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ホスティング(レンタルサーバ)のバックアップについて徹底解説!

2023年01月17日 最終更新

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ホスティング(レンタルサーバ)のバックアップについて徹底解説!

ホスティングでは、なぜバックアップが必要なのでしょうか。データが消えてしまえば事業を続けることは不可能になるため、手間はかかりますがバックアップは欠かせません。この記事ではホスティングにおけるバックアップの必要性や種類、ホスティングサービスの選定方法を解説します。

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目次

    ホスティングにおけるバックアップの必要性

    ホスティングに保存したデータは消えるリスクがあります。具体的には以下の危険性が考えられます。

    • ■マルウェアなどによるサイバー攻撃
    • ■地震や洪水による物理的被害
    • ■誤操作によるデータの削除や上書き

    これらの被害はいつどのように降りかかるか分かりません。何の対策もしていなければ、ある日突然データが失われ、業務に多大な悪影響を及ぼすでしょう。そのため、日ごろからこまめにバックアップを取っておきましょう。適切にバックアップをとっていれば、安心して業務に集中できるようになります。

    ホスティングにおけるバックアップの種類

    ホスティングにおけるバックアップの種類を3つ紹介します。

    1.内部バックアップ

    内部バックアップは、バックアップ対象のサーバ内部にバックアップデータを保存する方法です。この方法の特徴は、バックアップの保存や復元に時間がかからないことです。

    バックアップデータが同じサーバ内にあるため、オフラインで復元できます。ただし、対象のサーバが物理的に故障した場合は復元できなくなるという難点もあります。

    2台以上のハードディスクにデータを書き込む「RAID1」

    内部バックアップで一般的なのがRAIDという方法です。1台のサーバに複数のHDDを搭載し、それらにバックアップデータを保存します。

    RAID1はRAIDの一種で、2台のHDDにまったく同じデータを保存する方式です。片方が壊れても、もう片方にデータが残っているため復元できます。2台同時に壊れない限り、データが失われることはありません。ただし、片方が壊れていることに気づかずに使い続け、気づけば両方壊れていたというケースもあるため注意が必要です。

    ちなみに、RAIDにはRAID1以外の方式もありますが、一般的に使われているのはRAID1です。単にRAIDと呼ぶ場合は、RAID1を指していると考えてよいでしょう。

    2.外部バックアップ

    RAID方式では、誤操作によるデータの削除に対応できません。なぜなら、2台のHDDにまったく同じ情報が記録されるためです。

    誤操作するとその結果が2台のHDDに保存され、それ以前のデータは残っていないため復元できません。同じ理由で、サイバー攻撃によるデータの削除などにも対応できません。RAIDはあくまで物理的な故障のリスクを分散する方式といえます。

    そこで必要になるのが外部バックアップです。ホスティングにおいては、ベンダーが別のサーバにデータを転送して保存する形式となります。本サーバに問題が生じた際は、バックアップをとった別のサーバからデータを取り寄せて復旧します。

    3.クラウドバックアップ

    クラウドバックアップは、その名のとおりクラウド環境にバックアップをとる方法です。ホスティングのデータを保存する方法というより、ローカルなデータをホスティングサービスで預ける方法を指すことが多いです。

    社内で管理している機密情報など、失われては困るデータをクラウド環境に保存します。たとえ自社のデータがサイバー攻撃や自然災害で失われても、クラウドにあるデータは影響を受けません。必要に応じてクラウドからバックアップデータを取り寄せて復元できます。

    ホスティングサービスの選び方

    ホスティングサービスを選ぶ際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

    バックアップデータの保存期間はどれくらいか

    バックアップデータには保存期間があります。データを保存するほどメモリの容量を圧迫するため、古いものは順次消さなければならないからです。

    どのくらい前のデータまでさかのぼれるかはホスティングサービスによって異なります。そのため、サービス選定時にはバックアップの保存可能世代数を確認しましょう。たとえば、1日1度のバックアップを10世代分保存できるとすれば、10日前のデータまで戻れるということです。

    もし1日1度のバックアップで3日程度しかさかのぼれないとなると、連休明けに連休前のデータまで戻るのは困難です。できる限り多くの世代を保存できるサービスを選びましょう。

    バックアップサイクルはどれくらいか

    バックアップサイクルは、データが失われても許容できる期間で定めましょう。たとえば、過去2日のデータが失われても許容できるなら、バックアップは2日に1度とれば良いことになります。

    バックアップサイクルが短いほうが失われるデータが少なく済みます。しかし、あまり高頻度にバックアップをとると、古いデータにさかのぼれなくなります。半日に1度バックアップをとる場合、10世代保存できても5日前のデータまでしかさかのぼれません。

    ホスティングでは、基本的にユーザーがバックアップサイクルのスケジュールを設定できます。世代数と、データを失われても許容できる期間を踏まえて、適切なサイクルを設定しましょう。

    最適なバックアップ方法でホスティングを利用しよう!

    ホスティングに保存したデータは、さまざまな要因で消失する可能性があるためバックアップを取りましょう。バックアップ方法には以下の3種類があります。

    • ■内部バックアップ(RAID)
    • ■外部バックアップ
    • ■クラウドバックアップ

    また、ホスティングサービスを選ぶ際には以下の点に注意しましょう。

    • ■保存期間
    • ■バックアップサイクル

    以上を踏まえ、適切にホスティングを利用しましょう。

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