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BIツールとは?機能や種類、人気製品をわかりやすく解説

BIツールとは?機能や種類、人気製品をわかりやすく解説

BIツールは、現場から上がってくる情報をスピーディーに分析し、経営判断に活かしたいと考えている企業に最適なツールです。営業分析やマーケティング分析など、さまざまなビジネスシーンで幅広く活用されています。

この記事では、BIツールの概要や種類、導入メリット・デメリットをわかりやすく解説します。また、ITトレンドで人気の高い製品も紹介しており、ページ内からの一括資料請求も可能です。導入を検討したい方はぜひご活用ください。

この記事は2025年4月時点の情報に基づいて編集しています。
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BIツール(BIサービス)とは

BIツールとは、企業に蓄積されたさまざまなデータを収集・分析・可視化し、経営判断や業務改善に活用できるツールです。正式名称は「ビジネスインテリジェンスツール(Business Intelligence Tool)」で、BIサービスやBIシステムとも呼ばれます。

BIとは?注目される理由と背景

BI(ビジネスインテリジェンス)とは、データにもとづいた意思決定を行うための考え方や手法です。企業では売上・顧客・人事・在庫・マーケティングなど、膨大な業務データが日々生まれています。こうしたデータをもとに課題を見つけ、改善のための意思決定を行うことがBIの目的です。

近年、BIが注目されている背景には、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進やビッグデータの活用ニーズの高まりがあります。従来のExcelやスプレッドシートでは処理しきれない大容量・複雑なデータでも、BIツールを使えば短時間かつ視覚的に分析できるようになりました。

また、エンジニア以外のビジネス部門でも使いやすい「セルフサービスBI」の普及により、現場レベルでのデータ活用が可能になったことも、導入拡大を後押ししています。セルフサービスBIの詳細については、次の記事で詳しく解説しています。

関連記事 セルフサービスBIとは?従来のBIツールとの違いやメリットを解説

BIツールがおすすめの企業・部署

以下のような課題を感じている企業・部門には、BIツールの導入が特に効果的です。

  • ●日々のレポート作成や集計に時間がかかっている
  • ●データが部署ごとに散在し、全体像がつかみにくい
  • ●経営層への報告にリアルタイム性や正確性が求められる
  • ●専門知識がなくても、簡単にデータ分析したい

こうしたニーズを抱える企業では、BIツールを導入することで、意思決定のスピードと精度が大幅に向上します。

BIツールをさっそく検討したい方は、以下をクリックして製品情報をご覧ください。

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BIツールとExcel・ERP・DWH・ETLの違い

BIツールについて理解を深めたところで、ほかのよく使われているデータ収集や分析ツールとの違いを整理しておきましょう。多くの企業では、Excelなどの表計算ソフトが日常的に使われていますが、BIツールとは目的も性能も異なります。

■BIツールにできて、Excelにできないこと
  • ・大容量データの処理や分析
  • ・異なるデータソースを組み合わせた分析
  • ・情報のリアルタイムな更新・共有
  • ・グラフや図表などによるわかりやすい可視化

BIツールとExcelでは、「扱えるデータ量や処理スピード」が異なります。ビッグデータを活用する場合は、データ処理性能にすぐれたBIツールの活用が適しています。

また、BIツールと並んでよく聞く言葉として、ERPやDWH、ETLがあります。それぞれの意味は以下のとおりです。

■ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)
会計や生産など企業に存在する複数のデータを統合し、一つのデータベースとして管理するシステム。統合基幹業務システムとも呼ばれる。
■ETL(Extract:抽出/Transform:変換/Load:書き出しの略)
複数のシステムからデータの抽出・変換・書き出しを行うシステム。DWHに複数システムのデータを書き出すために利用される。
■DWH(Data WareHouse:データの倉庫)
社内のさまざまなデータを活用するために、複数のシステムからデータを取得して、最適な形式で蓄積するシステム。

ERPやETL、DWHに統合されたデータを、グラフやダッシュボードで見える化し、誰でも分析できるようにするのがBIツールです

BIツールの導入を検討したい方は、以下から主要製品の資料をまとめて請求できます。

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BIツールの種類とできること【図解あり】

ここからは、BIツールにどのようなタイプや機能があるのかを紹介します。ツールの種類を把握することで、自社にあった製品を選びやすくなります。

BIツールの種類

レポーティングツール

レポーティングツールは、素早くタイムリーに問題の兆候を発見するためのツールです。企業のあらゆる活動の履歴データからパフォーマンスを計測し、監視します。異常が認められた場合、状況を即座に分析し、早期対応が可能です。

レポーティングツールの活用例
■レポーティングツールの活用例
レポーティングツールを活用して、グラフや図表を用いたWebレポートを作成。ブラウザ上から手軽にレポートを確認できるようになり、経営者や中間管理者などへの情報共有が促進した。

OLAP分析ツール

OLAP分析ツールは、問題の要因を多角的に検証するツールです。蓄積されたデータをさまざまな切り口で解析して、原因分析や意思決定をサポートします。

OLAP分析ツールの活用例
■OLAP分析ツールの活用例
OLAP分析の結果、ある店舗での突出した売上の要因が、同日の近くでのイベント開催であったことが判明した。

データマイニングツール

データマイニングツールは、新たな気づきを得るためのツールです。大量データのなかから隠された相関関係や傾向を見つけ出し、経営判断や施策立案に役立てます。

データマイニングツールの活用例
■データマイニングツールの活用例
休日のネットショップ利用者数が大幅に減少していた。データマイニングツールの分析結果により、その要因の一つとして、天気や時季が密接に関係していることがわかった。

プランニングツール

プランニングツールは、予算編成や経営戦略の根拠づけを支援するツールです。シミュレーション結果をもとに、計画の精度を高められます。

プランニングツールの活用例
■プランニングツールの活用例
プランニングツールで為替や需要の予測を行い、全体の利益や売上がどうなるかをシミュレーションした。これにより、トップダウン予算がより具体的で確実性を帯びるようになった。

以下の記事では、最新のBIツールを種類別に比較しています。詳しい製品情報が知りたい方におすすめです。

関連記事 BIツールおすすめ21選を比較!人気ランキングや機能、活用例も紹介

【業務別】BIツールの活用シーンと使い方

次は、実際にどのような業務でBIツールが使われているのかを見ていきましょう。以下は代表的な活用シーンです。

シーン活用内容
経営・財務分析財務データを集計し、経営資料を自動作成。迅速な経営判断を支援。
営業・売上分析複数システムから顧客や売上のデータを分析し、営業戦略に活用。
人事分析人材配置・育成・評価に必要な人事データを可視化・分析。採用計画の立案を支援。
勤怠・残業分析勤怠状況の可視化により、残業削減や働き方改革の推進に活用。
予実管理予算と実績の集計・比較を自動化し、予算状況の把握と分析を効率化。

BIツールの導入効果や導入を成功させるためのポイントは、以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。

関連記事 BIツールの具体的な使い方・分析方法を解説!導入事例も紹介

BIツールの導入メリット

BIツールを導入することで、データ活用の精度やスピードが大きく向上します。特に以下のようなメリットが期待できます。

  • ●システムに散在したデータを一元化して分析できる
  • ●レポート・帳票の自動化で業務を効率化できる
  • ●経営判断を迅速かつ正確に行える
  • ●課題の早期発見と迅速な対応が可能になる

それぞれ詳しく解説します。

システムに散在したデータを一元化して分析できる

社内の各部署に点在しているデータを、BIツールで一元的に集約・分析できます。複数システムをまたいだデータもまとめて扱えるため、部門を横断した経営分析が可能です。専門的な知識がなくても高度な分析が行え、リアルタイムで情報を共有できるのも大きな特徴です。

レポート・帳票の自動化で業務を効率化できる

Excelなどで手作業によって作成していた定期レポートや集計表も、BIツールを使えばあらかじめ設定したテンプレートに沿って自動出力が可能です。PDFやExcel、CSVといった各種ファイル形式へのエクスポート機能も備えており、社内の既存フローにあわせた帳票出力が柔軟に行えます。

経営判断を迅速かつ正確に行える

分析結果はリアルタイムでダッシュボードに表示され、経営層や現場がすぐに意思決定に活かせます。場所を問わず、モバイル端末からもデータにアクセスできるため、スピーディーな判断が可能です。

課題の早期発見と迅速な対応が可能になる

異常値やトレンドの変化なども自動で検知できるため、問題を早期に発見し、対策につなげられます。勘や経験に頼らない、データにもとづく正確な判断ができるようになります。

BIツールの導入メリットは、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

関連記事 BIツールのメリット・デメリットとは?選定のポイントも解説!

BIツールの導入デメリット

BIツールの導入効果を得るためには、自社の企業規模や業務に適したBIツールを導入することが重要です。運用体制にあわなければ社内に定着しなかったり、操作しにくいツールであれば従業員の作業負担が増えたりする可能性があります

BIツールの導入前に自社の運用体制を整備し、製品の特徴や機能、提供形態や料金プランなどをよく比較してツールを選定することが大切です。

ミスマッチを防ぐためにも、一括資料請求(無料)を活用してみましょう。価格や機能を一覧で比べられるので、候補を絞るのにも役立ちます。

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BIツールの人気製品を比較

ここでは、実際にどのようなBIツールがあるのかを見ていきましょう。ITトレンド年間ランキング2024(BIツール)部門で、資料請求数が多かった上位3製品を紹介します。

FineReport

バリューテクノロジー株式会社
《FineReport》のPOINT
  1. ローコードでExcelライクのデザイナにより、分析画面を簡単作成
  2. データ可視化にデータ入力機能もあり、社内様々な課題が解決可能
  3. 日本国内大手企業の導入実績が多く、各種事例と安心サポート

バリューテクノロジー株式会社が提供する「FineReport」は、帳票作成やBI分析、ダッシュボードなどの機能を搭載したデータ活用ツールです。複雑な帳票やBI分析ダッシュボードも、ドラッグ&ドロップで簡単に作成できます。また、PCをはじめタブレットやスマホなどのマルチデバイスに対応しています。

Domo

ドーモ株式会社(代理店:NDIソリューションズ株式会社)
《Domo》のPOINT
  1. データ活用を実現するために必要な機能をオールインワンで提供
  2. SaaS型BI国内市場NO.1!※高い顧客満足度を獲得!
  3. モバイル標準対応なのでデータを元に迅速なアクションを促進可能

NDIソリューションズ株式会社が代理店として提供する「Domo」は、データドリブン経営を実現するために必要な機能を網羅したBIツールです。1,000以上の豊富なコネクタを備えており、データの連携性に強みをもちます。また、専門知識をもたないビジネスユーザーでも簡単に扱える操作性も特徴です。

Tableau Desktop

株式会社セールスフォース・ジャパン
《Tableau Desktop》のPOINT
  1. スプレッドシートやAWSなどさまざまなソースと接続
  2. 統計的処理もドラッグアンドドロップで可能
  3. マッピング機能でデータを地図上に表示

株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する「Tableau Desktop」は、直感的な操作で多様な環境のデータを一元分析できるBIツールです。ライブデータ接続やAIによる予測分析、シナリオプランニング機能を備え、誰でも効率的にインサイトを導き出せます。ビジュアル分析により意思決定を迅速に支援します。

まとめ

経営判断に効果的なデータを得るために重要なのが、扱うデータの質と量です。BIツールを活用して膨大なデータを迅速に集計・分析することで、より的確で効果的な経営判断が可能になります。

BIツール導入による業務改善を成功させるには、自社の業務に適したBIツールの選定が重要です。自社に適したシステムを見つけるためにも、まずは資料請求をして比較検討を進めましょう。以下よりまとめて資料請求できます。

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