この製品のいい点
メモをとるとサーバーにすぐに保存され、常に同期され、違うデバイスで見た時も最新の状態のメモを確認することができる。また、ペンでの入力にも対応しており、昨今直接書き込めるPCが増える中で、文字情報でない情報を記録することができるほか、写真やハイパーリンクなどもつけることができ、まさに紙のノートを超える新しいノートを再定義した、電子ノート業界の革命児。
Evernoteの改善してほしい点
文字などの装飾に選択肢がかなり少ないこと。フォント、段落などのバリエーションを増やすことで、従来のドキュメント作成ソフトと比較した短所を克服することができる。また、本格的に腰を据えて使うドキュメントソフトウェアとは異なるので、そういったソフトとの連携を強化すると、従来のマーケットとの親和性が上がり、受け入れられやすいのではないかと思う。
Evernote導入で得られた効果・メリット
思いついたアイデアをすぐに記録しておける。クリエイティブな仕事では頭のなかで流れては消えていくアイデアをいかに留めて置けるかが重要であり、Evernoteを活用すれば、確実に提案できるアイデアは増える。提案できるアイデアが多いことは、単にアイデアの質を上げるだけではない。アイデアをレビューする側を、多くの”もっともらしい”選択肢から選んでいる気分にさせることで、従来通りにくかったアイデアを通しやすくすることができる。これはEvernoteの機動性の高さや、スマートフォンなどのモバイルデバイスへの対応によって実現されている。まさに、いつでもどこでも、である。また、ビジネス上でありがちな、クラッシュによる作成中のドキュメントデータの喪失などが起こりにくい。これは、常に作成中に同期し続けてくれるためである。意外と、こういったデータの喪失を管理者側は重く受け止めていないが、データの喪失=人件費の増加+スケジュールへの悪影響、という意味を考えると、安定性、冗長性というのは、重要な要素であり、Evernoteはそういう意味でアドバンテージを持っていると思う。
検討者にオススメするポイント
クリエイティブな職種の人
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