資料請求リストに製品が追加されていません。


IT製品の比較サイト|ITトレンド

資料請求リスト

資料請求
0件
  • ホーム
  • カテゴリーから探す
  • ランキングから探す
  • 記事を読む
  • セミナーを探す
  • はじめての方へ
  1. IT製品 比較TOP
  2. 会計
  3. 法人向け会計ソフト
  4. 法人向け会計ソフトの関連記事一覧
  5. 在庫と会計の関係性とは?棚卸資産の評価方法と注意点も解説

在庫と会計の関係性とは?棚卸資産の評価方法と注意点も解説

Share
Tweet
Hatena
Pocket
2020年04月28日 最終更新
法人向け会計ソフトの製品一覧
在庫と会計の関係性とは?棚卸資産の評価方法と注意点も解説

在庫は、倉庫に保管されている物で、会計とは無縁であると考えていませんか。適切に会計処理を行うには自社の在庫を正しく把握し、棚卸資産として評価する必要があります。

そこでこの記事では、在庫と会計の関係性から棚卸資産の計算方法・評価方法、棚卸資産を扱う際の注意点まで幅広く解説します。業務への理解を深める参考にしてください。

この記事は2020年4月時点の情報に基づいて編集しています。

法人向け会計ソフト の製品を調べて比較
製品をまとめて資料請求! 資料請求フォームはこちら
法人向け会計ソフトの資料請求ランキングで製品を比較! 今週のランキング第1位は?

在庫と会計の関係性

損益計算書において、売上原価は以下の計算式で算出されます。

  • ■売上原価 = 期首在庫(商品棚卸高) +当期商品仕入高 -期末在庫(商品棚卸高)

上記の式から、在庫が売上原価を左右することが分かります。たとえば、期末在庫が増えると売上原価は小さくなり、利益は大きくなります。

この関係性を利用して、期末在庫を故意に多くカウントして売上原価を減らし、利益を膨らませて見せるといった粉飾が行われることも珍しくありません。適切な会計を実現するには、正しく在庫を把握してこうした問題を排除する必要があります。

ちなみに、会計では在庫を棚卸資産と呼びます。具体的には以下のものが棚卸資産に該当します。

  • ■通常の営業により販売するために保有する財貨:商品、製品など
  • ■販売を目的として現在製造中の財貨・用役:仕掛品、半製品など
  • ■販売を目的として財貨・用役を製造するために短期間に消費される財貨:原料、部品など
  • ■販売活動や管理活動に消費される未使用の財貨:消耗品、備品、工具など

棚卸資産の計算方法

棚卸資産の計算方法には継続記録法と棚卸計算法の2つがあります。それぞれの概要を見ていきましょう。

【継続記録法】
継続記録法は、仕入や販売に伴う在庫の変動が起きるたびに、受入数量や払出数量、在庫数量を帳簿に記録する方法です。帳簿には常に最新の状態が反映されることになります。期中でも在庫を把握できるのがメリットです。
ただし、盗難や記録ミスによって帳簿と実際の状況に乖離が生じることもあります。また、記録する対象が多いため手間がかかるのが難点です。
【棚卸計算法】
期中に棚卸資産の受入数量・繰越数量のみを記録する方法です。販売に伴う在庫の変動は記録しません。その代わり、期末に実地棚卸を行って把握した期末在庫を、期首繰越数量と受入数量の和から差し引いて払出数量を算出します。
この方法は、盗難や紛失によって失った在庫も払出数量として計上されるのが難点です。ただし、継続記録法より期中の記録量は少なく、管理負担が軽いのがメリットといえます。

棚卸資産の評価方法

在庫を把握したら、期末にはそれらの在庫金額を評価しなければなりません。そこで、棚卸資産の5つの評価方法を解説します。

個別法

対象の在庫を購入した際、個別の価格を在庫金額とする方法です。シンプルで分かりやすいのがメリットといえます。

しかし、個別法では購入価格が異なるものはすべて区別して評価しなければなりません。したがって、大量に保有する在庫に適用するには不向きです。不動産や自動車など、ひとつひとつが高額な商品の在庫を評価するのに用いられます。

先入先出法

先に仕入れたものから先に販売していると見なして評価する方法です。

たとえば、1月にある商品を1つ100円で10個、2月に同商品を1つ150円で5個仕入れ、3月に12個販売したとしましょう。このとき、3月に販売された12個は「1月に仕入れた10個+2月に仕入れた2個」と見なされます。同様に、残った3個はすべて2月に仕入れられたものと見なされます。

したがって、残った3個の価格は「150円×3個=450円」です。実際にはこの3個が1月に仕入れられていても、先入先出法では2月に仕入れられたものと考えます。

価格変動によって評価と実態に乖離が生じやすいため、価格変動が少ない商品の評価に適しています。

平均原価法

平均原価法は原価の平均値を算出し、それを基に期末の在庫を評価する方法です。主に以下の2種類があります。

【総平均法】
期首の在庫金額と当期に取得した在庫金額を合計し、在庫数で割ることで単位当たりの価格を算出する方法です。期末の在庫金額は、その単位当たりの価格を基に評価します。期末にのみ平均値を算出するため手間が少なく済みますが、タイムリーな状況把握には向いていません。
【移動平均法】
資産を購入するたびに、購入直前の在庫金額と購入金額を合計し、購入後の在庫数で割ることで平均単価を算出する方法です。期末時には、最終的な平均単価を基に在庫金額を評価します。資産購入の都度計算が必要ですが、タイムリーに資産状況を把握できます。

売価還元法

期末在庫の売価に、原価率をかけて在庫金額とする方法です。たとえば、売価100円のお菓子の原価率が3割だった場合、そのお菓子の在庫金額は30円となります。

売価還元法のメリットは個々の商品について綿密な受払記録が必要ないことです。原価率が近い商品をまとめて商品グループごとに分類し、期末在庫の売価合計に原価率を掛けて、商品グルーブの在庫金額とすることもできます。そのため、大量の商品を扱うスーパーマーケットなどで採用されています。

最終仕入原価法

期末にもっとも近い仕入価格を基にして在庫金額を評価する方法です。非常に手間が少なく済みますが、実態と計算結果の間に大きな乖離が生じることもあります。

たとえば、期中に商品Aをずっと1つ100円で仕入れておきながら、期中の最後に仕入れた際の仕入価格が150円になったとしましょう。この場合、当該期中に仕入れた商品Aの在庫金額はすべて150円と見なされます。

このような性質があるため、価格変動の少ない商品に使われます。また、期末に偏って仕入れる商品にも向いているでしょう。

ちなみに、最終仕入原価法は法人税法における原則的な在庫評価方法とされています。一方、「棚卸資産の評価に関する会計基準」では、実態と記録に乖離が生じやすい最終仕入原価法は適用できないことになっています。

棚卸資産を扱う際の注意点

最後に、棚卸資産を扱う際の注意点を見ていきましょう。

税務署に評価方法を届け出る必要がある

上述した棚卸資産の評価方法のうち、どれを採用したのかを所轄の税務署に届け出る必要があります。一般法人の場合は、設立後の第1期の確定申告提出までに届け出ましょう。

合併によって設立された企業で、仮決算の中間申告をする場合は、その中間申告までに届け出ます。期日までに届け出をしなかった場合は、自動で最終仕入原価法が選択されます。

また、一度決めた評価方法を変更する際は、変更する年度の開始日の前日までに届け出ましょう。

在庫の個数と価値を見極める

帳簿上の在庫の個数と価値が、必ずしも実態を正確に反映しているとは限りません。たとえば、以下の要因で在庫の個数や価値が減ることがあります。

  • ■盗難や紛失、気化などによる在庫の減少(=減耗損)
  • ■経年劣化などによる在庫の価値の低下(=商品評価損)

減耗損は実地棚卸によって把握する必要があります。実際の数量と帳簿上の数量との差額は棚卸減耗損として処理しましょう。

一方、在庫の価値が低下し、購入時の原価よりも時価が小さくなった場合は、その差額を「商品評価損」として処理します。これを低価法といいますが、この場合においての時価は「正味売却額」となります。正味売却額とは、販売価格から販売に要するコストを控除した金額です。

在庫の会計処理を効率化するには、ソフトの導入検討を!

会計において在庫は棚卸資産と呼ばれます。棚卸資産の計算方法は以下のとおりです。

  • ■継続記録法
  • ■棚卸計算法

また、棚卸資産の評価方法は以下のとおりです。

  • ■個別法
  • ■先入先出法
  • ■平均原価法
  • ■売価還元法
  • ■最終仕入原価法

こうした計算や評価には専門の知識が必要になりますが、会計ソフトがあればその負担を軽減できます。在庫の会計処理を効率化するため、会計ソフトの導入を視野に入れてはいかがでしょうか。

法人向け会計ソフト 製品を調べて比較
製品をまとめて資料請求! 資料請求フォームはこちら
法人向け会計ソフトの資料請求ランキングで製品を比較! 今週のランキング第1位は?
こちらもおすすめ!
会計ソフト 選び方ガイド
製品を選ぶときのポイントがわかる!
どんな企業が導入すべきかがわかる!
お役立ち資料ダウンロード
選び方ガイドのダウンロードはこちら

このカテゴリーに関連する記事

IFRSとは?日本基準との違い・メリット・注意点をわかりやすく解説

IFRSとは?日本基準との違い・メリット・注意点をわかりやすく解説

流動資産とは?その種類や分析のコツについてわかりやすく解説!

流動資産とは?その種類や分析のコツについてわかりやすく解説!

ROAとROEの違いは?それぞれの計算式や目安をわかりやすく解説

ROAとROEの違いは?それぞれの計算式や目安をわかりやすく解説

法人向け会計ソフトを比較!人気ランキングや選び方のポイントも解説

法人向け会計ソフトを比較!人気ランキングや選び方のポイントも解説

手形取引とは?メリット・デメリットや動向も合わせて解説

手形取引とは?メリット・デメリットや動向も合わせて解説

会計監査とは?具体的な内容から監査を受ける際のポイントまで解説

会計監査とは?具体的な内容から監査を受ける際のポイントまで解説

会計帳簿をエクセルで作成する方法を紹介!ソフトを使うべき?

会計帳簿をエクセルで作成する方法を紹介!ソフトを使うべき?

現金出納帳の基本を公開!書き方からポイントまで徹底解説

現金出納帳の基本を公開!書き方からポイントまで徹底解説

無料で使える!会計ソフトのおすすめ5選を比較!選び方は?

無料で使える!会計ソフトのおすすめ5選を比較!選び方は?

IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「在庫と会計の関係性とは?棚卸資産の評価方法と注意点も解説」というテーマについて解説しています。会計ソフトの製品導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。

お役立ち資料ダウンロード
会計ソフト
基本情報から選ぶ時のポイント、ITトレンドおすすめの製品情報をまとめてご紹介します。
関連製品・サービス
日本オラクル株式会社
日本オラクル株式会社
追加
財務基盤にOracleの信頼性を!「Oracle NetSuite」
国内外で20年間に21,000社超の導入実績。 Oracleサポートの信頼性。 多くの中堅・中小企業、スタートアップに選ばれる「Oracle NetSuite」
弥生株式会社
弥生株式会社
追加
売上実績No.1!記帳の自動化で会計業務を効率化!弥生会計 21 ネットワーク
すぐに使い始められ、各種集計、決算資料も簡単・ラクラク作成! クラウドとAIで入力作業を大幅に効率アップ。
株式会社ビジネスブレイン太田昭和
株式会社ビジネスブレイン太田昭和
追加
上場企業の経営管理を効率化するACT-NetPro
適切な判断・行動につなげるための経営会計情報システム。現場から経営にいたる各管理層が必要な会計情報をタイムリーに捉えます。
富士通Japan株式会社
富士通Japan株式会社
追加
中堅市場シェア№1経営基盤としての会計システムへ変革【GLOVIA iZ 会計】
明細管理、操作性、柔軟性の3つのコンセプトを軸にした経営基盤をご提供致します。一般会計を基本機能として、各業務をオプションで追加することも可能です。
株式会社ミロク情報サービス
株式会社ミロク情報サービス
追加
年商5億以上に最適♦財務会計システム「MJSLINK NX-Plus 財務大将」
中規模・中小企業向け業務パッケージ。スピーディーな経営情報の共有と、制度会計・管理会計を中心とした多彩なオプション群が経営を最適化します。
freee株式会社
freee株式会社
追加
【100名以上の会社~】業務効率化から経営の見える化までクラウドERP freee
日々の経理はもちろん、現場社員の行う申請から会計帳簿/経営レポートの作成まで圧倒的に効率化。経営状況がリアルタイムに見える化されるため、迅速な経営意思決定をサポート。
株式会社マネーフォワード
株式会社マネーフォワード
追加
上場企業の経理をもっとスマートに! マネーフォワード クラウド会計Plus
「マネーフォワード クラウド会計」の利便性はそのままに、内部統制機能をPlusしてもっと経理をスマートに。IPO準備や上場企業の効率化を支援します。
鈴与シンワート株式会社
鈴与シンワート株式会社
追加
すべての業務とつながるひろがる「奉行クラウド」勘定奉行クラウド
取引入力の自動化、経営状況をリアルタイムに把握、決算・消費税申告をスムーズにすることを実現します。クラウドであることを感じさせない操作性、スピード感、十分な機能性を備えています。
株式会社ミロク情報サービス
株式会社ミロク情報サービス
追加
年商5億以上に最適♦経営管理マネジメント[Galileopt NX-Plus 財務大将]
PDCAをダイナミックに動かし経営目標達成へ。勘定科目や科目体系、計算構造、帳票様式など導入企業のビジネスロジックに合わせたカスタマイズが可能です。
株式会社オービック
株式会社オービック
追加
会計を軸に全社業務を俯瞰OBIC7会計情報ソリューション
ERPの根幹である会計情報システムが、豊富な業界ソリューションとの連携により、全社業務の状況を俯瞰。早期の課題解決で経営効果に貢献します。
株式会社ビジネスブレイン太田昭和
株式会社ビジネスブレイン太田昭和
追加
会計プロフェッショナルの力を、ここに結集ACT-Potentia
定評ある共通基盤・開発基盤上に豊富な機能を搭載。 柔軟性や拡張性にも優れた会計パッケージです。
株式会社ビジネスブレイン太田昭和
株式会社ビジネスブレイン太田昭和
追加
会計データを統合管理する仕訳HUB
企業グループにおけるさまざまな基幹システムと連携し、上流システムで発生する取引情報、あるいは仕訳情報を集約し、会計システムが要求する仕訳データを一元的に作成し受渡すシステムです。
資料請求ランキング
1月25日(月) 更新
第1位
  • 売上実績No.1!記帳の自動化で会計業務を効率化!弥生会計 21 ネットワーク
  • 弥生株式会社
第2位
  • 上場企業の経理をもっとスマートに! マネーフォワード クラウド会計Plus
  • 株式会社マネーフォワード
第3位
  • すべての業務とつながるひろがる「奉行クラウド」勘定奉行クラウド
  • 鈴与シンワート株式会社
一覧を見る
  • ログイン
  • 新規会員登録
ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
新着記事
  • 法人向け会計ソフトを比較!人気ランキングや選び方のポイントも解説
    経理処理を効率化する会計ソフトですが、大企業は...
  • クラウド会計ソフト10選を徹底比較!メリットや選定ポイントも解説
    近年、クラウド会計ソフトが主流になっています。...
  • インストール型会計ソフトとは?クラウド型との比較・製品紹介も
    会計業務の効率化において会計ソフトは欠かせない...
  • 連結会計システムとは?製品比較から連結会計の効率的な処理方法も!
    連結会計とは、グループ企業全体を1つの会社とと...
  • 流動資産とは?その種類や分析のコツについてわかりやすく解説!
    流動資産とは、何を指す言葉なのでしょうか。固定...
  • クラウド型会計ソフトのセキュリティは不十分?安全性を徹底解説
    さまざまな点でメリットの多いクラウド型会計ソフ...
  • 会計ソフトへのAI導入の効果とは?運用方法も解説!
    近年、様々な分野で注目を集める「AI」。会計ソフ...
  • 手形取引とは?メリット・デメリットや動向も合わせて解説
    手形取引の概要を知っていますか。取引相手から手...
  • 法人の決算時期はいつにすべき?4つのポイントを考慮して決めよう!
    法人の決算時期は自由に決められますが、考慮すべ...
  • 「経理業務を改善する方法」がまるわかり!おすすめツールも徹底解説
    経理業務は、ルーチンワークが多く外部への影響度...
ページトップへ
ITトレンドについて
ITトレンドとは|
ご利用規約|
レビューガイドライン|
プライバシーポリシー|
クッキーポリシー|
運営会社|
サイトマップ|
お問い合わせ|
IT製品を探す
カテゴリーから探す |
ランキングから探す
IT製品を知る
用語集
IT製品を掲載する
掲載について
関連サービス・サイト
BIZトレンド |
List Finder |
Urumo! |
Seminar Shelf

Copyright (C) 2021 IT Trend All Rights Reserved.

法人向け会計ソフトの製品をまとめて資料請求
資料請求フォームはこちらplay_circle_outline
0件の製品が資料請求リストにあります。
リストの製品に資料請求するplay_circle_outline すべての製品に資料請求するplay_circle_outline