【総合シェアTOP5】レビュー × ランキングで見る人気製品
まずは、レビュー件数のシェアと資料請求ランキングから、2026年の人気製品を紹介します。レビューは導入企業の評価が表れるデータ、ランキングは検討企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年のBCP対策システムはレビュー件数のシェアでエマージェンシーコールが99%を占めます。一方、週間の資料請求ランキングは1位がimatome(イマトメ)、2位がウェザーニュース for businessで、エマージェンシーコールは4位です。口コミは1製品に集中し、検討段階ではレビューのない製品が上位に並ぶ点が特徴です。
次のグラフは、レビュー件数のシェアTOP2です。その下の表の総合順位は、レビューシェアと資料請求ランキングの順位の平均で並べています(TOP5外は6位として計算)。
| 総合順位 | 製品名 | レビュー件数シェア | 資料請求ランキング | 総合評価の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Bois/防災情報提供サービス | 1%未満(2件) | 3位 | 口コミは2件と少なめで、災害時の情報収集や被害の予測に役立つ点が評価されています。 |
| 2位 | エマージェンシーコール | 99%(261件) | 4位 | 50〜299名の企業の口コミが半数超で、複数の連絡先に届く安否確認の手軽さが好評です。 |
| 3位 | imatome(イマトメ) | ー | 1位 | レビューはまだありませんが、週間の資料請求ランキングで1位に入っている製品です。 |
| 4位 | ウェザーニュース for business | ー | 2位 | レビューはまだありませんが、資料請求ランキング2位で検討企業の関心を集めています。 |
| 5位 | NetSuite | ー | 5位 | 口コミを他カテゴリと共有するため集計外ですが、資料請求ランキングで5位の製品です。 |
※「レビューシェア」は、2026年10月までにITトレンドへ投稿されたレビュー263件に占める割合です。
※「ランキング」は、資料請求数にもとづく週間ランキング「ITトレンドの資料請求ランキング(2026-10-12更新)」です。
※複数のカテゴリに掲載され、口コミを共有している製品(NetSuite)は、他の用途の口コミを含むため集計から除いています。
レビューとランキングを掛け合わせると何がわかる?
- ●レビューが多い=「導入後の使い心地が語られている製品」
- ●ランキング上位=「いま資料請求の候補に挙がっている製品」
- ●両方で上位=「導入前の関心と導入後の評価がそろう製品」
BCP対策システムでは、レビューのある2製品が、どちらも資料請求ランキングの5位以内に入りました。エマージェンシーコールはレビューの大半を集めて4位、Bois/防災情報提供サービスはレビュー2件で3位です。一方、ランキング1位のimatome(イマトメ)と2位のウェザーニュース for businessには、まだレビューがありません。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
週間ランキングより長い期間の資料請求数をもとにした月間ランキングで、いま比較されているBCP対策システムを確認できます。
BCP対策システムの市場規模は?
BCP対策のうち、データのバックアップと復旧の分野については、調査会社のITRが市場規模を発表しています。同社によると、国内のバックアップ/リカバリ市場は2025年度に約584億7,800万円で、前年度比9.7%増でした。2030年度には1,000億円に達すると予測されています。安否確認などを含むBCP対策システム全体の数字ではありません。
ここからは、ITトレンドのレビューと資料請求ランキングから、製品ごとの動きを見ていきます。
[分析]2026年のBCP対策システム市場で起きている3つの変化
ここでは、ITトレンドの資料請求ランキング(2026年10月12日更新の週間ランキング)、上位製品のタイプ、レビューとの関係から、市場の動きを整理します。
1.週間ランキングの上位2製品は、口コミのない製品
週間ランキングで1位のimatome(イマトメ)と2位のウェザーニュース for businessは、どちらもITトレンドにレビューがありません。ランキングに並ぶ6製品のうち、レビューシェアの集計対象で口コミがあるのは3位と4位の2製品だけです。導入後の評価がまだ見えにくい製品にも、検討企業の関心が向いていることがうかがえます。
2.規模を問わず使えるクラウド型が中心
製品一覧の掲載内容を見ると、総合TOP5の5製品すべてがクラウドに対応しています。対象の企業規模は4製品が「全ての規模に対応」で、Bois/防災情報提供サービスは「250名以上」です。参考価格を金額で示すのは2製品で、残る3製品は「別途お問い合わせ」でした。規模を問わず使えるクラウド型を、資料で料金を確かめながら比べる形が中心といえそうです。
3.口コミは安否確認の1製品に集まり、2025年以降の投稿はない
レビューの大半を集めるエマージェンシーコールは、直近30件の口コミが2023〜2024年の投稿で、50〜299名の企業が半数を超えます。評価されているのは、メールや電話など複数の連絡先に安否確認が届く点です。Bois/防災情報提供サービスの口コミも2022年の2件で、カテゴリ全体で2025年以降の投稿はありません。導入済みの声は安否確認に偏り、いま資料請求が集まる製品の評価はまだ見えにくいことがうかがえます。
シェア上位製品はどれを選ぶべき?タイプ別のおすすめ
- ■従業員の安否確認を、メールや電話で手軽に行いたい企業
- エマージェンシーコール
- ■災害情報の収集や被害の予測にも取り組みたい企業
- Bois/防災情報提供サービス
- ■レビューはなくても、資料請求で上位の製品から比べたい企業
- imatome(イマトメ) / ウェザーニュース for business
同じBCP対策システムでも、口コミで評価されている用途は安否確認と災害情報の活用に分かれ、自社に合う製品は変わります。改善点では、初期設定や連絡先の変更に手間がかかる、通知メールが迷惑メールに振り分けられる、といった声も見られました。特に、連絡先の登録・変更のしやすさと、通知が確実に届く仕組みは、資料やデモで確認しておきたいポイントです。
レビューとランキングをどう活かす?シェアを見るときの注意点
- ●レビューシェアは利用企業の数ではなく、口コミの集まり具合を示す目安
- ●週間ランキングは短い期間の動きのため、月間ランキングとあわせて見たい
- ●レビューの大半が1製品に集まり、ほかの製品は口コミが少ないか、まだない
レビューシェアとランキングは、候補を絞り込むための材料として役立ちます。BCP対策システムの口コミは2024年までの投稿にとどまるため、現在の機能や料金は資料で確かめましょう。最終的には、自社の拠点の分布や連絡したい対象、災害時の運用体制に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合うBCP対策システムを比較検討しよう
この記事では、レビュー263件と資料請求ランキングをもとに、BCP対策システムの人気の傾向を紹介しました。気になる製品は資料請求して機能や料金を一覧で比較し、自社の備えに合う製品を見極めましょう。
以下の記事では、BCP対策の策定方法や必要性に加えて、おすすめのシステムを紹介しています。あわせてご覧ください。

