ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
BIツールの製品をまとめて資料請求