IT編集部厳選!クラウド型ネットワーク監視製品6選
クラウド型ネットワーク監視製品をご紹介します。
無線LANシステムに対応したネットワーク監視・運用サービスです。監視対象以外の周辺の無線LANアクセスポイントや端末の情報も定常的に収集します。これにより、豊富な情報を盛り込んだレポートの提供が可能。あらゆるインシデントを未然に防ぎます。
また、インシデント発生時は運用管理に必要な情報管理作業の代行が可能です。
クラウド環境の基本設定をはじめとし、サーバの構築から運用や障害対応、監視まですべての運用作業を代行するサービスです。固定資産をもたず、システム運用を行いたい企業におすすめ。サーバの監視から障害時復旧対応までのフルサポートです。
PATROLCLARICE(パトロールクラリス) の比較ポイント
- 20年を超える運用実績と、4,000社を超える導入実績
- エージェントレスでネットワーク上の様々な機器を統合監視
- ロボシュタインとの連携で、二次対応まで自動化
エージェントレス型のネットワーク監視ソフトウェアです。仮想化やクラウドなどのさまざまな環境にも柔軟に対応。またメーカーやOSに依存せず、ネットワークに接続された全ての機器の一元管理を実現します。
さらに「監視テンプレート」は60種類以上。自由度の高い監視が可能です。
X-MON の比較ポイント
- ネットワーク管理者の運用負荷、コストを大幅に軽減したい企業
- 監視ソリューションを導入したい企業
- コストパフォーマンス・操作性に優れたネットワーク・サーバ監視
国立大学や国立研究所、官公庁への導入実績が多い、ネットワーク監視システム。監視結果のレポートはグラフ表示が可能です。顧客の要望に応じた柔軟なカスタマイズが行え、現状にない機能も別途追加できます。
また、オープンソースを利用したソフトウェアであるため、導入コストが安価です。
Net LineDancer の比較ポイント
- 大規模環境のなネットワーク機器をマルチテナント方式で管理
- 簡単操作でコンフィグを作成・編集・配布!
- 多数のデバイスへのユニークなコマンド投入も一括実行
ネットワークにおける機器の設定や運用管理の効率化をサポートします。総合的な設定などのコンフィグ管理により、人為的ミスの根絶が可能です。さらに、ID・パスワードの入力を省略でき、管理者の作業コストの軽減が期待できます。
ヤマトシステム開発株式会社のシステム運用監視サービス
ヤマトシステム開発株式会社のシステム運用監視サービス の比較ポイント
- 年間約18億個の宅急便運用ノウハウで安心のシステム運用を提供
- サーバ・ネットワークの設計構築~運用監視まで広く業務支援
- お急ぎの件お任せください!最短での運用監視業務開始をお約束
自社の要望に沿った柔軟なサービスを提供するネットワーク監視ツールです。24時間365日有人対応が可能です。さらに、属人的な業務には手順書を提供することで、担当者の作業コストの軽減が図れます。
まだまだある!クラウド型ネットワーク監視製品5選
引き続き、クラウドネットワーク監視製品をご紹介します。
CloudServ.
ネットワークの設計・構築から運用・保守までトータルでサポートするネットワーク監視サービスです。インシデントの原因究明・再発防止に取り組み、設定変更にかかる工数を最大10時間まで無償で提供。また、テクニカルサポートが電話に応答するまでの時間は「1秒」です。
早朝深夜を問わず、インシデントに素早く対応します。
エクストランスの運用管理・監視サービス for Cloud
企業規模に合わせた柔軟な運用・監視方法が選択できるネットワーク監視サービスです。各種ミドルウェアレベルの運用監視も可能。さらに、一定の基準をクリアしたエンジニアのみ24時間365日運用監視を行います。
System Answer G3
企業規模やサービスの拡大に柔軟に対応できるネットワーク監視ツールです。システムの設計から運用・監視までトータルサポート。また、既存監視ツールを利用し、運用サービスのみ導入することも可能です。顧客の要望に合わせた柔軟なカスタマイズが行えます。
4U CLOUD
4台の仮想サーバが付いたネットワーク監視サービスです。サポートは、10件/月のチケット制。月額料金に含まれます。障害検知時はお客様へメールでお知らせ。発注後3営業日以内に導入完了です。リソース追加やさまざまなオプションは別料金となっています。
STクラウドサーバー
サーバの運用・監視を提供するサービスです。先進の仮想化技術を採用しており、顧客データは国内にある先進のデータセンターに保管されます。豊富な運用経験をもつ専任スタッフが、運用・監視を行います。また、企業規模に合わせたプランを提供。
クラウド型ネットワーク監視製品の選び方
クラウド型ネットワーク監視製品の選定ポイントを解説します。
システムを使う目的を明確化
ネットワーク監視製品を導入する目的を明確化しましょう。目的が明確でなければ選定基準が曖昧になり、自社の要件に沿った製品が選べません。ネットワーク監視製品は目的別に以下の3つが挙げられます。
- 死活監視
- サーバやネットワーク機器の動作を監視
- 経路・遅延監視
- ネットワーク利用時のレスポンスを監視
- 状態・リソース監視
- 機器の状態を把握するためリソースを監視
たとえば、ネットワーク障害や機器の性能低下などに迅速に対応したい場合は「経路・遅延監視」の製品を選ぶ必要があります。一方、ネットワーク障害などの対応が必要でない場合は「死活監視」の製品を選定すると良いでしょう。
エージェントレス監視の有無
ネットワーク監視製品を導入する際、エージェントレス監視の有無を確認しましょう。エージェントレス監視は、システム停止・対象機器ごとにエージェントプロジェクトをインストールする必要がありません。また、エージェントレス監視には以下のメリットがあります。
- ■監視対象サーバへの負荷が少ない
- ■監視対象ごとのライセンス費用が不要
ネットワーク拡大の可能性や、簡単に導入を行いたい場合、エージェントレス監視かどうかは重要です。
カスタマイズの有無
カスタマイズできるかどうかも、ネットワーク監視製品を導入する際の選定ポイントです。ネットワークの構成は企業規模や業務内容、コンプライアンスの変更などで大きく異なります。業務内容の変更により、製品の基本機能では対応できなくなることもあるでしょう。
また、過去のネットワークの構成や業務形態、経営計画の変更が多いかどうか確認してみてください。変更が多いようであれば、カスタマイズができる製品は選定基準の1つといえるでしょう。
さらに、カスタマイズによってネットワーク監視の運用効率化を期待できます。監視レポートを分かりやすい仕様にカスタマイズすると、適切な運用につながるでしょう。
クラウド型ネットワーク監視製品で、セキュリティを強化!
クラウド型ネットワーク監視製品の導入ポイントは以下のとおりです。
- ■製品導入の目的の明確化
- ■エージェントレス監視があるかどうか
- ■カスタマイズできるかどうか
また、製品導入の際は、組織編成などによるネットワーク規模を考慮したツールを選ぶことが大切。クラウド型ネットワーク監視ツールで自社の情報セキュリティ強化を図りましょう。